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  2. #13 気づけばもうないもの
2024-04-15 15:41

#13 気づけばもうないもの

もう1回行きたいと思っていたのに気が付いたらなくなってしまったお店。

また遊びたいと思っていたのにいつの間にかアクセスできなくなっていたゲーム。

そんな日常にひそむ喪失感のお話。

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Over Realism Club
昨日でしたっけ?先週でしたっけ? 昨日ですね。 昨日か。知ったんですけど、今日もちょっとお出かけしたので、そういえばあのカフェ行こうかなと思って、ふと見たら、閉業ってなってたんですよ。
あれ?俺確か2週間くらい前に行ったよなと思って。
見てみたんですけど、そしたら、Googleの口コミとかが、Googleのレビューですよね。お店の店主さんからのコメントで、3月21日をもって閉業いたしました。今までありがとうございましたってポンって出て。
え?ってなんかこの前行ってまたよろしくお願いしますって言われてまた行きますって言った1週間、2週間後に、閉店してるらしくて。
なんか結構いい感じのお店だし、お客さんも入ってたけど何があったんかなって、まぁ事情はわかんないですけどね。でもまた行きたいと思ってたのになーって思って、突然パンとなくなっちゃうんだってびっくりしたんですよ。
もう1回行きたいと思ったのに気が付いたらなくなっちゃってたなーみたいなお店だったりとか建物だったりとかイベントだったりとかっていうのが過去。そういうのがあればそういう話とか聞いてみたいなーって思ったので、ちょっと影音さんにお伺いできたらなと思って、この話を振ってみましたのですが。
なるほど、なるほど。
本当にシンプルなポイント&クリックというか。
アドベントカレンダーみたいですね。
もうなんかそんな感じですね。でなんかひたすらクリックしていってっていうのがすごい可愛くてまたやりたいなーと思って、奇跡的に名前を覚えてたんで検索したらもうなんか遊べないっていう。
まずフラッシュ自体がそうか。
まあそうっすねー。
それは影音さんがいくつぐらいの時の話だったんですか?最初にやった時って。
小学生かな。
小学生か中学生ぐらいだと思うんですけど。
だいぶまあ昔のものだったんで。
ちょうど思い出していくと。
小学生か中学生。
あ、そっか。小学生か中学生。そっかフラッシュゲーム。
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前世ですね。面白いフラッシュ倉庫とかフラッシュゲームとか。
フラッシュ倉庫めっちゃ大学の時に見てたなーと思って。
中学校ぐらいの頃にやってたなーっていう。でもそうか確かにフラッシュ関連のものは今もうすべて出題しにされてるわけですもんね。
そうですね。
遊べないですよね。
あとフラッシュが組み込まれてたすごい綺麗なサイトなんだっけな。
音楽家というかミュージシャンが作ってるやつで世界観がすごい綺麗な感じの地図があって地図をクリックするとそこの地図の上のスポットと関連した曲が出てくるみたいな。
世界観としてはサンホラー、サウンドホライズにちょっと近いなみたいな。
それがすごい綺麗だったんですけどフラッシュが提供を終了しましたって真っ白な画面になって。
っていう悲しみはありましたね。
確かにネット文化の中でいうフラッシュ消える前と後では結構な喪失感ありますね。
帰ってこないですからね。
たまにでもありますよね。移植しましたというか別の。
そうですね。HTMLに移植したっていうので。
でもほんと一部ですよね。そんな。
そうですね。
確かにフラッシュだと同じような経験してる人は多いですよね。
にくきゅうさん何か思い出すものあります?
そうですね。やっぱり今申し上げたフラッシュ系のサイトは大学の時すごい好きだったんで見てたのが、
軒並みなくなったなとかブログサービスとか、インフォシークだったかとか全部終了しましたとか、
そういう時にブックマークしてたのが見れなくなったなとかいうのはやっぱり寂しいなっていうのはありますね。
ただやっぱりそういうの多すぎて、基本10年20年残るもんじゃないなと思ってやってるところもあるのでインターネット上の好きなところって。
