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高校以来の『山月記』、めちゃくちゃ面白い!&メッセージ紹介!
2026-09-29 15:07

高校以来の『山月記』、めちゃくちゃ面白い!&メッセージ紹介!

高校の国語で読んだ、中島敦の『山月記』。久しぶりに読み返してみたら……いや、めちゃくちゃ面白い!
来週末の読書会の課題本なので、読んだ感想をおしゃべりしてみましたー。

後半では、読書会に申し込んでくださった参加者のみなさんからいただいたメッセージも紹介しています!

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サマリー

中島敦の短編小説『山月記』を、大人になって読み直した感想を語る。高校時代は「プライドの高い男が罰として虎になる話」と捉えていたが、今回は李徴が人間として生きる苦しさや現実から逃げ続けた結果として虎になったとも読めると感じている。人間の心を残したまま徐々に虎になり、家族より自作の詩を残すことに執着する李徴への同情と反発も述べる。後半では、朗読劇をきっかけに参加する人や、作品ごとの解釈の違いを楽しみにする読書会参加者のメッセージを紹介する。

大人になって読み直した『山月記』
こんばんは、サリーです。
アパート3号室へようこそ。
今日はですね、とある短編小説の話をしようと思います。
中島敦史の山月記ですね。
来週末、私が主催している読書会、アパート3号室の
おきらく短編読書会の課題作品になっているんですね。山月記ね。
なので、それを前に私一人でちょっと感想についておしゃべりしてみようかなと思っております。
高校の時ね、国語の授業でやりましたよね、山月記ね。
内容はぼんやりとこう、なんかプライドの高い男が虎になる話ぐらいは覚えてたんだけど、
それ以上のというかね、細部はちょっと忘れちゃってたんですね。
今回改めて大人になってからね、読み直して、
こういう話だったのかっていうのを改めて色々ね、気づくことがありました。
やっぱ高校の時はね、ただプライド高くて人付き合いをね、立って、
なんていうかな、うん。
あんまりこう自尊心の塊、そういう風な生き方してると虎になっちゃうぞみたいな、
なんかそういうちょっとこう、罰を受けるみたいな、
なんかそういうふうに思ってたんだけど、
いや大人になってね、今読むと、いやいやいやいや、
全然そんな単純な話じゃなかったですねっていうのが、
改めてわかって面白かったですね、ものすごく。
はい、ということでね、前半私の感想についてお話しして、
後半は今回ね、読書会のお申し込みフォームにいただいた参加者の皆さんからね、
メッセージもらってるんで、それをちょっといくつかご紹介しようかなと思ってます。
李徴が虎になった理由
まずね、三月期どんな話かって、ちょっとざっくり紹介しますね。
三月期はですね、中国の唐の時代を舞台にした短編小説ですね。
主人公は李徴という男です。
この人ね、若い時はものすごい優秀で、佳境に合格するぐらいね、
非常に自分自身にも自信があるし、周りからもチヤホヤされてみたいな、
そういう人だったんですけど、
地方の役人に命じられちゃって、そこが全然面白くないと。
自分の気に入らない上司からね、いろいろ命令されたりとかするのも腹が立つし、みたいな感じで、
こんなところで働いてられるか?ってやめちゃって、
で、詩人として名を残そうということで、役人を辞めて試作の道に入るんだけど、
思うように認められないと。
で、結局生活できないからっていうので、また役人に戻るんですね。
でも詩人として成功したいという思いはまだ捨てられないまま、
悶々と日々を過ごしていたところ、ある日突然、発狂していなくなっちゃうんですよね。
そうこうしているうちにですね、友人の園さんという男があるとき、
山をね、仕事で歩いていたらば、移動中ね、
人食い虎が出るという噂を聞くと。
でも人いっぱいいるしね、大丈夫じゃないかなって歩いてたら、やっぱり虎が出てくるわけですよ。
で、その虎がなぜか襲われるかと思いきや草むらに戻っちゃうんですね。
危ないところだったとかいうわけですよ。草むらから声がして。
