バンカーショットの基本
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけども、バンカーが出ない3つの原因というテーマでお話しいたします。
やはりですね、バンカーというのはなかなかですね、練習できる機会が少ないので苦手の方も多いかと思います。
バンカーが苦手でなかなか一回で脱出できないからバンカーに入ると大叩きしてしまってスコアを崩してしまう。なかなかいいスコアが出ないという方もいらっしゃるかもしれません。
ですので今日はですね、バンカーが出ない3つの原因についてお話しします。
その3つ何かというと、救い討ちになっているフォローが小さい、打点が安定しないの3つです。
まず、救い討ちになっているということなんですけども、やっぱりバンカーというと前にですね、あごというか土手があることが多いので結構高い球を打たなきゃいけないということで、どうしても上げようとしすぎてしまってうまくいかないことが結構あります。
バンカーはほとんどのケースで3度エッジで打つので、ロフトが付いているので普通に打てば高く上がります。
さらにバンカーはフェイスを開くことが多いですから、普通に打つだけでかなり球が上がります。
ですけれども、どうしてもバンカーが高い球を打ちたい気持ちが強い成果です。
どうしても自分自身で高い球を上げようとして、右中心になってしまって、救う動きが強くなってしまう。
それで打振りすぎて出ないということが結構あります。
ですので、なるべく球を上げようとしないで、特にダウンスイングに入るときに右に重心が来ないように、右足の方に重心が来ないように振っていただくと良いです。
右に来るとどうしても救う打ちになってしまいますので、右に重心が来ないように気をつけていただくと良いです。
次に2つ目です。フォローが小さいということです。
どうしてもバンカーを打って終わり、やっぱりどうしても力が出ませんので、力がボールに伝わらないでうまく出ないというケースが結構あります。
基本的にバンカーショットは、エクスプロージョンショット、砂とボールを一緒に飛ばすショットというのは、砂も飛ばさなきゃいけませんので、通常のショットよりも大きく強く振らないといけません。
だいたい目安は2倍から3倍の距離間で振ってください。
例えば15ヤードの距離をバンカーショットするのに、芝から30ヤードもしくは45ヤードぐらい打つぐらいの感じで振っていただくと良いです。
振る力が足りなくて出ないということが結構多いです。
特に女性だと、あまり上手く振れなくて、フォローも止まってしまったりして、力がボールに伝わらなくて出ないというケースが結構ありますので、2倍から3倍の距離で打つようにしていただきたいなと思っております。
もちろんバンカーショットで目玉、ボールが砂に埋まっているような状況では、フォローを取らないで打ったら終わりというケースもあります。
でも普通のバンカーショットであれば、フォローするのをしっかりとって緩めないようにしていただければと思います。
どうしても頭の中ではバンカーショットは平らから2倍から3倍打つというのがわかっていて、バックスイング勢いをよく上げたけれども、ちょっとこれじゃ大きいかなと思って力を抜いてしまったりするということもありますので、しっかり振り幅がここからここまでと決めたら、それをしっかりと実行するようにしてください。
それからバンカーが出ない3つ目の原因ですけれども、打点が安定しないということですね。
クラブヘッドが手前をだふりすぎてしまったりとか、もしくはクラブヘッドがボールにクリーンに当たってしまったりしてしまうということです。
基本的にはボールの少し後ろにクラブヘッドが降りてきて、その後ボールを一緒に飛ばすような形になります。
で、打点を安定させるためにはどうしたらいいかということなんですけれども、
まずあまりだふろうとしすぎないということですね。
バンカーショットというのは足を少し埋めますので、埋めた分だけ足場を安定させるためにちょっと埋めますので、埋めるということは重心が下がります。
ですので普通にボールを打とうとすれば自然に打ふるはずです。
ですけれども打ふらなきゃいけないという気持ちが強すぎると打ふりすぎてしまってうまく出ないケースがありますので、
足を埋めたからあとは普通にボールを打とうと思って打っていただければ自然に打ふります。
あとはですね、打点を安定させるためには体を動かしすぎないということですね。
バンカーショットはあまり動かさないようにして打っていただくといいです。
言ってみれば手打ちのような感じで大丈夫です。
特に体が左右に動きすぎたりするとうまく当たりませんので、
あとは下半身ですね。下半身も感覚的にはあまり動かさないぐらいな感じで打っていただくといいです。
動かさないぐらいで振っていただければですね、打点が安定しますので、
あまり動かしすぎないということを意識していただければと思います。
ということでですね、今日はバンカーでない3つの原因ということをお話しいたしました。
練習の重要性
その3つとはすくい打ち、フォローが小さい、打点が安定しないということの3つです。
ぜひバンカーがあまり得意じゃない、あまりうまく出ないという方は参考にしていただければと思います。
あとバンカーが大事なのはやっぱり練習するということですね。
やっぱりなんでバンカーが苦手な方が多いかというと、練習する機会がないからです。
ですのでゴルフ場だったり練習場でバンカーを練習できるところがあったらぜひ練習していただきたいなというふうに思います。
ゴルフ場でバンカーの練習場があっても、練習されていない方が非常に多いです。
結構ですね、ショットの練習、アイアンとかドライバーとか打つ練習場は練習してもバンカーの練習はしないという方が非常に多いですので、
バンカーの練習ができるところがあったらぜひ練習していただきたいなというふうに思います。
プレーの前に練習していただくのもいいですし、プレーが終わった後練習できればぜひ練習していただきたいです。
プレーが終わった後というのはですね、練習している人が非常に少ないですので、結構落ち着いて長い時間練習できますので、
ゴルフ場によっては練習プレー終わった後できないというところもありますけれども、ほとんどのところはできるんじゃないかと思います。
ですのでぜひ練習していただいてうまくなっていただきたいなというふうに思います。
バンカーの練習をやると非常に楽しいので、ぜひ機会を見つけてやっていただきたいなというふうに思っております。
ということで今日の音声はこれで終わりなんですけれども、連日お伝えしていますけれども、
AIでですね、アドレスのチェックをしてくれる診断ツールをですね、作成しました。
ちょっとですね、今配布方法というかですね、今考えていますので、今準備をしていますので、
おそらくLINEに登録してもらったらですね、アドレス診断チェックツールのURLをお渡しするような形になると思いますので、
ぜひ楽しみにしていただければと思っております。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。
