00:05
スピーカー 2
農学ガチ勢TTです。農学ビギナーゆとです。農食ラジオを始めていきます。よろしくお願いします。
スピーカー 1
今日はお便りをいただいてますので、そちらを紹介したいと思います。はい。ゆとさんによろしくお願いします。
スピーカー 2
東京都にお住まいの世界一さんからのお便りです。抜粋しながらお読みします。
牛乳の成分とは
スピーカー 2
私は趣味でラテアートをしているのですが、コーヒーでエスプレッソを抽出する際に出てくるクレマとは科学的にどんなものなのか。
牛乳でアートを書く前には、牛乳にチームという作業をします。牛乳を熱したり、空気を入れたり、混ぜたりするのですが、この時に牛乳の成分には何が起きているのか。
ネットで調べると、クレマがあると味わいが良くてとか、ミルクは高温すぎると甘みがなくなるとか、いろんな情報があるのですが、いまいちピンときません。
スピーカー 1
全国のコーヒー好きが楽しくなるような雑学と共に解説お願いします。とのことでございます。ありがとうございます。
スピーカー 2
はい。世界一さんありがとうございます。ありがとうございます。
いや、約半年前にいただいたお便りですので、大変申し訳ございません。大変大変お待たせしましたということで。
スピーカー 1
で、いまいただいたネタって2つあったと思うんだけど。
スピーカー 2
うん、2つ。
スピーカー 1
コーヒーのクレマって何という話と、あともう1個が牛乳には何が起きているのっていう2つがあったので。
スピーカー 2
クレマと牛乳。
スピーカー 1
うん。ちょっとそれぞれ調べてきました。
スピーカー 2
うん。クレマもはや知らんけど。
スピーカー 1
そう、俺もあんまり聞いたことなかったんだけど、とりあえず今日は牛乳のお話からしようかと思っております。
スピーカー 2
今日は牛乳?
スピーカー 1
今日は、いや。
スピーカー 2
今回は牛乳。
今回は牛乳。
スピーカー 1
いや、だってさ、難しいなと思って、両方言って。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
決まった時間でね。
ということで、牛乳の話。
スピーカー 2
うん、ラテアートなりの牛乳で何が起こっているかって話。
実は1年ぐらい前の牛乳を飲もうの回でもカフェラテの話をしたんで、
スピーカー 1
ちょっと一部重複しちゃうかもしれないんですけど、そちらも聞いてください、後で。
スピーカー 2
はい。概要欄に貼っておきましょうか。
お願いします。
スピーカー 1
で、ラテアートの作り方なんだけど、基本的にエスプレッソのコーヒーにフォームミルクっていうミルクを入れます。
スピーカー 2
泡立ったやつね。
泡立ちミルク。
スピーカー 1
そうそう。泡立て方が、お店とかだと、ラテアートだから大体お店だと思うんだけど、
牛乳を高温の蒸気でプシューって泡立てることで、まずフォームミルクを作りますと。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
その結果、小さな泡をたくさん含んだトロトロの牛乳が出来上がりますと。
スピーカー 2
なんか細かい泡立ちみたいな感じだよね。
スピーカー 1
そうそう。あれをエスプレッソが入ったカップに、なんかいい感じに注ぐと、
葉っぱみたいな絵が出たり、ハートが出たりするっていうやつよね。
はいはい。
で、そのなんかフォームミルクの鉄則が色々あるらしくて。
スピーカー 2
鉄則。
スピーカー 1
そのうちの一つが、そのフォームミルクの温度が65度ぐらいとか60度ぐらいになるようにしましょうと。
スピーカー 2
うんうん。そのぐらいがちょうどいいらしいと。
スピーカー 1
そうそう。完成形がね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、それ以上だと泡が粗くなったりとか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あとは甘みが損なわれるらしいです。
スピーカー 2
甘みが損なわれる。
スピーカー 1
らしいんですよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
っていうのでちょっとね、色々今日調べてたんですが。
スピーカー 2
うん。
タンパク質と泡の関係
スピーカー 1
泡を作る要因一つ、その1年前のエピソードで喋ったんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
何だったか覚えてる?
