親の初任給からの驚き
おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
はい、今日は359回目。これからは、値上げする勇気が必須スキルとなる、というテーマでお話をしていきます。
フリーランスや自営業をやっている、会社を経営している人の悩みとして、値段付けというものがあると思います。
この商品一つを何円で販売しようか、とか、場合によっては、この商品何円で出したんだけども、事情があって値上げしないといけないな、とか、この値付けというやつには常に悩まされていると思います。
そんな中、日経平均株価というやつが、34年ぶりに歴代最高値を付けたということで、バブルの時の最高値を超えたということで、これからデフレを脱却してインフレの時代が来るというか、もう来ている、みたいな感じのことを言ったりしている人もいるのですが、
そんな中、どういう考え方を持っていけばいいのか、とか、そういうことについてお話をしていこうと思います。
今日の3つのポイントです。
ポイント1、親父の初任給は6万円、2年目は8万円。
ポイント2、私たちはインフレを知らない。
ポイント3、まずは値上げイコール悪という考えを捨てる。
この3つでお話をしていきます。
1つ目のポイントが、親父の初任給は6万円、2年目は8万円というお話です。
この間、実家の方に寄生して、テレビのニュースで日経平均が最高値とか、そういうニュースを見ている中で、デフレとかインフレとかいう言葉が出てきたので、
自分の父に、王家自身の父にインフレってどんな感じだったとか、そういう話をいろいろと聞いてみたんですけども、
その中で、僕の父が言っていた中ですごい印象的だった言葉が、
初任給は6万円だったよ、そして2年目の時には給料が8万円になってたよっていう話をしてたんですね。
父はもう年齢70超えているのでね、もう定年してゆっくり生活しているんですけども、
大卒の初任給が6万円であったと。
で、2年目は、小給じゃなかったなんていうんですか、ベースアップになるのかな、給料がとにかく上がるということで8万円だったんだっていうことで、
2つの驚きが僕の中でありました。
1つ目は、大卒初任給で6万円で生活をやりくりしていた時代だったんだなということと、
1年そこの会社に席を置いただけで給料が2万円上がったんだっていうことで、
なんというかね、そんなに給料上がる時代だったんだというかね、
日本の経済がどんどん成長していっている時代だったんだなという感じを僕は思ったわけです。
企業名は伏せるんですけどね、
父が勤めていたのが多分当時でいうところの大手企業みたいな感じのところだったので、
就職活動とかね、いろいろ頑張ったりとかしていたみたいなので、
全ての企業が当時こういう金額で上がっていたというわけではないと思うんですけども、
とりあえず割といい企業だねっていうところに勤めても初任給が6万円だったということは絶対間違いないわけです。
父がね、仮に22歳で会社に入ったとして、
35歳、36歳ぐらいの時に僕が生まれていると思うので、
12、3年ぐらいしたら僕が生まれてね、
昭和の終わりぐらい、僕昭和61年生まれなんですけども、
そこら辺の昭和の終わり、平成の始まりぐらいから、
もう一向に初任給、来卒初任給っていうのはもう全然上がってないんですよね。
横ばいということになっているわけなので、
そうすると商品の物価も基本的には上がらないということになっていると思います。
OKの親父で言うと、わずか15年の間に初任給6万円が20万円ぐらいまで上がったのに、
そこから30年間、給料、初任給という基準で見ると、
そこが上がっていない、全然前後、ほとんど前後していないというのは、
やっぱりなんか異質なというかね、不思議なお金の動きをしていた。
動きがなかった30年間だったんだなということをね、
この父の話を聞いて感じました。
これが一つ目のポイント。
私たちはインフレを知らない
親父の初任給は6万円、2年目は8万円というお話でした。
二つ目のポイントは、私たちはインフレを知らないというお話です。
ということなので、僕の父世代になるとバブルの時を経験したりしているので、
インフレというものが何となく、あの時の時代だなっていうのがわかると思うんですけども、
僕みたいな30代の人はもう生まれてからずっとその給料が動かない時代を生きているので、
