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  2. #267 スズメバチに刺されなけ..
2023-11-25 10:47

#267 スズメバチに刺されなければ、僕は農家になっていなかったかもしれない

サマリー

「運命を感じたとき」というテーマについて、農業経験者であるOKさんがスズメバチに刺されて農家を始めるきっかけとなった話を紹介します。スズメバチに刺されなかったら、彼は農家になっていなかったかもしれないという思いから、主人公の農業生活がスタートします。スズメバチの刺されることがなかったら、彼はハローワークに行って別の仕事を探していた可能性も考えられます。

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おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴11年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
土曜の朝は、OKさんの一発撮りフリートークということで、平日よりも雑談や雑学など、平日よりも砕けた放送をお届けしております。
今日の音声配信のトークテーマは、「運命を感じたとき」というテーマになっております。
スズメバチに刺されたきっかけ
普段、運命とかあんまり気にしない、考えないタイプの人間なんですけども、自分が農家をやることになったきっかけとして、スズメバチに刺されたということが出来事として、エピソードとしてありまして、
あの時、スズメバチに刺されてなかったら、僕は農家をやってなかったかもしれないなぁと思ったりすることがあるので、今日は運命に無理矢理ひも付けて、スズメバチと僕が農家になった理由について少しだけお話をしてみようと思います。
ということで、スズメバチ、スズメバチと言っているんですけども、刺されたのは僕じゃなくて、僕のじいちゃんなんですよね。
2011年の夏ですね、2011年の7月か8月ぐらいに、僕は以前勤めていた、新卒でね、自動車ディーラーに勤めて、新車販売の営業マンみたいなことをやっていたんですよね。
名刺配りをしたりとか、お客さんの家をピンポン、知らない人の家をピンポンしてね、車の査定させてくださいみたいなね、飛び込み営業をする営業マンをやっていました。
そのディーラーに勤めているのがもうしんどいなとなって、診療内科に通ったりとかほんましんどい時期があったので、もう辞めようということになって辞めたんですけども、農家になって辞めようと思ったわけじゃなくて、このまんまじゃやばいからとりあえず辞めようということで辞めてしまったんですよね。
しかもその時ね、今もう12歳になる長女がいるんですけども、その子が妻のお腹の中にいたんで、結婚して子供が生まれる直前というか、妻が妊娠している状況で辞めるという中で結構勇気がいったことなんですけども、次に何をするか決めずに仕事を辞めたということです。
で、失業保険みたいなものが3ヶ月待てば、4、5、6ヶ月目が失業保険がもらえるということなので、その待機期間というんですか、辞めてもすぐ失業保険はもらえないので、3ヶ月間何やるかゆっくり考えようみたいな感じで家にいて妊婦であった妻の手伝いをしたりとか、
今まで自分がやってきたことを振り返ったり、これから何がしたいのかなぁということを考えたりするみたいなことをやってました。まぁまぁダラダラしてました。妻のお腹に子供がいるのに、僕は2011年の7月頃すごいダラダラしてたんですよ、ちょっと疲れてたんで休んでたっていうところはもちろんあるんですけどね。
そんな時にですね、母方の祖父、僕の農業の師匠というか教えてくれたじいちゃんなんですけども、じいちゃんがある日突然草刈りをしていたらスズメバチの巣を間違えて、間違えてというか草刈りをしている中にスズメバチの巣が近くにあったそうで、蜂に刺されてしまったと。
しかも2、3箇所結構激しく刺されてしまったらしくて、救急車を呼んだのかなぁ、病院に行ったのかなぁ、忘れたんですけど、とにかくこういうことがあったからということで、僕の母の方ですよね、母方のじいちゃんだので、僕の母親の方にじいちゃんがスズメバチに刺されたらしいから、ちょっと様子を見てくるという風に母から僕の方にね、家でダラダラしていた僕に連絡が多分あったんですよ。
で、僕もやっぱりサラリーマン、大卒でサラリーマンになってからおじいちゃん家に行く機会がかなり減っていたので、何というかね、久々に挨拶に行くよというので、仕事辞めたという報告もしないといけないなという風にしたいなという風に思っていたので、母についていく形で、じいちゃん家のね、家に一緒についていったわけです。
で、まあね、そこでじいちゃんがスズメバチに刺されて全然大したことはないというか、別に変なショックとかも起こしていなかったので、1日2日安静にしたら大丈夫ですよとか、年がその時82歳か83歳くらいだったんですよね。まあまあ80歳を超えてきたので無理しないでねという風に言われていました。
まあ当時がね、82歳って言ったらヨボヨボなイメージがあるかもしれないんですけども、多分握力で言ったらね、まだ50、60キロぐらいの握力はあったと思うし、20キロぐらいするね、じゃがいもとかさつまいもが入ったカゴを、ちょっと休み休みではありますけど、まだね、軽トラとかに自分で一人で積み込んで、僕が手伝うまでもなく、農作業をね、1ヘクタールぐらいの面積を自分で回している人だったので、
まあ本当にまだね、今のじいちゃんと比べるとめちゃくちゃ元気だったなという風にね、今振り返ると思いますね。
まあちょっと話が脱線しちゃったんですけども、そこでね、あのスズメバチに刺された祖父のお見舞いに行った時に、やっぱりね、あの僕もお盆とかお正月とかに帰省するたびに、
