1. PODCAST AMBASSADOR / ポッドキャストアンバサダー
  2. #109 番組レビュー:日本人が..

ポッドキャストを楽しむ番組 ポッドキャストアンバサダー

タレント渡辺直美さんが始めた話題のポッドキャスト。ポッドキャストアンバサダー的視点で深掘りしてみました。

番組レビュー「Naomi Takes America

本編で出てきた参考過去回

▷第4話『#4 Podcast News : ポッドキャストの多言語放送トレンド

▷第7話『#7 ポッドキャストのタイプ総まとめ

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サマリー

渡辺直美さんがリリースした全編英語のポッドキャスト『Naomi Takes America』について、エピソードではポッドキャストアンバサダー的な視点から深掘りが行われています。

ポッドキャスト番組の作り方
ポッドキャストを楽しむ番組、PODCAST AMBASSADOR。この番組では、ボイシーパーソナリティ・ポッドキャスターであるあらいりなが、ポッドキャスターによるポッドキャスターのためのポッドキャスト番組です。
今回はですね、リスナーさんからのリクエストにお応えしたエピソードです。それが、とある番組のレビューです。
皆さんもご存知かもしれませんが、タレント渡辺直美さんが最近リリースされた全編英語のポッドキャスト、Niaomi Takes America。これをですね、ぜひレビューしてほしいというリクエストをいただきました。
今回はそれにお応えして、ポッドキャストアンバサダー的視点でですね、早速大注目のこの番組深掘りをしていきたいと思います。では本編をどうぞ。
さて、今回はですね、リスナーさんからのリクエストにお応えして番組レビューをしていきます。まず今回のタイトルは、Niaomi Takes America。
タレント渡辺直美さんが最近リリースをされた全編英語のポッドキャストですね。このタイトル、言い訳をすると、ナオミアメリカを乗っ取るというような意味でもできるようなタイトルですね。
概要をまずサクッと説明していきたいと思います。リリースはですね、今年の2月末、それ以来週1回更新をされています。
ネットニュースなどでも取り上げられているように、全編英語のコンテンツであること、そして日本のポッドキャストランキングでも1位に入ったということで注目をされています。
内容はですね、渡辺直美さん本人がそのファンと一緒にトークをするという内容ですね。電話で直接ファンが聞きたいことを本人に聞いたりして、そこで雑談をお互いにするというような流れなんですが、これファンにはたまらない番組だろうなというふうに思います。
ここまではざっと番組の概要です。ここからはポッドキャストアンバサダー的視点での深掘り行ってみたいと思います。
海外視点、業界視点といったところを組み合わせて、今回は3つのポイントに絞って深掘りをしていきます。
まず1つ目はポッドキャスト番組の作り方です。
これ番組レビューをするときに必ずと言っていいほどしている1つ目の視点です。
これはですね、いわゆるインタビュータイプ、パーソナリティ1名がゲストを迎えるタイプの作り方の番組です。
インタビューというとですね、後派な感じ、経済アナリストをゲストに呼ぶようなニュース番組というイメージあるかもしれませんが、今回のように迎えるゲストが自分のファンということもあるんですよね。
そこで仲良しお二人の会話タイプ的な雰囲気も出しつつ、こういったインタビュータイプ使われています。
もちろんこの使い方は日本でも海外でもよく聞くフォーマットです。
このポッドキャストの作り方の種類、他のものもですね、実は大きく分けて7つぐらいありますので、もし気になった方はこのポッドキャストアンバサダーの過去回第7話をよかったら聞いてみてください。
番組制作チーム
続いて2つ目の視点です。これはどこが制作しているのかというところです。
今回の番組ですね、皆さんももしかするとSpotify限定配信ということはご存知かもしれないんですが、じゃあどこが作っているのか。
これはですね、VICEというウェブメディアですね。
これアメリカ初のメディアでして、特にミレニアム世代を中心に人気のメディアなんだそうです。
創業当時は結構取り扱う内容も一致が効いたものだったんだそうですが、今では社会問題なんかも扱うほど幅広い内容を取り扱っています。
特にカルチャー系で強みがあるようですね。
このウェブメディア自身ももちろんポッドキャスト番組すでに配信しています。
ウェブメディアとかがポッドキャスト番組を配信するケース、アメリカでも非常に多いです。
なんですが、ここで私が注目をしたいのは、このVICEがこれまでに多言語放送の取り組みをしていたというところなんです。