スピーカー 2
え?泡を作る要因?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
全然覚えてないわ。
スピーカー 1
おい。
どうしてこの成分が多いと、てかこの成分が泡を作ってますよみたいな。
スピーカー 2
何だっけ?
スピーカー 1
厳密に言うと泡を作るのはスチーマーであって、機械であって。
泡を壊さないように保持してるっていうのがあったんだよね。
おー。え?
スピーカー 2
忘れた。
忘れてる脂肪分ですか?
スピーカー 1
脂肪分、脂肪は後で話します。
覚えてるリスナーさんもいるかもしんないんだけど、タンパク質だよね。
スピーカー 2
タンパク質が豊富な方が泡がなくなりにくい。
スピーカー 1
そうそう。
あ、やった気がしてきた。
1年ぐらい前、なんか俺がさ、なんか哺乳瓶にさ、何?
スピーカー 2
2つ哺乳瓶用意したけど全然わからなかったやつね。
スピーカー 1
そうそうそう、実験失敗したやつ。
スピーカー 2
そのたの実験。
スピーカー 1
で、今回も実験してないんだけど、
ということでタンパク質が多いと泡が消えにくいんですよっていうのを、
スピーカー 2
シャープ59、今日がシャープ108ぐらい。
スピーカー 1
なのでずいぶん前のエピソードでやりましたと。
で、タンパク質と泡って全然マッチしない?
つながんないかもしんないけど。
スピーカー 2
確かに、イメージはね。
スピーカー 1
1年前の回の後にリスナーさんがコメントくれてて、
それ分かりやすいなと思って。
スピーカー 2
で、このタンパク質が泡を保持するっていう例がいくつかあってですね。
具体例というか分かりやすい例が。
スピーカー 1
実質一個かなと思うんだけど、
かまたまうどん?
スピーカー 2
かまたまうどん?
スピーカー 1
あのアチアチのうどんにさ、卵かけてさ、混ぜるやつ。
スピーカー 2
はいはい、くるくるくる混ぜるやつね。
スピーカー 1
あれ泡っぽくなる。
スピーカー 2
確かに泡泡して、なんかクリーミーというかトロトロした感じになるね。
スピーカー 1
そうそう。
メレンゲってあるでしょ、お菓子で。
なんか泡を焼いて固めたみたいなやつとか。
スピーカー 2
うんうん、泡立ち。
スピーカー 1
あれも卵の卵白をミキサーでウィーンってやって、
で泡立てると。
あの卵白って別にそんなに脂肪とかもないよね。
スピーカー 2
あのマッチョの人が黄身を取って卵白ばっか食べるとかね、
聞いたことありますね。
スピーカー 1
そうそうそう。
だからあれタンパク質なんか限りなくピュアに近いタンパク質だと思ってるんだけど、
そういうことだ。
あれが泡が立つっていうことで、
まぁちょっと卵と牛乳っていう違いはあれど、
まぁ一つのタンパク質が泡に関わるっていう例かなっていう風に。
なんかあのイケてる卵かけご飯の店でさ、
スピーカー 2
頑張って卵白からメレンゲ作るっていうのを自分でこうやるのがあったんだけど、
残るよね、その泡がしっかり。
スピーカー 1
あ、そうだよね。
そうそうそう。
スピーカー 2
それ感動したわ。
スピーカー 1
だからそのまま焼いたりしない?
あれ気のせい?
