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2022-06-01 28:38

パラ競泳・木村敬一選手 帰ってきた全盲スイマー

ご本人へのインタビュー音声。「全盲のスイマー」として知られるパラ競泳の木村敬一選手(東京ガス)。4度目の出場となった東京パラリンピックでは、悲願の金メダルを獲得した。表彰台の真ん中で感涙に頬を濡らすシーンに、胸を揺さぶられた人は多かったはずだ。

 東京パラの後はテレビのバラエティー番組などに出演、笑いのツボを押さえた軽妙な語り口が人気で、マルチタレントとしても光を放っている。今年は本業のプールに戻り、6月12~18日の世界選手権(ポルトガル・マデイラ)では得意の100メートルバタフライなどに出場。日本パラ競泳界のエースが次に目指すものは何か。その本音に迫った。

◆略歴 木村敬一(きむら・けいいち) 平成2年9月、滋賀県生まれ。2歳のときに先天性の病で視力を失う。小学4年で水泳を始め、進学のため12歳で上京。筑波大付属視覚特別支援学校、日大を経て東京ガス入社。パラリンピックには2008年北京大会から4大会連続で出場。12年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会で銀メダルと銅メダルを計6個獲得。21年夏の東京大会では、100メートル平泳ぎで銀、100メートルバタフライでは悲願の金を獲得した。自著に、幼少期からの歩みをつづった『闇を泳ぐ』。

 

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産経Podcast「音声で聴く スポーツ、ここが知りたい」は、アスリートご本人やコーチ、団体運営者の肉声インタビューをお届けします。

【制作】産経新聞東京本社・運動部
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音声で聴く スポーツ、ここが知りたい。担当は産経新聞運動部の森田圭司です。今回は東京パラリンピックの競泳金メダリスト
木村圭司選手にお話を伺います。木村さんよろしくお願いいたします。よろしくお願いします。木村選手は滋賀県のご出身です。
2歳の時に先天性の病で視力を失われました。小学4年の時に水泳を始め、進学のために12歳で上京されてから、本腰を入れて競技に打ち込まれたということです。
パラリンピックには2008年北京大会から4大会連続で出場されました。 12年ドンドン大会では銀メダルと銅メダルをそれぞれ1つ、
16年リオデジャネイロ大会では銀メダルと銅メダルをそれぞれ2つ獲得され、1年延期となった昨年夏の東京大会では100m平泳ぎで銀メダル、
100mバタフライでは飛眼の金メダルを獲得されました。 黄身がやの演奏に合わせて日の丸が形容される中、木村選手が表彰台で大粒の涙を流されたシーンに胸を打たれた方も多かったと思います。
この6月にポルトガルのマディラで行われる世界パラ水泳選手権でも代表入りをされています。
今回は木村選手に間近に迫った世界選手権に向けた意気込み、東京パラリンピックの後のご自身の環境や心境の変化、
パラスポーツを取り巻く環境の変化をどのように感じているか、そして気になる木村選手の今後についてもお話を伺いたいと思います。
木村選手どうぞよろしくお願いいたします。 東京パラリンピックは終わりまして、9ヶ月近く経ちましたが、
東京大会の後は取材や公演とか、それからメディア出演などで随分と忙しかったと思うんですが、
ご自身の環境とか心境にどういう変化がございましたか?
心境の方はすごく安心したなというのが一番で、
金メダルにこだわって取り憑かれたように病気になっているような状態でやってたと思うんですよね。
今振り返るとそれが終わりまして、
よく言えば本当に穏やかな気持ちで日々生活をしているなあっていうふうに感じますね。
東京パラリンピックを目指されている間は大会中も含めて緊張感とかストレスとかそういったものってかなりすごかったんですか?