で、その声を聞いた園さんは、その声は私の学生時代の友人の李徴ではないかっていうね。
そういうところで2人の会話が始まって、なぜ虎になったのかみたいなことを李徴が告白するという。
そういう、ざっくり言うとね、そんな感じのお話ですね。
まあね、いろいろね、ツッコミどころはいっぱいあるというか、面白いお話で短いんだけど、
いろいろね、語りがいのあるポイントがいっぱいあるんですよ。
逃避と人間の心を残した虎
なんで虎になったのかっていうのが、はっきりとはね、わからないっていうところがこの作品の面白いところなんだけど。
いやーもう中島篤人って人すごいなと思いましたね。
文章は昔の文章というか漢文帳みたいなちょっと古めかしい言葉遣いで書かれているからめちゃくちゃ読みづらいんですよね。
これどういう意味なのかな?みたいな感じのところがいっぱいあるんですね。
文語帳っていうかね、なんか昔風の言葉なんだけど、最初はね、現代語訳と照らし合わせながら読んでたんですよ。
だけど途中からそんなことどうでもよくなってきてね、話がめちゃくちゃ面白いので、もう続きが気になってどうなるんだろう?みたいな感じで、
ストーリーを追いかけているうちに、もう言葉の意味で別にどうでもよくなっちゃうみたいな、すごい力のある物語ですね。
文章がすごいさえわたっているし、こんなに短い話なのにものすごい引き込まれるっていうのが中島篤人さん、天才って思っちゃいましたね。
いろいろ読書界で話したいことはいっぱいあるんだけど、一番気になったのが、やっぱり理長は虎になったのかな?っていうことですね。
さっきもちょっとしゃべったんだけど、高校の時は人を見下したりとかね、プライド高かったり、そういう人は罰として虎にされるんだ、みたいな感じで思ったんだけど、
今回は、一体誰が理長を虎にしたのかな?みたいなことを書いたり、これは罰なんだろうか?みたいなね。
いや、実はもしかしたら、これ理長自身がある意味で虎になることを望んだんじゃないか?っていう風にも読めるようになったんですね。
虎になりたいって言って意識的に望んだっていうわけじゃなくて、人間として生きていくということから逃げたかったんじゃないか?みたいなね。
人間として生きることのしんどさから逃げて逃げて、気づくと虎になってたみたいなことなのかな?っていうね。
カフカの変身を思い出したりもしたんですけど、とにかく理長という男が何もかもからものすごい逃げてるんですよね。
人に評価されることからも逃げるし、傷つくことも嫌で逃げるし、自分の才能の無さと向き合うことからも逃げ続けるというね。
何もかも逃げて、現実から逃げている男なんですね。
もしね、人と関わって死を書き続けたりとか、現実を受け止めて逃げずに生きてたらね、虎にならずに人間のまま幸せになれたんじゃないかしら?なんてそんなことを考えたりもするんですけど。
でも誰の心の中にも、こういう理長のような心ってあると思うんですよね。多かれ少なかれ。
だからこの話って何かこう、決して理長のようになるんじゃないぞっていう教訓めいた話というより、みんなこうですよねっていう、それを極端に描いた話みたいな感じで読めたんじゃないかなと思いますね。
つらいのが、その理長が100%虎じゃないってところなんですよ。人間の心を残したままで虎になっている。見た目は虎なんだけど、虎の心だけじゃなくて、時々1日のうちに数時間、人間の心を取り戻す時間があって、その時がめちゃくちゃつらいみたいなことが書いてあって。
なるほどなーっていうね。人間の意識を保ったまま、例えばこのうさぎをね、食べたりね、いろいろこう、やっぱ、摂取をするわけですよね。そういうのもつらいからもう、読んでてもなんか一気に虎にすればいいのになって思いましたね。
李徴への同情と反発
じわじわ虎になっていくっていう、人間の記憶があって、それがどんどん失われていくことも気づいているっていう、それがものすごいつらいんじゃないかなっていうね。そういうふうに思いましたね。
この李徴はね、本当かわいそうな男なんだけど、でもなんか許せないよっていうか、なんかかわいげがない人なんですよね。