俺あんまこれ作ったことないんだけど。
スピーカー 2
いやそれはね、卵かけご飯で黄身と白身を分けてめっちゃ白身頑張るっていう。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
メレンゲにして卵かけご飯を。
スピーカー 1
あーなるほど意識高いよそれは。
スピーカー 2
そう。
江の田沿いのどっかで売り所っていう店なんですけど。
スピーカー 1
シャレてますね。
スピーカー 2
うん、シャレた店。
朝ごはんからめっちゃ並ぶところ。
スピーカー 1
いやーめっちゃそれ保持するらしくて。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
いやメレンゲも今調べたら焼きメレンゲっていうのがあったから、
少なくとも焼いている間はそのふわっとした形。
スピーカー 2
熱してもそのまま維持される。
そうそうそう。
スピーカー 1
ちょっとメカニズムが全然わかんなくて、
いろいろ地面では書いてあったんだけど見てたところで。
スピーカー 2
理解が不能だったんだけど。
スピーカー 1
おそらくタンパク質ってアミノ酸でいっぱいできてるんだけど、
アミノ酸が連なってできてるわけだけど。
スピーカー 2
でアミノ酸の中には水に溶けやすい部分とものと水に溶けにくいものがあったりするんだよね。
スピーカー 1
そうすると水に溶けにくいものは仲良くして集まったりして。
で水に溶けやすい部分は外側。
タンパク質の周りに水があるわけじゃん。
牛乳というもの。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そっち向いてると。
でそこに空気が出てくると、
なんかいい感じなんじゃねっていう、
めちゃくちゃ乱暴な説明だけど。
スピーカー 2
ちょうどいい感じになるのかな。
スピーカー 1
でもわかんないんだよねこれ。
スピーカー 2
メカニズムが。
うん。
なるほどね。
スピーカー 1
まあただ卵白が泡立つっていうのは結構ね重要情報かなと。
スピーカー 2
はいはい。
泡立って保持するのがすげえっていうイメージがある。
スピーカー 1
うん。
1年前はだからタンパク質なんだよっていうお話で終わったんだけど。
スピーカー 2
うん。
脂肪と泡の関係
スピーカー 1
今回調べてたら脂肪が重要っていう説も。
スピーカー 2
ほぼさっきの誤答が。
スピーカー 1
誤答が。
誤答が出てきた。
でこれあのカンロっていうさ、
スピーカー 2
飴とか作ってる会社あるじゃん。
うん。
スピーカー 1
ありますね。
あれのホームページに載ってたんだけど。
スピーカー 2
カンロ。
スピーカー 1
脂肪が重要ですよっていうの。
スピーカー 2
カンロそんなそれ系のも出してたっけ?
スピーカー 1
ねえなんかわかんないけどね。
なんか出してる気がね。
いやでもこういうさ大企業みたいなのが作ってる記事ってちょっと信用しちゃうがちだから俺。
スピーカー 2
うん確かに。
俺もするわ。
スピーカー 1
そうそう。
だからまあ事実なんだろうなとは思ってんだけども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかでもね低脂肪乳でもフォームミルク作れますって言って作ってるバリスタのyoutubeとか見てほら低脂肪乳でも泡できましたけどみたいなのもあったりとかするんだよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
いやだからこれもねわかんないです。
スピーカー 2
できはすると。
スピーカー 1
ブログとかでは低脂肪乳だとうまくできませんとか書いてあるんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあちょっと脂肪がどうなのかっていうのはねちょっとわかんないですね。
スピーカー 2
わかんないんだ。
説があるだけなんだ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
まあでも素人だと難しいっていう。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それはあるよね。
あるんだろうねきっと。
スピーカー 1
だから実際泡を保持するのってそのゼロイチじゃなくて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
もちろんタンパク質も脂肪も何もないまずのウォーター水だったら本当にあんな泡できないけどさ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でもね。
まあでも脂肪の起用度が2割タンパク質の起用度が8割とか。
まあなんかそんな感じの関係になってんだろうね多分ね。
スピーカー 2
なるほどね。
いやそんな気がする。
スピーカー 1
ってことで泡としてはですねまあタンパク質はいろいろね卵白が泡立つよねっていう結構はっきりしたことがあるんだけど。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
脂肪はちょっとよくわかんないですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
うん。
まあただ脂肪と牛乳の脂肪っていうのはまずむずいんだよね考えるのが。
スピーカー 2
ああそうなの特に牛乳のか。
スピーカー 1
なんかね脂肪球っていうなんか脂肪のなんかコミュニティーみたいなのがねコップの中にあるらしいんだよね。
スピーカー 2
ん?脂肪のコミュニティー?
