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2023-06-11 24:15

すずめで道草を食む

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道草さんとのワークショップ
かえ
のらじお
muro
こんにちは、のらじおのMuroです。
かえ
こんにちは、かえです。
先週の土曜日、6月3日に、スズメ道具店でワークショップを開催しまして、
道草をはむっていうポッドキャストをされている、道草さんっていう方がいらっしゃるんですけど、
彼女の活動っていうのは、野の花、草花を生活に取り入れる、みたいな活動されてて、
ポッドキャストでは、おいしい食べ方を紹介されてたりとか、
あとは各地の農家さんの土地とか、公園で植物採集みたいなワークショップされてたり、
スズメ道具店では、6月2日から15日まで、道草さんが野の花で作ったドライフラワーを使ったリースとかスワックって飾りなんですけど、
その販売をさせてもらってて、その一環で植物標本を作るワークショップをやってもらったんですよ。
スズメ道具店って初のイベント、なんか中でするみたいな初で、作家さんのものを企画で展示するみたいなのも初で、
第1回目だったんですけども、私が道草さんのファンなので、職権を乱用して、お招きしたんですけども、
muro
職権乱用してっていうか、かえちゃんのお店だもんね。
かえ
そうですね。
muro
乱用じゃないよね。適切に運用した結果そうなったね。
かえ
そうそう、そうですね。
もともと王国だからね。
muro
道草さんを呼びたいっていう気持ちが第一で、それから何ができるかなって考えたって感じなんですけど、
かえ
で、ワークショップ、3回、11時からと2時からと4時からで、お客さん、参加希望者と道草さんと、
muro
で、道草さんが先に野の花で作ったお芝のをたくさん用意してくださって、そこから選んで、額に入れて、正しい額名を書いたりして、植物標本作るっていうワークショップだったんですね。
かえ
で、私のお店は古着屋の駐車場の一角にプレイハブがポンってあって、そこがすずめどぐてなんですけど、
全然自然にあふれたとこじゃないんですよ。
植物標本作りのワークショップ
かえ
郊外の交差点のそばの店ばっかりある通り、国道沿いみたいなとこなんですけど、
道草さんがじゃあまずせっかくなので参加してくださった方と、この駐車場で植物を観察しましょうみたいに言ってくださって、
駐車場で?
muro
そうそう。
アスファルトの駐車場?
そうそうそうそう。
砂利敷とかじゃなくて。
かえ
そう、本当にアスファルトのよくある駐車場ですね。
そんな草も結構手入れしているので、あんまりわーって生えてない。
でもここでもできますっておっしゃってくださって、
アスファルトの割れ目からこう生えてる草とか、
あとそこからこう、そこのカナミを抜けて上に出てきている草とかを、
全部名前をこれは何々っていうやつ、これは何々っていうやつみたいに教えてくださって、
子供たちも参加してたので、子供たちがわーって駐車場からこれは?これは?ってこうちぎった草持ってきて、
そしたら道草さんがあーいいの見つけたねみたいな、これは何とかっていう草でねみたいなしてくださって、
とてもいい回になりました。
いいね。
いいでしょう。
muro
あれを見せてくれたじゃん。
集めた植物。
かえ
集めた植物。
muro
集めた植物をあれどうしたの?押し花にしたの?台紙に貼ってたやつ。
かえ
あ、台紙に貼ってたやつは、もうあらかじめ、
道草さんがしてきてくれてたんですよ。自宅の近くの草花を押し花にして、
袋に全部分けて、そこに名前と英語の学名も入れて持ってきてくださって、
そっから糊で紙に貼って額に入れて作った。
すごく見た目もオシャレに仕上がるように考えてくださってて、子供もやってたんですけど、
muro
子供が作ってもね、それなりにというか、逆に大人にはない自由な発想で、すごくいいやつができてて、
三菱さんの話
かえ
よかったですね。
めっちゃかっこよかった。
muro
中世とか近世とかのヨーロッパの植物図鑑とか魔術書みたいな感じで、葉っぱがね。
かえ
そうなんですよね。だから園芸用の花じゃないから、悪く言ったら地味なんですけど、一つ一つの花は。
だからこそ形が際立ったりとかして、
地味だけども結構味わいのある色が出てて、
だからちょっと品があってよかったですね。植物標本に。
めっちゃかっこいいのができましたね。
そのお芝菜の作り方とかも教えてくださって、
やっぱり参加した方が、多分みんな思ったよりいいのができたから、
家でもやってみたいみたいな、自分でも簡単なお芝菜の作り方も教えてもらったから、
自分でもやってみたいみたいな感想を皆さん持ってくださって、とてもいい会になりました。
すごい皆さんぜひ三菱さんの活動に注目してほしいんですけど、
ドストレート、100%ドストレートのコメントだ。
押し勝つなんで、これ私の。
muro
三菱さん、初めどこで話したんだろう。
かえ
クラブハウス?
