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2023-01-09 22:17

円安で仕入れ価格の高騰/台湾でも深刻なモノ不足/欧米諸国に"買い負け"る

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昨今の円安で仕入れ価格の高騰は深刻で、価格転嫁も追いつかない状況。国内外のモノ不足も同様で、同社が拠点をもつ台湾でも、コロナ禍の間に欧米の企業が買付に来ては言い値で買っていく。日本勢は「買い負け」ているのが現状と言う...

【ゲスト】株式会社コンサス 代表取締役社長・土井靖士さん
【聞き手】安本寿久(産経新聞大阪本社・編集委員)

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00:01
今晩のゲスト、株式会社コンサスの代表取締役社長、土井康史さんです。
土井社長、3週間にわたってありがとうございます。
ありがとうございます。
非常に面白い話を毎週聞かせていただいていますので、今週、今年最後の放送になるんですが、またいろいろとご教授をいただきたいなと思っております。
今日は、少し最近の海外情勢といいますか、円安が非常に進んでいる中で、今、日本の経済が動いているわけですが、
最初の週に伺ったときには、土井社長がコンサスという会社に入ったときは、円高で大変だったという話を伺いました。
今は円安という状況になっているんですが、どういう影響が今出ているでしょうか。
円安になって、仕入れ価格がどんどん値段が上がってきている。
長い中で円安円高というのはあってもいいんですけど、これだけ急激になると、値段を上げようにも上げれないとか、落ち着かないんですよね。
今回の一番大変なのは、あまりにも急すぎるというのが一番しんどいですね。
なるほどね。台湾に生産拠点を持たれているわけですが、台湾の原料を確保するというところでも、結構難しさが通貨の変動ではあるでしょうか。
そうですね。実際、物不足が全国的に世界中になるので、台湾の方からの量も調達は難しくなっています。
実は僕、この間台湾に1月に行った。行った理由はもちろん、いろいろ当機のこともあるんですけど。
9月、10月ぐらいに、Zoomで結構台湾のサプライヤーさんと話してたときに、今までと顔つきが違ったんですよ。
ちょっと値段的には無理言っても、分かった分かったってやってたのが、いや無理やとか、もう全然違ったんですね。
1月に行って確認すると、やっぱりそうやったと思ったのは、このコロナ禍で、いつの間にか台湾に他の外国がどんどん買いに来てたんですよ。
日本のようにねぎったりせずに、物をさっき確保してくれとか、絶対物いるからって値段のことを言わずに買うのが、欧米諸国が結構来てたんです。
だからこのコロナ禍で、どこもそうなんですけど、物を確保するっていうものを最優先にしてる国が日本以上にたくさんあったってことですね。
そういう状況では円安っていうのは、円が弱いわけですから、なかなか向こうの稲で買いにくい状況にあるので、買い負けという状況。
そうですね、もうまさに買い負けですね。
なるほど。その辺を、僕いつも思うんですが、昔は円高になると輸出品が売れないので日本はダメなんだと。円安の方がむしろいいという考え方が強かったと思うんですが。
実は円が安いと大変なんだよということを、今本当に骨見師見て僕たちを知ってるような気がするんですがね。
そうですね、輸出産業って日本は輸入したものを、材料を輸入して加工して輸出をしてるわけじゃないですか。
その根本的な材料やエネルギーが円安で高くなるとか、物がないって言ったら輸出しようにも作る物がないっていうわけですから。
03:03
そうですよね。
それはもうこの日本の産業は、もう慢性的な貿易赤字はそこなので、ちょっとやそっとでは変わらないんじゃないかなと思います。
なるほどね。通貨が強い国にしなきゃいけないという意識をね、全員が持たなきゃいけない。
本当におっしゃる通りですね。
なるほど。ちょうどそういう状況の中でも日本っていうのはやっぱり加工貿易しなきゃいけないので、ものづくりをしなきゃいけないということは間違いないと思うんですが。
