ピンチをチャンスに変える要素とは
おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴11年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
はい、今日は269回目の放送です。ピンチをチャンスに変えるのは、人か道具か仕組みだ、というテーマでお話をしていきます。
本日の放送のトークテーマは、「追い込みをかける」ということです。
私自身は、2020年にコロナで飲食業界が自粛ムードになってしまった時に、ごぼうの出荷先が激減してしまって、大ピンチを迎えました。
その後、そのピンチをツイッターでつぶやいたところ、2日で300件ごぼうが売れるという、なかなかとんでもない出来事を経験しました。
その時に、めちゃくちゃ忙しくて、逆に出荷が追いつかないという嬉しい悲鳴なんですけど、大変な状況になりました。
その時に、人か道具か仕組みか、どれかが欠けていてもうまいこといかない。
もしくは、この3つが充実していたら、自分の仕事が効率よくこなせるなというふうに思ったので、そのことについて今日はお話ししていこうと思います。
今日の3つのポイントです。
ポイント1、忙しくなった状況をイメージしてみよう。
ポイント2、今足りないものを考えてみよう。
ポイント3、人、道具、仕組み、あなたはどれに投資するというテーマでお話をしていきます。
忙しくなった状況をイメージする
1つ目のポイントが、忙しくなった状況をイメージしてみようというお話です。
人間は怠け者なので、締め切りにならないと本気を出せないという方が結構多いと思います。
夏休みの後半になって、もしくは最終日になって宿題に取り掛かって、とんでもない集中力で2週間3週間分ぐらいの宿題を一気に終わらせるという経験がある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
自分でそのやる気みたいなものを完全にコントロールできたら一番いいんですけども、そこまでできないにしても本当にこれピンチになったらどうするかとか、この1週間分の仕事を本当に1日で終わらせないといけないという状況になったらどうするかというのはぜひ考えてみる価値があるんじゃないかなというふうに思います。
先ほどもちょっと紹介したんですけども、僕は2020年のコロナで飲食店が大ピンチという時に自分も飲食店の出荷先がほとんどなくなってごぼうの出し先がなくなったみたいな時期がありました。
その時にSNSでピンチなので助けてくださいという投稿をしたところ、バズるにバズって6000リツイートぐらいいったかな。たくさん注文を個人の方からいただいたんですね。
その時に本当に自分のキャパでは捌ききれないぐらいの注文をいただきました。12月上旬に注文をいただいたんですけども、年内には必ずその商品を届けますという様子だったので、
そしてこの2週間3週間でこの300件の注文をほぼ一人で測らないといけないというふうに思った時に、なかなかとんでもないなというふうに思いました。
でもやっぱり人間追い詰められたら本気を出して真剣に考えるんですよね。収穫スケジュールをしっかり立てたりとか、いざという時のためにお手伝いさん。
普段はお手伝いさんをお願いしないんですけども、この人なら大丈夫かというお手伝いさんにお願いをしたりとか、送り状の書き方とか揃え方みたいなもの一つにとってもどうやったら効率化できるのかとかロスが少なくなるのかということを考えながら一つ一つの作業に取り組むことができました。
その時のねめちゃくちゃ忙しい経験があるからこそ今僕はねこう忙しくなったらこうしようというアイディアがいろいろねノウハウとしてたまっていたりするんですよね。
なので1週間のあなたのお仕事の場合で1週間の納期のものがありますとか1ヶ月の納期のものがあるみたいな基準があったらそれをむちゃくちゃなスケジュールに落とし込もうと思ってみてください。
どう考えてもこれ1週間かかるよねというスケジュールがあったらそれを2日でやろうと思ったら何が足りないのかとか何をすべきなのかということをまず想像してみてください。
このむちゃくちゃなスケジュールで何かを成し得ないといけないという妄想する癖がつくと今あなたに足りないものとかこれがあったら効率化できるよねというものが見つかるチャンスになると思います。
