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2023-07-07 17:35

発声(1) 文化資本ってなんだっけ?

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サマリー

都会と地方の文化資本の差について考えられます。都会では、脚立化された文化資本が充実しており、多くの個人が所有しています。一方、地方では地域に根ざした文化資本が存在する可能性もあり、美的成功や振る舞い方によって豊かさを感じることもあります。

都会と地方の文化資本の差
オオワダ発声練習です。よろしくお願いします。
今日は一人で喋ってみる回です。
なんかね、このオオワダ発声練習も、最近、吉織さんに出てもらった回と、茶の葉に出てもらった回と、
トトトッとね、投稿して、あと、だが情熱はあるっていうテレビドラマについて喋った回もありましたね。
そしたらなんかね、勢いついてきて、たまにこうして喋って、雑に喋って雑に公開するっていうのを、
あまり途切れさせずにやっていきたいなと思って、
今日もね、久しぶり、1週間くらいいたんだっけな、こうして撮っています。
今日はね、ウェブで見かけた話題について、
自分ちょっと話してみたいことあるなと思ったので、それをやってみようと思います。
ウェブログ形式みたいな感じですね。
それがね、トギャッターにまとめられていたやつなんだけれども、
東京在住の人は仕事帰りにフラットライブに行くみたいな、
そういうことができて、都会と地方で文化資本の差を感じるみたいな話でした。
これね、結構ウェブのよくあるテーマで都会と田舎みたいなありますよね。
たびたび話題盛り上がるというか、完全無関係な人が居にくいテーマなので、
持ち家か賃貸かみたいなのと多分近くて、ほとんどの人がその2つのカテゴリのどっちかに分類されて、
みんなそれぞれ何かしら言いたいことがあるみたいなテーマだから、
割と定常的に盛り上がっているので、今に限った話じゃないんですけどね。
そんな中でね、僕は北海道の結構丘の上とかでね、
小さい頃過ごして泥だらけになって遊んでいた時期もあるし、
一方で10年以上東京都内に住んで暮らしていたので、そっちの良さも分かるし、
また今は長野県松本市なんで、いわゆる地方都市ですかね。
30万人ぐらいの人口なんで、中心部には商業施設いっぱいあるけど、
ちょっと車で離れたとこ行けば大自然もあるというところに過ごしていて、
それぞれで思うことはあるので、ちょっとしゃべってみようかなと思います。
都会は文化資本が充実しているって、これまでも何度も目にしたことがあるんですよね。
言わんとしていることは分かる。
例えばね、僕も先月か6月の下旬に、
劇団式のミュージカルでライオンキングと、
あとシルク・ズストレイユの東京公演で、名前忘れちゃった。
アレグリアか、見てきたんですよね。
なんでああいうのって、今僕東京離れて暮らしているから、
ああいうのを見るときに行く場所って感じなんですよね、東京ね。
だからそういうものがすごくたくさん集まっていてアクセスがいいっていうのは、
自分の体感としてもすごく分かる。
そういったことを指して都会は文化資本が充実している。
逆を言うと都会じゃないところだと文化資本っていうのがあんまり充実してないというようなことを
よく言われているのかなと、そんなふうに捉えています。
改めてなんだけれども、文化資本ってなんだろうって思ったんですよね。
なんとなくニュアンスとして言いたいことは分かるけど、
その文章を順番にじっくり見ていくと、
そういえば自分は文化資本ってものが何なのかあんまり分かってないなということに気づきまして、
しかも僕が初めて文化資本っていう言葉を知ったのは、
たぶん30代の中盤ぐらいだから5年前ぐらいだと思うんだよね。
20代の頃は文化資本っていう言葉を知らなかった気がするな。
30過ぎてからかな、だと思う。
というわけで、こういう時僕は最初にググって、
ウィキペディアにそのものズバリなページがあったらまずそこを見るというところから入門するんで、
今回もそれにのっとってやってみます。
文化資本っていうのは社会学における概念の一つであり、
金銭によるもの以外の学歴や文化的素養といった個人的資産を指す。
だから資本っていうとね、金銭って経済的なものが最初に浮かぶと思うんだけれども、
それ以外、金銭以外の資産のことを文化資本というと、
言葉で定義するとそうなんですね。
