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2022-04-11 25:23

第九十三回 日記祭たのしかったね〜〜〜!──好きでやっていることをわざわざまじめにやる意味

下北沢BONUS TRACKで開催された日記祭りの帰り道、最後の力を振り絞っての録音。なんだかんだこういうのがいちばん面白いんじゃないかと思う。

00:30
はい、こんにちは、ポイエティークRADIOです。
お相手は、私、柿内正午と奥さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
今日これ音入ってるかな?
これからたぶんゴロゴロいってるんじゃないかな?
このゴロゴロがさ、ずっと入っててさ。
で、僕今もう声が小さいじゃない?
うん。
大丈夫かな?
まあ、今最初の方だからまだちょっと気合い入ってるけど。
そうだね、こっからね。
たぶんだんだんシュンってしていく。
まあ、いいでしょう。
それはそれで臨場感ってことで。
今はですね、4月の10日日曜日。
はい。
まあ、21時ぐらいですよ。
はい。
今このガラガラは何かと言うとですね。
はい。
あの、下北沢のボーナストラックってね。
日記祭りというのがありまして。
はい。
まあ、そこで日記の本を売ったりしてたんですけれども。
まあ、そのこう、備品だったりね。
残った在庫だったりを。
はい。
スーツケースに入れて、まあガラガラと引きずりながら。
はい。
家に帰っていると。
はい。
まあ、そういうようなところですよ。
はい。
いやー、晴れてよかったですね。
晴れすぎだよね。
いやー、ボーナストラックの広場でね。
野外でね、そのブースを出して。
そこで本を売るっていうね、イベントだったんですけど。
まあ、久々の晴天。
ね。
26度ぐらいだったんでね。
はい。
だって、もともと僕、先週ぐらいはさ。
うん。
スウェット着ていこうかなって。
そうですね。
そこからこの一気にね。
もう汗だくですよね。
いやー。
おー。
わー。
大変でしたね。
大変でした。
というところでね。
はい。
まあ、そのこう、いろんな意味でね。
暑い1日でした。
はい。
超つまんないこと言っちゃいましたけど。
まあ、暑い中来てくれた人たち、ありがとうございます。
そう、本当にありがとうございます。
で、あのね、そのさ、日記屋月日さんっていうね。
はい。
日記の本の専門店がありまして。
そこの主催の初めてのイベントということで。
日記のお祭りということで。
03:00
日記の本がたくさん並ぶお祭りだったわけですけど。
はい。
ボーナストラックの広場自体は普通に広場だからね。
周りの飲食店さんの食べるテーブルだったりも出てて。
まあ、今日とかはすごいいい天気だったから。
昼時とかはね、みんなもうそりゃ美味しそうにビールを飲んだりとかしながら過ごしていて。
そこにこう、あの、ちらっとね、日記も見てくれるみたいな感じだと思っていたら。
いたが。
なんかみんな結構日記見に来てくれるんだよね。
うん。
すごいいい、なんか盛り上がりを感じたというか。
うん。いや、すごいいい人だったよね。
すごいいい人だった。
もともと今言ったみたいにいい天気だからお散歩しに行ってビールとか飲もうかみたいな人もいたからよりにぎわいがあったけれども。
なんかね、普通に日記祭りを楽しみに来た人がめっちゃたくさんいた。
うん。
だから日記ってすごいんだなって思って。
うん。
なんか自分で日記の本をたくさん作ってる人間が言うことじゃないですけど。
うん。
日記読みたい人こんなにいるんだっていうね。
うん。
なんなら売り上げ、文振りより良かったですからね。
うん。文振りに日記を読みたい人はそんなにいない。
そうそうそう。文振りは分散しちゃうけど、あそこには本気で日記を読みたい人しかいないからね。
日記の人しかいないからね。
ちょっとね、日記めっちゃ売れんじゃっていう気持ちになって。
あ、そう面白かったのは、こうパラパラっとサンプル見ながらさ、
2019年とかっていう人がいて、何年の日記かチェックするんだって。
そうなんだよね。
あれ初めて。
そう、日付チェック入るっていうの、あれ面白かった。
面白かった。
いつ頃の日記かっていうのがポイントになるっていうね。
ね。
あとね、文振りだと、僕はね、なぜか評論サブカルチャーのコーナーでさ、文振り出るじゃん。
なぜかね。
あそこだから、日記本だったらそれこそエッセイノンフィクションで出れば、多分周りに日記本たくさんあるんだけど、評論サブカルチャーにはないんだよ、日記本があんまり。
だから、日記本ですっていうところで独自自然が出せるわけ。
逆にだから、営業トークとしてブースに来た人に、日記なんですけどねっていうところから話せるんだけど、
今日逆にね、話すこと分かんなかったんだよね。
日記なんですけどって言っても、そりゃ知ってるよねっていうところで。
そうだね。
何を話せばいいんだろうって思って。
なるほどね。
そう。
評論、何?
