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こんばんは。おしゃべりラジオ「アパート3号室」へようこそ。
ここは、街はずれの古びたアパート。
3号室の扉を開けると、住人たちのささやかなおしゃべりが聞こえてきます。
管理人のサリーがひとりがたりする夜もあれば、
誰かがふらりと訪れて物語が始まる夜も。
さて、今夜はどんなお話になるでしょうか。
それでは、どうぞお入りください。
こんばんは、サリーです。
今日はライブで、本を読んだ感想についておしゃべりしようかなと思っています。
今週の日曜日、あさってですね。
日曜日に仙台で、私が主催をしている
対面式の読書会【アパート3号室】の第25回になるんですけど、
三島由紀夫の仮面の告白を課題本にして、
開催する予定になっているんですね。
参加する人が、私を入れて15人ですね。
15人で、この作品を読んだ感想について、
おしゃべりをする予定になっているんですけど、
その前に、ひとりで読んだ感想を配信しておこうかなと思って、
ライブを立ち上げてみました。
みんなでおしゃべりした後だと、
いろんな人の感想に自分が引っ張られちゃって、
純粋に自分が読んだ感想を忘れちゃうんですよね。
上書きされちゃうっていうか。
だから、三島由紀夫の仮面の告白すごかったんで、
記しておこうかな、声で。
三島由紀夫の仮面の告白。
これ私、高校ぐらいの時かな。
最初に読んだのが、たぶん10代の頃に1回読んでるんだけど、
その時はあんまり内容については覚えてなくて、
ただちょっと衝撃的な場面があって、
その場面についての記憶ぐらいしかなかったんだけど、
今回また改めて読み直してみて、
すごかったですね、仮面の告白。
これはとんでもない作品だったなって思いました。
今回読書会に参加する人たちと、
よく読んだねって、よく読み切ったね最後までって、
ハイタッチしたくなっちゃうような、
そのぐらいのやつですね。
ねぎらいたくなっちゃうような、そんな一冊でしたね。
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これ三島由紀夫の仮面の告白。
これを書いたのが、三島が24歳の時なんですよ。
24歳でこれを書けるって、すごいなっていうか、
天才っていうのは、こういう人のこと言うんだろうなって思いました。
すごいです。
三島由紀夫って、学習院高校を主席で卒業して、
その後、東大の法学部に入学するんですよね。
その法学部卒業した後に、今度は大倉省に入るという、
超日本一のエリートみたいな人だったんですよね。
で、それを大倉省を1年も経たないうちに辞めちゃって、
それで、執筆に専念するって言って、
職業作家になるのが、1948年、三島が23歳の年で、
で、その翌年の24歳の時に、
この最初の書き下ろし長編小説、
仮面の告白を河出書房から出したっていう、
そういう作品なんだけど、
ちょっと本当に24歳って信じらんないぐらい、
まずもう、何て言うんだろう、語彙力がもうすごいですね、半端ない。
表現力ももう圧倒される感じで、
ちょっと使ってる言葉は難しいんですよね。
とっても観念的な感じで、めちゃくちゃ読みづらいんだけど、
それなのに、なんか読むのをやめられないみたいな、
ものすごい吸引力がある感じなんですよ。
言葉の力にもう薙ぎ倒されるみたいな感じ。
もう何て言うんだろう、
本当に言葉の研ぎ澄まされ感がすごくて、
よく解いた日本刀みたいなギラギラと、
刃先がきらめいているような、ものすごい真剣みたいな感じっていうか、
これ三島の自伝的小説なんですよね。
だからなのかもしれないんだけど、
一つ一つのエピソードがめちゃくちゃリアルで、
主人公の心の心理描写がもう本当に生々しいというか、
血が通っている感じなんですよ。
文字がドキンドキンって脈打っているような感じっていうか、
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すごいですよ。
これは多分三島にしか書けないんじゃないかなと思うんだけど、
スーッと切ったら、血が流れ出しそうなくらい、
パツンパツンに張り詰めたような、
そういう言葉がみちみちに並んでいるみたいな、
とんでもないものを読んじゃったみたいな、
そういう感じでしたね。仮面の告白。
ちょっとあらすじをざっくり紹介すると、
この作品は、主人公の私という男性の幼少期から青年期までを辿るっていう、
そういう内容になってるんですよね。
幼少期の記憶からしても、とんでもない天才なんだけど、
まず書き出しがものすごい強烈なんですよね。
最初の一行目が、長い間、私は自分が生まれた時の光景を見たことがあると言い張っていた。
っていう一文から始まるんだけど、
すごいですよね。ここからもグーッと引き込まれちゃうっていう、
すごい一文から始まるんですね。
この後も、いろいろ幼少期の記憶が語られるんだけれども、
めちゃくちゃ印象的なのが、最初に、何歳って書いてあったっけ?