インフレっていうのは教科書とかでは習っているけども、体感したことはないんですよね。
これに関しては多分40代の人もほとんどそうだと思うし、
場合によっては50代の人もその恩恵を受けていないというか、
就職した途端、給料は全然変わらずというね、動きをしている業界の、業界じゃなかった世代の人もいると思うので、
インフレを言葉で説明することができる人はいたとしても、
僕ら世代でインフレを体験したことがある世代っていうのはほとんどいないと思うんですよね。
海外に住んでいて、別の国でインフレを経験しているとかいうことがあったら全然またそれはお話は違うんですけども、
なので、まずはインフレっていうものに僕ら慣れていかないといけないなというふうには僕自身は感じています。
インフレって何なのよっていう話をしだしたら、もうめちゃくちゃ難しい経済用語とかも出てくると思うんですけども、
簡単に言うと、物の値段が少しずつ高くなる。場合によってはめちゃくちゃなんですけども、
少しずつ高くなっていくということだと思ってもらえればいいと思います。
2023年よりも2024年の方の物価が高くなっていく。
2025年はさらに高くなっていくということですね。
これに応じて物の値段が高くなっていくんだから、
その事業者さんに入る収入売上げみたいなものも増えるので、
従業員さんの給料も増えるということで、バランスが少しずつ取れていくし、
価格が少しずつ上がっていくという状態になります。
だからこれは意識して自分たちは今からインフレの時代に突入するんだということを、
準備運動をしておかないといけないと思うんですよね。
よくデフレマインドとかインフレマインドということで、
商売をやる上での基本的な考え方がデフレの時代に即したやり方なのか、
インフレの時代に即したやり方なのかというのがざっくり2パターンあるとしたら、
僕たちはデフレマインドでしか今まで商売をしていないというか、
そもそも生きている時代がデフレの時代しかなかったので、
仮にこれからもしも本格的にインフレの時代に突入するということになったら、
ビジネス上の常識というか根付けに関しての常識が、
本当に全然今までやったことのないステージに突入するわけですよね。
例えが適切かどうかわかんないですけど、
江戸時代の幕末にあった常識が明治時代になって、
突然時代が変わって刀持ってたら逮捕されちゃうよとか、
ちょんまげ言ってるやついないよみたいな感じで、
突然ゲームチェンジが今から来るかもしれないということですね。
もちろんこれは戦争が起こったりとか思わぬ要因があったりして、
これからインフレ来るぞって言って全然来ないじゃんっていう可能性ももちろんゼロではないんですけども、
冒頭に言った日経平均株価とか世界情勢とかいろんなことを見ても、
これからもようやく日本もインフレの波が来るんじゃないかという人がたくさんいるのは間違いないので、
その準備はしておいて絶対損はないと思います。
これが2つ目のポイント、私たちはインフレを知らないというお話でした。
値上げイコール悪という考えを捨てる
そして本題の回収と3つ目のポイントになるんですけども、
まずは値上げイコール悪という考えを捨てるというお話です。
特にこれは田舎の農家に多い話なんですけども、
値上げするのは悪いことだという考えを持っている人がとても多いです。
原材料が上がったとか最低賃金が上がったから授業費の給料を上げないといけないみたいな感じで、
自分にとっての経費が増えるので当然その分の売り上げを追加で上げないといけないので、
商品の値段を上げるというのはすごい適切なことというか当たり前なことをやっているだけなのに、
どうしても値上げしたのか、こいつは悪いなという感じで切り取られがちです。
特にテレビとか新聞とかいうのは悲劇的な見出しの方が見られる確率とか視聴率というのが上がるというふうに言われています。
今日も一日平和でした。今日も一日平和でしたというふうな見出しニュースだけだったら誰もニュース見なくなるわけですよ。
なので今日はこんな大変なことがあったんですとか、今日はこんなひどいことがありましたみたいなことを見出しにボンと出すことによって、
今日どんなひどいことがあったんだろうという感じで視聴者の目を引くという作戦を常にテレビ業界とかマスコミ業界とか、
場合によっては僕が音声配信してるのもそうなんですけどね、何もありませんでしたじゃなくてちょっとあったことを少しオーバーに言ったりみたいなことを僕もやったりすることはありますけど、
