夢の不思議な始まり
オカルトパラダイス。今回YOSHIEさんお休みなので、ソロでおしゃべりします。どうぞよろしくお願いします。
皆さんは夢って覚えていますか?夢にまつわる不思議な話があるので、その中から一つお話したいと思います。
この話は結構昔の話なんですけどね。ラウンジをやってた時に定期的に来店してくださるお客様がいて、そのお客様ってNさんっていうお客さんだったんだよね。
その部下の人たちをいつもね、誘って大体3、4人。一人で来る時もあったんだけど、一人の時は遅い時間に1時間だけとか、そういう時はあったけど、基本的には連れの方を連れてくるっていう。
その連れの方の中でね、Oさんっていう、私のちょっと年下の関西生まれの方なんだけど、仕事の転勤で東京に来ましたっていう方でね。
その人っていうのはもう2回に1回ぐらいはもうその人絶対いるぐらいの感じで、スタメンみたいな感じだったんですね。
そんなある日に私が変な夢を見たんです。変な夢はいっぱいあるんだけど、辻褄の合わない夢とかそういうのもいっぱいあるんだけど、そういう変な夢じゃなくて、そのOさんが夢の中に出てくるんだけど、
どっか道を歩いてて、たぶんデートみたいな。デートっていうかニコニコしながらたぶん歩いてるんだよね。向こうがニコニコして話しかけてきてて。
その内容っていうのがね、リアルでお互いの親の話してたりとか、両家の挨拶とか、もう結婚式控えてるよねっていうような内容だったの。
結構細かいような内容とかも中にはあったりとかしたと思うのね。
でもね、なんかのタイミングでふっとね、途中でね、私がこれ夢だって気づいて、夢だって気づく夢ってすっごく体が疲れるので、
もうダメ、起きよ起きよみたいな感じで、いつもの起きる方法があったからパッと起きて、その時のその夢は終わりなんですよ。
共通の夢の体験
でね、その日の夜にNさんが部下を連れて店に来たんですよ。でその中にはOさんもいて、普通に席に座ってお酒作ったり飲んだりやってて。
そしたらね、そのOさんが私の隣に移動してきて、耳元でね、後で俺だけ戻るからって言うんですよ。
大体ね、Nさん達ってのはいつも帰る時間が決まってて、っていうのも終電とかね、それぐらいの時間なんですよ。
で、みんなで帰りまった。ありがとうございましたって感じで。
そしたらね、少し経ってからOさんだけ店に戻ってきたんですよ。一人で。
そういえば戻ってくるみたいなこと言ってたなと思って。
でその時ね、なんかこう視線を感じて、そのOさんがね、私と目が合った時に手招きで私を呼ぶんですよ。
なんだろうと思って言ったら、Nさんはさ、俺のことどう思ってる?いきなり言われて、え?って思ったわけ。
っていうのも、Oさんってほとんど喋ったことなかったのよ。
全然そんなような状態でもないのに、俺のことどう思ってる?って怖って思って、シンプルに。
何が?って聞いたら、俺さ、昨日の夜夢見たのって。
それがすっごいリアルな夢でさ、俺たちね、結婚するはずなんだよね。
バキバキした目でさ、ギラギラさしてさ、私にね、そう言ってくるわけ。
私もその時マジかーって思って、同じ夢見てたのかー?みたいな感じで、ちょっと怖かったのね。
私はね、喋ってる途中で夢って気づいて、夢から起きたじゃない。
でも、たぶん彼はね、その先の夢も見てる。
親密な夢を見たんだって、私は思ってて。
もうそれぐらいの距離感なの。
何て言うんだろう、分かります?
分かります?
