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2024-04-29 31:40

サグラダファミリアへ行ってきた

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スペイン バルセロナよりお届けするGW旅日記(第二回目)

サグラダファミリアに行ってきました。

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こんにちは、パニアです。
今日のバルセロナは、お雨が降ってます。
バルセロナって年間を通じて、すごく晴れの日が多いなんて気候だって聞くんですけども、
ちょっと昨日からグズついてるんですよね。
ちょっと肌寒かったりして。
面白いのが、バルセロナの人たちってちょっとやそっと傘ささないんですね。
それも雨が少ない地域だからなんですかね。
ちょっと濡れたりとかっていうのを全く気にしないのかな。
さて、昨日行ってきました。
サグラダファミリア。
サグラダファミリアって、まず何か知ってますかね。
スペインのバルセロナにある教会なんですけれども、
これがですね、建設が始まったのが、開始は1882年ですか。
これWikipedia、今見てるんですけど、1882年からずっと作り続けて、
有名なアントニー・ガウディさんは建築家なんですね。
これを設計建築に取り組んだんですけれども、
当然、今は生きてないわけでして。
しかもですね、ガウディさん。
ガウディを建設でずっと作っていたんだけれども、
そのガウディの帰り道かな。
確か80代のおじいちゃんなんだけど、帰り道に、
当時路面電車がこのバルセロナも走っていて、
その路面電車に離れられて亡くなってしまうと。
そんなガウディさんともあろう人なので、
とってもその時はスペインで大ショッキングな事件としてなったんだけれども、
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トラムに跳ねられた後にしばらく、
それがガウディだったってわからなかったらしいんですよね。
それぐらいミスボらしい格好をしていたおじいちゃん。
ヨボヨボのおじいちゃんだったという話なんです。
お弟子さんたちがガウディがいない、ガウディがいないとなって発見されたと。
国葬の写真なんかもすごくガウディをみんなで集まって、
送り出すというような形だったみたいです。
そんなガウディが亡くなった後は、
お弟子さんたちが引き継いで建築を続けると。
この間ニュースになっていたのが2026年ですか。
ガウディ没後100年を目指しているんじゃないかな、100年らしいので。
ガウディさんが亡くなってから。
今建設を進めているみたいなんですね。
後期がものすごく、当時もっと全然時間がかかると言われたものが一気に短縮されたというのもこの後お話したいなと思います。
そんなサグラダファミリア、まだ完成してない後2年後に出来上がるんですけれども、
まだ工事中のところを見てきて、
率直な感想を言うともう最高です。
これは何だろうな、言葉を失うというか、
過去にもカンボジアとかアンコールワットとか行った時にも、
言葉が出ない、その場で立ちすくんじゃうみたいなことがあったんだけど、
ガウディもね、スペインに着いた初日にガウディだけは中入れなかったので最初は、
外から見に行こうって、見た時に立ちすくむというか、
うわっ!っていう、続々っていう感じになったんです。
何かっていうと、
このサグラダファミリアって石で出来てるんですよね。
石像なので、
なんていうのか、圧巻っていうかね、
なんで石を積み上げて作ったものに対する、なんだろうな、
怖さもある、何とも言えない、
何とも言葉に表しづらい、
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巨大なビルとか、人間が作ったものの、そういう日本の巨大建造物もあるけれども、
何かね、これらとは全然次元の違う、
目の前に立った時に、
言葉が本当に出なくなるなっていう感じでしたね。
で、
サグラダファミリア、当然バルセロナの一大観光地なので、
周囲には観光客もたくさんいて、
予約が要しておかないと中には入ることが出来ません。
日本でも、もし行かれる人がいるのであれば、
ここは事前に予約をしないと、当日行っても入れないので、
しかも入る時間も決められてるんですね。何時、何時からっていうような形で。
で、ちょっと早めに着いたので、チケットを見せたら、
いや、まだ早いからもうちょっと待っとけと。
それぐらい入場制限をしてるっぽいですね。
ただね、出る時間は特に指定されなかったので、
入る時間だけ制限をしてるみたいですね。
で、いよいよ中にセキュリティチェックを行ってね、
ちゃんと荷物もすべて時計とかも外して、空港よりも厳しかったかな。
結構しっかり見られましたね。荷物のX線のあれに通されたし。
で、中に入る時にQRコードで、しっかりとちゃんと取れてるかっていうのを見られて、
そこで中に入るんですけれども、
この、まずね、もう真下に立って、
