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2022-12-05 05:31

#83『悟浄出世』中島敦

#83『悟浄出世』中島敦

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中島敦の悟浄出世と悟浄単位、我が歳入記で括ってもいいんですけども、とりあえずそのタイトルで出てるもんです。青空文庫にも入ってます。
なんでそれを説明するかというと、私は中学生の時にその本を読んで、すごい自分らのようなものにとってもバイブルちゃうかというぐらいハマってしまって、
図書館でずっと借りっぱなしになって、短編ですから、短編集なんで、他白いのにそこだけ出っ張ってて手足ついてとかそういう状況になるまで読んで、
読書感想文を書いたわけです。そこで午後の先生が放課後こいとか言うから何かんやと思ったら、これ絶対5万円収めるのはもったいないからかけるだけ書けと言われて、
翌日書いて持って行ったらまたワンツーマンでじゃあここから削っていくからって言って、例えば冒頭のこの部分は邪魔だから全部消すとか、そういうワンツーマンに教育を受けたんですね。
全国に入選まで行ったんですけども、それがきっかけで自分は文章が書けるんやなと、先生に教えてもらった技とか使えば書けるなという意識を漠然と持って、別に文学部とか行ったわけじゃないのに、今現在ライターやってるのはその経験があったからだと思います。
えーっと、皆さんご存知の中国語の西遊記を佐古町主人公で書いたもんです。
結構子供が読んでもわかるっていうのに、経験っぽくて。
やっぱりちょっと中学生くらいまでいかないと難しいかもしれないなと思います。
原作はもう本当に最近はちょっとあれですけども、一時は本当に子供向けの西遊記とか孫悟空とかいっぱい出てて、その一方で大人向けの漢訳西遊記っていうのも岩波文庫から作って出しているっていうそういう状況でした。
漢訳西遊記が完結するのは、1巻出てから10巻まで20年くらいかかってます。
最初役者さんがなくなったんですよね。
あと代理室にもらうかという問題があって、私がその時面白いなと思ってハマってた中国文学の解説書を書いてた学者の中野美濃子先生っていう方が手につくことになったんですけども、
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さっきの先生もその先生もガチやしよくわかるんやけどここでものすごい文体変えすぎやろうとかツッコミについたら、1巻から3巻も中野先生が後から役してますね。
中野先生の魅力ってどういうところ?
もともと西遊記の枠組みを見てながら、その時の心の動きとか、あと作状が見てるから、作状から見て孫悟空とはどういうものなんだとか、
諸八戒はおどけて見えるけども、あいつにも何か恐ろしい空白を持っているとか、それで孫悟空氏がやっぱりすごい尊敬できる人間だということをちゃんと具体例、西遊記の一部から取ってきて解説してたり、
私が最終的に読書感想文を書くのは五条出世の方なんですけども、そっちは西遊記の一堂に会う前の作状の話で、
いろんな人に会いに行って、とにかく自分とは何者かということを解決したいって言うんですけども、
いろんな人がいろんなことを言うけど、みんな何か納得いかないままブラブラしてたら、
お釈迦様にお前はそうやって考えてばっかりやからあかんねや、三蔵法師の一行に入れてもらって、旅をして考えろみたいなことを言われて、で出会うというところで終わるんです。
西遊記を解説するメーター小説というんでしょうかね、それの中ではもう飛び抜けて素晴らしい西遊記の本質をつかんでいる人やって言ったんで、最初書けることになったんです。
そんなすごい絵本なんやったら読もうと思って図書館で書いて、先生とは別行の意味でドンハマりして。
西遊記をやってるんで、さすが教科書人。
もうちょっと大気したらばね。
テンスなのか、人間性なのか。
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