おそらく音楽が大好きな人は世の中に多いでしょう。
私にとっても気がついたら音楽は人生そのものになっています。
生活や人生にうるおいを与えるパワーは計り知れないし、感情を直接揺さぶる効能をたくさん持ってるんで。
ところが音楽談義になると、私個人的にはなかなか話が合う人が少ないんですよね。
いい機会なのでその理由を改めて書き留めておきます。どこかでなにかが誰かと引っかかったら、コアな音楽談義ができるのかも?と楽しみにしてます。
・賛美歌
私はキリスト教徒なわけではないのですが、両親や親戚縁者がよく賛美歌を歌う会というのをやってました。
物心ついたときには、混声の4声から繰り出すハーモニーが好きになり、脳にインプットされたんだと思います。
その時に使われてた賛美歌の歌集は大正時代に出版されたもので、今もダイジにとってあります。
注目すべきは。どこぞの国で編曲された4声が、現在出版されている物より難しいこと。コード(和音)やフレーズが凝っているのです。
このアレンジが耳に入っていたので、例えばグローリア(あらののはてに)などは、今のアレンジでは全く物足りないんですよねー。
・笛とハーモニカ
おそらく生まれて初めて手にした楽器はウクレレだったかと。3歳の頃に簡単なコードの曲として、アロハ・オエを歌ってた(らしい)。その後は小学校に入学した時にハーモニカと笛を手渡され、どちらかと言うと笛にハマる。
結構な頻度でリコーダー吹きながら下校してたガキでした。周りの人はうるさかったでしょうな〜。
・エレクトーン
当時電子楽器がまた一般的でない時代、ヤマハから大衆向けエレクトーンが発売され、ホイホイとウチの親も流れで買うことに。
そりゃ目の前に鍵盤来たら小1のガキはイジり倒しますわ。超絶ハマって、1年後にグレードアップしてもらったのが嬉しかった。
が!小4になった時に、基礎練とか学理みたいなコースに移り、相当つまらなくなり秒で教室通いを辞めました。そこからは自己流の世界で鍵盤で遊んでます。
・ラテン
親の世代はJ-Popも歌謡曲も無い時代。日本発の楽曲は軍歌や演歌、民謡の流れを汲んだものが目立ってたそうです。
そんな時にまぁまぁ日本で流行ったジャンルが舶来のラテンだったそうで、ハイカラ(死語)なヤング(死語)は、なんかよくわからん言語(ほとんどスペイン語)のラテン曲のレコード(これは今も有る)を買って聴いてたようです。
この流れで私の耳にも各種ラテンミュージックが耳に入り、FMラジオ放送でもラテン特集が頻繁に放送されて中学の頃にはよくエアチェック(死語)してました。
トリオ・ロス・パンチョス、ハーブ・アルパートとティファナブラス、など
・イージー・リスニング
エアチェック人生になっていた時に目の前に光が走ったことで、親にねだって初めてのLPレコードを買ってもらったのがヘンリー・マンシーニのマンシーニジェネレーションというアルバム。これを機に、イージー・リスニング分野の放送を待っては聴いて録音してすり減るまで聴く(死語)ことをやってました。
ヘンリー・マンシーニ、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、ニニロッソ、などなど
・ELP
ロックには全く興味が沸かなかったのでほぼ無縁なのです。が、友人が貸してくれたカセット(半死語)を聴いて少々ハマったのはELP。
これ以外にもプログレッシブ・ロックはまぁまぁ好きになりました。アーティスト名や曲名・作風などはさっぱりわかりませんけど。
・カーペンターズ
ジャンバラヤを聴いてハマり始め、日本でもラジオ番組はカーペンターズ一色の時がありました。
多分全曲近く聞いてるし、いまでもBGMにすること多しです。
・吹奏楽
小中学校と音楽クラブが無かったので、高校から計7年間吹奏楽人生を送っていました。
不人気パートのバスクラリネットでしたが、結構他の楽器も吹かせてもらったり、作編曲指揮あたりの経験も少々させてもらったおかげで、相当楽しかったです。いまでも課題曲シリーズや、名門校の演奏などがYTで簡単に聞けるのでありがたいですね。
・サンバ
サンバとの出会いは突然でした。もともとラテン好きですからかすってても良かったんですが、ラジオでもあまりやってなかったのでノーマークでした。
そんな中、友人が新婚旅行でブラジルに行ってLPを3枚買ってきたんですが、これに衝撃を受け、ブラジル音楽にハマることになったのです。
実はブラジル音楽にも相当に種類が有り、その中のサンバにもカーニバル用のジスフィーレ(パレード)や、パゴージ(手軽に街角や室内で楽しむ編成)があります。
ここ10年くらいでやっと知ることになったMPB(ブラジルのポピュラーの意)ジャンルの、Maria Rita(マリアヒタ)は相当聴き込みましたが最高です。
・フュージョン
これは説明いらないかもですが、ご多分に漏れずファンになりました。
カシオペア、カリオカ、渡辺貞夫、日野皓正、松岡直也、向井滋春、Spyro Gyraなど
・カリオカ
Cariocaはフュージョンバンドの分類ですが、実はモロにブラジルサンバに影響を受けてるんですね。そこにハマった吹奏楽時代の先輩に誘われてカリオカみたいなバンドをやろうということで、まだ辞めて無い(笑)ので、数十年やっています。ドサンバはできないので、ボサノバやラテンテイストなオリジナル、全く関係ないオリジナルなど、謎バンドとして君臨、ではなく風前の灯火ですね。
パートは、Kbd. Fl.と鳴り物を少々です。
・MIDI
その昔、ニフティサーブのオンラインサークルがあり、その中の自作音楽部門でFMIDIORGというフォーラムが有って入り浸ってました。
GS規格の音源モジュールをPCにつなげば、簡単に安価に音楽が楽しめるとあって、相当にハマりましたね。
言語化したらなんかちょっとスッキリしましたー。
この機会を与えてくださったタートルさんにあらためて感謝です!
#音楽人生
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