サグラダファミリアの門のところの彫刻がね、これだけでね、
もう飯3倍くらい食べれるかもしれない。
っていうぐらいに、細かな作りがですね、
本当に繊細な作りというかね、見れるんですよ。
で、それを、そこだけずっと見てるとね、
先全然進めないから、とりあえず下からいろいろ、
事前にね、読んでいた、
佐藤さんの本、これちょっと後で、これもご紹介したいのですが、
そういう本を読んでいたっていうのもあって、
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見るところがたくさんありすぎたというか、
これが佐藤さんが実際に作られた彫刻なんだと。
入口の上のところにね、ケープを持った像があるんです。
地面から15メートルくらいかな。
で、そこのケープに弦を付けるか付けないかっていうのが、
本の中では語られていて、結構それは建築家の間でも、
佐藤さんが自分はこうしたいっていうところで通したっていう、
ケープに弦を付けないっていう判断をされたんですけども、
ちょっとそういうのもね、本を読んでいたので、
これなんだ、なんて思いながら見れたのが良かったなと。
で、ガウディの中にいよいよ入るんですけどもね、
これね、入ったら鳥肌物でした、僕は。
とりあえず入った瞬間に、ゾクゾクって立ちすくむっていうのがね、
表現としたら、うわっ!っていう感じでしたね。
外もすごいけどもね、中もね、本当にすごい。
すごすぎる。
ので、ぜひこれは行ってもらいたいところの一つですね。
何がすごいってね、まずガウディのこの中の天井の高さがね、
聖堂なので、教会の聖堂の中で、天井の高さが60メートルあるんです。
60メートルってね、ビルの高さでいうと14階?
要は巨大な、超巨大な空間、外から見る中は空洞というかになっていて、
ただそれだけの石を支えるので、当たり前だけど柱が立っているんですけども、
この柱一本一本が芸術作品みたいに、
下から柱が上に向かって積み上げられたのが立っているんだけども、
上の方で分岐しているんですね。
ちょうど木のね、幹みたいな形。
木の幹って下から一本がずっと上に上がって広がっているじゃないですか。
そんな感じで、まさにこれは木を表しているらしいんです、ガウディが。
上の方で広がって天井を支えていると。
この天井もね、彫刻で葉っぱみたいなものがすごい、
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いっぱい置かれていて、葉をデザインした彫刻がね。
そこにスポットライトが埋められているんですけども、
本当になんだろう、これが木漏れ日を表しているんですよね。
なので建造物なんだけれども、中で木の中にいるような感じっていうんですかね。
それが地面から60メートルも上に天井があるから、
なんかね、息を飲むというかね。
うわ、なんだこれっていう空間なんですよね。
ちょっともうしばらくね、立ちすくんでもう上ポカーンと口開けて動けなくなっちゃいましたね。
その後ね、中は教会なので有名なステンドグラスがあるんです。
入って左側、2面ステンドグラスの壁があるんですけども、
片方がブルー、青とかグリーンかな。
もう片方が赤とかオレンジっていう、
このステンドグラスがとっても綺麗で、
太陽が入る差し込み方によって、すごく中の世界が変わるみたいなんですよね。
僕が行った日がちょうど曇りだったので、
ステンドグラスどうやって見えるのかなと思ったけども、
太陽が差し込めばもう少し光の赤とかブルーとかが、
くっきりと浮き上がったのかもしれないんだけども。
でもね、曇り空でもすごく壁に反射してね、
石の壁が片方は赤とかオレンジに染まってるし、
片方はブルーとかグリーンに染まってて、
ここだけでもステンドグラスってこんな綺麗なんだと。
今までもステンドグラスの一面だけステンドグラスで綺麗だなってことは見てたけども、
全面ステンドグラスになってるとこんな見え方になるんだなって驚きましたね。
これはいろいろiPhoneとかで写真撮ったりもしてみて、
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綺麗に写ったななんて思ったんだけど、
後で見返してみると半減しちゃうのはしょうがないですよね。
やっぱり実物に勝るものはないなというふうに思うので、
サグラダファミリアへもし行かれる人は中を見ないなんてことはないと思うんですけど、
結構入場料それなりにするんですよ。
36ユーロだったかな?
36だから日本円で言うと6000円くらい。
結構高いですよね、入場をして。
中に入らないなんて人もいるみたいなんですけども、
僕は入っておいてよかったなと思ったので、
これはぜひおすすめの。
こればっかりは写真で見た気になるのとは全然違う体験を味わえる場所なので、
おすすめですね。
中でちょうど祭壇があって、
そこにはパイプオルガンとイエスキリストが貼り付けにされたのが上から下がってるっていう場所なんです。
そこには教会のよくある椅子が並べてあって、
そこに座ってね、しばらく座ってぼーっとしてましたね。
あっけに取られてたというか。
あのパイプオルガンが音鳴らしたときにどんな音色になるんだろうなとかね、