そうですね、あったと思います。
当時はそんなつもりはなかったですし、毎日同じことを淡々と繰り返しているだけのつもりだったんですけど、
03:03
終わってみるとなんだかすごい尖ってたなというか、イライラしてたような気がしますよね、毎日。
だからそれが終わって、よく選手が張り合いがない、張りのない生活をしているっていうふうな言い方されたりしますけど、
張りがないというよりはすごく平和に過ごしている気がしますね。
日常の感じるストレスが随分軽減された感じですか?
そうですね、翌日のトレーニングのことを思ったりするだけで、
練習が終わった瞬間からもう憂鬱なんですよ。
それがないので、毎日今日も一日いい日だったなーっていう感じで、夜寝てますんで、まあまあ幸せなことですよね。
木村さん、最近ではNHKの朝ヶ谷姉妹の番組も出演されていますが、
ツッコミ担当になったんですよね。
よくわかんないんですが、テレビを読んでいただいたりして、朝ヶ谷姉妹さんが司会、MCをしていらっしゃっていて、
タレントさんですとか、芸人の方とかと同じ、アパートに同居してるっていう設定ですよね。
それでVTRを見て、いろいろモノモースっていう役をさせていただいてるんですけど、
周りは喋りのプロたちなわけじゃないですか。普段からテレビで出られてて、
その中で爪痕を残さないといけないなとか、
目立っていかないといけないなっていうふうに思うと、それはそれでプレッシャーかかっておりました。
一生懸命やってるんですけど、なかなか面白いこと言えなくて、
競技っていうのは絶対にこうすれば上手くいくっていうある程度のセオリーというか、一筋ありますけど、
そういうわけにもいきませんから、そんなんが受けるんだとかっていうのもありますし、
積み重ねたものが競技では発揮できるけれども、話の方で、トークの方ではなかなか…
そうですね、流れと、もちろん準備もありますし、流れと準備と両方必要ですからね。
難しいですよ。困ってます。
世界選手権が近づいています。6月12日から18日ですね。
ポルトガルのマディラというところで、今回ご自身の状況というのは、また東京パラリンピックと違った状況だと思うんですけれども、今はいかがですか?
06:01
今はずっと東京パラリンピックまではアメリカのブライアンコーチからメニューをもらって、
日本の先生方にアシスタントについて入っていただきながらやってましたけど、今は完全に一人で泳いでまして、
ボリューム的にはもちろん東京のパラリンピックの前よりは減っていますけれども、一人で水泳をして、
いろいろ考えながら、
こうやって泳いだら、
なんて言うんだろうな、 こうなるんだみたいな
日々、
追い込むというよりは、
限られた時間の中で、 どうしたら
効率よく泳げたりするのかなっていうのを、ぼんやり考えている、考えているだけじゃなくて泳いでますけど、
一人ぼっちで泳いでます。
他の選手との接触はあまりなしですね。 まあまあ合宿がゴールデンウィークにございましたけど、
それで久しぶりに人と泳いで、
人と泳ぐのも久しぶりだなあって、 良いも悪いも思いませんでしたけど、
久しぶりだなあって思いながら泳いでました。 普段一人です。
不安がなくなったという状況の中で迎える今回の大きな大会ですけれども、
そういう意味ではどうでしょう? 東京で絶対に禁っていうふうな、ご自身にも非常にプレッシャーをかけてね、おられたと思うんですけど、
今回はまた違う心境ですか?
そうですね。
自分が
この先もキャリアを積み上げていく中で、 水泳競技っていうのが
どういう風な位置づけになってくるのかっていうのが、
自分でもまだよくわかってないんですよ。
東京パラリンピックでスパッと切るっていうことはもちろんできなかったし、
そういうのどうするんだろうなあって自分でもわからないので、
一人で泳ぎながら水泳とプールと対話をして、
どうですかね?みたいな対話をして、
水泳の方もお前次第じゃないの?みたいな感じで言ってきてる感じですね。
木村さんご自身の体と心にいろいろ問いかけながら、
09:00
早く泳ぐのはどうだい?みたいな感じで、
それも悪くないんじゃない?みたいな感じで対話をしてますけどね。
だから本当にわからないですよね。
年齢的には30歳を超えて、20代の頃のご自身とだいぶ違いは感じるようになるんですか?