それで言うと逆にMixiとかに5年ぶりとか10年ぶりとかにログインした時にまだ残ってるっていうのは逆に感動しますね。
Mixiだけはずっと残っててくれるっていうね。
大学の時にすごくやってて、社会人数年やって疲れたなっていう時にMixiやったらまだログインできるわみたいな嬉しさを感じたことがあって、
逆にこれはなくなった寂しさっていうよりはまだ残ってるっていうそういう嬉しさではあるんですけど。
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あとはリアルで、僕も同じようにカフェが一箇所近所にあったんですけど、
それが奥さんと子供と一緒に行く宮中散歩に行ってたのに、次の週行くともうなくなってたっていうのが。
同じような経験はあったんですよ、ニットさんと。
それの場合、お寺の中に敷地内に作られてたカフェで、すごく雰囲気が良かったんですよね。
またお寺に行ってみたら、急になくなってたんですよ。看板なくなってて、建物もなくなってて。
なくなっちゃったのかな、なんの連絡もなかったけどと思って、
インスタ見てみたら、急遽、諸事情により閉店することになってしまいましたみたいな。
残念です。
もう一回、お店で使ってた物品とか食器とかを、フリーマーケット的に500円とか、無料で持って行ってもらえるものは何かやりますっていうのが、ちょうど今週あります。
お別れ会じゃないけど。
お別れ会的な、タイムリーな話だったんですけど、ちょうど。
同じような話だなと思って聞いてました。
なくなっちゃうと、本屋さんとか結構あるじゃないですか、書店さんとかでもう閉店しますって言うから、みんなお客さんがやってくるけど、そんな。
ありますね。
毎日来てくれたらとか、月に1冊でも買ってくれたらとかっていうのがあればみたいな話を聞くので、何とも言えない気持ちになりながら見るんですけど、
ゲーセンなんてその最たる文化だと思うので。
もうめちゃめちゃゲーセン思いましたね、今聞いてて。
だって全盛の頃ってすごかったっていう話は聞くんですけど、でも普通に今ストリートファイターをやるって言った時、ワンプレイ100円とか200円を払ってみんながやってるって聞いたら、ちょっと割に合わないなって思っちゃうので。
それは当時だからできたんでしょうけどね、でも。
そうですね、小学生の時10円とか20円とかでやってましたね。
そんな時代なんだ。
小学生ぐらいの時も北海道でしたけど、やってストリートファイターVSSNKだったか、やったりしてましたね。
カプエスかぁ
あの時安かったな。
なくなってしまったもののまま、ゲーセンもそうだし、フラッシュもそうだし、本屋さんもそうだし。
大体でもデジタルの別の形に移動してますよね。
ゲームなんて今Steamで対戦だし、本なんて電子書籍だし、フラッシュに関してはまた新しいツールで似たようなことをしてるから。
バージョンアップっちゃバージョンアップだけども。
その媒体でしか出てないとか、その媒体じゃないとプレイできない、読めない、見れないとかになっちゃうとね、どうにかしてもう一回味わいたいと思ってももう二度とできないみたいなのもいっぱいあるだろうし。
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いやー、本当ですね。
あればこうやっぱり、夜に実際にゲーセンの地下の階段、カンカンカンカン降りてってこうやるみたいな。
いや、当時の雰囲気っていうのを楽しみたいっていう人たちの方が多いと思うので、そりゃそうっすよね。
それについてVRのDJワールド行った時に似たような感覚ありましたね。
なんかこう、あれはなんだ?
あれ行った時に、地下のゲーセン行った感じを思い出すみたいな。
そんなアンダーグラウンドの場所に行ったときに、地下のゲーセンに行った感じを思い出すみたいな。
なんか、アンダーグラウンドなDJフロアを再現…再現っていうか作りました、オリジナル作りましたって言って、すごい作り込んだワールドがあったんですけど、
あれ行った時に、地下のゲーセンに行った感じを思い出すみたいな。
そんなアンダーグラウンドの場所に行ってたわけじゃないんですけど、明かりがチカチカしてるみたいなところに入ってくる時に似たような感覚があったので。
もしかしたらVRにそういうのあるかもしれないですね。
この感覚懐かしいって言って作り込んで、こういう体験をしてほしいみたいな。
昔の本屋VRとか、ゲーセンVRとか。
ゲーセン多分やってらっしゃる方いますよね。
当時の筐体…