スピーカー 1
なんて言ったらいいのか。
スピーカー 2
ああなんか塊みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
グループグルーピングみたいになってんだ。
スピーカー 1
そうそう。
で実際に牛乳にはそれが壊されてたんだったかななんか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
壊されてたり壊れてなかったりとか。
牛乳の脂肪球
スピーカー 1
なんか脂肪同士が集まったりとかなんかそことか多分あるんで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちょっとややこしいなーっていうのはあるんだけどちょっと待って脂肪球調べろ。
ちゃんと理解して。
スピーカー 2
脂肪球?
スピーカー 1
ああそうね。
牛乳の場合はその脂肪が固まって小さな塊がたくさん入ってるんだって。
その均一に溶けてるわけじゃなくて。
スピーカー 2
ああはいはい。
スピーカー 1
まあある意味脂肪の塊が均一に牛乳の中にいたりする。
スピーカー 2
塊単位で均一にいるみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。ちょっとそこがあのあんまり知らない領域なんで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
もうそれが泡にどう影響するのっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ちょっとわかんないですね。でもこれちょっと泡はリベンジしようと思ってますこれ。
スピーカー 2
泡リベンジ。泡観点。
スピーカー 1
泡リベンジしようと思ってますね。
スピーカー 2
奥深そう。
スピーカー 1
いやこの後出てくるクレマ、コーヒーのクレマとかビールとか泡大事じゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
ちょっとこの観点でリベンジ泡会はやるかもしれないっす。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
うん。
泡との関係
スピーカー 2
泡観点でね。
スピーカー 1
わかんない。
ビールとかも出てきて。
ってことで。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあタンパク質が重要じゃね。脂肪もまあちょっとは重要なんじゃないっていう感じなんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
さっきさ話戻るんだけど、だから65度ぐらいがベストっていう話したよね。
スピーカー 2
そういう噂が。
スピーカー 1
フォームミルクのあの泡の感じ出すには65度が一番いいですって書いてあるんだけど。
結構65度って聞くとね、ピンときちゃうんだけど。
スピーカー 2
ピンときちゃう?
スピーカー 1
うん。ピンときちゃうんだよね。
65度を超えると泡がうまく立たないっていう話最初にしたと思うんだよね。
スピーカー 2
うん。超えるともっと熱いと。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
そもそも泡立たない。
スピーカー 1
そうなんですよ。
で、65度っていうのが結構農学ガチ勢的にはピンとくる部分があって。
スピーカー 2
よくある境目のような温度なんだ。
いやそうなの。そうなの。
スピーカー 1
え、知らない?
スピーカー 2
え、この間の低温殺菌牛乳とかも65度だよね。
スピーカー 1
いやもうそうなの。そうなの。そうなの。
スピーカー 2
そうか。牛乳じゃなくてもね、肉のあのパサパサ肉とかの話もだいたいそんなもんだっけ?
スピーカー 1
いやそうなんですよ。
スピーカー 2
低温調理かいわゆる。
スピーカー 1
そうなんです。
あ、やっぱちょっと待ってその話は後でしようと思った。ここで言っちゃうか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それね一番面白いところとしてとっとこと思ったんだけど。
で、今言ってくれた通り65度で結構登場するのがフォームミルクでしょ?今回のラテアートの。
あと前回、前々回に配信した牛乳の低温殺菌も65度。
で、低温調理の肉も65度。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
温泉卵も70度ぐらい?