フランスの社会学者ピエール・プルデューによって提唱されて、
現在に至るまで幅広い支持を受けていると。
最初にこの言葉が使われたのは、
このピエール・プルデューとジャンク・ロード・バスロンとの協調で、
1973年に発表されたCultural Reproduction and Social Reproductionという話ですね。
だからこれは文化的再生産と社会的再生産みたいな、
日本語で言うとそういう書籍なのか論文なのかなんでしょうね。
だからちょうど50年前ぐらいに登場した概念なんで、
そもそも人類史の中でも文化的な資本というのがあるよねっていうのが認知されたのは近代のことなんですね。
そんなに歴史があるわけじゃない。
人類にとって自明の概念というよりは、
確かにこういうのあるよねってこの50年の間に認知が広まったものと言えそうですね。
このプルデューは文化資本の概念を3つの形態に整理しています。
1.脚体化された形態の文化資本。
2.精度化された形態の文化資本。
3.身体化された形態の文化資本。
脚体化された文化資本
それぞれに例が書いてあって、脚体化された形態の文化資本というのは、
絵画、ピアノなどの楽器、本、骨董品、蔵書等脚体化した形で存在する文化的材。
これはなんかちょっと、例えば家に絵が飾ってあるとかなのかな。
だから脚体化した形だから物体としてそこに存在するものってことですね。
骨董品とかってそうですよね。
これが文化資本ですよと。
必ずしも金銭的にすごく高い価値を持つとかじゃなくても、
気に入った絵とか骨董品とかを自分の所有物として部屋に飾ったりすると文化資本がたくさんあるみたいな感じなんですかね。
2.精度化された形態の文化資本。
例としては学歴、資格、免除など精度が保証した形態の文化資本。
確かに学歴が高いと文化資本がこの人がいっぱい持っているみたいな見られ方をする雰囲気があるのは理解できるし、
例えば調理士免許を持っているとかっていうのもそうなんですかね。
あとはソムリエの資格を持っているとかも、確かにそういうのをいっぱい持っている人ほど、
生きていく上で楽しみが多そうだなという印象はありますね、確かにね。
3.身体化された形態の文化資本。
2.ハビティス。
身体化された文化資本
ハビティスって言っているからこれなんか習慣みたいな意味かね。
監修行動を生み出す所成功、言語の使い方、振る舞い方、センス、美的成功などって書いてあって、
ちょっとWikipediaをさらっと読んでしゃべっているだけなんで、あんまり深いところまではわかんないんですけども、
確かに言葉の使い方は丁寧だなとか、この人は美しい、美的感覚が優れていて、
着ている服とかなのか、インテリアが整っているとかなのか、振る舞いを見て、
野蛮だなって感じる人と上品だなって感じる人があるんだけど、
多分今の例で言うと、上品な人の方が文化資本がたくさんあるというような見られ方をしてそう。
僕はそんな雰囲気は感じ取っているね。40年生きてきて。
でね、この3つを見てみると、例えばそうだね、
1の客体化された絵画、ピアノ、本、骨董品、蔵書とかは、確かに都会の方が手に入りそうって思うよね。
物がたくさんあるし、お店もたくさんあるから。ただ一方で、その地域にしかない骨董品とかもあるか、絵とかもね、
その地域に根差した、そこで活動している画家の方とかいたら、それを集めるっていうのを僕は文化的に豊かだなと感じるから、
まあ確かに都会有利かなと思いつつ、でもそうとも限らないかもなと思っております。
あとは学歴とか資格はどうですかね。
令和の今だと、例えば、なんか統一区受験するとかって、そんなにそんなに地域差ない気もしますけどね。どうでしょうね、この辺はね。
あと3つ目の言語の使い方、振る舞い方、センスとか美的成功など。
これもね、別にあんまり都会が有利という感じもしないですよね。
例えば、そうだな、僕の近所だと、その辺散歩してると農作業してる人とかいますけど、
そこにはそこの美しさというかね、ずっとこれやってんだろうなって感じさせてくれるのは諸差とか、
そういうとこにね、なんていうか、豊かさを感じる時もあるので、
これも別にそんなに都会が一挙という感じも僕はしてないんですよね。
文化資本の差
こうして見てみると、なんか文化資本の差みたいなのって、本当かという気もしてくる。
最初にね、僕が例に挙げた、劇団式とかシルクとソレイユとかは、すごくわかりやすい文化だけれども、
文化って別に、そういうお金を払って何かを見るとかね、映画とかだけじゃないですよね。