じいちゃんがその畑仕事をする姿をね、見ていたので、
なんかやっぱり懐かしいなという風に思ったりとか、ね、じいちゃんまだ頑張ってんだなという風に思ったりとかする中で、
やっぱりこのじいちゃんが管理してきた土地が、このまんまだとね、あの、まあ、じいちゃんのもの、なんて言うんだろう、
まあ山に帰ってしまうとか、他の人に貸してしまうみたいな状況になるのが、なんかちょっと寂しいな、残念だなという風に思ったんですよね。
じいちゃんとの農地継承
あの父が、僕の父と僕の母が両方とも一人っ子同士で結婚しちゃったもんなんで、
母方のね、じいちゃんのところからね、あの、父さんの家に母がとっついた時点で、
じいちゃんはもうね、自分のところの跡取りがいないっていうのはもう完全に理解していたし、
もう跡取りとか気にせんでいいから、まあ嫁に行ってきなさいっていうね、話を母の方にもね、していたそうです。
なんかね、昭和の世代でどいなかということになるとやっぱりね、跡継ぎがとか、
ね、あの一人娘を嫁に出すなんてみたいな風な考えの方も結構いたみたいなので、
地元の方でね、残念に思った方がいるみたいな話も小耳に挟んだことがあるので、
まあそういったところで、じいちゃんのその、先見の命があったというか、
まあもうそういう時代じゃないというね、思いもあったんじゃないかなと思うんですけども、
母の方をね、あの、母をね、父の方に一人っ子だったんだけど、とっつがせた。
その結果、もうね、自分の代で畑はおしまいでいいという風にそのね、時から思っていたそうです。
でまあね、とはいえそのじいちゃんの土地というのが、戦後にじいちゃんが林とか森、山だったところを開拓してね、
木を切るところから、木の根っこを抜くところからね、やっていた土地というところはなんとなく聞いていたので、
農業生活の始まり
まあここがね、山に帰るのはもったいないなあという風に思ったりした時に、
ああそうか、俺が農業やればいいのかっていうのと、まあじいちゃんに教わるなら今しかないよなあという風に思ってね、
あの、そこから僕の農業生活がスタートするということになります。
まあ当時その時ね、じいちゃんにちょっと仕事辞めたから農業手伝いたいんだけどって言ったら、
もうやめとけと、サラリーマンに帰れと、お前には無理じゃと、いろんな言葉でもうとにかく来るなみたいなことをね、
時にはもう怒鳴られる勢いで、もう込んでいけみたいなことをね、言われたりして、
うわあどうしようかなあ、起きたら逆に迷惑なのかなあという風に思いつつも、
もう勝手に来させてくれっていう感じでね、無理矢理押しかけてね、勝手に横で手伝わせてくれみたいな感じが僕の農業のスタートだったりします。
でもまあ一番最初の最初で考えると、じいちゃんのところにね、
ああそうだ農業やらせてくれって言ったんじゃなくて、
そのね、スズメバチに刺されたじいちゃんのお見舞いに行くよって言われて、
ああ僕もついていくよっていうことで母にね、ついていったことがきっかけだなあという風に、
時々ね、夏場秋場ぐらいに鉢を見るとですね、思い出すことがあるんですよね。
スズメバチの刺傷と運命の別れ道
まあもちろんそのね、スズメバチがいなかったとして、じいちゃんが刺されていなかったとしても、
まあどこかのタイミングでね、仕事辞めたんだっていう風に、
じいちゃんのところに自分から挨拶に行くこともあったかなあと思うので、
なんというか別にスズメバチがいなくなっても、いなかったとしても、僕は農家になっていたかもしれませんけど、
やっぱりこういうのって本当に巡り合わせだと思うんですよね。
そのじいちゃんがスズメバチに刺されることがなく、もう1週間2週間自分の家でダラダラしていたら、
まあね、ハローワーク行ってちょっともうちょっと仕事を探してみようかとかね、
人の紹介とかを得てね、違う会社に入ってみようかみたいなことを考えていても、おかしくはなかったかなあという風に思うので、
やっぱりそのね、巡り合わせとか木差しみたいなものはやっぱり人生の中であるのかなあという風に思っています。
僕にとってのスズメバチみたいなものとかね、木差しみたいなものが皆さんの人生にはあったでしょうか。
些細な出来事とかね、忘れてしまいそうなぐらいすごい小さなきっかけなんだけど、
これがなければね、この出会いはなかったとか、この道を選ぶことはなかったみたいなものがありましたらね、
ぜひキーワードだけでもいいので、コメント欄にね、私にとっての運命の別れ道はこのアイテムでしたとか、
この出会いでしたとか、この食べ物でしたみたいなものがあったら、コメント欄に寄せていただけたら、またコメント返し会で読ませていただこうと思いますので、
お気軽にコメントよろしくお願い致します。
はい、普段は農家の方やフリーランスの方向けにマーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマでお話をしております。
よかったら平日の放送にも遊びに来てみてください。
昨日の夕方から本当に寒くなりました。朝はあったかいねーとか言ってたんですけども、昼からね広島県はめちゃめちゃ寒くなって、
朝はね手足がかじかむぐらいの寒さになってしまいました。今日も多分寒いんだと思います。
本当皆さん腰痛にならないように気をつけていきましょう。肩を上げ下げしたり腰を回したりしてね、腰痛にならないように気をつけつつ、今日もねやるべきことを頑張っていきましょう。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びに来てください。ほいじゃまたのー。
10:47

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