スピーカー 2
おーだいたいでもだいたいその辺。
スピーカー 1
この温度なんなのよっていうのはね、ぜひね覚えておくといろんなことに応用できるから。
スピーカー 2
へー応用。
スピーカー 1
なんですかね。
スピーカー 2
あ、なにこれクイズなの?
スピーカー 1
クイズ。クイズ。65度って何?選手権。
スピーカー 2
え、でも記憶というか習ったことでいくとそのタイミングぐらいでこうタンパク質がこう分解されるとかなんか壊れるとか。
それが動き出しちゃうみたいな感じで肉の時とかは話した気がしますけど。
スピーカー 1
いやーマジでそうなんです正解です。
スピーカー 2
あ、そういう雰囲気ね。
スピーカー 1
そうそう。だいたいまあ種類にもよるんだけどタンパク質の。
65度ぐらいで一般的にはタンパク質が分解するって言うとちょっと合併、あの化学的に正しいんだけど、とかもあるんだけど。
まあなんか形が変わっちゃったり固まったりするんだよね。
スピーカー 2
あ、そっか。固まるしそれがなんか不可逆な感じ。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
ゆで卵とかさ。
スピーカー 1
そっか。
スピーカー 2
肉もパサパサとか。
スピーカー 1
そうだからフォームミルクだとそのタンパク質を生かしておくためには。
スピーカー 2
あ、そういうことか。
スピーカー 1
65度を超えてほしくない。
スピーカー 2
そいつがいるから泡立っているがそいつがまあ何らかの形に変わっちゃうみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
そうすると泡立たないってことか。
スピーカー 1
そう。でさっきの低温殺菌の場合は逆に65度を上回ることによってその微生物の中にもタンパク質があるわけよね。
スピーカー 2
消したいやつら?
スピーカー 1
そう。ここで言うタンパク質っていうのはその筋肉とかじゃなくてその微生物を生物たらしめてるタンパク質があるんだけれどもそれが崩れるので微生物が生きていけなくなると。
65度以上だと。
まあちなみに肉の場合だと65度で30分加熱とかだったかな。
っていうあえて65度を超えさせるっていうパターンもあるし。
まあ温泉卵もそうか。
65度を超えさせると黄身だけ固まって。
スピーカー 2
黄身だけ?
スピーカー 1
固まるってガチガチに固まるわけじゃないけど。
スピーカー 2
あ、そっか確かに。あ、そういうことか。
スピーカー 1
卵白がゆるゆるみたいなね。
スピーカー 2
うんうん。そうだそうだ。
スピーカー 1
そうそう。まあちなみに卵白は80度ぐらいで固まるんだけど。
結構熱に強いんだよね。
スピーカー 2
あ、なるほどね。反応しないってことは強いってことなのか。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
っていうことなんで65度マジキーポイントです。
スピーカー 2
65度ね。でも結構覚えやすいよ。温泉にね65度の牛乳ありますから。66とかだっけ?
あー低温殺菌の牛乳ね。
スピーカー 1
いやそうそうそう。ちょっとね65度超えるとあの分子運動が活発になりすぎちゃって。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
壊れるんだよね。
スピーカー 2
元気になっちゃうと。
スピーカー 1
そう元気になっちゃうんだよね。
何だろう例える、例えたいなこれ。例えたいなーなんか。
分かりやすい。なんで壊れるの?みたいなとこ例えたいな。
スピーカー 2
あー。なぜ壊れるかを例えられる可能性がある。
タンパク質。もうタンパク質の話になっちゃうな。
スピーカー 1
いいのかな。
タンパク質の話。
なんかタンパク質ってめちゃくちゃ絶妙な立体構造してるんだよね。
あーこれちょっとやっぱ頭まとめてかね。
スピーカー 2
また別回で。
スピーカー 1
また別回で。
甘みの謎
スピーカー 1
なぜ65度を超えたらタンパク質が壊れるのかみたいな。
簡易しましょう。
スピーカー 2
はい。日記だな。
スピーカー 1
ということで65度を覚えていただくとともにですね、
スピーカー 2
お便りにもう一つコメントがあったんだよね。
スピーカー 1
ミルクは高温すぎると甘みがなくなるとか、
うんうんっていうのがあったんだけど。
泡立たないし甘みもなくなる噂。
っていうのがあるんだけど、
甘みといえばどんな成分?
