2023-01-21 01:42

韓国料理にハマった時

ちょっと変わった趣味を持ってまして。韓国料理の食べ歩きです。
と言ってもみんな良くやるパターンのやつでしょ?って事ですが、少々度が過ぎるのかも知れません。
1年に2〜3回韓国に渡航しては、(滞在日数×3-2)食を食べる自主ツアーを長年続けてます。
エア(航空券)のみ予約して、降り立ったあとからの予定は何も決めていないということだけは決まってます。
同じようなことを日本人としてやっている人にはあまり会ったこと有りませんが、ブログなどを見ていると同類の存在は多数確認できます。

初の国外旅行の行き先は韓国でした。
どうして韓国を選んだのかということを振り返ってみると、超絶変人な理由が一つしか思い当たりません。
韓国語で使う文字「ハングル」にイウンという文字があるのですが、まぁ「丸」。
○なんです。これ面白くない???って勝手に感動して韓国語講座を聞き始めたのがきっかけです。
こんなことでハマるやつがいるんですが、他にいらっしゃったら連絡ください笑

韓国語に限らず、英語以外の他言語にもともと興味は有ったのですが、ちゃんと講座を聞いたのはこれだけですね。
英語ははっきり言って嫌いだったので、ナメてました。なのでちゃんと勉強しようと言う気が起こったことは無しです。業界用語を覚えるとかはしかたなくやったりしましたが。。。

そして2年くらい経った頃、読み書きと簡単な旅行韓国語会話を机上でマスターしたつもりになった頃、飛行機で初めての韓国入国を果たしたのです。ゴールデンウィークのたった5日間だったんですが、旅行書は持たず、辞書と地図を持っての旅としました。ともかく歩いて見て回りたいとおもってたので。

その頃は、まだインチョン(仁川)空港が開港してなかった頃。キンポ(金浦)空港が空の入り口でした。
飛行機は子供の頃に乗ったこと有ったのでそれほど物珍しくなかったですが、初の外国は相当ワクワクでした。
せっかく覚えた会話とかちゃんと通じるのか?とか、言葉のことにばっかり興味が有ったので、辞書と会話書を読みながら飛行機ですごすという変わったオタクっぷりを発揮していたと思います。

着陸してゲートが空き、韓国の土地に踏み入れた瞬間に漂ってきた匂い。
ん?明らかに日本と違う!あれ?あれれ???なんかメチャクチャ懐かしい、というか、帰ってきました、ただいま〜感が私の脳内に爆裂したんです。まぁ、きっと遠い先祖はこちら方面の人だったんだろうな〜と、自分の疑問の答を勝手に片付けました。

入国の審査官の人がパスポートにハンコを押して入国手続が終了しますが、そのときに初めて「スゴハショッスムニダ」(수고하셨습니다:ご苦労さまでした)と声かけたら、それまで怖そうな顔だったのに、結構大げさに微笑んでくれた事が大きな思い出になりましたね。

あー、通じるじゃん(⌒o⌒)v
初めて現地の人に話せて舞い上がりました。これが言語を極める道になるんだな!くらいの意気込みでした。

がっ!
行き着いたソウル駅近くでたまたま入った普通の食堂のビビンバが旨すぎて涙モノ。
混ぜないで食べようとして怒られ、勝手に混ぜられたのにも感動。まぁ、これでもかと混ぜるのがマナーだとわかりました。
そういうわけで言語オタクになる夢は初日で終了し、食べ歩きオタクになることになったのです。

放浪癖でもあるので、それ以来ソウルに降りても釜山に降りても、初日と最終日以外は韓国全土を思いつくままに移動して、土地土地のB級グルメを片っ端から食べて回る人生が始まったのです。

ともかく旅行者として旨いもの食べ歩こうと思うといろんな事を新たに知る必要が出てきます。
宿泊、移動手段、メニューや店の情報、どれから手をつけたら良いかさっぱりわからなかったので、まずは移動だ!と決めて、バスターミナルに行ってそこの書店で時刻表(シガッピョ)を買いました。日本の時刻表と考え方はだいたい同じですが、市外バス運行情報が大部分の情報バスにこれがその後のツアー人生には本当に役に立ちました。
いまではもちろんスマホに取って代わりました。

韓国全土に、相当緻密に現在でも張り巡らされているバス網。人々の移動手段はクルマが多いですが、旅行者としての都市間移動はもっぱらバスの利用頻度が激高です。ハングルさえ読めれば日本の時刻表と表記方法は同じなのでわかりやすい。
都市内移動は市内バスと地下鉄が便利で、30分以内の乗り継ぎは無料になります。

チケットを買うにも会話を覚える必要があるので鍛えられました。
そして食堂で使う言葉や、宿泊で使う言葉など、旅行書に乗っている例文を使い、その先は現地の人に教えてもらう方式が近道です。
どんな言語でも、その現地の言葉で「これはなんと言いますか」を覚えておけば突破口となりますね。

AI翻訳が今後発達しますが、それまでにできるだけアナログで会話ができるようにしておくと面白いんじゃないかと思っています。
--------------

多くの日本人が、隣国韓国の文字「ハングル」を習わないようですが、騙されたと思ってまずは覚えてみてはいかが?
パーツにわかれたローマ字式の表音文字なので、だれでも1週間ほどで全部読めるようになると思います。
ハングルが読めるだけで韓国旅行が100倍便利に楽しくなりますよ。
そして冒頭の韓国にはまった理由で話した、ハングルのイウン。文字のパーツの○です。
これは「読まない」、もしくは「ng」の音に相当します。

例えば
아 ア(読まない+A)、이 イ(読まない+I)、우 ウ(読まない+U)
앙 アン(読まない+a+ng)、잉 イン(読まない+i+ng)、웅 ウン(読まない+u+ng)

김치 キムチ(g+i+m, ch+i) 語頭はgでもkの音になるので、ギムチとは聞こえません。
닭한마리 タッカンマリ(d+a(+r)+g, h+a+n, m+a, r+i)
ーーーーーーーー

今日のおはようございます:フランス語
Bon matin!
ボンマタン
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:05
ボンマターン!
前にちょっと話したかもしれないんですけども、韓国料理の魅力に取り憑かれてもう長いんですよね。
日本で生まれて初めて国外に降り立ったっていうのが、私の場合韓国だったんです。
なんで最初に韓国を選んだのか、たった一つの理由っていうのが、
丸四角三角の丸っていうのが、なんか堂々と文字に組み込まれてるっていうのが超絶面白いなって、ある時ふと思ったんですよね。
それでNHKラジオのハングル講座っていうのを聞くようになって、
で、1,2年経った頃に、これは一回本国行かにはならんなと思ったのがきっかけで韓国に行ったんですね。
まあ自由旅行で行ったんで、特にこれといった予定もなく彷徨って、東京駅にそっくりなソウル駅のあたりを徘徊してて、
初めて普通の食堂に入ってビビンバを食べたんですけども、まあこれがもううまくってびっくりしたんですよ。
この瞬間から韓国料理の虜になって、ともかく美味しいものを探して食べ歩くっていうための言葉の勉強が始まったんですよね。
はい、もちろん行き当たりばっかりでどっかの学校に行ったわけでは全然ありません。
現地の人から全部習うと。こういう方式です。
生きた会話人生を楽しむっていうのは食べ歩きがおすすめですよっていう話でした。
パロでした。ではまた明日。
01:42

コメント

スクロール