おてんラジオのオフ会か、クラブハウスかわからないけど、どっちかで話したと思うんですけど、
muro
三菱を本当に食ってる人。
そう。
かえ
文字通り三菱を食ってる人だって思って面白かった。
muro
本当に。
三菱さん、ハンドルネームが三菱さんだから、どういう由来ですかって聞いたら、
かえ
三菱を食ってるんですっていう。
muro
皮膚表現じゃねえの?みたいな。
雑草弁当を食べ損ねた日
かえ
直接的に、本当に料理して食べてますからね。
muro
三菱さんの雑草弁当を食べる機会がね、実はあったんだけど、行けなかったんですよ。
かえ
残念。
muro
ポッドキャストウィークエンドっていうイベントが下北沢であって、
僕その日ちょうど東京に出張してたの。
かえ
そうなんだ。チャンス。
muro
ポッドキャストウィークエンドがその日にあるっていうことを忘れてて、帰りの飛行機を早い飛行機にしちゃったんだよね。
かえ
そうなんだ。
それを夜の飛行機にするとか、一泊伸ばすとかできたのに、ちょっとぼんやりしててしなくて、
muro
残念でしたね。
で、はがみしながら、三菱さんの弁当だけ買いに行こうかなってすげえ迷ったんだけど、
ギリギリダメそうだったんだよね、飛行機の時間が。食べてみたかった。
かえ
なんか三菱さんの私がすごく素敵だと思うのが、
なんか、彼女は本当に楽しんでやってるっていうか、遊びっていう感じですね。
やりたいかやってるって感じなんですよ。
雑草食を紹介して、ぜひ皆さんもやってほしいとは言ってるけど、
例えば健康にいいとか、すごく意義があるとかじゃなくて、楽しいからやってみてみたいな感じなんですよね。
それが素敵だなと思って。
すずめ道具店とデザインセンス
かえ
どの三菱さんが取り上げてるどの草も、小さい頃に遊んで記憶のある植物ばっかりだから、私にとって。
だから、なんか子供の時に想像力でおママごとしてたけど、大人になってマジでやってる人がいるみたいな感じなんですよね。
それでなんか、大人の力を使えばママごとじゃなくて本当にできるんだみたいな感動で、私は三菱さんのファンなんですけど。
なんかね、美手食いセンスがやっぱ鋭いと思うんですよ。
そう、そうですよね。
muro
美味しそうだもんね。
かえ
美味しそう。
muro
だし、リースとか、なんて言うんだろう、ああいうのなんて言うんだろう、小物っていうか、
いけたりとかしてたりとかするのをインスタグラムとかで見てるんだけど、全部美しいんだよね。
かえ
そう、だから私、なんかそういうデザイン関係の出身の人なのかなってずっと思ってたんですよ。
でもあれは全部独学っていうか、どこかで学んだわけじゃないみたいで。
muro
生来の美的センスだもんね。
かえ
そうそう、すごいですね。
すごいね。
だから、すずめ道具店にリースを買いに来たお客さんで、この展示にはすごくチラシを見て来たかったんだけど、
私もその庭の草花をドライにして、そういう家に飾ったりしたいと思ってやってるんだけど、
なんか綺麗にできないみたいな、可愛くならないのよみたいな。
わかる。
来て道草さんの作品見ながら、こうやればいいんだ、みたいなずっと言ってて。
これを使えばいいんだとか、これを入れて、なるほど、こうすれば、みたいな、めっちゃ言ってて。
だから、すごいなと思いましたね。
魅力的な道草さんの世界
muro
すずめ道具店のイベントのお知らせの写真が、枯れたウバユリとミモザのやつなんだけど、
枯れたウバユリをこんなに、え?って感じなんだよね。
かえ
そうですよね。なんか山の中とか、その辺で枯れたあのユリのやつ見ても、それがどうにかなるって思わないですよね。
枯れてるなっていう。
ウバユリって、枯れた後に振ると種がパラパラパラって出るから、面白いんだけど、
やってました。ちっちゃい時、ワーって巻いたりしてました。
muro
それ以上のことをさ。
かえ
そうですよね、本当に。
muro
枯れたウバユリを使って、風景できるよって言われても、
いや、こうはならねえだろうっていう美しさですよね。
かえ
だからやっぱり、そこにはきっと道草さんの愛が溢れてると思うんですけど、
これを、この素敵さをみんなに分かってほしいという気持ちだと思うんですけど。
この世に見えてるんだね。
muro
世界がね。雑草がね。
かえ
道草さんにはこの世に見えてる。
パッとしますよね、だから。
おしばなにされた葉っぱの一つ一つもそうで、見たことあるんですよ、その辺で。
muro
でもなんか、改めてこうされると、確かにかっこいい形してるなっていう感じなんですよね。
かえ
なんかちょっとあれだな、絶望するな。
muro
絶望しますか?ワクワクしませんか?
