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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ調達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日のテーマなんですけれども、
今日は、フックすると思って右を向いたのにスライスが出てしまう
ということについてお話しさせていただきます。
コースに行ったら、なかなかスイングが変わらないので
狙う方向を変えて対応するというのが一番いいんですけれども
フックがコースに出ていたら、少し右を向いて
左に曲がるのを計算して打っていただくと
狙ったところにフェアウェイにボールを運ぶことができるんですけれども
たまにですね、右を向いて打っているのに関わらず
フックが出ると思って構えているのにスライスしてしまうということが起こります。
右を向いてフックを計算して打っているのにそこでスライスしてしまうと
林の中とかOBになってしまう確率というのがかなり高くなってしまいます。
ですので、フックを打とうと思ってスライスが出てしまうというのは
かなり致命的なわけです。
ただですね、どうしても出てしまうときがあるんですけれども
なんで出てしまうのかということについてお話しさせていただきます。
まずですね、なぜ球が曲がるのか、狙った方向に飛ばないのかということなんですけれども
まずですね、打ち出しの方向に強く影響を、一番影響を与えるのはフェースの向きです。
フェースの向きが左を向いて当たれば左に打ち出されますし
右を向いて当たれば右に打ち出されます。
で、曲がる方向なんですけれどもフェースの向きに対してのクラブヘッドの軌道です。
フェースの向きに対してクラブヘッドの軌道が
インサイドアウトになればフックしますし
アウトサイドインになればスライスします。
このですね、フェースの向きとクラブヘッドの軌道の組み合わせでいろんな球が出ます。
もちろんですね、打ち出しの方向はですね、フェースの向きが全てではないです。
クラブヘッドの軌道も若干影響します。
インサイドアウトに振れば若干右に打ち出されますし
アウトサイドインに振れば若干左に打ち出されますけれども
一番影響度が大きいのがフェースの向きです。
ですので基本的にはフェースの向きを意識していただくと
打ち出しの方向をコントロールしやすくなります。
これですね、こういう風に言われているのはですね
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結構最近ですね、最近といっても5年、10年まではいかないと思いますけれども
ここ5年ぐらいですね。
これなぜこう、前は逆に言われていたんです。
前は打ち出しの方向はクラブヘッドの軌道で決まって
曲がる方向はフェースの向きで決まると前は言われていたんです。
これなぜ最近逆になったかというとですね
これはですね、トラックマンとかの計測器ですね
弾道計測器ですね。
計測器ですね。弾道計測器が結構正確なのが出てきて
それで計測してみたら違ったということですね。
で、最近ですと打ち出しに一番大きく影響を与えるのはフェースの向き。
曲がる方向に一番大きな影響を与えるのは
フェースの向きに対してのクラブヘッドの軌道という風に言われています。
これ大事なのは、曲がる方向はフェースの向きに対してのクラブヘッドの軌道です。
目標方向に対してのクラブヘッドの軌道ではないです。
フェースの向きに対してクラブヘッドの軌道をどう振っているかというのがですね
曲がる方向を決める要素となります。
フックが出ているときというのは
フェースの向きよりも
フェースの向きに対してクラブヘッドの軌道がインサイドアウトに振られているんですけれども
左に曲がるから右をちょっと向いて
打ってみようとした場合にですね
なぜスライドすることが出てしまうかということなんですけれども
右を向いたらインサイドアウトに振れなくなってしまうので
スライドしてしまうということです。
これがなぜかということなんですけれども
右を向くとですね
フェアウェイの真ん中、ボールを打ちたい方向ですね
というのはですね
少し左側に来るわけです。体の左側
極端に言うと
ですので
左側に最終的にボールを落としたい方向がありますので
右を向いたにもかかわらず
そのボールを最終的に落としたい方向にクラブを振ってしまうということです。
要は左に振ってしまうということですね。
そうするとですね
スライドすると
スライドすると
スライドしてしまうということです。
要は左に振ってしまうということですね。
そうするとですね
フックしないでスライドしてしまいます。
これがですね
フックが出ると思って右を向いたにもかかわらず
スライドしてしまう
ということの原理ですね。
右を向いてもですね
最終的にボールを落としたい方向は
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意識せずにですね
ボールを打ち出したい方向を
しっかりと意識して
振っていただくと
スライドしないで
いつも通りのフックが出るようになってきます。
じゃあですね
どうしたらいいかということですね。
これはですね
しっかりとフェイスの向きとクラブヘッドの軌道を
しっかりと意識していただくということです。
フェイスはボールを打ち出したい方向ですので
それを打ち出したい方向に向けていただいて
アドレスとしてはですね
基本的にはアドレス通りに振っていただくんですけども
クラブヘッドの軌道を
この方向に振ったらフックするというのを
しっかりと意識して振っていただくといいです。
右を向いたらですね
何も意識しないで振ってしまうと
どうしても目標の方向に
クラブヘッドを振りたくなってしまいますけれども
そうするとですね
カットな軌道になってスライスしてしまいますので
右を向いたらですね
スタンスなりに振る
少し右に振るような軌道を
しっかりと意識して振っていただくようにしていただくといいです。
あとですね、逆にですね
スライスが出ると思って
左を向いたら
余計スライスが強くなってしまうということもあるんですけども
これなぜかということなんです。
スライスが出ているので少し左を向いて
いつも通りのスイングすればですね
フェアウェイ真ん中に戻ってくるんですけども
左を向いたにも関わらず
フェイスの向きは
最終的にボールを落としたい方向を向いているとですね
スライスが強くなってしまいます。
最終的にボールを落としたい方向にフェイスを向けておくと
基本的には真っ直ぐに移されるんですけども
それで左を体を向けますと
体通りにクラブを振ると
いつもよりもカットな軌道がですね
強くなりますので
曲がりの幅が大きくなってしまうということです。
ですのでどうしたら
左を向けば向こうのこれだと
スライスが強くなってしまうということです。
これじゃあどうしたらいいかというと
フェイスも少し左を向けていただくということですね
打ち出しの方向が少し左になるように
スタンスと一緒に
フェイスも少し左に向けるようにしていただくと
左に打ち出されて
いつも通りのスライスが出るようになります。
ということでですね、こういう風にですね
球が曲がった場合に
スタンスを狙う方向を変えたりするんですけども
この時にフェイスの向きと
クラブヘッドの軌道をしっかりと意識して
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ボールを打っていただくと
狙った球を打ちやすくなります。
ぜひですね、これを意識して
ラウンドしてみてください。
そうすればですね、狙ったところに
ボールが運べるようになりますので
いいスコアが出やすくなります。
ぜひ参考にしてみてください。
ということで
今日の音声はこの辺で失礼させていただきます。