これが一つ目のポイント忙しくなった状況をイメージしてみようというお話でした。
2つ目のポイントが今足りないものを考えてみようという話です。
足りないものを考える
先ほどのポイント1の続きになるんですけども2週間のスケジュールを2日にねじ込んでみるとなるとどう考えても時間が足りないという話になるんですよ。
このめちゃくちゃ時間が少ない中でこのミッションを達成するには自分は今何が足りないのかというのが明確に見えてくると思います。
時間が足りないじゃんじゃあ他の人を頼ろうという話になるんですけどもね他の人を頼ると言っても初めてね来るアルバイトさんに1からねこれはこうやってやるんですよとかねあのこの道具はこういう使い方をしてくださいとこういう時は自分でやってください
こういう時は僕に声をかけて質問してくださいということをいちいち教える手間があります。
なのでねあの忙しくなってからアルバイトさんを雇うシルバー人材センターのおばちゃんにヘルプを求めようと思っても実はねもうその時手詰まりだったりするんですよ。
忙しい時に人来てもらえばいいやと思うんですけどもね必要な人材を教育しておくというね時間も実は必要だったりするので2日だったらそれは間に合わないというケースもあったりするんですよね。
道具も同じですよねあやばいあと2日でなんとか商品を納品しないといけないこの機械があったら効率化できるぞとか速度が2倍3倍になるぞと思ってもはいじゃあ機械を注文して届くのに3日かかりますという風に言われたりとか機械を届く機械を注文するために銀行に融資をお願いしないといけませんということになったりするともう2日じゃ絶対間に合わないですよね。
これも同じく道具というね物もねあの買ったらすぐ使えるものではないし買うまでにも時間がかかってしまうという足りないピースというのが見えてきます。
仕組みについても同じです自分は今こういうルーティーンで作業をこなしているんだよとか自分のねもうこういうやり方がね楽だからいいんだよっていう方法があると思うんですけどもあれもしかしたらここを改善したらすごい早くなるんじゃないかとか効率化できるんじゃないかというね方法を発見したとします。
でもそのやり方が自分に馴染んでくるためにやっぱり何回も何回もその実際に作業したりとかねあの他の人と共有したりとかするために時間がかかります。
まあ早い話が思いついただけですぐに何でもね改善できないっていうお話なんですよね。
僕も2020年の年末に何というかそのめちゃくちゃ大量の注文をいただいて嬉しい悲鳴をあげて本当にパニックになりつつあったときは3週間から4週間ぐらいの時間があったのでまだなんとかなりました。
具体的に言うと最初の1週間はもう改善の嵐でした。
最初の1週間で送り上は最初手書きしていたんですけども最初の1週間分だけは手書きであってあとはもうねあのパソコンで発注するっていう方のね作業に切り替えました。
仕組みとしてあるのは知っていたんですけども設定がめんどくさいとかね細かい微調整とかがめんどくさくてねもう手書きの方がこれぐらいの注文ならいいやって放置してたんですよね。
でもそれをねパソコンの方で発送発注するのに切り替えるのにまず時間がかかったし人にお願いするのもやっぱり普段から常駐したアルバイトさんとかいるわけじゃないのでそこに時間がかかったりもしました。
でめちゃくちゃ忙しいからこういう仕組みに変えようという風に思ってね袋箱とか袋詰めの方法を変えたりとかあとはなんだなんだ収穫の時のルーティンを変えたりとかしたんですけどもやっぱりそれも慣れるまでねどうしても時間がかかるんですよね。
なので1週間でそれをね300件の注文をさばいてくれということになったら仮に人がめちゃくちゃねプラスでお手伝いに来てくれたとしても多分間に合ってなかったんじゃないかなと思います。
最初の1週間は新しい仕組みになれるのに精一杯のような状況でした。
なのでどんな方法であったとしても新しいものをね取り入れたら時間がかかります。
こういった目に見えないものも含めてあなたに今足りないものは何なのかというのをねぜひ考えてみてください。
これが2つ目のポイント今足りないものを考えてみようというお話でした。
投資する先の選択肢
そして3つ目のポイントが人道具仕組みあなたはどれに投資するというお話です。
これはあなたの性格とか予算とかのお話があるのでどれがいいというわけじゃなくてねあなたはどれが向いてますかというお話なんですけども