知ってる人に話しかける感じと、深い関係の人に話す感じのこの距離感って違いますよね。
まさしくそういう感じのに感じたんですよ。
だから突然座って、私が座った瞬間に、ねねなおさん、俺のことどう思う?って。
そんなこと言われて、普通だったらおかしいって思うじゃん。
でも、その距離感で来たから、あ、たぶんこの人その先の夢も見たんだなって、私はその時に解釈したんだけども。
こんな経験があったんですよ。
夢の自由と恐怖
でね、これってすごく怖いことだって思ってて。
っていうのも、私、このオカパラの中でも何回か言ったことあるんですけど、名刺勤務っていうのを見たりするんですよ。
たまになんですけど。
意図しないで見る時もあれば、意図して見てた時期もあったんです。
名刺勤務って初めのうちは、すごく自由なんですよ。
夢だって気づいてて、だいたい夢だって気づくと起きちゃうんですけど。
でも夢だって思っても、起きないようにコントロールできるようになるというか。
なんかこう、その中で夢だって気づいて夢に残ります。
じゃあこっから私の好きなようにやろうっていうことで、
ちょっと空を飛んでみたりとか、食事をすごい食べてみたりとか。
いっぱい食べれないじゃん。リアルだと。
だけど、もうすっごいうまそうなステーキだとか、自分の大好きなものをいっぱい並べて、
それをもうひたすら食べる。無限に食べる。
でも食べた時の喉を通る瞬間の感覚だったりとか、もちろん味もそうだし匂いもそうだし、
もう全てはリアルと本当に変わらないような状態を味わえるんですよ。
すごいめちゃくちゃ私、名刺勤務にハマっちゃってた時期があって。
もう見たいと思った時に、見れるようになった時期があったんです。
その時に、すごく夢の自由度が上がっていくと、どんどん調子に乗ってくるんですよ。
調子に乗ってくると、今までやってみたことないことをやってみたいとか、
普段じゃ考えないようなこととかを自分で考えるようになって、
ありもしないものを夢の中に出したりとか、作り出したり、
頭の中で作り出したものをやったりとかしていくようになったんですよ。
多分フル回転してるんでしょうね、脳が。
そういう状態で結構体も疲れてる時だったんですけど、
それがピークに達して、すごい怖い夢になって、
その夢も覚えてるんですけど、逃げ回る夢なんですよ。
でも逃げ回る夢なんだけど、夢だって途中で、途中でというか早い段階で気づくから、
絶対に逃げ切れるっていうのは分かってるんだけど、
髪をかぶってるから顔とかも分かんないんだけど、
とにかく体の大きい男の人がナイフを持って追っかけてくる。
で、初めは怖いと思って逃げてるんだけど、
でも怖いっていう気持ちすらも楽しめるような精神状態なんですよ。
今これ夢だから、どんな状態でも逃げれるし回避ができるって思ってて、
きわーとか言って、らせん階段だったんだけど、
らせん階段をぐるぐるぐるぐる上がりながら逃げていく。
その自分の視線の先には、私の夢の中でのお友達というか、
実在しない夢の中ではお友達という設定の人がいて、
その人がそのらせん階段の先の方にいて、
あそこまで飛ぼうと思って、そこにピューンって飛ぶんですよ。
自分で自由なんで、
とりあえず友達見つけた、じゃあ友達のところまで飛ぼうってピューンって飛んで、
友達のところまで飛びました。
そしたら、らせん階段が上に上がっていくんじゃなくて、
今度平行になるんですよ。平行になって丸みたいなところになるんですね。
丸になってそこから今度降りるらせん階段みたいなのが始まるんですよ。
私が行って追いかけられてるのをその時に気づいて、
友達は逃げ始めるんですよ。
わーって言って、怖いじゃないですか、そんなの後ろから来てたら。
で、わーって逃げて、逃げてる逃げてる、
大丈夫だよ大丈夫だよって言いながらも、
私はその友達を追いかけていくんだけど、
くるくるくるくる回って、降りていくわけじゃなくて、
その丸の部分をくるくるくるくる回って、
降りる方には降りないんですけど、くるくるくるくる回って、
くるくるくるくる回って、
そしたら足の速さがどんどんどんどん落ちていって、
思うように体が動かなくなる。
なんかこうスローモーションみたいになってきちゃって、
どんどんどんどん後ろから追っかけてくるんですよ。
でもまだ心の中には余裕があって、
いやいや余裕余裕、どんなことしてても回避できるし、
で、友達のとこじゃあまた飛ぼうって、
もう走れないんだったら飛べばいいみたいな感じで、
飛ぼうって思って、友達の方を見たら、
友達はもうすぐ前にいたのに、
もう私が遅いもんだから反対側にいたんですよ。
だからその円柱、階段の円柱になっている、
その螺旋階段の下が続いている、
もう穴みたいなところの上を私は飛んで、
友達のとこに行ったんです。
で、友達のとこに飛ぶ途中に、
あれ?なんかおかしいって思ったら、
落ちたんですよ。
体がヒューって落ちてて、
なんでこれ、あれ?