評論のフリしてる。
評論のところでフリストってついてるから、
濃厚かなって思って違うんかいってなるみたいなのないからね。
ないからね。
06:00
すごいそれは面白かった。
営業トークの仕方が全然違うなっていうのも含めて、
本気で日記を読みに来る人たちにとって、
すごい何を求められてるんだろうっていうことを考えたなって。
面白かったですね。
はい。
やっぱり新しい即売会っていいよね。
これもちょっと話してたんだけど、
レザーフェスとかね、
アートブックフェアとかさ、
文振りもそうなんだけど、
回数が増えていくとシュッとしていくじゃん。
てかほぼプロじゃんみたいな人が参入してきちゃうとさ、
ただの商談会みたいになっていくというかさ。
企業ブース的なものがね、
もう島ができてくるみたいな。
でも今回の日記祭りって新しいお祭りだからさ、
いろいろあったんだよね。
それすごいいいなと思った。
すごい黎明期のワクワク感。
だから今後8年ぐらいしたら、
日記祭りって国際フォーラムとかでやってると思った。
ビッグサイトとか。
そのぐらいのポテンシャルを感じた。
だから今後大きくなっていく、
そしてシュッとしちゃうかもしれない、
そういう可能性を感じたね。
だからすごいいいなっていうかね。
本を作るって楽しいなっていう。
とりあえずさ、
野外イベントって結構シュッとしづらいよね。
だから野外だったら良かったかもね。
みんなね、外でね。
日差しの下ね。
屋内でシュッとしてないイベントって、
みんながどう手探りな状態が
戸惑いとして漂うけど、
今日に関しては暑いなっていう団結があったからね。
真実として。
暑いですねっていう。
あとやっぱり外でやると、
うっかり来ちゃう人いるじゃん。
あれすごい気持ちいいよね。
言ってしまえばニッチな即売会でさ、
クローズドな場所だとさ、
ちょっと怖さが出るじゃん。
もう内輪感というかさ。
そういうのがなかったのも良かったなと思って。
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日記のその日記ってコンテンツ自体の風通しの良さもそうだし、
なんかすごい気持ちいいイベントだったなと思ってね。
良かったなって思って。
良かったですね。
色んな人が遊びに来てくれたりね。
楽しかったですね。
あとやっぱりフズクエのアクスさんとのトークもね、
インスタライブで聞いてくれてた方もちらほらといらっしゃったんで、
遠方の人たちにも含めて楽しめるイベントになってたっていうのは、
すごい嬉しいなって。
嬉しいなー。
すごい感謝の気持ちを届けたい時に、
交通量のあるね、道に入っちゃいましたけど、
負けないぞー。
そんな感じでいますよ。
というね、ところで。
ずっとこの炎電下の中、
一日いたんで、
もう疲れてるんですよ。
疲れてるんですけど、
この交通量に負けないように、
声を振り絞りながらね、
この後、3時間後くらいに配信される、
フォトキャストの録音をしていると。
なんなんだろうなっていうね。
ところでね、
ちょっとその話に行く前にもう一個別の話していい?
日記祭りの良い話。
日記祭りの良かったところは、
ずっと言ってるんだけど、
やっぱり一個ね、
自分の大したことなさというかね、
やっぱり僕ってそんなに
誰からも相手にされてないなっていう気持ちを
久々に新鮮に持てた感じがして、
それ嬉しいなって思って。
逆に言うと文庫売りとかだとさ、
周りに日記本売ってる人いないわけですよ。
だから、
自分の独自性を勘違いしちゃう。
日記本といえば書きない称号でしょっていう。
もちろん僕だけどっていう。
気持ちがどっかにあった。
今日日記祭りで、
さっきもエゴサとかしてたんですけど、
日記祭りで検索すると、
僕の本買ってない人がいるんだよ。
驚くべきほどに。
戦利品にいない。
戦利品に僕の本がない。
そんなことあるんだっていうね。
当たり前なんだけど。
そういうのも含めて。
改めて気づかされるっていうね。
いろんな川図鑑として、
日記本界隈っていうのが
井戸だと思ってたわけ、僕は。
だけど日記本界隈すら大海だったっていうね。
僕の井戸は本当に狭かったっていう。
その辺の水たまりみたいなもんだっていうことを
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よくよく思い知った感がある。
よかったなと思いました。
まるっ!
