稲刈りの季節
おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴13年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をお届けしております。
はい今日は955回目の放送です。完全な雑談なんですが、昔の人ってすごいよねということで、農作業について、昔の人ってよくやってたよねみたいなお話を思ったことをお話しさせていただきます。
えっとですね、ザ・秋ですっていう感じの時期になってまいりましたね。僕はこの時期になるとですね、9月末ぐらいに1回と、この10月中旬か上旬かぐらいに1回とということで、親戚の家に行ってね、お米の稲刈りを手伝うのが毎年の恒例行事となっております。
自分自身は農業をやってるんですけども、稲作というのかな、お米はやってなくてですね、ごぼう専門とか野菜専門みたいな感じの農家であるわけなんですが、親戚の家に行ってこの稲刈りを手伝うというのが僕の中でのルーティンというか、1年間の中での恒例行事となっております。
今年もですね、昨日稲漕ぎがあって無事作業を終えることができたので、なんか秋がやってきたなというか、秋が深まってきたかなみたいな感じですかね。
なんかその親戚のお家で稲漕ぎをするぐらいになると、秋祭りの準備をしていたりとか、秋祭りの笛の音っていうんですかね、おみこしみたいなものが町内界の地域が回っているようで、ちょうどタイミングが同じだったみたいで、稲漕ぎをしながらお祭りに関する音が聞こえるっていう感じだったんですかね。
ああいうのを聞いて、秋がやってきたなっていうのを感じているわけですね。
で、その親戚宅での稲刈り、稲漕ぎって言うんですけども、稲漕ぎってなんぞやっていう風に思う方もいらっしゃるかもしれないんですけども、コンバインというやつがありますよね。
たぶん稲刈りでよく見る、前で四角っぽい農機具に人が乗っていて、どんどんお米が吸い込まれていくみたいな、稲刈りの映像を見たことがあるかと思うんですけども、あれはコンバインといってですね、
なんていうんだろう、収穫しながらお米の実を外している、脱穀するっていうんですけど、それを同時にやっているのが最近の稲刈りですね。
コンバインというのは稲刈りとかお米みたいな意味は全然なくてですね、コンビネーションのコンビから来ていてコンバインらしいんですね。
稲を刈りながら、窯で削り取りながら稲穂を外していく、それが稲を漕ぐって言うんですけども、それを刈りながら漕ぐということでコンビでコンバインということらしいんですね。
そしてそのコンバインでお米を取った後のものをね、一粒一粒のもみがらに包まれている状態のものを乾燥機にかけて、まあそれは多分電気で使うものが多いかなと思うんですけども、乾燥させたら、一応なんていうのかな、農作業じゃなかった、稲作、稲刈りの一つの工程を終えたという状態になるわけなんですね。
まあしかしうちの親戚宅の場合はですね、なんかそのコンバインではなくて、手作業で天日干しをするみたいなタイプの稲刈りをしてるんですね。なので稲刈りが、コンバインではなくて、なんて言ったらいいのかな、説明難しいな。
手で買って、手で買ってじゃない、稲を刈った後のものを紐でまとめますみたいな機械があるんですよ。それバインダーって言うんですけど、まとめるみたいな意味ですよね。ファイルに閉じるあのバインダーっていう言葉は同じだと思うんですけども、稲を刈った後のものを紐でくくって束ねて、それを手作業で鉄パイプみたいなものに干していくんですけども、
それをね、ハゼ干しっていう風にうちの地域では言うんですね。ハゼっていうのがその洗濯物の物干し竿みたいなもののことを言うらしくて、これはねもう地域によってハデ足っていう風に言ったり、なんか別の地域、この間もコメントいただいたんですけども、何だったかな、名前忘れちゃった。ちょっとパッと今出てこないんですけども、ハゼとかハデとかね、ハザ掛けか、ハザ掛けっていう風に言う地域もあるらしいんですけども、
それで手作業で干していくっていうのはね、その天日干しの作業になるんですね。で、1週間か10日ぐらいその天日干した後に、今度はね、何だったかな、ハーベスター、これは収穫機みたいな意味があるんですけども、お米をね、さっき言った一粒一粒に分けていくみたいな機械を通して、とりあえず稲刈りの工程が一通り終わるっていう感じなんですね。
まあこれは映像なしにですね、この言葉だけで伝えようという風に思ったら、まあすごい難しかったりするんですけども、まあ簡単に言うたら、テレビでよく見るね、割と四角っぽい、お米が稲穂が吸収されていくみたいな機械とは違って、天日干しの作業がね、残っていくっていう作業を今回うちの親戚で、毎年恒例行事なんですけどもやってきたんですね。
で、毎年思うんですけども、その天日干しの作業ですね、これに関してだけでも、なんかコンバインがあればまあパーッと終わるものなんだけども、このね、ハゼ干しをするのって結構大変だなぁとかいうふうに思ったりするわけなんですが、そうか昔の人はこのね、このバインダーっていう稲刈り機とか稲穂木器、さっき言ったハーベスターっていうのと、バインダーとハーベスターっていう稲刈り機、稲穂木器も
なかったんだよなーっていうことにね、時々気づくんですよね。当然ですけども、手で釜を使って刈って、それを稲藁っていうんですかね、藁でくくって、一束にしてですね、それを干していくっていうのと、
昔の人々の労力
何週間、1週間10日ぐらい経ったら、それをまたハゼから下ろしてですね、なんていうんだろう、一つ一つお米をその稲穂から外すという作業をやっていたわけなんですよね、昔の方。
昔って言ってももうほんと4、50年前まではですよね、それぐらいの方はやっていたんだと思うんですよ。めちゃくちゃな労力ですよ。でもやっぱりね、家族にご飯を食べさせたいとかね、ご先祖様の土地を守りたいとか、いろいろな動機がそれぞれにあるとは思うんですけども、
これを田植えをしたりとか、稲刈りをしたりとか、本当に人力でされていたのってすごいなと、細かいことを言い出したら、それこそ田植えをするための水路を維持するとかね、川から水を引っ張ってくるとか、山から水を引っ張ってくるみたいなこともすごい労力でやってるよねっていうことをね、年に1回の稲刈り、稲穂漁してる時になると、僕は思い出すんですよっていうお話をね、今日はさせていただきました。
普段は農家の方やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話というテーマで1日1つ音声配信をしております。私OKのフォローがまだの方は是非フォローで応援をよろしくお願いいたします。
はい、それでは最後になりますが、皆様腰痛にならないように肩を上げ下げしたり腰を回したりしながら、体をリラックスさせてあげつつ、今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びに来てください。ほいじゃまたのー。