スピーカー 2
糖分。
糖分だよね。
スピーカー 1
ちなみに牛乳の糖分って99.8%がニュートンっていう成分で、
ニュートンっていうと体質に合わない人がお腹ゴロゴロしちゃう原因の成分なんだけど。
そうだよね。それの対策のなんだっけ?赤。
赤でいい?
赤でいいか。赤赤とかやったよね。
甘くなくなるってことは、
じゃあフォームミルクアチアチにしちゃって、
糖が減るのかっていう仮説があってられるんだけど。
スピーカー 2
そもそもね。
スピーカー 1
こっちのデータ、
糖は減る方向には行くと思うんだよね。
スピーカー 2
例えばよく出てくるアミノ酸と糖がくっつくメイラード反応とか、
スピーカー 1
プリンのカラメルソースのカラメル化っていうので糖はぶっ壊れる方に行くから、
スピーカー 2
減る方向であると思うんだけど。
高温だとね。
スピーカー 1
俺の感覚的にはすげービビタル量だと思うんだよね。
スピーカー 2
65度がさっきの基準でそれよりちょっと高いぐらいのレベル間の高温だもんね。
だし10秒とかでしょ。
100糖があったとしたら、
スピーカー 1
99ぐらいそのままだと思うんだよね。
そんな感覚なんだ。
だからね、あんまり高温すぎると甘みがなくなるよっていうのは、
ケミカル的にはあんまりピンとこないんだよね。
実際プリンのカラメルソースもしっかり甘いじゃん。
加熱して茶色くしてね、ある種焦げたみたいな感じになっても。
スピーカー 2
確かに。甘さと複雑なやつが加わるって感じだもんね。
甘さがなくなるっていうより。
スピーカー 1
だから仮説1が糖が壊れて減ってしまうみたいなふうに思ってたんだけど、
多分減るんだけど、そんなクリティカルじゃないだろうなっていうふうに思います。
スピーカー 2
問題は仮説2以降が今ないっていうね。
なるほどね。
それでいくと甘みがなくなる説は割と事実っぽいって話か。
スピーカー 1
さっきね、牛乳をレンジでぐずぐずに煮て800ワット1分とかでやったんだけど、
確かに甘み消えた気もすんだよね。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
だから甘みが減るっていうのは本当なんだろうね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
仮説2はめっちゃ荒く言うと甘みを感じづらくなるっていうのはあると思うんだよね。
スピーカー 2
甘みもか。
スピーカー 1
だから温度によるものってのがあるのかなと思ってて。
でもネットとかで見ると60度が一番甘くて、65度だと甘みが感じづらいのであるみたいなことが結構書いてあるんだけど、
そうなの?聞いたことないけどそうだっけっていうのはあるんでね。
熱すぎると感じづらいっていうのはちょっと俺にはよくわかんないんだよね。
あとこれ入れた瞬間飲むものじゃないじゃん。
スピーカー 2
確かにね。
65度でカフェラテ作ってもお客さんが口に入れるときってのがもうちょっと50度ぐらいになってそうな気がすんだよね。
しかも結構すぐぬるくなるよね。
スピーカー 1
そうそうそう。
だからそれで甘くなくなるって温度が感じ方とかじゃないんじゃないかなって思ってるんだよね。
だからそう、また別の要因で甘みを感じづらくなってんじゃないかなと思ってて。
スピーカー 2
なんか適当にググるとさ、むしろ牛乳を温めると甘く感じますがとかそういう質問もあるぐらいだよ。
そうね、あれかも。温めると甘く感じますがの温めるのそのレンジがあるんだろうね。
多分40度以上60度以下ぐらいのイメージなんじゃない?
