SNSでの誤魔化し
おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴13年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
はい、今日は764回目の放送です。SNSをやるなら、正直か作り込むかの二択しかないというテーマでお話をしていきます。
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さてでは本題、SNSをやるなら正直か作り込むかの二択しかないという話なんですが、今日の3つのポイントです。
ポイント1、絶対にバレる。ポイント2、リアルなものは刺さる。ポイント3、間を取ったら無難になる。この3つでお話をしていきます。
1つ目のポイント、絶対にバレるというお話です。
SNSXとかインスタとかを見ているとですね、やっぱり自分の思いを伝えたいとか、自分の商品を売りたいとか、場合によってはお金を稼ぎたいがあまり、
自分のことを明らかに盛りすぎている人がいます。自分は何百万円月に稼いでいます、何千万円稼いでいます、みたいなお金を稼ぐというものにしてもそうですし、
農家さんが自分の商品をPRする時にですね、自分のものをすごく高く評価する。
僕の商品はすごくいいですから、他の商品はダメです、みたいな感じで、本気で思っているのかどうかそこは定かではないんですけども、
他の人を過剰に貶めて自分のものを過大評価させるみたいな提案の仕方をしている人とかを見るとですね、
この人絶対この先どこかでボロが出るだろうなというふうに僕は思うわけです。
表面上だけはですね、他のインフルエンサーとか実際に実績が出ている方の、例えば文章をほとんど自分が盗んで使うであるとか、
これぐらいならバレないだろうと思って他の人が投稿している写真とかをそのまま自分が撮ったものとして使ったりするとですね、
今はもうSNSを見る人の目がまず超えていますし、文章とか画像の検索をするという方法もめちゃくちゃ多岐に渡るというか、
もうテクノロジーが進化しているので、ほんの出来心で使ってしまった他の人の文章であるとか写真とかが、
これ何年前に何々さんがどこで撮った写真ですよねっていう感じのを証拠付きでパッとあなた嘘ついてますよねっていう感じで検索するような人も中にはいらっしゃるんですね。
いやわざわざ他人のこういう投稿をね、この人が言っていることは本当なんだろうかとか、こいつのあら探しをしてやろうっていう感じで探す人も一部どうなのかなというふうに思うこともあるんですが、
それがあの人そんな探偵みたいなことをしているのすごいねって言うんじゃなくて、ちょっと頑張れば俺でもできるよなってぐらいで、他人が嘘をついているかどうかっていうことは、
家にいながらね、インターネットの回線さえあればチェックできるようになっているわけです。
なので自分は実績がないんだけれども、実績がある人の不利用をすればファンがつくんじゃないかというふうに思って、
まあそれは間違いだと僕は思うんですけど、嘘をついてですね、自分を脚色していっても必ずどこかでバレます。
そして運が良くか運が悪くかどっちかわからないんですけども、嘘がバレていないとしてもですね、その嘘をつき続けなければいけないとか、
嘘をつく、ついているがためにさらに別の嘘をつかないといけないということになり、
本当に薄っぺらい情報発信になったりとか、他の人に質問された時とかにいちいちドキドキしながら、
また自分を作り込まないといけないようになってしまうので、本当にこれはおすすめしませんという意味で、
一つ目のポイント、絶対にバレるというお話をさせていただきました。
リアルな体験の重要性
二つ目のポイントが、リアルなものは刺さるというお話です。
これちょっと前だったかな、何年か前、定期的にバズってるネタかもしれないんですけども、
たまたまSNSで見かけたネタでですね、漫画家さんがOLの日常を描こうと思った時に、
実際のOLはどんなことをやっているかわかんないから、
とりあえずコピー機の横でコピーを撮っているっていう絵がよく表現として使われるっていうものがあってですね、
そういえば確かにOLさんとかお仕事の現場でっていう漫画のワンシーンとかだったら、
コピー機ってよく見るよなって僕自身も思ったんですね。
で、よく考えたらですね、最近ってもう電子メールとかチャットツールみたいなものを使っているので、
資料をコピーして誰々さんに渡しておいてっていうシーンは、
多分以前に比べて激減しているはずなんですよ。
会議とかがあって紙の資料を使ってくださいっていう時はもちろんコピーは未だにあると思うんですけども、
現場を知らない人が、漫画家さんでいうと、
会社員として勤めたことがない漫画家さんが会社の中を描こうと思うと、
自分の想像とか今までドラマで見たことのあるシーンしか描けないらしいんですね。
そうならないように漫画家さんは取材に行ったりですとか、
リアルな人間関係の中で会社員の方がいたら、こういう時ってどういうことをしてるのとか、
こういうシーンってあるけど今でもやってるの?それともこれは時代遅れの表現なの?
