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おおさかBookラジオ
はっぴいさんで、荒井良二さんですね。
のんびりした男の子と、せっかちな女の子が、
はっぴいさんにお願いをしに行くんですけど、
はっぴいさんの大きな石のところに行ってお願いをするけど、
話していたら、願いが叶ったように感じるみたいなお話で、
すごく絵がかわいいんですけど、
実はこの街って結構戦争があったりとか、
でもそれが文字で全く語られてなくて、
絵でだけ伝えられてて、
そこがすごく考えさせられるような感じがします。
そういうところでも、日常が普通にあって、
この子たちが願っていることって、
本当になんでもないようなことで、
ただただ可愛くて明るい感じの絵なんですけど、
読んでいくと、いろいろ考えさせられたりとか、
じわじわ染みてくるような感じで、
読み返したくなるような本なんですね。
たぶん小さい子どもでも読めるんですけど、
小さいときに読んで、もし大きくなってから、
読み返したときに何か気づくことがあるような本かもしれないです。