スピーカー 1
なのかな、冷たい牛乳と比較しての話なのかな。
そうそう、冷蔵庫から出した10度ぐらいの牛乳と比較してっていう。
スピーカー 2
それは甘みがあって、吸ってさらに超えてくると甘みが減るんだか感じにくいんだか。
で、ここでロングライフ牛乳界のナレッジをちょっと引き出してくるんだけど、
加熱するといろんな香りが出てくるっていう話したじゃん。
スピーカー 1
匂うっぽい香りとか。
スピーカー 2
だから匂いにマスクされて甘く感じにくくなったりとかそういうのもあるのかなと思って。
それありそう。
スピーカー 1
だってさ、甘い香りって意味わかんなくない?
スピーカー 2
甘い香り?
スピーカー 1
例えば甘い香りって言うけどさ、甘いってベロで感じる感覚じゃん。
スピーカー 2
そうだね。甘いと知っている香りみたいなことだったら。
スピーカー 1
こういう香りしたら甘いよね、この食べ物は。
っていうことだと思ってるんだよね。
ミルクの特性と泡の形成
スピーカー 2
だからそのこういう香りしたらが消えて、ベロで甘みを感じにくくなってるとか。
スピーカー 1
逆にこういう匂いのものって甘くないよねって脳が覚えている。
そういった匂いが出てきてるのかなとか。
それめっちゃ有効、有効、なんていうの?いい気がする。
スピーカー 2
有効?
今さっき見た牛乳温めると甘くなるっていう方の質問なんだけど、
そこに書いてあるのがさ、人の舌や口の中で感じる感覚は95%が嗅覚で5%が味覚とか。
スピーカー 1
やば。
スピーカー 2
そういう、これもどのどこまで正しいかは吟味はしてないけど。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
今の話がまさにな、なんかっぽい話があったなと思って。
スピーカー 1
じゃあTT説95%の確率で合ってるってこと?
わかんない。
スピーカー 2
でも、確かにね、目隠してとか鼻つまんで食べたら全然ね、変わってくるもんね。
スピーカー 1
いやそう、俺鼻つまんでチョコレート食べたことあるんだけど、全然味しなかった。
スピーカー 2
だから実際の科学的なさっきの変化は微々たるものなのか、だけど香り側が結構違うのかもね。
スピーカー 1
なるほどね。
じゃあちょっとこれは、ぜひね、世界一さん、ちょっと半年前のお便りなんで、今日も聞いてくれてると信じてるんだけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ちょっと温めすぎたフォームミルクと、そうでないフォームミルクを鼻つまんで飲んで比較してみて、違うかどうか。
あるいは鼻をつままないで飲んで比較してみて。
ってやるとこの匂いがどうかっていうのがね。
残念ながらうちにフォームミルクを作るエスプレッソマシーンみたいのないんで。
スピーカー 2
これありますね。
スピーカー 1
使ってないけど。
言ってたよね、使ってないんでしょ。
スピーカー 2
いつもカフェラテにしちゃってるから。
スピーカー 1
楽だからね。お掃除がね。
スピーカー 2
そうね、手間が。でもこの実験があるとちょっとやってみたくなるね。
スピーカー 1
いや、もうゆとさんやってよ。
スピーカー 2
香りだけを比較したいね。
スピーカー 1
俺今日日中YouTube見てさ、ラテアートの入れ方とか見てたらさ、
作りたくなっちゃったよね。
なるほどなーって。
スピーカー 2
詳しくなってんじゃん。
スピーカー 1
詳しくなった。
3点固定します。20分くらいの動画見たからさ、結構詳しくなったよ。
スピーカー 2
じゃあ今回ミルクの話でまとめますと、
スピーカー 1
ラテアートのミルクは65度を目指しますが、
それ以上で泡が粗くなるのはおそらくタンパク質が要因でしょう。
甘みがなくなるのはおそらく香りの変化が原因でしょう。
っていう結論でよろしいですか。
スピーカー 2
おそらくかな。
香りの変化と甘みの消失
スピーカー 2
めっちゃもやっとしてない?