違いはもちろん感じてますよ。
翌日にすごい疲労が残ったりもするなあって思いますし、
集中力とかも持たないなあって思ってしまうこともありますからね。
それを削って削って時間を削った中で、
見えてくるものもあるかもしれないし、ないかもしれないですけどね。
なければないでしょうがないですけどね。
今はそれを探しながら泳ぐ?
だからこれは一人でっていうのはそれでいいのかなと思っていて、
人と一緒にいますと
今までと同じ
どんどん追い込んでいく方向にハマるだけな気がしてますからね。
だから一人は一人でいいのかなと思ってますけどね。
今回は得意の100メートルバターなどに出られるということですけれども、
その辺の自信とかあるいはメダルへのその執着心とかそういったものは以前とはちょっと違う感じですか?
そうですねまあまあでも国際大会に出て世界中の選手たちと一緒に戦えるっていうのはそれはそれで一つの面白さ喜びだと思いますので
そこに立つ限りはしっかりと最高のパフォーマンスを出して
戦っていきたいなと思いますけどね。
執着してるかというとどうだろうな。
いやまあでも立ったら執着すると思いますよ。
勝ちたいという気持ちは勝負士の魂が芽生えてという感じですか?
根本的にやっぱり勝った方が楽しいだろうなって思いますからね。
うかがってると肩の力がいい具合に抜けてらっしゃるなというふうに思いますし、
それほど大きなそのプレッシャーに苛まれてというような感じにはお見消ししないんですけれども。
そうですねプレッシャーは全然去年の今頃とは違う気分だと思います。
女性かと言うと楽しいという部分があるんですか?楽しいとか楽しみとか。
楽しい楽しみもそうですし、日々の人生を充実させていく豊かにしていくために
12:05
トレーニングして泳いで
勝っていくっていうか強くなっていく早くなっていくっていうのが一つのエッセンスとして
あるような気持ちですね
だからその今までは分かってはいたんですよ。金メダルを取ることが人生の全てじゃないことは分かっているし
取らなかったからといって死ぬわけでもないですし
人生の一部でしかないということは分かっているんですけど
そうは口で言っててもどんなに口で言って言語化して
やってもそれを人生の一部としては捉えきれなくて大きなものとして捉えすぎてしまって
結局それを成し遂げられない以上はもう
人生失敗みたいな感じで思ってしまったんですよね
それとは違ってちゃんと
アスリートをやっている選手でいるっていうのも一つの自分の
パートっていう
なんだなーっていうふうに捉えられているので
すごく締め付けられることなく泳げていると思います
人生のすべてがかかったというのではなくて人生の一部なんだっていう
そういう意味での脱缶ができたと思います
去年取れたからこうやって ぼんやり言ってられるのかもしれない
それは大きいですよね。取ったから分かるものを見えるものっていうのは
取れなかったら結局今頃もう塞ぎ込んで
今日も多分お会いできなかったんじゃないですかね
東京パラリンピックの開催を通してですね
パラスポーツと国民って言いますか人々社会の距離というのは大きく縮まったと思うんですよね
大会後のパラスポーツの競技環境の変化
木村さん肌で感じる部分っていうのはございますか
競技環境の変化に関しては
今はやっぱり東京パラリンピックピークだったなっていうふうに思うので
どちらかというと盛り下がってきてたりするんじゃないのかなっていう気がしてしまいますね
もちろん日本中でパラスポーツですとかパラリンピックパラアスリートっていうのがすごく取り上げてもらえて
15:06
知ってもらえてる人っていうのはすごく増えてると思う
そういう意味で言うと今は過去最大を維持してると思うんですよ
でもスポーツって結局トレーニングもそうですけど
普及とかそういう知名度上がっていくっていうのも