だって道草さんにはこんなに素敵に世界見えてるんだよ。
あの、かえちゃんに僕、言ったかわかんないけど、
僕、庭の手入れがしんどすぎて、あの、庭を全部コンクリートにしたいんですよ。
かえ
草木のないところで生活したいと思ってるんですよ。
だから、もしくは森の中、草木があっても問題ない。
muro
当たり前。
当たり前の。
かえ
手入れを整えたりとかいうのがない空間で住みたいですね。
muro
美的センスもないし、面倒くさいし、
かえ
僕にはそのようにおぞましく煩わしいものとして映っているものが、
muro
道草さんにはこのように素敵で美しいものとして映ってると思うと、
ちょっとね、文句だれたくなりますよね。
かえ
そうなんだ。私は嬉しいって感じですけどね。
見せてくれてありがとうございますって感じですね。
道草さんと写真について語る
muro
道草さんに学ぶことによって、僕もこのような世界の見方を学べばいいのか。
かえ
そうそうそうそう。
自分にできなくても道草さんがやってくれるから、教えてくれるから、
それを受け取って感動したらいいんだと思います。
muro
そうか。僕の世界を豊かにしていけば。
そうそうそうそう。
つくしとたんぽぽを無造作に置いているだけなのに、非常に美しく見えるもんだ。
かえ
やっぱり、写真とか何かを作るときって、
きっとバランス、決まった数値的なバランスとか、
セオリーみたいなものとか、いけばなとか、そういうのいっぱいあると思うんですけど、決まり。
手前に短いの置くとか、奥にこんなの置いてとかあると思うんですけど、
やっぱりそれ以上に、
この可愛さ、私の身に見えているこの可愛さを伝えたいという気持ちが、
たぶん道草さんのやつには出ていると思うんですよね。
どこに注目するかとか、草花の。
写真とかってそういうのできるじゃないですか。
できるね。
この植物のここを見てほしいんです、みたいなのが表現できるじゃないですか。
きっとスワッグとかも、この作品で主役はこの子なんです、みたいなことができると思うんですけど、
こういうところだと思うんですね、道草さんの作品が素敵だったりとか、
それを共感して、
共有できるって、
ちゃんとどこを見てほしいかっていうのがあって、道草さんの中に。
それを伝える方法とか、それはセンスとかだと思うけど、
それがちゃんと伝わってくるっていうか。
muro
なるほどね。
かえ
美味しい、美味しいって知ってるから、美味しいんですよ、これはっていう。
その美味しさ、このみずみずしさが美味しかったりとかいうのを写真で表現しようとしたら、
豆がアオアオしてたりとかいうことを強調したりとかして、
muro
美味しそうにみんなにもそれが伝わるみたいな感じだと思う。
かえ
そのイベントは何か定期開催したりとかするんですか?
私的には毎年やってほしいんですけど、道草さんもお忙しいから、また打診してできたらと思います。
道草さん各地でそれをやられてるんですか?
