闇バイトの実態
こんばんは、おやこITノートのハルです。
このラジオでは、親子で知っておきたいITリテラシー情報をお届けしています。
本日は、SNSで募集されている闇バイトです。
怪しいアルバイトを見抜く6つのポイントをお話しさせていただきます。
まずですね、今から3つの休事案内を紹介しますので、ちょっと聞いていてください。
3つ紹介します。
まず1つ目、初心者関係、電話受付のお仕事です。
DMで応募された方には、先着3名はボーナスアップ。
2つ目、ダンボールを運ぶだけの簡単な仕事、学生可能。
3つ目、学生可能、全国対応、簡単な仕事で高額報酬。
3つ紹介しました。
これ全て闇バイトの求人内容です。
見抜き方のポイント
私たち大人が聞くと、高額報酬とかそういう言葉ですね、
そういうのを聞くとおかしいかなと思うんですけれども、
どうでしょう?あなたのお子さんが見分けられる自信というのもありますか?
まだアルバイトや社会経験のないお子さんが、もしこの内容を見たとき、
応募する可能性があるのではないかと思います。
実際、高校生の8割が闇バイトと見分けられないという結果も出ているそうです。
怪しいアルバイトを見抜く6つのポイントがあります。
見抜く方法というのはありますので、ぜひこれは学校でなかなか教えてくれません。
私たち保護者が伝えていく必要があると思いますので、ぜひ参考にしてください。
それではまず1つ目です。1つ目は時給です。時給の記載がないものです。
よく闇バイトの募集内容を見ていると、高額な金額というのが書かれています。
例えば1件5万円、応募先着順限定3名5万円とか、そういう高額な金額は書いているのですが、
子どもたちがお金の感覚というのがあまりないと、
たぶん自分のお小遣いとかと比べるぐらいなのかなと思うのです。
街中で見る時給などの情報ですね。
そういう情報からすごくいっぱいもらえるんだというふうに簡単に考えてしまいます。
ただ時給の記載がないというのは非常におかしいです。
高額かどうかというのは別にして、時給で書かれていないもの。
はっきりちゃんと1件5万円って曖昧じゃないですか。
時給いくらというのだと分かりやすいのですが、
そういうふうにちょっと曖昧な感じで書かれているもの、
時給が記載がないものは気をつけたほうがいいと思います。
では2つ目。応募方法がDM、ダイレクトメールのものです。
ヤミバイトはSNSで募集されているものが多いのですが、
応募はDMでと書くと、SNSに慣れている子どもたちで
あまり応募はDMでという言葉に対しておかしいと思わないです。
ただ応募方法がDMしか書かれていないというのは非常に危険です。
正常なお仕事の応募の場合はホームページや応募フォーム、
求人サイトへの誘導をされることが多いです。
SNSのDM、SNS自体が匿名性が高く足がつきにくいものです。
連絡を取っていてもすぐに連絡が途絶えるということが
簡単にできるものです。
なのでDMだけで連絡を取るような応募方法は非常に危険です。
子どもたちはおかしいと思わないので、
これはおかしいんだよということをしっかり伝えてあげてください。
それでは3つ目。
3つ目は、ハッシュタグに因語が隠れている言葉です。
闇バイトの多く、SNSで募集をしているので
ハッシュタグがついているものが多いです。
募集内容自体は普通ですが、
ハッシュタグの中に闇バイトと分かる言葉が書かれていることがあります。
中には子どもたち、闇バイトを自ら探す子たちもいるので
そういう因語を頼りに探すこともありますので
そういうハッシュタグに因語、文章の中にも隠れているものがありますが
そういう言葉が入っているものは気をつけてください。
例えば、因語といってもいろいろありますが
もう分かりやすく、闇仕事、裏仕事とか書いてあったり
UD、アルファベットのUDですね。
これが受け出しという意味で、受け子、出し子の意味です。
あと叩き、荷受け、運びのような
こういう言葉が書かれているもの、とても危険というか
もうこれは完全に闇バイトです。
これは子どもたち、闇バイトを探す子たちもいますので
闇バイトはアルバイトではないということ
犯罪であるということをしっかり教えてあげてください。
このどういう因語があるのかなというのは
