※咳喘息のためところどころ息が詰まり、変な“フロウ”になっている箇所が多々あります(も)
【トーク内容】
感想(村上春樹とスガシカオ回)/斬新な発音/小5くらいにジョジョで知る勃起/『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』は実質ツイッターの話/アウトバーン、がん検診、有給休暇、、、という偉大な「功績」が無視されている!という主張/確かに事実も含まれている/政策の目的と結果を専門家が検証・解説/アウトバーンは前政権を踏襲しただけ?/プロパガンダとしての側面/景気回復と軍備増強の関連/国家支出の61%を軍備へ/他国からの略奪が前提だった?/教科書では「事実」にサラッとだけ触れる/歴史の三段階の見方、事実・解釈・意見/事実から解釈を飛ばして意見へ行く危険性/“純粋なドイツ人”という概念/がん研究機関が維持できなくなった馬鹿みたいな理由/執筆の発端となったツイート/なぜそこまでムキになるのか/学校教育・ポリコレへの反発/オタクカルチャー視点からリサフランクが解説/「じゃあ〇〇は?」=「whataboutism」という手法/例えば目の前の小学生にナチス賛美されたらどうする?/インターネット第二世代/絶対的な指標としての親の正しさへの無力感/この本は果たして「武器」になりうるのか/ジャニーズ社の会見への“擁護派”の反応/そもそも本当に知ってた?/GACKTのツイートに30万いいね/人数が多くても「多数派」と言えないかもしれない/歴史は高校からが面白い/「解釈」は個人的なものではない?/「偉人」のワナ/穴空きコンバース/左右非対称な身体
収録日:2023年9月13日
【参考資料】
・小野寺 拓也,田野 大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(岩波ブックレット)
・著者の田野大輔さんによるツイート(本書の後半ではナチスが行った「先進的」な政策はそもそもナチスの「オリジナル」ではないという記述が連発されます。それについてこのポッドキャストの後半では疑問を投げかけていますが、このツイートで解決されたので併せてご確認を)
【出てきた固有名詞】
随時更新
【話者】
【デザイン】
●アートワーク:naomiura
●OP・BGM・ED:林舜悟
【番組アカウント】
Instagram(@okmiscommunication)
連絡先:okmicommunication@gmail.com
サマリー
『ナチスは「良いこと」もしたのか?』という本では、ナチスの政策や活動について詳しく検証し、それが果たして「良いこと」と言えるのかを考えています。ナチスは労働者にレジャーを提供する活動やガン検診の制度など、実際に取り組んだ面もありましたが、その目的は戦争による領土の拡大や純粋なドイツ人のための政策であり、他の障害者やユダヤ人などは排除されました。ナチスの良い側面として、有機農業や無料の検診所の設置などがありますが、それが実際にどのような効果をもたらしたのかは評価が難しいです。また、ナチスに関する用語派と訴え派の人々の意見があり、それぞれの立場からの主張が存在します。この本はナチスの良いことを検証するのにおすすめで、中国やロシアの悪業を否定しないというダブルスタンダードの意見もあります。