【今回のエピソード】
「ノンアルビールって、結局どうなんですか?」
健康にいいのか、体に悪いのか。
一度は気になったことがあると思います。
結論から言うと、二択では答えられません。
お酒の代わりに飲むなら健康寄り、上乗せして飲むなら不健康寄り。
「誰が、どう飲むか」で答えが変わります。
そして今回いちばん面白いのが、筑波大学から報告された世界初のRCT。
ノンアルを無料提供する介入で、飲酒量が本当に減るのかを検証した研究です。
さらに、依存症のある方にとっては話が変わるという但し書きも。
医療者として必ず添えておきたい部分まで話しました。
▼ こんな話をしています
・酒税法上のノンアルの定義(1度未満ならノンアル)
・「ノンアル=完全ゼロ」ではないという意外な事実
・腸内細菌の多様性が上がった二重盲検試験
・アルコールとは独立した効果、ポリフェノール由来か
・「ゼロ」表示のカラクリ(カロリーと糖類の基準)
・果糖ぶどう糖液糖と添加物の問題
・見落とされがちな「おつまみ問題」
・世界初のRCT:飲酒量は本当に減るのか
・介入終了後も差が持続していた理由
・置き換え効果というメカニズム
・依存症のある方にとっての再飲酒リスク
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
📻 のんびり医学ラジオについて
現役医師がのんびりと医療・健康・日常について語るポッドキャスト。
専門知識ゼロでも楽しめる内容をお届けします。
※ 紹介している研究には小規模なものや単施設のものが含まれます。
アルコール依存症の治療中の方は、必ず主治医にご相談ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
ノンアルコール飲料は健康に良いのか悪いのか、二択では答えられないという疑問に対し、専門家が解説。アルコール摂取の代替として飲む場合は健康的だが、アルコール摂取に追加する場合は不健康になる。酒税法上のノンアルコール飲料の定義はアルコール度数1%未満であり、完全なゼロではないことに注意が必要。筑波大学の研究では、ノンアルコール飲料の提供が飲酒量の減少につながり、その効果は介入終了後も持続することが示された。ただし、アルコール依存症のある人にとっては再飲酒のリスクがあるため注意が必要である。