小学校に入る前、幼児の頃ですよね。
幼児の頃に、おわいやさんっていう、
糞尿汲み取り人。
その当時はだから、水泉トイレじゃなくて、
おトイレが、要するに汲み取りだったわけですよ。
ホエオケっていう、そういう糞尿を前後に担って、
天秤棒みたいなのを担いでいる、そういうおわいやさんっていう、
その男性が向こうの坂の方から歩いてくるっていう、
その場面を描いている坂を降りてくるんだ、若者が。
それにものすごい、
引きつけられるわけですよね。小っちゃい時から。
私が彼になりたいという欲求で、
私が彼でありたいという欲求が、私を締め付けたって書いてあるから、
ここでもう、普通とは違う子供だなっていうのが、
最初から示されちゃうんですよね。
そんなとんでもない幼少期の告白から始まるんで、
ものすごい引き込まれるんですけど、最初から。
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そこに最初から言ってるのが、
かぎかっこつきで悲劇的なものに惹かれるって自分で言ってるんですよね。
何度も何度もそれを言ってるんだけど、
悲劇、悲劇的なものっていうのに、
なぜか心が惹かれると、幼少期から。
絵本を読んでいても、
血を流して死にそうになっている王子とかに、
惹かれるんですよね。
小さい時からずっと周りと自分が違うっていうズレを、
なんとなく意識しながら抱えて生きているっていう主人公なんですね。
この少年は。
成長するにしたがって、
そのズレの正体みたいなものが、
どんどんどんどん、はっきりとぼんやりと見えてくるみたいな。
それが要するに、
同性愛だっていうことなんですよね。
自分は女性を愛せないかもしれないということに、
徐々に気づいていくんですね。
だけど当時の社会では、
そういう男色化っていうね、
同性愛の男性っていうことに対する認識というか認知が、
本当にされていないから、
男の人は女性と結婚するっていうのが当たり前の社会の中で、
自分の本当の自分の欲求とか欲望を隠して、
下隠しにして、
いわゆる普通の男の子として振る舞うっていう、
そのために今タイトルにもなっている、
仮面をかぶって生きているっていう、
そういう物語なんですよね。
本当の自分と、
社会の中の自分との間で揺れ続けるみたいな、
そういう葛藤を描いている、
そういう作品なんですよ。
ずっと主人公の性的な思考の悩みというか苦悩についても、
語り続けられるという、そういう本なんですね。
仮面の告白。
多分今の時代だったら、
この作品は生まれなかったんだろうなって思いましたね。
やっぱりこの時代だからこそ、この作品が生まれたっていうか、
やっぱり本当に、
抑圧された世間の中で、
私たちの想像を絶するような苦悩の果てに生まれた、
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それがもうこの仮面の告白っていう、
そういう小説なんじゃないかなってすっごい思いますね。
今では生まれなかったんじゃないかな、この作品は。
私がこの作品の中で特に印象に残っている場面がいくつかあるんだけど、
高校の時に一番最初に読んだ時に唯一覚えてたのもこれなんですけど、
13歳ぐらいだったかな、13歳か14歳ぐらいの時に、
この主人公の少年が、
サンセバスチャンっていう宗教がですね、キリスト教の宗教が、
裸の男性が杭に打たれていて、
下半身は白い布でぺろっと大事な部分だけは覆われているような状態なんだけど、
その裸の上半身に矢がいくつも刺さっているっていう、
その宗教の図なんですよね、そういう絵。
それを見つけて、13歳か14歳ぐらいでなかったかな、
その主人公が、
その絵に衝撃を受けて、
その絵にものすごく性的に興奮をして、
初めて自分のことを慰めるっていう、その場面があるんだけど、
高校の時に私読んで、強烈にやっぱり印象に残ってたんですよね。
その時は気持ち悪って思った記憶しかなかったんだけど、
でも今回読み直してみると、全然違う印象を受けましたね。
自分自身もいろいろと社会の、
いろいろな性的な思考の人たちに対する認知とか認識とかも変わってきているし、
自分自身も人生経験をいろいろ積んで、
捉え方が変わったっていうこともあるんだと思うし、
一回読んだ衝撃を知ってるっていうのもあるんだと思うんだけど、
知ってるからっていうのもあると思うんだけど、