ドイツ社長、ずっとバルブというものをついてものづくりをされているんですが、日本のものづくり全体に感じることっていうのは今何か終わりでしょうか。
本来日本のものづくりっていうのは、高負荷価値のものをどんどん売っていかないとダメなのに、要するに難しい面倒くさい仕事を本来日本がしないとダメなんですよ。
それが技術上がるのに難しい面倒くさい仕事を外国にやらせて簡単な仕事を日本でしようとしているので、本当に技術力も日本はどんどんどんどん遅れていっているように僕は思います。
なるほどね。もう根幹の部品とかそういうものはあまり作らなくなっているということも含めてそういった傾向にあるわけですね。
特に日本は組み立てだけとかメンテナンスだけになってきて、根幹的な大事な小さい部品を、小さい部品ほど面倒くさい仕事をそれを外に出して、組み立てだけやってたら組み立てだけだったらどこでもできるわけで。
そういう意味では日本のものづくりが根幹的にちょっと大丈夫なのっていうのは正直いいと思います。
いわゆる空白化していると言いますか、空洞化してしまっているわけですね。
ドイツ社長のところはそういう技術者さんとか職人さんもたくさんいらっしゃると思うんですが、機質が日本人に変わってきたなというようなことも感じることはあるでしょうか。
感じますね。機質もそうですし、器用な人が減ってきたように。
ああ、器用。
だから今あるものの巧み、いろいろ細かいことを調整しながらするっていう器用な人が減ってきましたね。
それはたぶん、特に若い子はIT化されたりとか、クリック一つで物が動くとか、なんでこれが動くっていうことを考えずに物事が進んでいくので、非常に工夫をしないように感じます。
なるほど。それは例えば関西の大阪の企業ですから、関西、特に大阪は中小企業が多くて、物作りを傾向になっている東大阪などがその象徴だと思いますが、そういうところに関西の強みがあったと思うんですが、関西人という見方をしてもやっぱりそういう傾向というのは感じられますか。
そうですね。まず物作りのところに人を募集してもなかなか手を挙げる人がいないので、だから今、ベテランの方、年配の方はそういう技術の方、また物作りに興味ある方はいてますけど、若い子はなかなか物作りに興味持つ子が出てこなくなりましたね。
むしろサービス業だとか、例えば人を喜ばすとか、ホスピタリティの精神でということはすごくありますけど、愚直に良いものを作って、良いものを作るっていう人は減ってきたように思います。
06:07
なるほどね。それはやっぱり世代もありますか。
世代もありますし、社会の影響でしょうね。
そういう話を聞くと、僕はやっぱり教育に問題があるんじゃないかなと思うんですが、あるいは環境に問題があるんでしょうかね。携帯一つで何でもできるというような時代に生きてるわけですから、僕たちの時代とは全然違うわけですよね。
例えば調べ物をする時でも、辞書を調べたりだとか百科辞典を見たりだとか図書館に行ったりしていたのが、今携帯で検索するとパッと情報が入ってくるわけですから、そのあたりに愚直に何かやるという基本がなくなったような原因があるような気がするんですが。
いや、そうですね。だから物を加工しようと思っても、この順番でこう加工するとここが…っていうふうなことを考えてやっぱり物作りってするんですけど、今それをクリック一つで順番がパーって出てきてしまうので、トラブルが起きたときはどないもならないように思いますね。
まあ仕組みがわかった上で作るのとは違いますもんね。設計通りにしてるだけですから。その辺がどうしようもないんでしょうね、おそらく。
ただそういう意味では逆に、入ってきた情報は素直に受け入れるっていうところは今のこのほうがいいので、僕らもこれは物作りじゃないですけど、営業面では素直にうちの商品が取り込めるようにホームページとか情報は取扱説明書だとか組み立て要領っていうのはもう全面的に公開するようにしてます。
あともう一つぜひとも伺いたいんですが、お父さん代からもう30何年物作りをされてるわけですが、社内に物作りの精神を掲げるようなキャッチフレーズだとか社税だとかそういうものは今お持ちですか。