遡ること2018年、4年前ほどですね。
このVICEは実はSpotifyと共同でスペイン語と英語のバイリンガル番組をリリースしているんですよ。
チャポというタイトルで、ジャンルはトゥルークライムのジャンル、人気ジャンルですね。
メキシコの麻薬密売組織のエルチャポの精髄を描いた番組です。
今回の渡辺直美さんの番組とは全然違うスタイル、ジャンルの番組なんですけれども、
こうして英語以外の言語でのリリースの経験もこのメディアあるんですよね。
私も色々調べてみました。
この会社、そもそも世界に30カ国以上支部があって、25カ国以上で配信されているそうなんです。
なのでそもそも多言語でのやり取りができるベースがあるんですよね。
そしてそのポッドキャスト自体も多言語配信、Spotifyと共同でしているという経験があったということで、
それが少なからずですね、今回の日本人である渡辺直美さんの番組にも活かされているんじゃないかなというふうに深掘りをしました。
もちろん渡辺直美さんご自身のファン層とも通じるというところもあるかと思うんですけれども、
ポッドキャスト視点的にもですね、気になる制作チームというのがこの2つ目のポイントです。
そして最後3つ目はですね、番組概要欄です。
番組概要欄のキーワード
ポッドキャスト番組って番組の概要欄ってありますよね。
この概要欄って結構重要で、文字で書いてあるから検索に引っかかるということもありつつですね、
あとは作り手側のこの意図というのがギュッと詰まっていたりするんです。
今回私が注目したのは、たまごっちという言葉です。
それこそですね、たまごっちのようにファンが私を育ててくださいというような文脈で、
直美さんがこの制作チームが書かれているんですけれども、
これ、私も芸能業界に決して明るいというわけではないんですが、
ヒントを思い出したのが、韓国のアイドルと日本のアイドルのデビューの仕方の違いです。
皆さんもああと思われるかもしれないんですが、韓国のアイドルって大体デビューまでに語学を完璧にして、
ダンスも歌も徹底的にトレーニングして完璧にしてからデビューさせるというふうに言われていて、
日本のアイドルは例えばAKB48のようにですね、ファンがどんどん育てていって投票なんかして、
その過程を楽しみながら、どんどん育ててデビューするというようなところがあるというふうなのを私も聞いたことがあります。
これがちょっとピンときたんですね。
今回概要欄にこうしたたまごっちというキーワードが入っているのが非常に面白いなというふうに思いました。
まさに日本式でアメリカに進出、デビューするといった意味合いもあるのかなと思うのと、
あとはやはりすでにこの番組のインタビュアーがですね、ファンということもあって、
そのファンが参加をしながら、どんどんそのファンの輪を大きくしていくと。
そこからどんどん注目を浴びていくといった流れに狙いが詰まっているようなキーワードがこのたまごっちではないかなというふうに深掘りをしてみました。
ということで、今回のNaomi Takes Americaの番組、
ポッドキャストの作り方、製作チーム、そして番組概要欄にあったこのキーワードといった3つの切り口で、
ポッドキャストアンバサダー的視点ということで深掘りをしていきました。
さて今回のエピソードいかがでしたでしょうか。
今回はリスナーさんのリクエストから番組レビューをさせていただきました。
今回いただいたリクエストはですね、カラスのラジオさんからのリクエストでした。
本当にありがとうございました。
レビューというのも、例えばこのエピソードが面白かったというようなですね、個人的なレビューというのもすごく好きなんですけれども、
今回このポッドキャストアンバサダー的にどういうふうに深掘りをしたらいいか、
そんなことを考えながら海外視点でどうなのか、業界視点でどうなのかといった気になった点で3つで解説をしてみました。
今後もですね、もしこの番組をそういう視点で深掘りしてほしいというようなリクエストもしありましたら、
お便りフォームなどでまたお知らせいただければ嬉しいなというふうに思います。
今回のエピソードの感想はツイッターや新しいお便りフォームよりお待ちしております。
ポッドキャストの番組概要欄にも記載しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
そして番組フォローやレビューも大変励みになります。ぜひよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーの新井里菜がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
08:32

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