なんかね、もっとこうなんていうんだろう、切実なものを受け取りましたね。
その場面の描写から。
これが最初にね、一番印象に残っているのは、
サン・セバスチャンの絵でね、初めて自分を慰めるっていう、
これがめちゃくちゃ印象に残っているんだけど、
他にもまた印象に残っているところがあって、
その後ね、高校生ぐらいになった時に、
同級生に大見っていう男子が登場するんですよ。
これがその主人公が初めて恋というかね、
大見という青年に対して、同級生に対して、
身体も心も惹かれるっていう、
そういう存在が現れるんだけど、
ここもすっごい面白かったですね。
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めちゃくちゃ見てるんですよね、その大見のことをね。
このぐらいの年齢の時の初恋って、
男女問わず、どういう恋愛思考に関わらず、
こういう感じだよなっていうのを、
自分の当時の片思いしてた気持ちとか思い出しました。
めちゃくちゃ見てるんですよね、相手のことを。
授業中とかに横顔とかを盗み見たりとかしてて、
自分の中で彼をどんどん理想化して、
作り上げていく感じの、その感覚がめちゃくちゃリアルだなと思って。
面白いなと思って読んでましたね。
体育の時間に、大見という同級生がね、
ランニング姿で鉄棒にぶら下がって、
懸垂をさせられるっていう場面があるんだけど、
そこの描写とかね、ものすごいです、本当に。
なんかもう、何を読まされてるんだろうって、
おかしくなってきちゃうんだけど、
なのに目が離せないっていうね、
すごいですよ、そこの描写ね。
彼のエキカって書いてあるんだけど、脇の下の描写とかがものすごい。
まだ書くか、まだ書くかぐらいの感じで、
くどくど詳細に書かれてるんだけど、
若干引いちゃうくらいの、でも面白いんですよね。
謎だったのが、主人公が懸垂をさせられている、
苦しそうな鉄棒にぶら下がって、
懸垂している大見という男の子の姿を見て、
自分も予想もしなかった感情を持ったっていうふうに書いてあって、
そこがすっごい分かんなくて、はーっと思ったんだけど、
彼に対して嫉妬という感情を持つんですよね。
それがすっごい私は理解できなくて、
なんで嫉妬するんだろうっていうのはよくわかんなくて、
謎ですね、今でも。
よくわかんないなと思って。
もしかしたら、
すっごい好きな人に対して、
その人になりたいみたいに、
思いすぎちゃうっていうか、
自分が持っていないもの、
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すごい筋肉もりもりなわけですよね、その大見って。
腕に怒りの入隅が似合いそうなくらい、
腕が盛り上がっているわけですよ、筋肉で。
粒々。
その筋肉粒々な腕で懸垂をしている姿に、
ものすごい生命力を感じるんですよね。
そういうところが、自分はひ弱で、
全然薄っぺらい体なわけですよね、その主人公は。
だから、圧倒的に肉体美みたいなものを見せられて、
そこに嫉妬するってことなのかな。
でもこれって単純に恋心とはまたちょっと違うような気がして、
自分が持つないものを体現しているみたいな、
そういう存在に対する憧れみたいな感じなのかな。
憧れと欲望がごちゃ混ぜになったときに出てくる、
それが嫉妬っていう感情なのかな。
よくわからなかったですね。
これは読書会でどういうことなのか、
話を皆さんとしてみたいなって思いました。
結局、この大見という男は、
最初から不良で、
先生に対してもなめた態度をとっている、
いかにもヤンキーみたいな感じの男なんですよね、この大見って。
最後、悪いことをして退学させられちゃって、
主人公の彼の前からは姿を消しちゃって、
その恋は終わるんだけど、
大見っていう存在の描き方が、
めちゃくちゃ生々しくてリアルで、
恋愛に対する心の揺れとか、
すごく良かったですね。
初恋をこんな風に描くのかっていうので、
本当に圧倒されました。
その主人公はその後、
男の人が好き、女は好きになれないのかなって、
うすうす感じるんですよね。
だけどそれを自分で認められないで生きていくっていうところが、
この仮面の告白なんだけど、
友達のお家に行ったら、
たどたどしいピアノの音が聞こえてくるんですよ。
このピアノは誰が弾いてるんだいって友達に聞いたら、
妹が弾いてるっていう風に言って、