でも岡山の方なので、岡山の中心に、
あとは時々遠方にも行かれてるみたいですね。
お仕事でされてるわけじゃないので、その活動をできるときにっていう感じでやられてると思うんですけど。
muro
なるほどね。いいね。
かえ
特に雑草とかって誰の周りにもあるものでそのようにしてもらえると、
本当に学問としての入り口もすごく広いっていうか、
本格的に採集して学名調べてとかしなくても、
毎年の植物の移り変わりを見るだけでも、すごく豊かな学びだと思うので。
確かにね。
すごく簡単じゃないですか。毎日歩く道で観察し続けることだったら誰にでもできるし、
そういうことができるよっていうのを教えてもらえるっていうのは、いいですね。ありがたいですね。
自然観察会の思い出
muro
僕、子供の頃に毎週自然観察会に連れて行かれてたんだよ。
で、おじさんたちにそういうのを教えてもらってたんだよね。
こういうところでこういう風な植物をこういう風に食べられるとか、
かえ
虫とか。
こういうところをこういう風に探せばこういう虫が見つかるみたいな。いいなって思う。
muro
けど僕がその、パーソナルに土とか自然とかがあんまり好きじゃないから。
汚れるから。
かえ
だから道草さんの場合は草だったり自然だけど、そういうののいろんなのがきっとあるでしょうね。
それこそ本だったりとか。
世界、だからいいよね。なんかそういうののワークショップに出ると、世界の見方みたいなのがわかるのがすごくいいなって思う。
すごく良かったですね。
そうね。すごく良かったし、やっぱ何度もこうするけど、道草さんの場合やっぱすげーのは美しいことだと思う。
だから人にも伝わりやすいっていうか、みんなにもわかってもらえますよね。
野花の可愛らしさとか、食べてみたくなったりとかしますもんね。
muro
するよね。
カラスの遠藤の豆ご飯とかやっぱちょっとやってみたいもんね。
かえ
やってみたい。
食べれんのかなーって、食べれないだろうけど美味しそうだなとか思ってましたもん。食べれるって知らなかったから。
道草さんと自然を学ぶ
かえ
私全然かなり最近、道草さんのことを知る前、まだ子供が3,4歳の時とか全然あの豆をみんなで集めてましたし、
muro
なんかバケツにどんどん出して、おままごととして遊んでたけど、食べれるんやみたいな。
美味しそうだよね。
かえ
美味しそう。美味しいみたいですよ。美味しいって言ってましたよ。
なんかあの豆を集めてみんなで豆ご飯を食べる会をやりたいって言ってました。道草さんが。
でもカラスの遠藤って食べ頃の時期って本当に1週間ぐらいしかないから、ちょっと時期を逃すとできない。
muro
今年もできなかったから、来年こそはやりたいって言ってたから、ぜひ読んでほしい。
けどみんなで食べるほどカラスの遠藤集めてくるのめっちゃ大変そう。
かえ
そう、だからみんなで集めて、人手が多かったら。
muro
自分の食べるものは自分で集めてこないといけないの?
そうそう、作るとこからみんなでどんどんの豆をぶつぶつ出して、それを大量に集めて、ご飯を炊いて、食べる会をしたいって。
かえ
それ参加したい、私。
muro
美味しそうだよね、あれ。
美味しそう。
かえ
いいなあ。勉強になる。よかったですね。
楽しかったです。楽しかった。私が多分一番楽しかった。
muro
ぜひ道草さん、またやれるといいですね。
かえ
はい。
muro
今まだすずめ道具店に道草さんのリースとか売ってるってことかな?
かえ
6月15日までです。
muro
じゃあ音源的にはもうもしかしたらダメかもね。この音源が公開される頃には。
かえ
ギリギリかも。
muro
ダメかもしれない。
かえ
ダメかもしれない。
muro
また来年午後来たいかもしれないですね。
はい。
そういう感じですかね。
はい。
それでは、いつもなんて言って終わってたっけ?
かえ
ごきげんよう。
muro
それではごきげんようむろでした。
かえ
かえでした。
muro
むろです。なんとか編集を間に合わせました。
2023年6月15日まですずめ道具店で道草さんの作られたリースと販売しております。
概要欄にすずめ道具店のインスタグラム貼っておきますので、ご興味がある方は適宜参照してください。
道草さんのインスタグラムも貼らせていただきます。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
ごきげんよう。むろでした。
24:15

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