そうですよね。
Twitterで、当時言ってたゲーセンをそのまま再現して、ワールドとして公開してるからみんな来てほしいみたいなのやってる方います。
やってみたい、それ。それ欲しいな。
物を揃えるのがね、基盤とかを揃えるのが厳しい時代になってきてるので、オンライン上にバックアップというかアーカイブ。
アーカイブですね、まさに。
今、ニコニコ動画ってちょうど10…何年?15、6年ぐらい経ったのかな。
ちょうどその10年前ぐらいが、14年前が前世だった時のワーっていう盛り上がりのバックアップとして、今しっかりとデータベースになってるので。
なってるんですか?
どっちかというとデータベース的な役割とか、動画の検索システムがYouTubeとかにないようなタグがあったりとか、文検索ができたりとかっていうのが、
創作活動をやってる人たちからしたら見つけてもらいやすいっていうのがすごくいいところ。
今でも残ってる人たちっていうのは少数になってはいるんだけども、
自分の一時創作とかを出したい人たちからしたら、別のスミカとして変わりつつはあるんですけど。
なるほど、確かに。
当時のコメントは上書きはされてきますけど、雰囲気はありますよね。
全部残ってるんですよ、当時のコメントも日付を変えるとまた見れて。
そうなんですか?あれ仕様だっけ?
コメントの右上にカレンダーマークがあって、そこに2009年の何月何日ってするとその日の残されたコメントだけが見れるようになってるんですよね。
12:05
へー、じゃあ僕のコメントした真っ赤な誓いとかも残ってるんですか?
全然残ってますよ。
マジか、マジか。
すごい気持ちになりますよ、当時のネットミームの
そんな場所でしたっけ?
いや、すごいんですよ、当時の流行りスタリーというか、移り変わりが全部日付ごとにコメントのテンションで分かって。
そっか、それはいいですね、それはまさにアーカイブですね。
熱狂、熱気がそのまま残ってるので。
いや、なんか熱気ありましたよね、あの時は本当に。
その動画の場所に行くと。
動画自体の中でみんなが会話をしたりとかコメント使って会話したりとかして、マナーは良くなかったとか言われてたんですけどね。
マナー良くないのもありました、職人がいたりもしましたね、花火職人とか。
コメント弾幕。
コメント弾幕職人。
アスキーアート職人、いろんな職人がいらっしゃってコメントの。
そうか、2chとかでアスキーアートで職人がワッと作るみたいな文化がそのままニコ動で動画として動くようなコメントとして。
職人の行き場があったのがその後の、あの職人たちは今どこで何をしてるんだろうかみたいな。
当時の職人は。
次の畑というか土地を求めてどこかで活躍してらっしゃるんだろうかってことを今ちょっとふと言いましたね。
なんすかね、VTuberに赤スパ投げてるんですかね。
赤スパ。
コメントの技能を使って。
でもあのコメントの職人さんたちも、なんだっけ、ニコ動のやつとかは上手に開業とか位置調整とかするためにいろんな行動を打ってたはずなんですよね。
なんかありましたよね、確か。
確か動画の設定側でもプレイソールというか、このコメント打たれたらこれに変換するみたいな条件が付けられるんですよ。
ありました、アットなんちゃら出てきましたね。
だからお団子、団子って打つと団子のアスキーアートになるっていうのを僕設定して動画上げたりもしてましたね。
そんな文化。
でも今もっと発展して良さそうなのにあんまないですね、そこから先というか。
なんかユーザー側が参加して楽しむためのツールみたいなのではあんま効かない。
自由度的にはもっと増えても良さそうな感じするんですけどね。
むしろ一番ニコ動は自由だったかもしれないぐらいですかね。
その後、YouTubeだと本当にコメントするだけみたいな限定されていくわけじゃないですか。
あとは課金要素として使われるわけじゃないですか。
だから運営側もそういうふうに仕向けていくというか、そこで自由にコミュニケーションしてもらおうではなく、あくまで課金をしてもらうための場所として開放するみたいな。
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今の話を聞いて話したいことができたので。
じゃあ一旦ここでニコ動の懐かしい文化ということで。
また次回も聴いてね。フォローも待ってます。
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