すごい完成したときにはそれを、
実際にはこれは祭壇のところに宗教的な行事のときには鳴らしてるんでしょうけれども、
ちょっと普通の人はなかなかその場面は見れないのかもしれないですね。
で、サグラダファミリアもね、上にね、上がることができるんです、塔の。
で、塔もね、なんか2つ選べて、ごめんなさい、なんだっけな、なんか2つ選べる方の、
僕は空いてるのがね、1つしかなかったので、それでエレベーターに乗って上に上がります。
でね、エレベーターの上からはバルセロナの街が一望できるんですけども、
といってもテラスみたいなものがあるわけではないので、
隙間から、石の間の隙間からバルセロナの街が、オレンジの屋根でね、すごくきれいな街並みが見えました。
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これすごいなと思ったのが、サグラダファミリアの上の方に、塔とかの上には、いろいろ果物とかね、そういう彫刻が飾られてるんですよ。
下から見ても何の果物か分かるぐらい、これブドウっぽいなーとか、
そういうのが、もちろん目の前で見たらめちゃくちゃでかいわけですよ、その塔の上から見るとね。
でね、これがなんで落っこちないのかなと思って。
もちろん落っこちないようにくっつけてるんだけど、石を積み上げてるんだから、
なんかあったらね、大変なことになるだろうにと思って、そっちの心配しちゃいましたね。
なんでこんなにくっついてるんだろう、この鳩の。鳩1個だってね、たぶん10キロとかもっとするしそうだしね、重さでいったらね。
こんな石を積み上げてるんだから、すごいなーっていうのは圧巻でしたね。
なので上もね、上がるといろんなものが見えていいですね。
降りるときはね、これ階段で降りるんです。
で、塔の中をね、螺旋階段でぐるぐるぐるぐる回っていくんですけども、
あの、螺旋階段のね、ちょうど中央のところってよく隙間が空いてるじゃないですか。
で、螺旋階段もね、直径3メートル、2メートル?3メートルぐらいなのかな?3、4メートルぐらいしかないんじゃないかな。
なので、中央のところに丸がね、下を覗くとね、下の方まで見えるんですけどね。
これがね、本当に片つむり。片つむりなんですよ。
わかるかな?片つむりの殻?殻を上から見た感じ。
で、これも後々、この後行くガウリの博物館が下にあるんですけど、そこで片つむりを再現してるっていうことが書かれてたので、
もう本当に、あ、これ片つむりだったんだっていうのはその通りなんですよ。
で、螺旋階段で下って、ガウディの一通り見終わるという感じです。
で、ガウディね、表と裏と両方のところが見えたりして、
で、外側の柱とかもね、一個一個がしっかり木の幹みたいなね、
柱一つとってもね、しっかりデザインされ尽くされているというか、
なんか適当なものを一個のなんかね、手抜きを感じさせないんですよね。建造物の。
もうすごいなぁ。
でね、あのガウディのこのサグラダファミリアの横には、ガウディがですね、職人たちのために作ったのかな、確か。
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あの、保育所みたいなものがあって、そこもね、中見れるようになっていて、
保育所というか学校かな。
なので当時通っていた職人たちは、このサグラダファミリアを作るときに、
ここに子供たちを預けていたというような、
みんな職人もガウディも一緒になってここを作っていたらしいんです。
すごく、祖藤さんの本でも書かれていたんですが、ガウディは職人たちを尊敬していたと。
職人たちをすごく大切にしていたらしいんですね。
このサグラダファミリアを作るのは、職人たちがあってのことだからっていうところで、大切にしていたみたいなんです。
地下に博物館があるんですけど、このサグラダファミリアの地下の博物館が、
日本語のガイドとかは全くないんですけど、どんなものがいろいろね、
ステンドグラスの設計図なんかが書かれていて、実際にステンドグラスを作っている様子とかね、
色の調合とかね、ガラスに色に番号が振られていて、
しっかりとステンドグラス一つもここまで作り込んでいるんだな、色を調合してやっているのが伝わってくるのが見れましたね。
あとね、アントニー・ガウディさんの石膏なんかも置かれていたり。
アントニー・ガウディさんは亡くなられて、このサグラダファミリアの地下に遺体が置かれているらしいんです。
なので、まさにこの下に眠っているというところで、ガウディさんの石膏はすごく顔がシュッとしていて、
亡くなった後の石膏だから当然、やつれているアレですけどね。
ただ若い頃を見るとね、すごくどうもというかなかなかヒゲもじゃで、
職人をこれだけまとめ上げる職人さんたちをまとめる親方みたいな感じだったんですかね。
この地下でね、そもそもサグラダファミリアって何でこんなに建設に時間がかかるのかっていうのが、
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設計図がないっていうのが大きな理由らしいんですよね。
