雨の日のラウンド
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
昨日はいつもレッスンしているところのスクールコンペを米原ゴルフクラブさんで行いました。
昨日はですね、あいにくの雨でですね、もう1日中雨に降られたラウンドとなりました。
なかなかですね、ゴルフに行って朝から最後上がるまでずっと降られているのは珍しいんじゃないかと思うんですけども、
昨日はですね、なかなかご参加された方もですね、大変そうでした。 でもですね、雨の日のラウンドはですね、晴れた日の3倍上達というふうに言われていますので、
昨日回られた方はですね、かなり上達したと思います。 やっぱり雨の日に回ることによってですね、気分というかですね、テンションはだいぶ下がってしまうんですけども、
やっぱり雨の日というのはですね、まずメンタルが鍛えられます。 メンタルを鍛えられますし、コースマネジメントの力もつきます。
なかなか上手くいかない中ですね、どうやってスコアを崩さないように回ろうかということを考えます。 メンタルの力もつきますし、いろいろですね、技術的にも
レインウェアも来てますし、なかなか思い通りに振れない中ですね、どうやってナイスショットを打っていくのか。
またミスショットが出やすい状況をどうやってですね、コースマネジメントで スコアを崩さないように回っていくか等々ですね、いろんな力がつきますので、
テンションは下がってしまいますけれども、やはり雨の日というのはですね、非常に 練習になるというか、上達につながっていきます。
ただくれぐれも無理はしないようにしていただきたいなというふうに思います。
あとはやっぱりその昨日のようなですね、雨の中回るとですね、次回のラウンドがですね、ものすごく簡単に感じます。
結構いいスコアが出たりしますので、
次のラウンドにですね、期待していただきたいなというふうに思っております。 今日の
テイクバックの重要性
テーマなんですけれども、 テイクバックが与える影響
について お話いたします。
テイクバックがスイング、 玉筋に与える影響ですね。テイクバックが
玉筋に与える影響についてお話いたします。 テイクバックというのはですね、
テイクバックからバックスイングにかけてですね、 アドレスからトップにかけての動きというのは、クラブヘッドの動きですね。
玉筋にはですね、直接は関係ありません。 バックスイング、テイクバックからバックスイングをですね、どこに上げてもですね、ダウンスイングが
いい位置から正しい軌道で、正しいフェースの向きで降りてくればですね、
テイクバックはですね、直接玉筋には影響ないんですけれども、 でもですね、
テイクバックが間違ってしまうと、 ダウンスイングを正しい軌道で、正しい動きをしづらく
なってしまいます。 テイクバックからバックスイングにかけてですね、どこに上げたらいいかというとですね、
アドレスした時のシャフトのラインと、後方から見てですね、 シャフトのラインとボールと首の付け根を結んだラインの間をですね、クラブヘッドが上がると
理想的です。 でですね、じゃあテイクバックをですね、インに引いてしまうと、どんな
ミスが出やすいかということなんですけども、 インサイドに引いてしまいますと、シャフトクロスになりやすいということです。
テイクバックをインサイドに引きますと、途中からもうそれ以上インサイドに引けなくなりますので、 最後上に上げるような動きとなって、
シャフトクロストップでクラブが目標よりも右を向いてしまう動きになりやすいです。 シャフトクロスになってしまいますと、
まずそのままアウトから降りてきてしまう 場合もあるんですけども、多くの場合はですね、ダウンスイングを
ダウンスイングがインサイドからフェイスが開いて降りてきやすいです。 その際にですね、
前傾角度も起きやすいのでトップしたりフェイスが開いて右にプッシュしたり、 インサイドから降りすぎてフェイスが開いてインサイドから降りてくるので、このままじゃ右に行ってしまうと思ってですね、強引に
インパクトのところで手を返して左へのミスも出てしまいます。 いろんなミスが出やすくなります。
あとインサイドにテイクバックを上げてしまうとですね、 フェイスが開きやすいということです。
フェイスが開きやすいので何とかダウンスイングで球を捕まえようとアウトから降りてきてしまう場合というのもあります。
ですのでテイクバックをインサイドに引いてしまうことによってダウンスイングの軌道が アウトから降りてきてしまう場合もあれば、逆に
インサイドから降りてきてしまう場合というのもあります。 両方出てしまうということです。
ですのでなるべく正しい位置で上げていただくといいです。 なぜインサイドに上がってしまうかという原因なんですけども、
まずは前傾角度が起きているということです。 前傾角度が浅いとインサイドにテイクバックをしやすくなります。
それから腕のローテーション、腕をテイクバックで回転させるんですけども、その動きがローテーションが大きすぎる
というのがあります。 これを防ぐためには少しテイクバックの時に左脇を
締めるように意識していただくと、ローテーションを使いすぎなくなります。
あとはテイクバック指導で下半身を動かしすぎてしまうということです。
あまりスイングの速い段階で下半身を動かしすぎてしまいますと
インサイドに入りすぎてしまうケースというのもあります。
今度はアウトに上げてしまうとどんなミスが出るかというと
ダウンスイングはアウトサイドインの軌道になりやすいということです。
アウトに上がってしまう原因というのは肩の回転不足
だったりとか体の距離が離れてしまうというのがあります。
アウトに上がってしまうというのは肩の回転不足になりますので手だけで上げてしまうということですね。
そうするとトップがアウトに上がりやすくなりますので
アウトサイドインの軌道になりやすいです。そうすると引っ掛けとかスライスが出やすくなってしまいます。
ですのでアウトに上がっているときには肩をしっかり回すということと手と体の距離が離れないように
意識していただくといいです。
ということで今日はテイクバックが
スイングや玉筋に与える影響ということでお話ししましたけれども
テイクバックのクラブの軌道は玉筋には直接は関係ないんですけれども
正しい位置
シャフトフレームとボールと首の付け根を結んだラインの間に上げていただくとダウンスイングも
いいクラブの軌道、いいフェイスの向きを
いいフェイスの向きで振りやすくなりますので是非テイクバックも正しい位置に上げていただければと思います。
ということでですね 今日の音声はこの辺で失礼致します。