飛ぼうって意識してるのに飛べない。
落ちてる。
でも落ちるのっていうのは、
夢の中の恐怖体験
普通に落ちてるんだけど、
ちょっと重力がかかったザンっていう落ち方じゃなくて、
ヒューみたいな感じで落ちてて、
あ、やばいこれ落ちてる。
でもこれ夢だよね。夢なんだから、
また上に上がっていけばよくない?みたいな。
手でもふわふわって書いて、
はい、上に上がりますみたいな感じで
パタッパタッとか手やるんだけど、
それでも落ちていく。
自分の意図してる方向に行かないんですよ。
で、いやでもこのまま落ちたら、
なんかやだな、衝撃もあったらやだし、
痛みはほとんど、感覚はあるけど痛みはないみたいな感じで、
痛みだけは五感の中でもないと思うんだけど、
落ちてった時に、やばいと思って、
衝撃を少なくじゃなくて、
もうとにかくスローモーションみたいなのを
すっごい願って、ぐーって願って、
で、多分もう本当に地上に着く、
ほんの数メートル上ぐらいから、
ふわ、ふわ、ふわ、みたいな感じで着陸したんです。
で、そこに私はペタッと座り込んで、
地上っていうか、自分が落ちてきたところが、
もう吹き抜けみたいになってるんだけど、
落ちてきたところが全部フロアになって、
5メートル、10メートルぐらいのところに
ちょっと明かりが見えてるんだけど、
その吹き抜けを超えちゃったところって
真っ暗な世界なわけ。
やばい、これ、なんだろう、
まあまあでも夢だから、
まあいいや、起きればいいや、
って思って、意識して起きる。
でも、起きれなかったんですよ、私。
で、螺旋階段の上から降りてくんですよ。
ナイフを持った人がね。
え、やばい、やばい、え、来ちゃう?
追いついちゃうじゃん、え、どうしたらいい?
って言っても、もう体も持ち上がらないぐらいの
体力というか、なんていうんだろう、
もう自由に動かない状態になっちゃってて、
これなに、やばい、やばい、やばい、
って言って、もうほんと間近に来たときに
起きたんですよ。
で、パッと起きた。
ああ、起きた、よかった、起きれた!
と思って、いや、なんだろう、今のと
超怖いんだけど、え、なんで、
なんで明石目で、なんで思い通りにならなかったんだろう?
っていうのが、すっごい怖くて、
起き上がって、
とりあえず、
口の中がね、なんか乾いてる感じがして、
キッチンに行かなきゃって思って、
扉を開けたら、扉の中が真っ暗だったの。
え、え、え?
ってなったときに、
パッて目が覚めて、
ベッドの中だったんですよ。
だから、
分かります?
起きたときに、
目が覚めて、
目が覚めて、
分かります?
起きたと思って、
自分のね、リアルなベッドのところで、
起きたと思って、
あ、喉乾いた、もうすごい怖かった、
なんだろう、今の夢って言って、
起きて、キッチン行こうと思って、
扉開けたら真っ暗だったっていう世界も、
夢だったんですよ。
だから私、夢から覚めて、
起きたんだけど、
それも夢だったっていうことがあって、
で、その話はそこで終わりなんだけど、
この何度もベッドから起きて、
起きれなかったっていう夢って、
私その後とかにも見てて、
その状態のときってやっぱり
すっごく疲れてるときだったりとかするんだけど、
もうね、
夢と現実の境目っていうのが、
本当に分からない状態になるんですよ。
そう。
で、名刺勤務って、
よくそういうことが、
危険だって言われてたりするじゃないですか。
まさしく私はそういう経験があって、
そういうことの怖さ、
で、結局、
思い込みというか、
自由になるって思っちゃってるから、
もうね、
安心しちゃってるんですよね、
自分自身が。
夢の中で、
例えば自分がどんなにひどい目に遭うが、
夢だから自分でどうにでもなるみたいなのがあって、
でもどんなにひどい目に遭うが、
どうにもならなかったとき、
結局夢だって気づいてるのに、
どうにもならないってすごく最悪な気分なんですね。
だから、そんな体験を通して、
名刺勤務って、
やりすぎると怖いよ、
っていうことだったりとかね。
うん。
夢は夢として、
まあちょっとおいしいもの食べるとか、
それぐらいに留めて、
あまりこう、新しいことをやろうとか、
なんかこう夢の中で、
無理くりこう、
自分の中でそこを掘っていこうみたいなことは、
やらないほうがいいよっていう、
そんなお話でした。
夢と現実の境界
あ、もう結構喋ってるね、私。
気づいたら。
10分ぐらいの作ろうかなと思ってたら、
もう結構時間経っちゃってました。
はい。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
多分ね、次の回もね、
私だけの回になっちゃうと思うので、
またぜひ時間があれば聞いてください。
よろしくお願いします。
はい、今回のオカルトパラダイスいかがでしたか?
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