今言ったね人道具仕組み自分の買いやすいものから変えていったらいいんじゃないかな改善していったらいいんじゃないかなというふうに思います。
僕は基本的にソロ農家をやってますしよっぽどのピンチじゃないとあまりに人を雇いたくないなというふうに考えているタイプのフリーダンスです。
なので人にどう投資をするよりかは機械投資とか道具に投資をしたいなというふうに考えている人間です。
でも当然僕とは違った考え方でね機械だったらもうその一つのことしかできないしね作業のルーティンとかが変わったらその機械を使わなくなるかもしれないとか
作物が変わったりとかね作業内容が変わったら機械とかパソコンとかね使わなくなってしまうかもしれない。
そんなものに使うよりかはね柔軟性のある人に投資した方がいいというふうに考えている人もいるかもしれません。
まああとはね地域の雇用促進みたいな意味でねどんどん人を雇いたいというふうに考えている人もいると思います。
なのでどれがいいというわけではなくですねあなたに最適なものは何なのかとか自分がこれを揃えていたらワクワクするよねとか便利になるよねとか
これから揃えていきたいものはまずはこれだよねというものを見つけてみてください。
これが3つ目のポイント人道具仕組みあなたはどれに投資するというお話でした。
ピンチをチャンスに変えるためのアプローチ
はいということで今日はピンチをチャンスに変えるのは人か道具か仕組みだということでねビジネス上においてねあの今より効率化するとかレベルアップするために何をすればいいのかみたいなことについて紹介していきました。
まあやっぱりねあの忙しくなったら人間ねめちゃくちゃ頑張ります夏休みの最終日の宿題と同じです。
なのでまずめちゃめちゃ忙しくなった状況をまずイメージしてみる。
実際に体験するのが一番なんですけどもいよいよピンチになってからだとね本当どうしようもなくなると思うので事前にイメージしてみる。
普段注文が10件入っているという人だったら注文が100件入ったらどうしようとかね自分が体調が悪い中やるならどうしようみたいな感じでそのピンチをイメージしてみてください。
ピンチの中で今ねあのそのミッションが達成できないのなら何か足りないものがあるということです。
その足りないものが人なのかどうか人の足りないものを解決するのか人なのか道具なのか仕組みなのかというものをねイメージしてもらってあなたが今投資するならとか育てるならどうするのかというねどれどれから取り組むのかというのをねぜひ考えてみてほしいというお話でした。
こんな感じで農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマでお話をしてますので音声配信のフォローがまだの方はぜひフォロー等で応援をよろしくお願い致します。
はい朝からね早朝から撮っているんですけども途中でね子供が起きてしまったので途中で声のトーンがいきなり変わってたりとか後ろでゴソゴソ音がしていたりするかもしれませんがそういうことで察してください。
後ろで子供がいるのに喋るというのがまだ慣れていないのでめちゃめちゃ変な気持ちになったりざわついたりするんですけどもなんとか無事収録を終えることができました。
これもやっぱりある意味ピンチですよね。
あのこの家族がこの周りにいる状況でこの収録するというのがねあの日間だったら自分自身のメンタルを鍛えた方がいいのかねあの自分専用の収録部屋みたいなものを作った方がいいのかもしくはこの音声配信そのものね人に害虫する方法を考えるのか。
まあ害虫する方法はまああんまり現実的には考えてないですけどもこういうことをねイメージすることでね僕の収録環境がより良くなっていくということなのだと思います。
なんか言い訳みたいな放送になっちゃいましたけど。
はいまあとりあえず皆さんもねあの日常に色々ピンチがあると思うんですけどもそのピンチをね次レベルアップするためのなんかのチャンスだと思ってね色々とピンチを自分でイメージしてみてもらったらと思います。
はいそれではね皆さん今日も寒くなったりねへしそうなので肩を上げ下げしたり腰を回したりしてね腰痛にならないように気をつけながら今日もやるべきことを頑張ってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びにきんさい。ほいじゃまたのー。