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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは今日も、ゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
今日のテーマなんですけれども、冬のゴルフが上達につながる三つのこと、ということでお話しさせていただきます。
冬というとですね、もうゴルフ寒いから行かないとかですね、とりあえずもう冬眠してしまう。
また暖かくなるまでちょっとゴルフはやらないなという方もいらっしゃるんですけれども、
やはりですね、冬でもゴルフは楽しいですし、何しろ上達につながりますので冬のゴルフは。
ですのでぜひ冬もゴルフをやっていただきたいなと思うんですけれども、
じゃあなぜ冬のゴルフは上達につながるのかということについてお話しさせていただきます。
ポイントは三つあります。
それは条件がまず厳しくなるということで技術が上がってくるということと、
あとは冬はですね、いろいろこう1日の中でも条件がいろいろ変わりますので、
いろいろ観察力、洞察力とかがつくということと、
あとはどうしても冬はなかなかいいスコアが出づらいので、難しいですから出づらいので、
そういった中でですね、いかに集中力を切らさないで回るかということのメンタルが鍛えられるということの三つです。
まず一番初めの冬はですね、やっぱりこういろいろ条件が難しくなりますので技術が鍛えられるということなんですけれども、
まずはこう芝の来、芝がちょっと枯れてきますのでピターッとしたとこからですね、ボールを叩ければならなくなります。
やはり夏というのは芝が元気ですのでふさふさしていてですね、言ってみればたわしの上にボールが置いてある状態、
ティーアップされているような状態でボールを打つことができるんですけれども、
冬は芝が元気がないですからピターッと木の板の上にボールがあるような状態でボールを打たなければならないので非常に難しいです。
ちょっとでもですね、クラブヘッドが降りてくる位置がずれればダンフリーだったりトップだったりのミスになります。
ですので、そういった難しい条件でですね、どうやってボールを打っていくかというのがですね、非常に難しいんですけれども、
あとショット、これはショットだけじゃなくてアプローチにしてもですね、非常に難しくなりますし、
また冬はですね、風が強いことが多いですので、風にどう対応していくかということもあります。
それから冬はですね、寒くてですね、洋服もいっぱい着ていますから、
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そういうスイングしづらい中でどうやってスイングしていくかというのもあります。
このようにですね、冬はいろんな難しいところがあるんですけれども、
そういったところでプレーするとですね、いろんな技術が見かかれますので、上達につながっていきます。
次にですね、冬はやっぱり1日の中でも条件がいろいろ変わるんです。
例えばグリーンですけれども、最遅ですと凍っていることもあります。
凍っているとですね、直接グリーンにボールを打ってしまいますと、
アスファルトの上のようにですね、コーンと跳ねて奥のOBとかバンカーに行ってしまいますので、
手前から行かなければなりません。
手前にですね、バンカーがあったりするとですね、もうこれはですね、どうやって攻めようかと、本当にもう頭を疲れますね。
本当にそういうのを考えると非常に楽しいんですけれども、
グリーンが凍っていて、ちょっと気温が上がってきて溶けてくるとですね、
今度はですね、水が浮いてきますので、パターンを打つときなんかはちょっと重くなります。
凍っているときももちろん重いんですけども、氷が溶けてくると、
セカンドショットとかグリーン狙ったときにですね、
当然止まるようになりますので、グリーンを直接狙っていかなければなりません。
凍っているときは基本的には手前から狙ってもらうんですけども、
溶けてきたら直接狙ったほうがいいです。
この溶けているか凍っているかの見極めですね、これがですね、なかなか面白いですね。
だいたい凍っていると白くなっているのでわかるんですけども、
溶けているなと思って気を抜いているとですね、
たまたまグリーンが日陰になっているホールとかがあると、
そこだけまだ凍っていたりするんです。
そうするとですね、安心してグリーンを直接狙ったらですね、
コーンと跳ねて奥のOBに行ってしまったということがよくありますので、
このホールは凍っているのか溶けているのかというのはですね、
よく見極めなければいけません。
またですね、ゴルフ場によってはですね、
結構凍らないようにシートを前の日に被せてくれたりするんですけども、
グリーンにですね、そうするとグリーン凍らないんですけども、
このシートがですね、グリーン一面にかかっている時もあれば、
その真ん中だけ、グリーンの真ん中だけかかっている時もあります。
ですので、そのシートを被っていたところでしたらボールは止まるんですけども、
シートがかけていなかったところにボールが飛んでいってしまいますと、
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やはりまだ凍っていますから、コーンと跳ねてですね、奥に行ってしまいます。
その辺の見極めも大事ですし、
グリーン場はですね、シートが被せられていたとしても、
グリーンの例えばちょっと手前ですね、シートが被ってないんですから、
そうするとそこはですね、固くて凍っているので、
手前だとコーンと跳ねて帯に行ってしまうし、
グリーン場に乗せればですね、ボールは止まるんだけども、
ちょっと手前だったためにですね、コーンと跳ねて奥に行ってしまったということもありますので、
その辺のですね、見極めですね、凍っているのか凍っていないのかの見極めというのも非常に重要になります。
それから凍っている時、グリーンは重くて、
さっきもちょっとお話ししましたけども、
溶けてくると水がちょっと浮いてきますので、
水分が含まれていますのでちょっと重いんですけども、
お昼ぐらいになってきて乾燥してくる、
グリーン状の水分がなくなってくるとですね、
乾燥して早くなってくるんです。
また夕方になるとですね、ちょっと梅雨が出てきて重くなったりします。
という感じでグリーン一つとってもですね、
一日の中でいろいろ変化するわけです。
それらの変化をうまく見極めて対応していかなければならないので、
動作力も必要ですし、いろんなことに対応していく技術も必要になります。
ですので非常に冬は技術が上がります。
それからですね、冬は本当に難しい、スコアが出にくい状況になりますので、
そういった状況でですね、
いかにも集中力を切らさないで回るかというのが重要になります。
切れる要素を探せばですね、いくらでもあるわけです。
今日は寒かったから、今日はもう風が強かったから、
今日はグリーン凍ってたからしょうがない、
今日は冬だからしょうがないよね、みたいな感じでですね、
切れる要素を探せばですね、いくらでもあるので、
それら切れる要素がいろいろあった中でもですね、ある中でも、
いかにですね、一打でも少なくラウンドするかというのが重要ですので、
ぜひですね、冬はですね、切れないように回っていただくといいです。
このようにですね、冬のゴルフはですね、
うまくなる要素というのが大きく3つあります。
それはいろいろ難しい条件でプレーするので、
いろんなことにですね、うまく対応する技術がつくということと、
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いろいろ1日の中でも条件が変化するので、状況が変わるので、
それらを見抜く力、そしてそれに対応する力がつきますし、
厳しい、普通だったら集中力を切らしてしまうような状況でもですね、
いかに切れないように回るかということで、メンタルも鍛えられます。
ですので、非常に技術が上がってきますので、ぜひプレーしていただければと思います。
冬はですね、寒いこと以外はですね、結構いいことがいっぱいあるんです。
例えば、ゴルフ場が空いていたりとか、プレー台が安かったりしますので、
非常にこう、いい要素というのも結構ありますので、
ぜひですね、冬もゴルフを楽しんでみてください。
やっぱりですね、冬にしっかりとゴルフをやっていた人というのはですね、
春になったらですね、一気にスコアが良くなったりしますので、
ぜひ冬もプレーするようにしてください。
ということでですね、今日の音声はこれで失礼させていただきます。