かもしれませんね。もうやっていかないといけないやろうというのはあったんかなと思いますけど。
社長になられてこれはやろうとか、あるいはこういう抱負を持ったというあたりを伺いますか。
そうですね。社長にやらせていただけるようになったときに、本当に頑固な理念、経営理念は当然あります。
その中でその表現方法というのをどんどん変えていかないといけないかなと。
だから弊社の眼光というのが、やはりターゲット層が年齢が高かったんですね。どんどん年齢が上がっていってましたので。
やはり若年層のお客様というのがなかなか少なくなってましたので、そちらのほうもしっかりと来てもらわないと。
今後、少子高齢化と言われていますけども、高齢者の方はどんどんやはり胃袋も小さくなっていきますし、会社員として働いてくださるというか都心部が出てきますけれど、
その引退されると、やはりなかなか出てこないということもありますので、やはりその若年層も取っていける、来ていただける店づくりというのもしていかなければなというふうに思いましたね。
なるほどね。やっぱりそのときにはお寿司というのがメインの商品というふうに考えられるんですか。
そうです。寿司ともともとは和食でしたので、それだけというのは絶対みんな食べるんで、でも頑固に行こうやと。
選んでもらえる30代後半くらいの方が、今日のように頑固に行こうやと寄るとかしたら、ランチは来てくれるんですよ。絶対食べないといけないので。
選んでもらえるようにするにはどうしたらいいかというのを考えましたね。なかなか答えは出なかったですけれども。
それは例えばちょっと高級化するとか、付加価値をつけるとか、どちらのほうがいいですか。
そうですね。本当に付加価値もつけていかないといけないですし、本当に今でしたら、今現在でいうと本当にスマホで写真撮りたいなとか。
見栄えですね。
そうですね。その方にも話を聞くと、親には連れて行ってもらったことがあるという方が多いんですよ。
だから敷居が高い。親の世代にならないといけないんやと、いうふうに勝手に思われてるところもあると思いますので。
やっぱりそうじゃないんですよと、どんどん来て、どんどん騒いでくださいよというのは、今後もっと伝えていかないといけないと思うんですね。
そうですね。それが49歳の社長になられて、一つ着眼点という資料がいいと思いますね。
これからは高齢者だって60代、70代ですからね。40代はまだ若いという位置づけかと思いますので、その人たちの胃袋をどうやって掴むかというところですね。
なるほど、なるほど。その中で、これはぜひ伺わなきゃいけないんですが、4年間社長をされてるわけですが、2年余りはこのコロナというものがどうしても重く追いかぶっているわけですが、かなりやはりダメージはあります。
はい、なるほど。そういう新しいことに対する社員の方たちの反応ってどうですか?
これやろうって言ったときにビビッとに反応してくれるのか?
やはり和食の伝統店だからそれはという意見もあるのかどうか。
それはないですね。本当にもう皆さん働いてくださっている調理の職人のメンバーもどんどん新しいことをやっていってくれますので。
なるほどね。そこは頑固じゃないわけですね。
そうですね、もう。
なるほど。これからの抱負、コロナがこれからいつ収束するのかでもあるんですが、今考えられている抱負とか目標というものも聞かせていただきたいんですが。
そうですね、本当に今この1年、しっかりと川食い縛って、まずはもう本当に次の夢っていうよりまず今は耐え抜こうやというのを言い続けてます。
その後、その乗り越えたあかつきにはまた新たなチャレンジをしていこうよと。
その布石を今売ってんやという気持ちをずっと伝えてますね。
だから先ほどの新しい業態でも豊中茶寮、豊中の公開店のお店も頑固でやってたんですけども、豊中茶寮っていう名前に変えて。
和食のお店も豊中茶寮、なんとか茶寮っていうのを名前を変えていって、新しい頑固としてスタートしていこうよというのもありますし。
なるほど。じゃあ僕たち気づかないうちに頑固さんに言ってることはありますね、これです。
これから増えるようにはしていきたいなと思います。
こっちさえ頑固やってたのかも。茶寮はちょっと楽観がちっちゃくマーク入ってますけれど、倍頑固であったり。
なるほど。そのあたりにちょっと遊び心というか驚かしてあげようという気持ちはありますか?
僕は食っていうのはエンターテイメントでなきゃいけないことがあると思うんですね。
ただおいしいだけ、見た目が綺麗だけではなくて楽しいということが必要だと思いますので、その辺も噛みしようという気持ちはありますか?
ありません。本当に私、スローガンとして上手くて安くて楽しいっていうのがあるので。やはり楽しさっていうのが必要になっていきます。
でもおいしいお店は当たり前なんで、どこのお店行ってもおいしいんで。
その中で、頑固に来てよかったねと、楽しかったねと言ってもらえるような方にはしていきたいなと思いますね。
なるほど。そこに大阪の食い倒れの文化の器用だという自負はありますか?
ありますね。
あります?
本当においしさっていうのが上手くて安いっていうのは、ただ単に価格が安いだけじゃなくて、このおいしさでこの値段っていうふうに思ってもらえる。
それでこんな楽しくてこんなけどでいいのと思ってもらえるのがやっぱり私、大阪のあれかなと思いますね。
なるほどね。そこのところを一番象徴的に表しているのが、創業者のネジ八幕だったかなという気がしますが。
社長になられてもう一つキャラクター作られたらどうですか?
あれをね、よく言われます。
今度コックさんみたいな形に作ったら。