2023-12-09 01:59

年賀状の分どこへ

年賀状は良い風習でした。
小学生の自分に、友達の輪を増やしてくれた。
中学生同士の友情を深め合うことができた。
高校生の時に年賀状をやり取りした仲は今でも続いている。
大学生の時には勉学に(うそ、遊びに)忙しく、まるで書かなかった。
会社では12月になると、同部署社員全員の名前と住所の一覧リストが配布された。音もなくどこからか湧いてくるイメージだった。
お世話になった先輩社員に年賀状でも書くかと年賀状を送ったら最後、ほとんどの人とのやり取りがやめられなくなった。
翌年も翌年も雪だるま式に増え、さすがに3桁枚になってからは年末年始の大仕事というイメージのイベントになった。
そしてある年突然、名簿関連は一切配られることがなくなった。そりゃそうですな。
年賀状やめます宣言を一応最後に、翌年から年賀状をフルシカト。実害はゼロ。いったいなんだったんだろう?

こんな一連の時代を経験してきましたが、今ではとてもじゃないけど考えられないことが、ある意味思考停止で日本を覆ってたんだなと感じます。
年賀状という文化が素晴らしいことはよくわかります。欧米や韓国・台湾とはクリスマスカードでした。
この、やり取りするための手間と時間が、今の時代どう考えても私個人としては確保できないんですよね。
どうしてもコンタクトを取りたい人とは、メール・電話・面会・SNSなんでもありますから困らないし、そもそも困るの定義が変わってしまった。

こう考えると、「つながっておきたい人」との最後の砦は「メール」なんじゃね?とは思ってます。
気になる人には、年末年始に限らず、思い出した時にメールを出してみているこの頃です。
結構な割合で返ってきません!
人づてに電話を訊いて判明してつながったらOKですが、それもわからないで切れてしまう人も多い。
でもそんなもんですね。

人と人とのつながりを、どう保ったりメンテしたりしていくのが楽しいのかなぁとまだまだ模索中です。
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00:04
皆さん、おはようございます。
12月ですよね。暮れですよね。
なんかいつもと身の回りのことで、雰囲気が違うなと感じてたんですけども、何だろうとちょっと思い出したら、
あ、年賀状準備しなくていいんだ、って改めて気がついたりなんかするわけです。
このインターネットを基調とした生活だとか仕事、これが当たり前じゃなかった時代があるわけですよね。
それこそインターネットどころかパソコンもない時代ってのがあったわけで、その時どうやって字を書いてたの?って言ったら当たり前ですよね。
紙に鉛筆かボールペン、万年筆か筆なんか持って、で書いて、書き損じなければ文章が完成して、それが役に立つようになると。
手紙だったら封筒に入れて切って貼って出す。めちゃめちゃ当たり前だったわけですね、その行為が。
そして時は流れて失われた30年かなんか知らないですけども、その間にこの切って貼って出すとか手紙を出すっていう風習がほぼゼロになったわけです。
私の中では年に一度だからって言って我慢して結構な時間とお金を準備にかけて年賀状発送してその返事を書いてとよくやってましたよね。
今でも続けてらっしゃる方本当に尊敬しますね。私はもうありえない大昔の話になってしまいました。
その空いた時間は新たな形のインプットとアウトプットの時間に全部染み込んでしまってる。でまだ足りないって話でした。
パローでした。ではまた明日。
01:59

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