今回は、塔和子さんの詩集『日常』
ハンセン病であるために生まれた詩もありますが、
病にかかわらず、誰もが過ごすような何てことない日常の中に潜む大事なことを詩にしてくれています。日常をこのように受けとめられるとどれだけ豊かな人生になるのでしょうか。
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サマリー
塔和子詩集『日常』から、「愛しさ」「無残の跡」「ある」「昼の部屋」を朗読し、日常の会話や木の傷、命の存在そのものについて語る。スイカと刺身をめぐる夫婦の譲り合いには、抽象的に考えなくても身近にある愛しさが表れていると話す。「無残の跡」では、雪や嵐に傷つきながら立つ古木を、療養所で生きた塔和子自身や、傷の奥にある痛みと重ねて読む。「ある」からは、無から生まれた命の神秘を実感することで、何気ない日常を愛おしみ、丁寧に生きる力が得られるという考えが示される。最後に「昼の部屋」を読み、療養所の中の街のような暮らしと、電話で続く女性同士の会話について話した。
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