なんか、急に発狂して失踪しちゃうわけですよ。そうなると、残してきた最新のことが気になるとかね、俺のこと心配してるだろうなーとか、普通はそう思うと思うんだけど、そのひたかたぶりに会った学生時代の友人の円さんにね、ちょっとだけお願いがあるっていうふうに言い出すから、
残してきた家族のことについて、やっぱり俺のことを話してくれるって言うのかなと思いきや、自分がずっと書いてきた詩を書き留めてほしいって言うんですよ。
なんかね、どんだけ?って思いますよね。そんなに?っていう。家族よりも自分の詩を書き残すことの方が、に執着してるっていう。そこがなんかね、すごいなと思いますけど、その詩も大してすごい詩ではないんですよ。
なんか、円さんが、詩を書き留めていくんですよ。部下に命じて書き留めていくんだけど、聞いてると、なんか物足りないなっていうふうに思うんですよね。
それを30ペンも書き留めさせるっていうのも、蒸気をしてるなと思いますよね。10とか20とかじゃなくて30個の詩をね。っていうのもなんかエゴを感じるし。
美長って男があまり好きじゃないというか、最後に円さんの前に自分の姿を見てくれっていう場面があるんですね。それは別に誇りたいわけではないと。
自分の姿を見せることで、ビビってね。もう自分に会いたいという気持ちを行わないようにするためだみたいなことを言うんだけど、それもすっごい言い訳がましいなっていうか、なんか自分が虎になったことに酔ってないかなっていう感じ。
自分は虎になってしまった特別な存在だみたいな物語を漕じしているというか、演出しているというか、そういう感じがしちゃって嫌だなと思いましたね。
読書会参加者のメッセージ
いろいろね、感想が出てくると思うので、来週の読書会、どんな感じの話が出るのかすごく楽しみですね。
ここからですね、読書会に参加してくださる方から、申し込みフォームにいただいたメッセージ、いくつか紹介したいと思います。
まずね、バルさん、3月期は高校の国語で一番印象に残っている話で、クラスでもマジ虎になるとか言うのが流行った記憶があります。
大人になってから読む3月期はもっと心にぶっ刺さりそうな気がするので、読むのが楽しみです。というメッセージいただきました。
次の方、特命の方ですね。教科書で読んだ3月期をもう一度しっかり味わいたいと思ったので楽しみにしています。というメッセージありがとうございます。
私もまさに今回それですね。教科書で読んだ3月期をもう一度という感じで、時間を置いて読み直すという面白さをすごく感じました。
次の方、竹村さん、初参加の方ですね。青空の輪の参加者からオススメされて申し込んでみました。
3月期の会を選んだのは朗読劇で聞いて興味を持ったからでした。
青空の輪というのは仙台市内にある読書会の名前ですね。私も一度参加したことがあるんですけど、参加者の方からアパート3号室をオススメされたということでありがとうございます。
朗読劇で3月期いいですね。文章で読むだけじゃなくて声で聞くとまた違う感じがしそうですよね。ありがとうございます。
そしてお次の方、文蔵さん、文蔵さんからはドストエフスキーの罪と罰独領しました。その勢いでカラマーゾフの兄弟を読み進めています。というメッセージをいただきました。
全然3月期の話じゃないですけどね。でもこういう緊急報告も私はすごく嬉しいですね。
罪と罰は今年の12月の課題本として取り上げる予定なので嬉しいですね。もう読み終わっちゃったんですね。
じゃあまたお話を聞きするのを楽しみにしています。ありがとうございます。
最後、また匿名の方ですね。
久しぶりに参加できて嬉しいです。3月期は特に人それぞれいろんな解釈や感想があると思うのでたくさん聞けるのを楽しみにしています。というメッセージです。
ありがとうございます。私も同じ気持ちですね。
本当に同じ作品を読んでも全然人によって心に残る言葉とか気になる場面が全然違うのでそれを聞くのが楽しみです。
ありがとうございました。
ということで来週末の3月期読書会、また終わったら報告したいと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
アパート3号室のサリーでした。それではまた。
15:07

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