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野山です。今日は、ゴルフはプレーヤーだけではなくて、監督もしなければならないということをお話しさせていただきます。
他のスポーツのように、例えば野球を例にとりますと、選手はプレーするだけ、監督は指示を与える、
競技を見て指示を与えるということを仕事にするんですけれども、
ゴルフの場合には、自分一人しかコースに出たりいませんので、基本的には自分が選手兼監督になるわけです。
自分をしっかりコントロールしてマネージメントしていくということももちろん大事なんですけれども、
今日はそこの話ではなくて、クラブの話です。
クラブは14本キャディバッグの中には入っているんですけれども、
それらのクラブを監督になったつもりで見ていくということです。
例えばドライバーは今は調子がいいとか、7番屋は今ちょっと調子が悪いとか、
今はスプーンはスライスしやすいなとか、
そのクラブがどんな特徴があるのかというのをよく知っておく必要があります。
普段もそうですし、今どんな調子なのかというのを把握しておく必要があります。
基本的にはスイングは一つなので、全てのクラブは同じなんですけれども、
例えばアイアンがいいけどドライバーが調子が悪いとか、
UTTが調子がいいとか、そんな形で14本の中でも調子が良いクラブと悪いクラブ、
良いイメージが出るクラブもあれば悪いイメージしか出ないクラブもどうしても出てしまいます。
それらをうまくコントロールするというか、うまく知っておくということです。
正しく把握しておくということが非常に重要です。
やっぱりコースをラウンドしていて、こういう状況では何番を使った方がいいとか、
こういう状況だったら何番よりも何番の方がいいというセオリーはもちろんあるんですけれども、
そういったセオリーもある中で、自分の調子の良いクラブ、うまくいきそうなクラブを選択していただくと良いです。
やっぱりコースを回っていて、こういう状況だったら普通このクラブを使うというのがあっても、
どうしても調子が悪いとか良いイメージが出ない場合には、他のクラブに変えて打っていった方が結果が良い場合があります。
ですので、14本持っているクラブの中で、それぞれクラブにどんな特徴があるのか、
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どんな玉筋が出やすいのか、今調子が良いのはどのクラブなのかというのをしっかりと把握しておく必要があります。
その時々で調子が良いクラブ、もしくはその特徴、出やすい玉筋を生かしてコースを攻めていっていただければ、
効率よく非常に良いスコアを出しやすくなりますので、
ぜひ監督になった気持ちで14本のクラブをそれぞれ見ていただくと良い結果が得られやすいかなと思いますので、
ぜひ今度練習に行った時には、ラウンドの直前とかに練習に行った時には監督になった気持ちで、
このクラブはこういう玉が出て調子が良いとか、このクラブは今ちょっと調子が悪いなとか、
あとはこういう玉筋が出やすいなというのをしっかりと把握しておけば、
コースで良いスコアを出しやすくなりますので、ぜひ今度は監督の目線を持って練習してみてください。
それでは今日はこの辺で失礼します。