って情報収集をしたりするそうなんですけどね。
だからこそ、現場を知っている人が自分の体験談とかを踏まえた表現をするとですね、
うわ、そんな細かいところをよく知ってるねっていう感じで、
見たこともない、その業界を知らない人からしたら、
そんなこと知らなかったです、ありがとうございます、新しいことを知れましたっていうふうに感謝されますし、
同業者というんですかね、今も前線で働いていらっしゃる方からしても、
お前細かいところまで知ってるね、ツーだね、働いたことあるんだねっていう感じで、
一目置かれる漫画家さんとか情報発信者になれるわけです。
農業界でいうとですね、鋼の錬金術師っていう漫画とか銀のサジっていう漫画を描いている、
荒川ひろむさんっていう方、この方女性なんですけど、
女性がいらっしゃるんですけども、北海道の大農家出身なんですね。
だからこの銀のサジっていうのは農業高校の日常を描いた漫画だったりするんですけども、
めちゃくちゃリアルに農家の日常がどうであるとか、
農業高校のリアルはこんな感じだであるっていうことが描かれてるんですね。
また別の漫画で百姓貴族っていう漫画をこの荒川ひろむさんっていう方が描かれてるんですけども、
これは文字通り自分が子供の頃から漫画家になるまでの親子の農業エピソードみたいなものが
ふんだんに盛り込まれているので、トラクターがどうであるとか、
お父さんとお母さんに自分は強制労働させられていたんだとかね、
そういう面白いエピソードがたくさん書いてあったりするんですけども、
この百姓貴族は農家の方が見ても本当に笑えるし、
こんなことあるよねっていうふうに共感できたり、
逆に北海道以外の農家からしたら、やっぱり北海道ってスケールが違うんだねっていう感じで、
農家でもすごく楽しめる漫画になっていると思います。
ちょっと漫画の話が長めになっちゃったんですけども、
あなたが情報発信していく中でも作り込んだエピソードとかではなくですね、
自分自身が感じたこと、うまくいったよっていうことももちろんそうですし、
こういう失敗をしましたであるとか、
こういう時に病気になって病んでしまいましたとか、
お金がなさすぎてこんな大変なエピソードがありましたみたいな、
リアルな体験談を入れることによって、
このSNSで情報発信しているOKってやつはやっぱり実在しているやつなんだな、
AIじゃないんだなとか、
本当に脚色なしでこういう人生を歩んできているんだなっていうことが伝わりやすいですし、
そうするとあなたの今後の発信に興味を持ってくれるということも可能性としてかなりあると思いますので、
決してキラキラした部分とか他の人のかっこいい部分を盗むのではなくて、
あなたのリアルな思いであるとか、
あなたにしかわからないであろうことっていうことをぜひ書いたり、
情報発信してみてくださいというお話でした。
ブランドとしてのキャラクター設定
そして3つ目のポイントが、
間を取ったら無難になるというお話です。
例外なんですが、
完璧に自分を何かのキャラクターとか、
そういう設定とかを作り込んで情報発信するなら、
それは一つのあなたのブランドになると思うので、
毒を喰らわばさらまでというんですかね、
自分は男なんだけども女のフリをこれからするぞと、
自分は何歳の女を演じるぞと、
今までは小学校、中学校、高校とこういう経歴を踏んできていて、
今までこういう挫折した経験があるんだと、
好きな食べ物はこれでなんとかでという感じで、
作り込んでそのキャラを演じるのなら、
それは一種のエンタメにもなりますし、
うまいこといけばそれはあなたのブランドというか、
SNSにおける表現の選択
そのキャラクターがみんなに実在のものとして、
漫画のキャラ、アニメのキャラとか、
芸能人の演じる映画みたいな感じで、
みんなに認知されていくことになると思います。
ただこれをやろうと思ったら、
もう頭の回転の速さ、
切り返しの速さみたいなものとか、
何を質問されても動じないタフさみたいなものが求められます。
自分で一方的に何かをつぶやくだけだったら、
もちろんそれでいいんですけども、
場合によってはお客さんというか、
この情報を見てくれる人からの質問があったりとか、
ライブをやったりとかするときに、
ほんの些細な質問とか出たときに、
そこが設定とあまりにもかけ離れているものを、
ポロッと言葉として出てしまうと、
なんだこいつ結局何とかのフリをしてるだけじゃないかとか、