やっぱりそういう意味では値上げとかね、値上げして大変ひどい困っているみたいな見出しの方が、値上げしてるけどみんな頑張ってるよねよりも受け入れられやすいわけです。
なのでね何も考えずに値上げのニュースというのを見ていると、また値上げしたのか嫌だな嫌だなというふうにその店のことを悪く言ってしまいがちなんですけども、
お店側の視点に立つとお客様に対して一番のサービスっていうのはその事業を継続することだと僕は思っています。
もちろん商品はね良いものを作ってとかね良いサービスを提供してっていうのが前提なんですけども、
安いですよ安いですよ、うちのサービスは値上げしませんよっていうふうに言っておいてある時突然すいません閉店することになりました。
すいません廃業することになりましたっていうのは今までね自分のことを応援してくれたファンに対してねやっぱり迷惑をかけるという側面はあると思うんですよ。
それを適切な値上げをすることによってごめんなさい値上げはするんですけどもこのサービス継続していきますよっていうね流れを作っていけばそのサービスを本当に必要としている人、
その商品を本当に必要としてくれている人に対してのね恩返しでもあり貢献を続けることができるということになると思いますのでこれからの時代値上げすることによってお客様へのサービスを継続することができるんだよ。
だから値上げは悪じゃなくてお店のためでもあるしお客さんのためでもあるんだよというふうなね気持ちをまずは持っていただきたいかなというふうに思います。
将来の価値の変動
これが3つ目のポイントまずは値上げイコール悪という考えを捨てるというお話でした。
はいということで今日はこれからは値上げする勇気が必須スキルとなるというお話をさせてもらいました。
本当ね僕もねデフレ時代しか知らないとかねマクドナルドが平日半額でハンバーガー60円とかいう時代を中学時代にねありましたし高校時代には牛丼吉野屋一杯がね280円くらいだったかな300円でお釣りが来るよみたいなことやっててね部活の先輩後輩と一緒に吉野屋とかマックとかよく行ってたりしましたね。
多分まあそのねマック60円の時代とかね吉野屋280円の時代っていうのは多分もう来ないと僕は思っているので今まあ300円400円ぐらいの値段している牛丼がうちの子供たちが大きくなるときには500円600円になっているかもしれないしそれこそねあのうちの父親が初任給6万円だったのが今のね大卒の初任給が20万円になっているみたいな感じで
もう牛丼のね一杯並盛りが1000円1500円の時代が来るかもしれないというねことは考えていてもいいんじゃないかなと思います。まあもちろん牛丼一杯ね1000円1500円にもしなっているのなら新卒の初任給がね80万円とか100万円とかそれぐらいになっているかもしれないというのね全体はもちろんなんですけども
今のお金の価値とね30年前40年前のお金の価値が違うように2024年時点での1万円という価値と2030年になっての1万円の価値というのがもしかしたらねすごい差があるというかね全然1万円の価値違うじゃんっていう時代が来ているかもしれないということをね考えながら根付けとかねそういったことも考えていただけたらと思います。
はいこんな感じで農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで1日1つお話をしています。私の音声配信のフォローがまだの方はフォロー等で応援をよろしくお願いいたします。
昨日は高校のOB会みたいなものがあったんですけども5年配の方から若い方まで集まる懇親会みたいなのがあったんですけどもそこで私あの校歌の指揮とエールというのをやらせてもらいました。元応援団というところに所属していたのでそこでねフレーフレーみたいなことをやらせてもらったんですけどそのおかげでね若干喉がガラガラしています。
思ったほどねあの絶望的なガラガラ以外がではないんですけどもやっぱりね喉がちょっと喉にちょっときてますというのとね全身が筋肉痛になっております。若干お聞き苦しい場面もあったかと思うんですけどもね今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは皆様今日も腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びに来てください。ほいじゃまたのー。