設計図がないっていうのは、そもそもガウディさんは設計図ではなくて模型で作ってたらしいんです。
模型をもとにサグラダファミリアを作ると。
その模型をもとにお弟子さんたちが設計図とかに起こしてたりはしたらしいんですけど、
スペインの内戦の時にそれらもほとんど破壊されたり失われてしまったと。
なので何も残ってない中で、少しだけ残っている手がかりをもとにお弟子さんたちが想像をしながら、議論をしながら彫刻を作っていくというのがあるみたいですね。
それともう一つが資金不足っていうのもものすごく大きかったらしくて、
今でこそね、1人入るのに5,000以上6,000も払うって入ってるのを毎日ソールドアウトの状態で、
潤沢に資金があるでしょうけれども、お父さんが40年くらい前に当時は職人さん20人くらいしか残ってなかったらしいんですよね。
お給料も結構遅れてしまうような状態だったと。
というので寄附で何とかなり立っていたと。
あまりにそこまでサグラダファミリアに対して、スペインのバルセロナの町もそこまでこれをしっかりとやっていこうとなってなかったみたいなんですよね。
ちょっと宗教的な部分があって、政治的な部分が。
で、これが一気にお金が資金不足が、今では当然資金が入ると、職人さんというかね、もうね、今の状態ってテクノロジーで一気に作ってるっていう感じなんです。
なんでかっていうとね、地下の博物館のところに、完成予想図とか模型があるんですけど、そこの奥にはね、超巨大な3Dプリンターが置いてあって。
ガーディは昔は模型も作って、それをくるくる回しながら眺めてたのが、今は3Dでモデリングしたものを一気に作って、石を切り出すとかっていうのもプログラムを使って正確に行う。
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もう本当にテクノロジーで一気に加速したと。
っていうのが今現代らしいですね。
なので今もう200名以上の人がパソコンに向かってサグラダファミリアを作るために、構造計算とかいろいろやってるんだと思うんです。
これもね、ぶっちゃけてしまうと、果たしてそれがガーディの建築なのかって言ってしまうと、
もともとガーディは重力とかを逆さまにしていろいろ考えて、サグラダファミリアをいろいろ考えて、模型から作ってたのが、今そういったものを作るっていうのがね、どうなのかなとかって思いつつも、
ただ街中にね、あれだけ高い建物を作るっていうこともあるし、そもそもサグラダファミリアってね、2018年にバルセロナ市当局で合意されるまで130年以上にわたって違法建築状態が続いてたらしいんですよね。
だからね、安全面とかも含めて建築って、やっぱりちょっと時代、今とは時代が違うから、ちょっと仕方ないのかなっていう、そういうものもね、とは感じつつ。
ただ、これ、佐藤さんの本でね、書かれてたことですごく印象的だったのが、今すごく完成を急ぐと、それは建築物に限らず、僕らが使ってるこういうiPhoneとかね、そういうものもそうだけれども、常に新しいものは新しいもの。
作っては取り壊し、作っては取り壊しというようなものが、今まあこれはもう止まらないと、こんなところで何を言ったところでね。
なんですけれども、ガウディさんはさっきの子どもたちの学校を横に作って、職人たちを大事にして、100年以上にわたって、もう構想で何百年もかかるというものを作ると。
ただそういったもので、そこで生み出せるものがあるというので、何かこう、建築物に限った話じゃないけど、急ぐことによる弊害とかっていうものを、ちょっとこれは現代の商業的な部分で、
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サグラダファミリアもこの商業主義には逆らえないんだろうなと、この時代にある限りはあらゆるものがそうなんですけどね。っていうのは考えさせられましたね。
ただ、作っている職人さんたちがパントニー・ガウディの意思を引き継いで、こうして作り上げたサグラダファミリアという建造物は、少なくともそういったものをね、しっかりと受け継いで残されたものだというのは感じられる建物だったので、
とってもね、スペインに来たらこれはおすすめの観光地の一つだなと思いました。
今日ね、まだだいぶ雨が降ってきたので、スペインもね、僕が今すごく気に入っているのはね、街の人たちが陽気なんですよ。
今日はスペインが最終日なので、明日はまたここを出発するので、そんな話は後日。
どうもありがとうございました。
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コメント

音声のみでバーチャル・トリップをしているような、不思議な感覚で楽しませていただいております。サグラダ・ファミリア、知らないことも多々あり、PANNIAさんの優しい語り口もあってとても楽しく拝聴しました。 次回の声日記も楽しみにしています。

コメントをいただきありがとうございます。 お聞き苦しいこともあろうかと思いますが、旅先の雰囲気が伝われば幸いです。

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