っていうのが一個言いたかったことで。
それは別としてね。
今この骨量に負けないようにさ、
一生懸命喋ってるんだけどもさ、
何のためにやってんだろうなって思うわけですよ。
わざわざさ、
もう疲れて一刻も早く
お風呂入って寝たいと。
そんなときにわざわざこのポッドキャストの録音をしてたね。
しかも日記本界隈行こうとしてるわけですよ、この後帰ったらさ。
なんか好きでやってることのはずなのに
体に悪くないみたいなことをね。
規則正しさってそういうことだっけみたいなね。
そうそうそうそう。ところがあって。
自分のなんていうのかな、
ある意味健康のためにやってるわけじゃん、日記本ポッドキャストもさ。
精神の健康とかね。
ずっとうつうつと家にこもるぐらいだったら
外に向けてね。ちょっとでも何かをっていう。
こうやってるわけだからさ。
具体的に肉体がヘロヘロのときにね。
わざわざ身体に鞭を打ってね。
録音したり日記を書いたりっていうのはさ。
一体どういうことなんだろうか。
思うよね。
なんかツイッターでそういうのね、あったんでしょ?
息抜きの趣味を義務化していってしまうのはむしろ精神に悪いっていう。
でもあれだね。
この話でいうと、あなたは出演禁止の教室を出演禁止のままにするタイプってこと?
今日の三田宗介の話ですか?
今日4月10日っていうのは三田宗介の不幸が出た日でもあるから。
僕は割と今日汚染痴なんですよ。
三田宗介、牧雄介の仕事によって僕は人格形成されているところがありますから。
僕は穂坂一史か三田宗介、牧雄介かっていう。
この2人によってだいたい全てができていると言って過言ではないので。
でもその時間の起源かなっていう本があって、
それはそれこそ牧雄介、ないし三田宗介がなぜ死というのは怖いんだろうかってことについて答えを出そうとした本なんだよ。
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今僕がすごい気になっているのは三田宗介が最後いざ本当に死ぬぞってなった時にどうだったかなって。
やっぱりそれでも怖くないって言えたんだろうかっていうのが聞きたい。聞けないんだけどね。
すごいそれが気になるなっていうふうに思ってますよ。
なんだっけ?ちょっと今話がずれちゃいましたけど。
三田宗介というか牧雄介名義での旅のノート柄っていうところに僕が好きな移設があってね。
スペインの大学かなんかに行った時に教室でフランスから来ている一人の女性がタバコを吸いだしたんだと。
でも教室には禁煙っていうポスターがデカデカと貼ってある。
どうすんだって思ったら。
どうすんだっていうのはそこでは女性に対して男性が何か物申すっていうのがちょっとタブー。
だからその文化的なタブーもありその場所に対するルールもあり。
タバコに板挟みされたときどうするの?
っていう時に先生はおまむらに禁煙の張り紙をビリビリに破いたと。
そして火を差し出したと。
そしてライターの火を差し出すということで解決したんだっていうね。
それはでも本当になんで禁煙かって言ったら
タバコが嫌いな人もいるからとかいろんな理由があるわけじゃない?
だけどその教室の人たちがみんな授業の合間に出演所で楽しくしてるの知ってたとかね。
いろんな条件が重なって
そもそもここで禁煙であるっていうことの
本来的な意味はあまりもうないんだっていうことを即座に判断して
一つのルールをないことにするっていう
これこそが僕は知性だっていう話をしてたんですけど
それで言うと僕は毎週ポッドキャスト更新とかね
毎日日記を書くっていうことを禁煙の張り紙のように貼って
何があってもそれを守ろうとしてる愚か者なんだと
そういうことを今奥さんは言いたいわけですね
そういう話になっちゃうんじゃないって思って
精神の健康のためにそれをやるぞっていうのを決めて
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でも今日あなたは日記祭でいろんな人と交流をして満たされている
そして体はヘタヘタである
ここも早く寝たい
これは矛盾してるんじゃないのか
非常に鋭い問いですね
非常に鋭い問いだと思います
でもヘタヘタだと習慣に従うよね
もう辞めるっていう方がコストがかかるっていうのはある
あともうちょっと真面目な話をすると
どちらかというと僕にとって
そもそもポッドキャストや日記がタバコを吸うことなんだよ
教室でそういうルールで
それってどういうことかっていうと
例えば当然無理しなくていいですよとか
いうのがある意味禁煙のコスターみたいなもんなんだよ
普通だったらそうするよねっていう
一般常識としての普通っていうのはそっち側にあるんだけど
僕にとって日記もポッドキャストも好きでやってることで
やったほうがいいことだから
多少その体力的に無理しようがなんだろうか
やったほうが楽しいんだよね
やったほうが楽しいし
人から押し付けられたここで吸っちゃいけませんっていうルールではなくて
自分で決めたルールなんだよね
それで自分はこういうふうな人間でありたいみたいな表明でもあるから
それをちゃんと守るっていうのは
肉体の限界が禁煙ポスターだから
今あなたはそれをビリビリに破いて
そうそうそうそう
肉体の疲労というものをビリビリに破いて
精神の重則を得ている
ということなんだよな
これは知性なんだよね
知性が肉体をにじむせている
だってタバコを吸うのとかもさ
要するにあれ体に悪いわけじゃん
だからなんていうの?