なんだ作りこんでるだけなのかっていう感じで、
しらけさせてしまうんですよね。
やっぱりSNSを見てくださる方っていうことは、
ほんと一つ一つのやりとりというのを覚えていらっしゃいます。
これ1年前のライブでこんなこと言ってらっしゃいましたよね、
みたいなことをポロッと言われたときにですね、
え、俺ってそんなこと言ったっけとか、
いや言ったと思うんだけど、
なんでそんな話の流れになったんだっけっていうときに、
ほんとそこを作りこんでいるか、
その場でもう多分こういう流れだったと思うから、
こういう回答したのが今は絶対いいと思うっていうことをね、
自分で瞬時に判断して、
瞬時に回答できるようにしないと、
この芸風というかやり方というのは成立しないんですね。
なのでこのやり方は僕は絶対にできません。
絶対にボロが出る自信があります。
となると間を取って、
ここはリアルな自分を見せて、
じゃあここは自分は脚色した分を見せようかな、
という風に思う方もいらっしゃるかもしれませんけど、
それはそれでやっぱりね、
どこかで整合性が取れなくなって、
なんかこの人の話矛盾してるんだよなっていうことになって、
結局面白くなくなってしまったり、
その間を取ったような表現っていうのは、
もう今はもうAIで何本でも作れるんですよね。
この芸能人とこの芸能人のこのエピソードを足して、
2で割ったような話をどんどん作って、
みたいなことを言えば、
書くだけでよかったらもうAIがチャッチャカチャッチャカチャッチャカ、
こんな話がありましたっていうのを、
架空の話をどんどん作ってくれるので、
それを情報発信しても、
いやこれ別にAIが書けるんじゃない?
っていうところに気づいたら、
あなたの情報の続きを見たいという風に思う方はいない?
というか増えないんですね。
そしてバレてしまった時には、
結局がっかりさせてしまうだけということなので、
もうとことんリアルにいくか、難易度は高いですが、
とことん作り込むかどっちかの方を意識しないと、
中途半端なことをやっていても結局いいことになりませんよ、
自分のストーリーを発信する重要性
というお話をさせていただきました。
なのでまぁもうね、
あのリアル、
僕のリアルは地味だから、
なんか情報発信しても面白くないよっていう風に思う方も、
いらっしゃるかもしれませんけど、
本当にそんなことないので、
自分の切り口、
自分の今までの歴史、流れみたいなものを、
切り口を変えるだけでとか、
ちょっと表現方法を変えるだけで、
必ず相手に伝わる何かがあります。
何が好きか、
何が嫌いかとか、
何で喜んだのか、
何で悲しんだのか、
みたいなものを軸に、
誰かに共感してもらえる情報発信っていうのは、
必ずできると思いますので、
是非ね、あなたの自分のリアルな話を、
どんどんSNSで発信していってみてください、
というお話でした。
こんな感じで、農家の方やフリーランスの方向けに、
マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話、
というテーマで、
1日1つ音声配信をしております。
私OKのフォローがまだの方は、
是非フォローで応援をよろしくお願いいたします。
なんか今日ちょっと農作業をしてきた後で、
若干鼻声だったんで、
お聞き苦しかったかなと思うんですが、
ご容赦ください。
そして明日はですね、
4月5日ということで、
5のつく日は、
ごぼうの日でございます。
バリバリごぼうという、
僕が作っているごぼうのお菓子を、
Amazonで売っているんですが、
そこで、
毎月5日はタイムセールをやっています、
というね、
イベントの、
第1回を明日やろうと思っていますので、
また明日の音声配信でも、
ご案内しようかなと思っているんですが、
バリバリごぼうまだ食べたことがないんだよな、
とか、
この間食べて美味しかったな、
という方は、
このタイムセールを機にね、
バリバリごぼう購入していただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
はい、それでは最後になりますが、
皆様腰痛にならないように、
肩を上げ下げしたり、
腰を回したりしながら、
体をリラックスさせたりしながら、
今日やるべきことに向かって、
頑張っていってみてください。
ここまでのお相手は、
OKファームのOKでした。
また遊びに来てください。
ほいじゃまたな。