傾斜からのショットの基礎
ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ調達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日は水曜日なので、千葉国際カントリークラブさんにラウンドレッスンに行ってきます。
で、今ですね、行く前に車の中でですね、この音声を録音しております。
で、千葉国際カントリークラブさんはですね、
結構アップダウンがあってですね、距離はそんなに長くないんですけども、アップダウンが結構あるコースです。
ですので、傾斜からですね、上手く打てないと、なかなかいい使い方を出すことができません。
ですので、今日はですね、傾斜からのショットの打ち方についてお話ししようと思っております。
よくですね、練習場では良いんだけれども、コースに行くと上手く当たらなくなってしまうということがありますけれども、
これ原因いろいろありますけれども、その中の一つに、傾斜地から上手くボールが打てないということがあります。
で、傾斜地ですね、どういうことに注意してショットしたらいいかということなんですけども、ポイントが3つあります。
3つ何かというと、立ち方とボールの位置と振り幅の大きさです。
まず立ち方なんですけれども、基本的には傾斜地ではですね、傾斜なりに立っていただくといいです。
傾斜なりに立つというのはどういうことかというと、地面に対して直角に立つというかですね、
例えば、左足下がりであれば少し左足に重心をかけて構えますし、
左足上がりであれば右足に少し重心をかけて、地面に直角になるように立っていただくといいです。
で、つま先が上がっていればですね、ちょっと前傾を起こして構えますし、
つま先が下がっていれば前傾を深くして構えるのが基本です。
ただですね、左足上がりに関してはですね、傾斜なりじゃなくてですね、地球に直角に立っていただいても大丈夫です。
左足上がりはですね、傾斜なりに立たなくてもそれほど打ちづらくないので問題ありません。
まあでも一応基本というとですね、傾斜なりに立つというのが一応基本です。
で、次ですね、ボールの位置なんですけども、ボールの位置ですね、傾斜からもうめちゃくちゃ重要です。
傾斜地ではですね、基本的には平らなところから打つよりも、少しだけボールを右足寄りに置いていただくといいです。
なんで右足寄りに置くかというとですね、平らなところからショットするときには、ダウンスイングで左に少し重心移動してそれからボールを打つんですけども、
傾斜からボールを打つ場合には、あまり動いてしまうとうまく当たらないので、極力動かないでその場で回転してボールを打ったほうがいいです。
ですので、ダウンスイングで左に重心移動しない分だけボールの位置を少し右に置いていただくといいです。
どのくらい右に置いたらいいかということなんですけども、ボールがある傾斜地に立って素振りをして、地面のどこを擦るか見ていただいて、擦ったところを少し右にボールを置いてショットしていただくといいです。
左足下がりのときにはしっかり右足を置く方が多いと思うんですけども、他の傾斜でも基本的には少し右足を置いていただくといいです。
それからあとは振り幅の大きさですね。当然ながら傾斜地からフルスイングしたら当たらないので、ハーフスイングだったりとかスリークォーターくらいでボールを打っていただくといいです。
ですので、使用するバンテは1バンテとか2バンテ大きいグラブを持って打っていただくといいです。
ただですね、左足下がりの場合にはロフトが立ちますのでバンテを変えなくてもいいかもしれません。
ということで基本的な傾斜の打ち方では3つポイントがあります。
立ち方、傾斜に対して傾斜に立っていただく、ボールの位置を少し右足寄りに置くということと、あまり大きく振らないということの3つです。
この3つを気をつけていただければ大体うまく当たりますのでぜひ意識していただければと思います。
ショット時の注意点
あとは振り方なんですけども、傾斜が強い場合には動きすぎてしまうとうまく当たらないので、ちょっと手打ちのような感じで打っていただいて大丈夫です。
傾斜からでもしっかり体を回してと思ってしまうと動きすぎてしまうので、ちょっと手だけで振る感じ、手打ちのような傾斜が強い場合には手打ちで打っていただいた方がうまくいくケースが多いです。
それから傾斜地で気をつけなければいけないのはボールが曲がる方向ですね。どっちに曲がるのかを計算してちょっとしなければいけません。
基本的には左足下がりとつま先下がりはボールが右に行きますし、つま先上がりと左足上がりはボールが左に曲がりやすいです。
ただですね、つま先下がりとか左足下がりの場合には傾斜が強い場合に先ほどもお話ししたように体をあまり使わないで手だけで振るような感じになることもありますので、そうすると手だけで振るとボールが左に行ってしまう場合もあります。
これは経験によるところが大きいのですが、こういう傾斜でこういう打ち方をしたらどっちに行くかなというのをボールを打つ前の素振りで確認して、どっちに行きそうかなこの打ち方だと予想して狙う方向を決めていただくといいです。
という感じで傾斜から打つときに気をつけていただきたいことなんですけども、傾斜からボールをうまく打てるようになればコースでもボールをうまく捉えやすくなりますので、ぜひ参考にしていただいて傾斜からナイスショットを打っていただきたいなという風に思っております。
ぜひ参考にしてみてください。
ということで今日の音声はこれで終わりなんですけども、ゴルフ場はいろんなコースがあって非常に面白いんですけども、結構多くの方はドライバーでドーンと打ってある程度フェアウェイも広くてある程度フラットなところが好きな方が多いかと思いますけども、私個人的にはそういうコースはもちろん好きですけども、アップダウンが結構あってトリッキーですよね。
どこに打ったらいいんだろうとか何番で打ったらいいんだろうTショットみたいなコースも結構好きです。
私静岡でプロ目指し研修生やっていたんですけども、結構伊豆の方に行くとそういうコースがトリッキーなアップダウンがあってトリッキーなコースが多くて結構そういうコース好きでした。
Tショットにしてもどこを打ったらいいんだろうとか結構考えながら何番で打とうかなとか考えるの結構楽しいなという風に思っております。
ぜひいろんなコースを楽しんでいただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。