体に悪いことじゃん
特にいいことでもないわけじゃん本来はね
だけどそういうことを意思してやれるっていうことが
人間らしさなんですよ
ロマニア・アキマンも言うとおりましたよ
FGOのロマニア・アキマンが言ってましたよ
人間というのはね
自ら損をすることができる生き物なんだと
言ってましたよ
そういうことですね
だからやっぱり自分の意思っていうもので
何か行動ができているっていう
気持ちを得たいというのが
大事なんじゃなかろうかと
いうことかなと思いました
なるほど
またアサハカだったのは私の方ですか?
いえいえそんなことはないですよ
二人とも疲れてるからね
いつも以上に白々しい感じが
21:00
ありますけども
聞き返す時間もないからこのまま配信するけどさ
車の音で全部かき消されてて
めっちゃ前衛的な配信になっている可能性が
結構あるな
ポッドキャスターと喋った日を記念する回になって
いいのかそんなんで
気になるかもしれないけれどもね
そんな風に思いましたよ
ここでさらに大事なのは
そこで人間はその損することを意思できるみたいなことを
あまりに律儀に守ってしまうと
今度は結局それがやっぱり最初にあなたが指摘したみたいに
張り紙に従うだけの人間になってしまうと
自分で決めたことを守らないっていうのは
より難しいんですよ
そっか
だから年取るとさ
人の味聞けなくなるんですよ
そういうことだと思うよね
自分で蓄積してきた決まり事を破れなくなる
いうことなんじゃないかと思うんですよ
分かんないけど
三日坊主には分からない話だね
でも結構これ真面目な話でさ
これまでずっと
カフ女性的な社会システムの中で
審査を舐めてきたさ
おじさんがさ
ようやく大人になったって時に
あえて嫌な言い方をするけど
これまでずっとおっさんたちに
頭ヘイコラ下げてきたのに
こっから先女子供にまたヘイコラ下げなきゃいけないのか
みたいな気持ちになると思うんだよね
やっぱりそこででも
そこで俺にみんながヘイコラするべきだってするのは
自分のそれまで決めてきた信念
だいぶ社会的な張り紙に近いけど
理不尽なルールを理不尽だと思いつつも
ルールだから守ってきた
に自分の番が来なかったっていうね
だいぶ違う話だなこれ
でもなんだろう
ルールだから守ってるんだっていうよりは
だんだん信念みたいになっていくわけじゃん
自分がこういう人になりたいみたいなことで
ひとつルールができてくると
なかなかそのルールっていうのが
実態に合わなくなってきたときに
修正するのがだんだん難しくなっていくと思うんだよね
自分が大事にしてきたものと密接に関わっちゃうから
っていうのがあるから
そこのバランスっていうのは非常に難しいと思うんです
ですけど
僕はですね
そのあたりをすごいちゃんとしたいと思ってるから
いつも1時間やることでやると
今日は30分以内に終わらせよう
疲れちゃうからね
24:00
家に着いたときが今回の終わり
そういう制約もあるんだけど
今それを黙ってカッコつけようと思ってたんで
家に着いたらやめるんじゃなくて
30分でサクッと終わらせるんだっていう
自分の意思の力かのようにね
ポッドキャスト終わらせてみようっていう
思惑があったんですけど
家に着くからやめるんだよね
そうだね
だから結局人間の意思なんていうのが
どれだけ無力かっていう話だね
ここでやめれば家に着いたからやめたわけじゃなくなる
確かにね
じゃあここでやめよう
3分を残して
そうだね
じゃあ人間の意思の力を見せよう
今日はここまでです
ポイエティックラジオ
ホワイティアワタシコンベンションさんでした
どうもありがとうございました
日記祭りに来てくださった方
本当にありがとうございました
インスタライブもありがとうございます
さようならとか言ってる間に家に着いちゃう
25:23

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