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野山です。 前回の練習では、あることを意識したら、ないショットが出たんですけど、
今日の練習では、同じことを意識しても、なかなかいい球が出ない、ということがよく起こります。
これはなぜ起こってしまうかと言いますと、 原因が大きく3つあります。
まず一つ目の原因としては、 同じようにやっているつもりでも、同じ動きができていないということです。
例えば、インパクトの時のフェースの向きが、 右に5度ずれていたとします。
それで前回の練習では、 フェースの向きを5度閉じるように意識して練習したら、
フェースがまっすぐになってないショットが出たとします。 ですけれども、今日の練習では、
5度閉じているつもりが3度しか閉じられていなかったり、 逆に8度閉じてしまって、やりすぎてしまったりしている場合があります。
ですので、前回意識したことと同じようなことをやっているつもりでも、 同じことができていないということが考えられます。
そして2つ目の要因としては、 前回ともともとのスイングが変わってしまっているという場合です。
例えば、フェースの向きで言いますと、前回は5度開いてインパクトしていたんですけれども、 今日は
3度しかフェースが開いていなかった、 ということが起こりますと、前回と同じように5度フェースを閉じるように意識して練習したとしても、
そうすると2度閉じて当たってしまうということが起こりますので、 なかなかナイショットが出なくなってしまいます。
次に3つ目の要因としては、 意識しているポイントはうまくいっているんだけれども、
他にうまくいっていないポイントがあるということです。 例えばフェースの向きは
5度開いていたのを5度閉じるように意識して、 フェースの向きはまっすぐになっているんだけども、
クラブヘッドの最下点が前回と違ってボールの右側に来てしまっている。 アイアンの場合にボールの手前に最下点が来てしまって、
ダフってしまってうまく当たっていないように変わってしまっている場合があります。
ですので、意識したポイントはうまくいっても、 別のところがうまくいかなくなってしまった、
というようなことも考えられます。 このように前回の練習ではうまくいっても、
今日の練習では同じことを意識してもうまくいかない要因というのは 3つあります。
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それは今ご説明したように、 同じようにやっているつもりでも同じようにできていないという場合、
そもそもの元のスイング、 元のものが変わってしまっている場合、
というのがありますし、 別の要因で
うまくできていないという場合もあります。 では、
そういった場合にどうしたらいいかということなんですけども、 これはしっかりとその日のスイングを分析するということです。
具体的に言いますと、 その日のスイングをスマホで撮影していただいて、
どのようなスイングをしているのか、どんな風に振っているのか、 というのをチェックする必要があります。
そうしないと、今日その日に何を意識したら ナイショットが出るのか、
というのが、 わかりませんので、
まず、