私のブログの方にも記載していますので
興味がありましたらぜひ見てください。
それでは次が4つ目です。
4つ目がすぐに稼げる、日払い、急な出費でお困りの方
というような言葉です。
すぐに高額な金額を稼げるともはっきり言っているもの
これはお金に困っている人を利用して
通常の仕事ではないことをさせる可能性が非常に高い言葉です。
目の前の高額なお金に目がくらんで
深く考えずに応募してしまう若者少なくありません。
すぐに高額が稼げる、これはこういう世界はありません。
正常なアドバイトではありませんので
目の前の高額なお金に目がくらんで
その一瞬だけのために人生を棒に振ってしまうことに
つながってしまいますので
ここらへんも闇バイトが犯罪であるということを
親の役割と対応
やはり伝えてあげることが必要だと思います。
では次に5つ目です。
1日や1回で2万円を超える報酬です。
こういうふうに具体的に伝えてあげてください。
例えば私のいる宮崎県内のアルバイトパートの平均時給は
今の時点で1174円。
全国平均でも1249円ほどです。
宮崎県で1日8時間働いても9392円なんですね。
専門的な技術があるアルバイトであれば
若干高いことはあると思うんですけれども
1日1万円を大きく超えることはないと思います。
なので1日や1回で2万円を超えるアルバイトは
99%正常ではない仕事だと認識した方がいいと思います。
それでは最後です。最後6つ目。
6つ目が電話受付、運ぶだけ、工作配取
この3つが闇バイトの中で多いです。
よく見られますので電話受付が一番難しいですよね。
こんなアルバイトたくさんありますよね。
ただその前後の例えば因語が隠れているとか
応募がDMだとかそういうものと合わせて考えてください。
電話受付は掛け子と呼ばれるものですね。
オレオレ詐欺のような掛け子だったり
運ぶだけというのは運び屋、受け子、出し子の可能性があります。
講座買取についてはこの講座を買ったり
売ったりとかいうこと自体犯罪ですので
銀行講座を売るだけでこんなにもらえるんだと言って
講座自体、使ってない講座とかあるからと
売ってしまったりする子どもたちいると思うんですけれども
何ですかね、明らかに100%犯罪に使われるものですので
犯罪に加担したということになりかねません。
なのでこれ自体犯罪ですので
電話受付、運ぶだけの仕事、銀行講座買取
闇バイトの募集の中で多い3つのことです。
これを覚えておいてください。
本当に子どもたち、高校生が見ると
8割の子が見抜けないということですので
やはりこのSNSが身近にあることで
社会ではどういうものが常識があるのかとか
そういうことが分かっていないですので
全然、犯罪に加担したいということではなくても
いつの間にか加担していたということになりかねないです。
とっても怖いです。
高校生にもなると、やはり親が子どものスマートフォンを確認したり
どんなことをしているかを確認することは難しいと思います。
だからこそ、早いうちからこういう話を伝えておいて
普段から話題にしておくと
子どもも何かあった時に相談してくれるのではないかと思います。
あとは、加担した後に
親に迷惑がかかるからといって
隠してしまう。そして大きなことに
大きな結果になってしまうということも
本当に非常に多いです。
なぜなら、相手が親とかの個人情報とかを掴むからですね。
なので、迷惑かけられないと言って
黙ってしまう子どもが多いですので
絶対言ってということを
普段から伝えておきましょう。
もっとひどいことになるので
怒らないから、そういうことはちゃんと相談して
ということをしっかり伝えておきましょう。
あとは、そういう警察とかの連絡先とかも
事前に伝えておくこともいいかもしれないですね。
親には言えなくても、先生だったり警察だったり
そういう身の回りの大人に伝えられる状況があれば
子どもたちも相談の幅というのが広がりますので
もしかしたら、そういうことがあるかもしれないという前提で
お子さんたちには準備してあげることが
親の責任かもしれません。
ですので、今回の6つのポイントというのも
お子さんに伝えるときの参考にしてください。
それでは、本日は以上です。
明日も良い1日を。