闇バイトの基礎知識
こんばんは、おやこITノートのハルです。
このラジオでは、親子で知っておきたいITリテラシー情報をお届けしています。
本日は、闇バイトの役割、細分化された役割について紹介していきたいなと思います。
最近ニュースを見ていたときに、
首都圏で8月以降から連続で闇バイト事件が発生しているニュースを見ました。
強盗で捕まって闇バイト事件だったという内容ですが、
そのニュースの中で中継者という言葉を聞いたのです。
中継者として、実行役として逮捕された若者のニュースを見ました。
受け子や出し子という言葉は耳にしたことがあると思いますが、
中継者はあまり聞いたことがなかったと思いました。
闇バイトの特徴として、やはり仕事が細分化されている。
そのため、闇バイトと採植を気づかなかったということも多いです。
今回見た中継者というのも、犯罪に加担しているような仕事内容ではないので、
最初は気づかなかった。でも、やっていくうちに違和感を感じるというような役割です。
やっていることがわからなくて、途中から抜け出せなくなってしまったというところが非常に怖いところです。
実際、闇バイトの逮捕された若者の中では、こういうような役割をしていた子も多いと思います。
闇バイトで実際どのような役割か知っておくというのも、
ITリテラシーを身につけることにつながります。
自分の身を守るために、こういう知識も必要だと思いますので、ぜひ知っておくといいと思います。
役割は一般的に言われるような、言い方や言葉は違ったりすると思いますが、
細分化された役割
一般的にどういう仕事があるかというのを紹介します。
今回は13個紹介したいと思います。
まず、受け子ですね。
闇バイトの募集では、受けとかUD、アルファベットでUDですね。
受け出しですが、UDで募集されることが多い、実行役になる受け子という仕事です。
被害者からお金やキャッシュカードなどを直接受け取る役割で、
受け出しの場に行って行動するので、実行犯として逮捕されることが多い仕事になります。
逮捕されやすい仕事ですが、組織にとっては欠かせない役割で、
おそらく結構高額な報酬がもらえる仕事なのかなと思います。
次に叩きです。叩きという言葉で闇バイト募集されるもので、
叩きという言葉自体、強盗を意味しますので、
おそらく闇バイトでわかっていて応募する方が多いと思います。
おそらく高額の報酬なんだろうなと予想できますが、
受け子と重なるところもありますね。
受け子の仕事だけだと思っていたのに、最終的に強盗や殺人にまで至ってしまったという若者もいます。
全然顔も知らないのに、その日付で集まって、
全然知らない人と共同して強盗するような事件ってありますよね。
この受け子叩きになると思いますが、流れだったり、その時落とされたりして、
そういうつもりはなかったのに、強盗や殺人にまで至ってしまったということがあるので、本当に怖いです。
本当に怖い役割になると思うので、受け子叩きというのは特に逮捕される確率が高いものになりますし、
最初はお金につられてきたのに、結局自分の人生を棒に振ってしまったということになりますので、
気をつけてほしいですね。
次に出し子です。3つ目、出し子。これも受け子と同じように実行役になりますが、
受け取ったキャッシュカードや口座からATMで元気を引き出す役割です。
こちらも顔がカメラに映っていたりする実行犯になりますので、逮捕されやすいです。
短時間で多額の元気を引き出すことが多いので、その時点で最初は闇バイトとわからなくても、
ちょっとおかしいなと気づきますよね。絶対しないでください。すぐに相談した方がいいです。
そして4つ目です。掛け子。掛けという言葉で闇バイトを募集されることが多いです。
こちらは電話ですね。被害者に電話をかけて詐欺のシナリオを話したり、
心理的に騙してお金を振り込ませる役割です。
詐欺全体の初期段階を担う重要な役割で、やはり和術というのが求められます。
こちらも闇バイトとわかっていて募集される方が多いのではないかなと思います。
5つ目。見張り役です。見張り役も実行役になります。
先ほどの受け屋出し子の他のメンバーが作業している間、その場を見張る役割になります。
警察に警戒してという指示があると思いますので、
こちらも闇バイトとわかっていて実行するのかなと思います。
組織のメンバーが安全に行動できるようにサポートする役割です。
6つ目。運び屋、運び、荷物代行などという言葉で募集されることが多いと思います。
不正に入手した現金や物品を別の場所へ運搬する役割です。
こちらは実行役になりますが、闇バイトと明らかにわかるような荷物代行であったり、