社税とそういう経営理念的なところだとかはもちろんありますが、物作りとかコンサスブランドのブランディングはもうメイドウィズジャパン。
メイドウィズですね。 メイドウィズジャパン。このジャパンっていうところがうちの物作りの基本で、例えば日本にどういうイメージを持ってるって外国人に聞くと、嘘をつかないとか、壊れにくいとか。
それと時間をちゃんと守る。次に清潔である。そういうのが日本のイメージなんですって。だから僕はウィズジャパンっていうのは嘘をつかない品質で、しかも頼んだら農機をちゃんと守って、常にクリーンで。クリーンっていうのも日本っていうのは世界に誇れるのは水が綺麗ってことなんです。
同じものを洗っても、外国で洗ったら水がかつくけれども、日本は絶対つかないんですよ。そういうものの物作りをする、いわゆるジャパンっていうのはそういう意味合いを込めて僕はメイドウィズジャパンっていう物作りを掲げています。
その後、ジャパンという言葉に一番誇りを持っている一人がドイツ社長かもしれないですね。そういう意識っていうのは、やっぱりこのコンサートの中で働くうちにだんだんとついてきたという感じですか。
09:11
日本の一番有利なところはそこだろうって思ったので、ついてきましたし、ことあるごとに社内でも朝礼でもミーティングでもその言葉は言い続けてます。
朝礼っていうのは毎日されるんですか。
朝礼、全体朝礼は月曜日ですけど、毎朝部門長のミーティングをやってます。
なるほどね。その辺は最初に外資系の企業入られたじゃないですか、P&Gに。そういう文化と真逆にあって、いかにも日本的だなという気もするんですが。
でもP&Gはむしろ日本的で、朝礼じゃないけど毎日日報をちゃんと書くとか、上司がちゃんと電話くれるっていうような超日本的なところを愚直に守ってる企業だったので。
そうなんですか。じゃあ最初に入られた外資系のイメージとはちょっと違った外資系だったわけですね。
そうですね。むしろすごい日本的な企業でしたね。
なるほど。そういう意味ではいいとこを選ばれたかもしれませんね。
いや、僕は本当によかったなと思いますね。
非常に濃縮された3年間過ごされたという感じがしますね。
そうですね。若い中でも結構責任のある仕事と、社会人として守らなあかんところは何かとかのをきっちり教えられたので、よかったと思ってます。
なるほどね。わかりました。後半はですね、ちょっとジャパンという言葉にこだわってみようと思います。
社長が思われている日本流とは何かとかですね、日本流のものづくりとは何かとかですね、あるいはその中で社員教育とか後継者教育ですね、そういったものをどう考えておられるかといった話を伺おうと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
はい、後半もですね、株式会社コンサスの代表取締役社長堂井康さんにお話を伺います。CMの間に少し面白い話を伺いました。
発達参りというのをずっと続けられているということで、いかにも日本人らしいなという感じをしましたので、ちょっと発達参りをなぜ続けているか、あるいは発達参り自体はどんなものかというところからお話しいただけますか。
大阪で一番大きい市の神っていうのが住吉大社なんですけど、住吉大社には発達参りっていうのがありまして、もともと住吉大社の本殿は海の神さんでなんですけど、その末社のところに4つの社がありましてですね、まず一番最初に種菓子社っていうところは資金の神さんなんです。
次に軟菌社っていうところに行くとこれ商売のビジネスを契約する神さんで、次に3つ目が浅沢社、これ芸事だとか女性の神さん、その番の経理の神さん、最後に応答師社っていうところに行くとこれ就勤の神さんなんです。
この4つの社を参りすると猫ちゃんをもらうんですね。それが第一の達の日なんですよ。ネウシトラウの。その時に発達参りっていうことでちっちゃい招き猫をもらうんです。それを4年間すると48個の招き猫。
12:06
そうです。第一の達の日に。4年間行くと48個貯まると48の発達なので48達。最初から最後まであなたの会社は発達しますよっていう商売認識。これをまた4年間行くとちっちゃい48個貯まると。48個貯まると真ん中の猫に変えてくるんです。