例えば、僕は東京離れてから川辺に行って、川を眺めながらお昼ご飯食べるみたいなことをよくやるようになったんですけど、
あとアウトドア好きな人はね、すぐ山に行けるようなところに住んで、週末はキャンプして、
そのキャンプ道具揃えて、なんか次はもっと少ない荷物で行けるようにしようとか、
同じ荷物なんだけどパッキング工夫して、よりコンパクトに持っていけるようにしようとか、
そこにはなんかね、そこの習熟とか楽しみとか文化的なものあると思うので、
やっぱりね、考えれば考えるほど、なんかお金を払って楽しむもの、チケットを買って見れるものばかりが文化資本ではないよなと、
思いますね。あとは、なんかちょっと逆説的だなとも思ったんだけど、文化資本がすでに豊かな人って、
場所とか環境を選ばず、どこに行ってもその周辺のことから楽しみを見つけ出したり、
学びを得たりできるから、実はなんか文化資本ある人ほど、都会じゃないと文化資本にアクセスできないみたいなことを言わないんじゃないかなという、
そんな印象もありますね。例えば何だろうね、タモリさんとか、タレントのタモリさんとかって、
ブラタモリとか見ても、どこを歩いてて、日本のいろんな地域にさあ散歩に行っては、その土地の地形とかからいろんなことを読み取って、
これはこれですかとか言ってね、専門家の方とか地域の人にも関心されるような言動をよく見せてくれてますけども、あれはああいうのが文化的な豊かさ?教養と言っちゃったそうなのかね。
なんで、そういうことなんじゃないかなと。そして今、知識を得るとかっていうことに関しては、
例えばね、電子書籍があるようなものなら、別に日本国内、一旦日本国内に限定するとしたら、どこに住んでても興味ある本は割とスッと読めるし、紙の本で買っても家に届けてもらえることも多いし、
音楽聴こうと思ったら、スポーツファイにある曲であればパッと聴けるし、インターネットさえあればですけどね。インターネットもないとまたちょっと話変わってくるか。
まあでもね、ニュース見たり映像見たり、ネットフリックスで映画見るでもいいですけれども、そういう意味ではインターネットの普及でその差が相対的に小さくなったっていうのは大きいんですかね、どこにいても変わらず。
まあでもそれないにしても、その地域独特の文化資本っていうのはあると思うな、やっぱりね。なんか僕の解釈が、そういうことじゃない、文化資本っていうのはそれを指してるんじゃないんだよ、だったら教えてほしいですけどね、アップデートしたいんで。
野球界の動向と大谷翔平の活躍
こんなふうに感じています。あとは単純に個々人が生活に何を求めてるかで、例えばね、今僕が今年長野県松本市に引っ越してきて、その前は栃木県那須小原市ってところに住んでいて、
今の僕がすぐにアクセスしたいのって、大きい公園とか人混みとかを回避しながらのんびりランチできる場所とか、すごく水の音が聞いていて気持ちいい静かな景色とか、そういうもので。
年に1,2回、そういったさっき言った感激、ミュージカル見に行くとか、そういうのは別にそんなに日常の中になくていいか、非日常で年に1回でも2回でも見に行けたら十分っていう感じなんで、
文化資本がどうこうというよりは、自分が好き好んで摂取したいものが近くにあるかどうかなんじゃないかなってね、最終的には。もともこもないけど、マッチングの話だなとも思っています。
人によっては温泉が近くにあるのがいいし、人によってはライブハウスがいっぱいあるところがいいし、人によっては美術館があるとか、大きい本屋があるといいとか、なんかレンタル、映画をレンタルできる、ちょっと今はそういう感じでもないのかもしれないけど、そういう近くに何があってほしいか。
それと住んでいる場所の特性があっていればハッピーだし、あっていなかったら不満という、最終的にはそういう話で、あまり文化資本がある場所ない場所という感じでもないんじゃないですかね。
ってなことを思ったので、今日しゃべってみました。はい。なんか慣れないことしたね。音声コンテンツ、3年くらいやってますけどね、1個のテーマで自分でわーっとしゃべるっていうのはやってこなかったか。
頭いい感じにね、なんか文化資本、この人文化資本ありそうっていうしゃべりができたらかっこいいなと思いますが、はい。私の現状はこんな感じです。はい。大和田発生練習でした。バイバイ。
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