現状維持っていうのはすなわち後退と一緒ですから
日々成長していかないと前進にはならないと思うんですよね
なんとかしたいとなって
なかなかまだまだスポーツっていうものが
完全にスポーツっていうものが自分たちのことを取り戻せたわけではないので
コロナ禍の中で
だからある程度仕方ないところありますけどね
世の中の変化っていうのは何かお感じになりますか
パラスポーツっていうところでなくて
障害を持った人と社会とのつながりっていうところで言うと
それはすごく変わった
変わったというか
社会の中に障害者がいるっていうことが
非常に当たり前として進んだ気がしますし
それは維持しているだけでなくて
日々成長してるなって思うんですよね
いろいろなところで声かけてもらうことも増えましたし
先ほどの阿佐ヶ谷姉妹の話もそうです
いろんな多様な存在にスポットライトを当てるっていう
報道が日々見受けられるっていうのは
それはずっと前進しているっていう表れだと思う
僕はそれはすごくパラリンピックの開催をきっかけに
日本の社会が動いているなっていうふうに感じています
例えば大手企業のCMでもパラスリートの姿が当たり前のように流れています
20年とかそれぐらいの前はあまり考えづらかったことだと思うんですよね
それがなかなかタブーなものであるというふうに捉えられたものが
きちんと一つの広告材料になるようにコンテンツになったっていうのも素晴らしい進歩です
東京ガスの中で何が果たされている役割っていうのは競技以外にございますか?
今は僕がどちらかというと東京ガスのことをもっと知りたいなっていうふうに思ってて
18:00
勉強しています
パラリンピックが終わって会社の方との接点ってかなり増えたんじゃないですか?
増えましたね
その社内でいろいろパラリンピックの時のお話をさせていただく時間もいっぱいいただきましたし
それこそメダルを見てもらったりです
そういう活動が多いかな
社内の皆さんとの接点はだいぶ増えましたね
普通にパラリンピックを見て感動しましたよとか言っていただくこともたくさんあるのでそれはすごく嬉しいです
やはり印象に残るのが東京パラリンピックの100mバタフライで金メダルを取られて
国旗が上がって国歌が流れるとその表彰台の真ん中で大粒の涙流された
あの時の心境はどうでしたか?
世界で自分より強い人が今いないんだなっていうふうに思った時に
すごいところに来てしまったなって思ったんですよ
それが一番の喜びでしたね
達成感というのがかなりご自身を変えたような感じですか?
変えましたね
達成感というか充実感がたまらんものでした
東京大会の直前に自伝の闇を泳ぐを出版されまして
東京大会の後はテレビとかにもご出演も多く
多くの方が木村さんのいろんな才能にも気づきに入ったと思うんですよね
先ほどおっしゃっていただいたトークに関してもそうですし
それから文筆の才能もそうですし
ご自身の世界っていうのがかなり広がった変わったっていう部分があったんじゃないかと思うんですけど
だからこそいろんなパートが自分の人生の中にはあるのかなっていうふうに考えられるようにもなりました
いろんなところに行かせてもらうっていうのが面白いなって思うし
その才能があるかは知りませんし
本当にいいのかなって思うことは結構ありますけど
その中で自信持ってちゃんとやれてるなって思うのは競技ぐらいしかまだないんですけど
でもそうやって呼んでいただけるのはいいか悪いかわかりませんけど楽しいから
まあいいかなっていうふうに思っています
ご自身の泳ぎっていう本職の部分がすごく高い評価をされて
21:00
それが影響力が大きかったからだと思うんですけども
木村さんは以前からご自身の水泳に関する位置づけというのを武器というふうな形で表現されていると思うんですけれども
東京での金メダルを通じてご自身の武器と位置づけた水泳に対する自信はさらに深まりましたか?