12年やると中間の猫に変えてくれて、また4年行くと大きい猫に変えてくる。12年すると大きい猫に変えてくれて、結局24年間回ると大発達っていうことであなたの会社は永遠に栄えますよっていう住吉信仰なんです。
それは若い頃からそういう信仰を持ちだったんですか。 いや、38ぐらいのときに商売がすごく大変で一番しんどかったときにたまたま家内が、僕はもともと住吉区出身なんで住吉さん行ったら発達さんっていうのあるよって知らなかったんですけど教えてもらってお参り行ったんですよ。
そんなら、境内で掃除してる人が教えてくれたんですよ。こういうすごいご利益あるから行きなさいって。で、行き出してずっとやっていったらどんどんどんどんテレビやマスコミで言うようになって今はものすごい人になってますね。
同じように今来られる経営者の方たちもいらっしゃるわけですね。 僕も自分がそれで会社が大きくなっていったからご利益あるでって言ったら経営者の友達もみんな行くようになって。逆に大阪のすごいマーケティングやなと思って一回行くとやめられないし。
少なくとも一回やりだしたら24年間ずっと行き続ける。猫ちゃんもタダでもないし、四つの養子団に全部再生入れてたそこからなるから、さすが大阪の商売の神さんやなと思って。 住吉さんが一番儲かってるじゃないですか。 と思いますね。だから僕はある意味バルブの営業もやってるけど住吉大社の営業もやってるような気で。
実はそれをいろいろ紹介すると住吉さんはいろんなところで取材とかがあると、経営者誰か紹介してて僕に電話くれはるんですよ。 なるほど。じゃあそこはもう一つもたれついたりするんですね。 もう一つもたれつですね。
でもそういうことっていうのはやっぱりいかにも大阪の経営者だなという気が僕はするんですね。ドライに経営するだけじゃなくてそういったものの信仰心といいますか、縁起を担うだとかそういうことも含めて、やはり商売っていうのは波があるもんですから、それをうまく捉えたいという気持ちがそういう行動につながってるのかなという気がするんです。
月に一回でもちゃんと行ってお参りして決意表明するっていうのがしないと困った時だったら失礼やなと思ってるんですよ。実は僕毎月一回第一の達の日って言ったら月次決算が終わって数日なんですね。
15:00
いつも僕はスミオさんに行って発達前のときに先月売り上げこんだけでしたと。これぐらいの利益が出そうです。ありがとうございました。来月も頑張りますっていう事故の振り返りと決意表明の場にしてるんですよ。だからいつも行くときに胸の中に先月の実績を書いて手で合わせてそれを報告してます。
もうそれ何年続けられてることになるんですか? もう20年です。
20年。24年行くと大きな猫に言われるわけですね。 でも多分もらっても続けてると思います。
3回り目も行くという感じでしょうか。 そうですね。
今その猫ちゃんはどこに飾られてるんですか? 会社の会議室にだーって飾ってるんです。
会議室に飾ってるんですか。なるほど。それを見て特に若い人たちなんかいます?
もううちの社員はみんなわかってるんですけどね、就職活動なんかで来てる学生さんが見たら、これ何ですかって言ったりとか、もう言うの決まってるので、最初から僕はそのことの説明から入ると、いい感じのアイスブレーキングになってですね、会話が弾みますね。
なるほどね。ある意味若い人たちも今パワースポットとかですね、その辺が好きな人が多いんで、ちょうどいい接点になってるかもしれないですね。
そうですね。
なるほど。わかりました。もう一つ、若い人の話が出ましたので、社長のお年もそろそろ58歳ですかね。
そうですね。
後継者についてどうお考えかという話を伺ってみたいんですが、息子さんは今会社にいらっしゃるんでしょうか?
昨年の5月に入社してまいりました。今28歳で、実は僕と全く同じプロセスを踏んでて、大学卒業して3年間、自分で就職活動してやった会社に3年勤めて、結婚を機会に、要は当社に入社してまいりました。
もし差し支えなかったらお伺いしたいんですが、その入るときに社長のほうから入ってくれとかそういうことをおっしゃったんですが、社長の場合はお父さんが大変そうなので、もう手伝ってやろうということで入られたという話を大衆に伺いましたけども、息子さんの場合はどういう入社の動機のようでしょうか?
