坂道と倉木の奇跡
前回のエピソードで話した通り、倉木は人と違うことをしてしまう性分だし、しかもある時からそうしなきゃいけないという
変なプレッシャーを自分でかけていたという話をしたんですけど
そんな倉木ね、多分またとはもうないようなことなんだけど
訳あって、そんな考えが全くなくなったことがあるんですよ。それがね、坂道のこと縁ができて
坂道を応援するようになって、坂道なんかまさに市民権を得ているものですよ。
そういったものに傾倒するような倉木じゃないからね。でも、応援しないわけにはいかないわけですよ。
で、応援し始めますよね。
どんどんハマっていってね。
こういうことはないと思いますよ。
やっぱり人と違うことをしたい倉木としては違和感はあるから、普通やめるはずだから
最初ちょっといいと思っても、なんか倉木に合わないなと思って。
でもそんなことを思う余裕すらなかったんですよね。とにかくいろいろ動画見るので必死で。
だから倉木にとっては本当ね、奇跡的なことなんですよ。
稀なことって稀にはあるもんですよ。宝くじなんて当たりませんよ、当たりませんけど
2億3億、当たる人も稀なことは稀にあるもので、当たる人っているんですよ。倉木もそういうことなんですよ。
で、倉木が応援してたようなものって世間とずれてるからね、そんな世間から称賛されるようなこともないし
世間とずれた道をね、我が道を進んでるって感じでいたんだけど
坂道の場合は全く今までの趣味とは別だから
まあレコード大賞は取るわ。紅白には出るわで。
まあありとあらゆるところのテレビ番組に出るわで。
で、人気番組にも出るし。
いろんなショーレスでいいの撮るしで。
トレンドのドラマには出るわ。
正月の特別番組には出るわでね。
坂道じゃなかったら嬉しいとは思わないと思うんですよ。
やっぱり倉木にはないなと。
坂道だったから単純に嬉しいなと思えたんですよね。
そうやってね、ショーレスで勝つようなものって倉木はね
別に、そっか、このグループこれも人気出てしまったんだと思って
ニッチャムなんかもそうですよ。
強くなってファンが増え始めたあたりで応援するのは何故かやめちゃうんですよ。
そうやってね、人気あるものは倉木は好きじゃなかったんですよ。
でもね、好きも好きじゃないもん何も。
応援せざるを得ないから坂道の場合。
だからそういう意味でこんなことはもうないだろうなと思うんですよ。
こんな自分が応援してたものがね、それだけ世間のマジョリティに認められる。
で、マジョリティと趣味が合う。
そういうものってだから、うーん、なんだろうな
前だったら世間の人と同じものを応援してる。
そんなの気持ち悪いのに。
応援の喜び
なんかね、それはいけないなって思ってしまうんですよ。
倉木に合わないなって思ってしまうんですよ、変なプレッシャーをかけて。
だから自分が好きなものがみんな好きだっていうこの感じ
この快感ってもう二度と味わうことはないんだと思いますね。
で、誰もが認める人気グループになる感じ。
今まではそうじゃなかったですもんね。
倉木がどんなにね、このアーティストすごいなと思って倉木でカラオケでね、一生懸命歌ってもね、その良さなんてなかなか伝わらず
どんなに倉木が何回聞いてても
周りの人にはこの曲の良さは伝わらず
で、歌番組なんか見ながら
いや絶対こっちの方がいいのになーなんて自分の中で思ってても
無駄な抵抗だし
ずっとそういうね、悔しい思いをしてきたから
そのね、ハングリー精神をバネにね、やってきたようなもんだけど
坂道の場合ね
もちろんハングリー精神は出ないんだけど
自分なんか応援しなくてもいいわけだし
でもね、これも全く奇跡的なんですよ
でも縁のある子が坂道にいるとなれば
それは応援するだろうがないでしょ
だからそのモチベーションもあるし
ということで、いろんな条件が重なって応援し続けてこれているわけですよ
今日なんかもね、桜坂が新曲出したってPB見たりしてましたしね
こうやって応援できるのも幸せだと思いますよ
なかなかだから、こういうことなんてなかなかっていうかもう二度とないだろうから
しかも奇跡的なのは乃木坂だから
だからね、乃木坂、桜坂、日向坂
っていうこの坂道グループだから応援できたんですよ
ちなみに吉本坂も応援してたけど
もし他のアイドルグループの子だったら縁ができたメンバーがね
これはどうかわかんないね
まあ曲にしろメンバーにしろ
ちょっとね違ったんですよ
まあこれ引きして見てるっていうふうに思うか思うかもしれないけど
違うんですね
まずキャプテンから違ったし
ちょっと今までの倉木が知ってるアイドルとは違うなと思ったんですよ
それではしたっけ