その友達の妹である園子という女性と会うんですよね、
その主人公は。
どんどん園子との関係が深くなっていって、
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恋人同士みたいな感じのやりとりが始まっていくんだけど、
そこもすごく複雑だなと思って読んでたんだけど、
結局その主人公は、
この園子っていう女性のことを、
自分は好きなのかもしれないって、
愛しているのかもしれないって自分で思い始めるんですよね。
全然欲望は感じないんだけど、
その子に対してはすごく美しい女性だなと感じるし、
一緒にいると楽しいし、
話しているとときめきを感じたりもするわけですよね。
普通の男という仮面をずっとつけていると、
それが本心なのかもしれないっていう風に、
錯覚し始めるんですよね。
それがすごくこの仮面の告白っていう物語の軸になっていると思うんだけど、
ずっと自分をこう、
本当の自分の気持ちを隠して、
仮面をつけたまま生きていると、
肉に食い込む仮面みたいな、
確かそんな表現もされてた気がするんだけど、
自分の本当の気持ちがわかんなくなっていくっていう。
どっちが自分の気持ちなんだろうみたいな。
これはこれでこういう女性への愛っていうのがあるんじゃないかなみたいな感じで、
その子といい感じで恋人みたいに振る舞っている。
そんな自分も悪くないみたいな。
そういうふうに思っていってしまうっていう展開が、
この時代、やっぱり社会的な抑圧の中で、
そういうふうに生きた方が無難っていうかね。
結局自分に嘘をついているってことなんだろうけど。
とにかくキスしてみようってなるんですよね。
それがまたすごく面白いんですけど、
とにかくその子とキスをしてみようと。
キスをすれば何もかもが上手くいくっていうか、
何もかもがわかるっていうふうに自分で決めて、
その子とキスをするっていうその場面に持っていくんだけど、
そこの描写はね、すごかったですね。
ちょっと私ここ読んでみようかなと思うんだけど、
ここが一番なんかすごかったなと思ったんで。
慎重文庫のこれは、
182ページに書いてあるところをちょっと読んでみますね。
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その子とキスをするところの描写がすごいから。
その子は私の腕の中にいた。
息をはずませ、火のように顔をあからめて、
まつげをふかぶかと閉ざしていた。
その唇は幼げで美しかったが、
以前私の欲望には訴えなかった。
しかし私は刻々に期待をかけていた。
せっぷんの中に私の正常さが、
私の偽りのない愛が出現するかもしれない。
機械は爆心していた。
誰もそれを止めることはできない。
私は彼女の唇を唇で覆った。
1秒経った。
何の快感もない。
2秒経った。
同じである。
3秒経った。
私には全てがわかった。
って書いてあるんですよ。
すごくないですか、ここ。
この後、私は体を離して、
一瞬、悲しげな目でその子を見るんですね。
でもその子は、この時、目をつぶっているんですよ。
だから、その主人公がキスをした後に、
何にも感じないっていう、無の表情、
悲しい表情をしているんだけど、
それをその子は見ずに済んじゃってるっていうかね、
見てないんですよ。
それがまたすごいすれ違いで、
その後、一行空いて、
私は黙ったまま病人を扱うように、
その腕を取って、自転車の方へ歩き出した。
って書いてあった後に、一行空いて、
逃げなければならぬ。
一刻も早く、逃げなければならぬ。
っていう風に書いて続くんですけど、
ここがもうすごく、すごいなと思って、
ここがもう本当に、この場面で全部わかっちゃうっていうか、
今までの自分を騙していた、
仮面をかぶっている自分の気持ちにも、
本当の自分の性的な自分の思考、恋愛思考、
自分という人がこのキスで全部わかっちゃうんですよね。
その重さ、この逃げなければならぬっていう、
この場面がものすごい、この急転直下っていうか、
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急展開。
ここ相当やばいなと思って、
ここから最後までの、後半はね、
本当、ラストまで一気読みしましたね。
最後は、ちょっとネタバレするけどいいのかな。
読みたい人聞いてたら、この辺で止めてもらう方がいいのかな。
でも気になりますよね。