息子は結婚を機会に僕のところに、これを機会にコンサスで働きたいんです、よろしくお願いします、いいですか、っていうような形で入ってきました。
ただし前からですね、あなたはこの会社があるよっていうのは言い続けたし、ちょっと難しいですけど彼が大学のときから、あなたはサラリーマンで給料であなたの学費払ってるわけじゃないよと。
僕は会社の報酬でもらってるから会社の利益が出なくなって会社がダメになったら、私はそれこそ失業じゃなしに仕事がなくなって借金を背負うぐらい、だからあなたの学費っていうのは会社の利益から払ってんねんでっていうのはちょこちょこ言ってたんですよ。
だから本人はいずれ僕がっていうのは多分あったと思います。
それはそこから後継者教育というのを意識されてたんですか?
18:03
だから一回も入れとも言ってないですけれども、意識するような言いましをしてましたね。
なるほど。この28歳で入りますと言われたときはどういう気持ちでした?
あ、思ったより早かったなっていうことと、もう一つはですね、実はそのとき父がまだ生きてたんですよ。
去年の5月が父がもう実はちょっと病気で出勤してなかって、5月の30日かな、彼が入社した日だけ父が出社して、その1日だけ親子3代揃ったんです。
その翌日から父は一切出勤せずに、そのまま亡くなったんですけど、7月に。そういう意味ではギリギリ政府やったなと思いましたね。
なるほどね。息子さんはおじいちゃん高校をしたかもしれないですね、そのタイミングでね。
最後にタイミング的には親子3代同じ事務所で折れたっていうのは、息子は親高校をしてくれたと思います。
分かりました。あともう最後に近い質問になりますが、これから今後どういった抱負を持って会社経営に当たっていこうと思われているでしょうか。
はい。このバルブを制御するっていう機軸は変えずに、変化に強い会社にしていきたいなと思っています。
僕の中ではそんな大きい会社でとか、そんなん考えてないんです。要は変化に強いっていうのは動物で言うならば中間ぐらいの大きさ。
大きすぎるとジュラ紀の恐竜のように要は滅亡しちゃうし、ちっちゃすぎると踏みつぶされる。要は変化で対応するちょこちょこ動く会社にしていきたい。
動物で言ったらネズミのような会社にしたい。ネズミは寒かったら屋根裏に登ったダウンを取るし、暑かったら地下に行って涼む。
でもネズミって気持ち悪いと言いながらも、それこそミッキーマウスもネズミであって愛嬌のあるネズミもあるわけですから、僕はネズミのように変化に対応できる。
だから売上規模も今よりかは増える必要はありますけど、闇雲に大きい会社にしようとは思ってません。
ただしっかりした利益を上げながら、今の社員が安心してできるような会社にしていきたいなと思ってます。
なるほど。息子さんに例えばバトンタッチするとしたら何歳ぐらいでしょうかなというふうに考えられます?
僕が今58なので、一つの目安はあと一回りした後の70ぐらいが一つの目安かなと思ってます。
今人生男でも80何歳が平均寿命ですし、寿命100歳という時代ですから、もう少し長く言い与えたらどうですか?
その場合も、本業は全部息子に任せて、僕はまたそこら辺は新規事業で、要は組織を束ねるのは彼であって、自分が食事できるぐらい、生活できるぐらいのビジネスをバルブとは関係ない世界でやっていきたいなと思ってます。
21:03
差し支えなかったら、何かやりたいこと今お持ちですか?
いや、これから探します。
普通の会社員ですと58だともう60で定年からという時に、もう次の人生考えるわけですから、社長業というのもちょうどそのぐらいから次考えるのはいいかもしれないですね。
70ぐらいで自分が生活できるぐらいの生業をできるようなものだったら、それこそ死ぬまでやってても誰に迷惑をかけるわけでもなく、自分の感覚でできるわけですから。
なるほど。その時には例えば奥さんに相談するとか?
逆にうちの家内の商売を手伝うっていうのもありかなと思ってます。
なんかされてるんですか?
いや、別に趣味でね。いろいろ物を作ったりとかしてますから、それのカバン持ちや何かをしながらっていうのも楽しいんじゃないかなと思ってます。
なかなかこれからも楽しい人生が待ってそうですね。
そうありたいですね。
はい、今年最後の放送になりましたけど、非常に有意義な、僕たちも参考になる話が伺えたのではないかなと思います。
どうも土井社長、3週間にわたってありがとうございました。
どうもありがとうございました。
22:17

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