1. 元政治学者の どこ吹く風
  2. 岸田ウォッチング ②|2021.11..
2024-06-10 13:44

岸田ウォッチング ②|2021.11月 負けなかった総選挙 ¥100

8 Mentions
spotify apple_podcasts amazon_music

【Voice: Free, Transcript: Fee】すべての音声を無料プレビューで聴くことができます。LISTENで購入すると文字起こしの閲覧とコメントができます。

2024年9月。再び、自民党総裁選で動きが出そうです。

そこで、3年前を知っておくことには少なからず意味があるように思います。

岸田総理の3年間を、過去の音源で振り返るシリーズです。

シリーズ開始!

岸田ウォッチング ①|2021.10月 岸田総裁誕生

岸田ウォッチング ②

2021.11月 負けなかった総選挙

2021年11月の「岸田ウォッチング」の収録音源が紹介されています。タイトルは「負けなかった総選挙」です。岸田政権や岸田さんの人物像、過去の総選挙の結果や野党連携についての話が含まれています。第2話では、「2021年11月 負けなかった総選挙」の内容に言及しています。

目次

岸田ウォッチングの始まり 00:00
岸田ウォッチングの展開 02:03
野党連携の課題 04:08
岸田氏の政治家としての能力や政治家としての動向 09:20

 

このエピソードで取り上げた過去音源です

2021年11月26日オンエアの音源です。

2021年 11月
岸田総理誕生から総選挙へ。
負けなかった岸田自民党。
維新とれいわが躍進。
立憲・共産は苦戦。

episode42|2021.11.26 OnAir|60's memories AREA37

元音源からの文字起こし(抜粋)をnote記事にまとめました。

岸田ウォッチング ②|2021.11月 負けなかった総選挙|note記事

さて、先月、自民党総裁選の話。その結果ですね、岸田総裁、岸田総理大臣が、首相が誕生したわけですけど、その下で総選挙が行われました。……..

10月31日に投開票が行われました。結果ですね、これ先月お話したんですが、自民党は過半数いくいかないあたりが一つの焦点ですかなんて言ってたんですが、マスコミもそんなこと言ってたんですけど、すべてみなさん外れまして。与党は減らしたんですね、

自民党と公明党の今連立政権ですけど、与党は減らしたんです。12議席ぐらい減らしたんですかね。減らしたんですけども、野党は増えてるんですが、ところが野党第一党の立憲民主党は減らしたということですね。野党の中で特に伸びたのが、維新の会ですね。

維新が伸びたということで、これをどう見るかっていうのは結構大きな焦点だと思ってます。それかられいわ新選組っていうね、小さな政党ありますけれども、あれも1議席から3議席に、これはもう3倍ですから、議席数としてはね。本当は4議席目も取れたはずなんですが、事情があって4議席目は失ってしまったんですけれども。

このあたりの状況も少し後半お話していきたいんですが、まず自民党は勝ったというより負けなかったということなんですが、これなんでかということなんですが。

一つはやっぱり自民党総裁選を受けて岸田内閣になって、……..久しぶりに保守本流の政権に戻ったということに対して、やっぱり経済としては結構、肯定的に反応が起きたということで、株価も下がらずむしろ上がったとかね、いうことがあるわけで、世界的にもやっぱり日本のいわゆるちょっと安定した政権に期待するような感触が出たっていうのは一個あるのかなと思います。

それともう一つは、やっぱり自民党が負けなかった、与党が負けなかったっていう最大の要因は、やっぱり野党が、政権の受け皿として、非常に有権者にまで響かなかったということがやっぱり大きいんじゃないかなと思います。そのことがいわゆる立憲民主党ですね。これ議席伸ばすと言われてたのに、大きく減らしてしまったということに現れてるわけです。

一応、議席数ちょっと見とくと、……..出口調査の結果とか踏まえて選挙予測が出るんですが、そのときはもう自民党はある程度負けて、過半数をなんとか維持するみたいな形で、立憲民主党は伸びるという予測をすべてのマスコミが行ったにもかかわらず、一晩明けて蓋を開けると、自民党が競り勝って一人区でね。立憲民主党は競り負けていくという形になってたわけですね。

共産党は十二議席が十議席ということで、今回、立憲民主党・共産党の連携ということが一つ。野党の候補の一本化。これは選挙に勝つために一本化したにもかかわらず、立憲民主党と共産党は減らしているというあたりをどう評価するか。

ここに対してやっぱり有権者の支持は得られなかったということは、率直に見る必要があるだろうと思うんですよね。だから連携が悪いっていうふうに言ってるわけではないんですけども、ここをどう捉えるか。中身含めてですね。

それからもう一個、これやっぱり大きいですね。維新の会ですね。これが十一議席だったのが四十一議席です。4倍近い。大躍進なんです、これはね。立憲民主党が96で維新が41ですから、半分とは言わないまでもね。共産党が12で維新が11だったのが、共産党が10で維新は41ですから、共産党の4倍の勢力になったってね。

これはやっぱり一番大きな変化です。なぜ維新は勝ったのかっていうね。平成維新の会ですね。これはなぜ勝ったのかっていうこと。特に大阪中心に圧勝なんですけれども、これをどう見るかっていうことです。

それから国民民主党っていうのがありました。ここ地道にやっぱり頑張って、それなりに受け入れられてきたんでしょうね。8議席が11議席になってきました。今後の野党連携を考える上で、やっぱり国民民主党の動きっていうのは非常に重要だと思ってます。

それかられいわ新選組ですね。ここが1議席だったのが3議席です。これも大躍進だと思います。実際には4議席の得票があったということなんですが、候補者がうまく整ってなかったということで、1議席は次点に譲ったみたいな話がニュースになってましたけども。

社民党ですね。かつての野党第一党、社民党は1議席ということで、もう見る影もないと。

立憲民主党は今後、社民党と同じ道をたどるのか。それとも政権の受け皿として再生していくのか。

続編はこちら

岸田ウォッチング ③|2022.4-6月 下がらぬ支持率、安全運転で何もせず。

スクロール
このエピソードは有料です

内容を聴くには、エピソードを購入してください。

無料プレビュー

価格: ¥ 100