そうですね
武器
金メダリストっていうものになったので
それは武器であると同時にそれに見合う人間になっていかないとダメだなっていうふうにも思うようになったんですよ
だから武器でもあり同時に自分を立してくれる
何ですかね例えて言うと
まあまあ
称号みたいなもんですけど
必ずしも金メダリストというものを持って戦っていけるものではないかもしれないですね
今までの水泳というシンプルな自分が世の中に対して胸を張れるための戦う道具と全く同じではないかもしれないですね
同時に自分をしっかりしろよっていうふうに自分に向けられる刃にもなると思う
今後ご活躍も期待されるんですけれども
ご自身の中でパラスポーツと人々の距離をどう変えていきたいとか
あるいは変えられる部分というのは何かお感じになることはありますか?
僕は先天的な障害の当事者としてやっぱり
そっち側目線なんですよね
だから障害のある人がパラスポーツっていうのに取り組んで
そのスポーツという武器を持てる人が増えたらいいなって思うんですよ
それが結局社会とつながっていくきっかけになって
そこからはもう武器を身につけた障害者が社会に溶け込んでいけるわけだから
社会が変わっていくのはその後っていうかそれによって勝手に起きていくことなのかなって思うんです
だからパラスポーツというものがどんどん普及して障害者がスポーツに取り組みやすい環境がどんどん増えていって
武器を身につけられるような障害者が増えていけば
社会はそのうち変わっていくんじゃないのかなって思いますけどね
まあ楽しめるものなわけですから基本的にスポーツっていうのは
24:01
楽しめるっていうのも一つ武器なわけであって
才能であるわけですから楽しめるっていうのも才能の一つなわけですから
そう思うと楽しめるものを持っている人が多ければ多いほどそれはやっぱり豊かな国だと思います
気になるのはやっぱり木村選手の今後だと思うんですよね
その先ほどの本業以外の部分でもありますけど
本業ということを考えますと泳ぎで考えますと
2024年のパリ大会がもう2年ちょっとでやってまいります
出場を目指すのかまだ明言はされていなくて
本当にファンの方も気になると思うんですよね
そんな気になります?
なります
その今後についての考えをお聞かせいただけますか
本当に毎日今一人で泳いでて
でももし目指すパリを目指していくんだって
心が決まった時には多分もう一人では泳いでないと思うんですよ
指導してもらう方がいてサポートしてもらう方がいて
それなりにチームっぽくなって戦っていくぞっていう雰囲気を出し始めたら
あいつ決めたなっていうふうに思ってもらえればと思います
今は本当に泳いでトレーニングしてっていうそれ自体が興味深いっていうか面白いなっていうふうに思っているので
そこが競技力と何か
信じられてくれば目指していってもいいのかなって思いますけど
今は本当に考えているとこですね
その前にまず世界選手権があります
そうですね
しっかり楽しく世界中のライバルたちと久しぶりに一緒に泳げるっていうのも面白いと思うので
楽しみながら戦う気持ちがどれだけ湧き上がってくるかっていうのも
自分でも興味深くなってます
東京では本当に金しかいらないというような強いお気持ちをご自身を追い込んだ形でのご参加だったと思うんですけども
今回は何かご自身に活かしたテーマはございますか
やっぱりスポーツだから競技が楽しいなっていうふうにもう一回競技会場で思いたいですね
競い合うことの楽しさっていうのをしっかり感じ
感じられないまま結局パラリンピック終わっちゃったので
スタート台に上がった時も全然隣の選手といい勝負ができればいいなって思えなかったので
それはあんまり健全じゃないなって思うんで
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そう見たらもう一度水泳との付き合い方接し方っていうのを取り戻す世界選手権もなりそうですか
そうしたいですね
お聞きになっている方に何かこういうところを注目してほしいというメッセージがありましたか
そうですねこういうところ
まずは世界選手権が6月12日から始まりますけど
競技がもちろん水泳してる選手やってるというのが軸にはなっていくわけですけど
今は本当にこう面白いな楽しいなって思えることを何でもしたくて
何かこれは面白いぞっていうものがあれば教えてください
その面白いなっていうもの具体的に何かっていうのはまだこれから探りながら
腹がよじれるぐらい面白いものを探しています
人生も楽しむってそういうことですね
今回はパラ教野の木村啓介選手にお話を伺いました
木村さんありがとうございました
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