代わりに荷物を運ぶだけなので、犯罪をしている認識がないままできるような役割でもあります。
この役割も闇バイトの募集としておそらく多いのかなと思います。
おそらくそういう言葉で募集されているものは、闇バイトの可能性が高いですので、
運ぶだけで高額の報酬がもらえること自体おかしいと思った方がいいです。
絶対に求人に申請をしないでください。
そして7つ目。中継者です。
今回私が聞いた言葉は、受け子や運び屋が運んだ荷物をさらに中継して支持役に運ぶ役割で、
捜査の混乱をさせるようなことになると思います。
特にこれは電話やメッセージを通じて、ここからここに運んでください、
みたいなやり取りをすることが多いので、身元が特定されにくく、
逮捕につながらないこともあったりすると思うのですが、
犯罪をしている認識がないままできる役割なので、
若い中高生や子どもたちも気をつけた方がいいアルバイトになるのかなと思います。
先ほど言ったように、運ぶだけで高額な金額というのがおかしいです。
ただ、中高生に関しては高額な金額という認識もなかなかないと思います。
ですので、小学生のうちからお金の話はしておく必要があります。
例えば、今住んでいる地域の一般的なアルバイト代とか、
いくら以上がおかしいアルバイトだということを具体的に伝えておく必要があると思います。
中継者というのは、中高生も気をつけたいものですので、
親御さんは早いうちからお金の話をしておいたほうがいいです。
そして次、8つ目、伝達者です。
伝達者というのは、中継者と似ていますが、より広範囲にわたって情報を伝える役割を担います。
具体的には、組織内の各役割、受け子や出し子などの各役割に指示を出したり、
指示内容が確実に実行されたか確認するような伝達になります。
ここらあたりから、おそらく実行役ではなくて、
中心、指示役になる、逮捕されない詐欺の実行側、
本部側のものがやることが多いのかなと思います。
次、倉庫版、荷物版です。
詐欺により得た不正品、キャッシュカードや物品など、
保管してメンバーに配布する役割です。
こちらも管理業務になるので、おそらく指示役の場合が多いと思います。
次に、書類係です。
詐欺に必要な書類を偽造したりする役割です。
こちらも実行犯である場合が多いです。
高度な偽造技術が求められるので、
おそらく、詐欺をずっとしているようなものがやるのではないかと思います。
次に、回収係です。
回収係は、被害者の自宅や指定の場所で、
キャッシュカード、現金、通帳などを回収する役割です。
これは、受け子にも似ていますが、
募集の内容自体は、例えば、足が悪い高齢者の代わりに
荷物を運ぶ仕事や、代わりに荷物を運ぶ仕事など、
おそらく犯罪に加担しているような内容ではないと思います。
なので、これも本当に気をつけたいです。
回収するだけです、受け取るだけですというアルバイトを気をつけてください。
次に、誘導係です。
誘導係は、被害者を指定の場所や行動に誘導する役割です。
例えば、銀行やATMに実際に連れて行ったりするような形で、
詐欺が成立しやすくするような役割になります。
そして最後、サポート役です。
組織全体の円滑な活動をサポートする役割になります。
物資の準備や移動手段の確保など、
これも本当に分からずに、
加担してしまうことが多いかもしれないですね。
では、一般的にある役割を紹介させていただきました。
今話しているのを聞いても分かるように、
闇バイトの中には、ニュースで見るような強盗の実行犯だけではなくて、
ただ荷物を受け取ったり運んだりなど、
実際犯罪とは思えないようなアルバイトも多いです。
きっと、何となく違和感というのを感じると思うんです。
これだけでもらっていいんだなというような感じで、
違和感を感じると思うんですね。
ですが、犯罪のような感じはしないので、
そのままアルバイトを続ける方も多いと思います。
ただ、簡単な仕事で高額のお金がもらえるということ自体、
通常の仕事ではないと思います。
逮捕される可能性のある捨て駒になりますので、
ちょっと違和感を感じたぐらいの時でも、すぐ相談した方がいいです。
役割の一部を見たら、本当に大きな事件を起こしているようなことに見えなくても、
詐欺の事件の一部を担う仕事、犯罪なんです。
ですので、このラジオを聴いていただいて、
闇バイトの仕組みを知って、自分の身を守るITリテラシーを身につけてください。
若者への注意喚起
中高生ぐらいのお子さんも知っておきたい内容だと思いますので、
ぜひ教えてください。
それでは以上です。
明日も良い一日を。ありがとうございました。