スピーカー 1
俺はしてる。俺はしてるよ。
スピーカー 2
いや、これはもうみんなの宿題ですね。
スピーカー 1
宿題、宿題。いやー、ちょっとね、これは難しいです。
で、ちょっとここの問題を解きかけたのが、
ChatGPTを英語で調べると結構違った答えが出てくるってことがわかったので、
ちょっとね、また泡っていう回をいつかやるときにやりたいと思います。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ということで、世界一さん改めましてお便りいただきましてありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
はい。
で、ちょっとだけ雑談なんだけど、
この世界一さんのお便りの冒頭を全略してしまったんだけど、
こういう使い方があるんだ、ポドキャストって。
っていうのを紹介していいですか。
スピーカー 2
おー、はいはい。
ポドキャストの珍しい使い方。
スピーカー 1
俺はあんまり、俺が知らないだけかもしれないけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
読み上げますね。
実は、この前一人で世界一周してきたのですが、
海外で日本語が恋しいときなどに聞かせてもらいました。
スピーカー 2
待って、めっちゃ主流な使い方だよ。
スピーカー 1
そうなの?
スピーカー 2
いや、留学中とかさ、海外勤務とか。
それでよく聞く日本語情報が恋しくなるときっていうのは、
なんだ、そうなの?
スピーカー 1
それで見つけるきっかけっていうのは結構聞くよ。
なるほどね。
スピーカー 2
世界一周は珍しいというか、確かにだけど。
スピーカー 1
いや、もうちょっとしばらく海外というものとさ、切り離されてきてるから。
特にコロナ的なものは。
その感覚全然なかったね。
あれか、あれと一緒か。
NHKワールドを見ちゃうのと一緒だな。
スピーカー 2
それも確かに。
スピーカー 1
別にNHKワールドってさ、日本のニュースが知りたいっていう気持ちよりも、
わあ、日本語だっていうのにさ、結構重きが置かれてる気がするから。
スピーカー 2
それのポッドキャスターだとね、より身近っぽい人が話してたりするから。
安心感があるっていうのは聞いたことあるね。
スピーカー 1
いや、もう世界一さんにはね、こういったことを勉強させてもらいます。
だからか、いや、ポッドキャスト配信してる方わかると思うんだけど、
どこの国で聞かれてるかっていうのが出てくるじゃない。
結構外国の人もいるのよね。
スピーカー 2
うんうん。
とかよくわかんない国とか。
スピーカー 1
そこにいる日本の方がね、聞いてくれてるっていう感じなのかな。
スピーカー 2
そうね、駐在。
スピーカー 1
だってどう考えてもさ、外国人これ聞くっていう。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
ちなみに日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、ブラジル、うんうんって感じでね、一緒に聞かれる。
スピーカー 2
そうね、いらっしゃいますね、農職ラジオは。
スピーカー 1
5%が外国ですよ、農職ラジオ。
スピーカー 2
いるよね、それは割と。
スピーカー 1
はい、ということで雑談でした。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
世界一さんありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
次回も世界一さんのお便りの回答でですね、今度はコーヒーの泡、クレマの話をしていきたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
また泡なんだよ。
スピーカー 2
泡。
スピーカー 1
ということで泡について、次回もお話ししていきます。
このように農職ラジオではお便りを募集しております。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
Googleフォームでのお便りであったりとか、あとはですね、感想であったら、X、ハッシュタグ農職ラジオでも募集しております。
お願いします。
皆様どうかご気軽によろしくお願いします。
はい。
ということで皆さんここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
さよなら。
スピーカー 2
さよなら。