結局、その子のお兄ちゃんから手紙が来て、
家族みんなね、
君がその子と一緒になってくれることを願っているんだけど、
みたいな手紙が来るわけですよ。
君の気持ちはどうなんだと。
その子はそういう気持ちになっているんだけど、
君の気持ちはどうなのか聞かせてほしいみたいな感じで、
手紙が来るんですよ、お兄ちゃんから。
それに対して、その主人公は、
自分は結婚することはできないというふうに、
言葉にの手紙を書いて、
少し経つと、その子は別の男と結婚してしまうんですね。
それで良かったんだってことなんだけど、主人公にとっては。
その後、数年してから、
東京で、街角でね、
その子に呼び止められるんですよ。
振り向くと、その子と再会して、
もう人妻になっているその子と、
その主人公は再会すると。
ちょっとお茶でも飲まないかいって言って、
その子とその主人公がね、
ちょっとお話をするんだけど、
それをね、なんかしんどいけど、
何回も何回も二人で会うようになるんですよ。
大倉賞にね、勤めているその主人公は、
昼休みとかの1,2時間をちょっと抜け出して、
時間を作ってその子に会うんですよね。
その子も、なんかその人妻だし、
その夫には嘘ついて出てきてるし、
こんなことをいつまで続けるのみたいな、
もう会わない方がいいんじゃないかしら、
みたいなことを主人公に話すんだけど、
みたいなのが本当のラストのラストで、
でも最後、もう会うのはやめましょうって、
その子から言われて、
あと30分っていう風に言って、
で、結局、
その最後の5分間のところが、
もう本当のラストのラストなんだけど、
なんかね、
すごいんですよ、そのラストも。
ここはちょっと読まない方がいいかな、
撮っておこうかなと思うんだけど、
本当に最後のラストの描写のところが、
すごいですよ、もうなんか、
ただただ圧倒されて終わるっていう感じ。
呼び終わった後。
なんじゃこりゃ!みたいなね。
松田裕作ばりにちょっと叫びたくなっちゃうような、
そういう最後のラストなんですよね。
とんでもないですね、仮面の告白。
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これちょっと課題本じゃなかったら、
自分が主催している読書会の課題本じゃなかったら、
たぶん途中で読むのを断念してたかもしれない。
挫折しちゃってたかもしれないんだけど、
でもこれやっぱり最後まで読んでよかったなって思ったし、
これを読まずに死な、
読まずに死んでしまうという人生だったら、
ちょっと悔やむなっていうぐらいの、
すごい挫折でした、これは。
過去で一番わけわかんなかったけど、
過去25作品の中で一番とんでもない作品とも言えるというか、
だから、あさっての日曜日、この読書会で、
15人で私も含めて、この本を読んだ感想についておしゃべりするんだけど、
これを読んで、他の人たちが何をどう思ったのかっていうのを聞くっていう、
それがものすごい楽しみですね。
どういうふうに読んだんだろうっていうか、
どんなところに引っかかったのかみたいなのって、
たぶん本当人それぞれ違うんじゃないかなって思うんだけど、
本当にこれ語りがいがある小説だなと思うんで、
この三島由紀夫の仮面の告白、
ちょっと本当に伝説の神会になる予感しかないですね、これは。
盛り上がる予感しかないっていう、そういう作品でした。
今日はコメント欄は静かですね。
ちょっと私が一方的に、画面の告白の感想をちょっと語っちゃったんで、
たぶん聞いてくださっている方も、そうなんだっていう感じで聞いてくださってたと思うんですけど、
今日はそんなところで感想をしゃべったら終わろうと思ったんで、
そんな感じで今日はちょっとおしまいにしようかなと思います。
ありがとうございました。
仮面の告白、読んだ方いたらちょっとコメント欄とかで、
コメントで教えていただいて、感想を他の方どういうふうに感じたのかっていうのも聞かせていただけたら、
ありがたいなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
アパート3号室のサリーでした。
それではまた。
今夜のアパート3号室、いかがでしたか。
最後まで耳を澄ませてくれてありがとうございました。
この後もあなたの夜が穏やかで心地いいものになりますように。
アパート3号室のサリーでした。
それではまた。