今みたいな解説ツアーには参加していただいていないと思うんですけど、 やっぱり僕がいろいろ試行錯誤をやってきて、
父のやったことってすごく特殊なので、なかなかただ見ていただいただけだと、 わかっていただけない部分がすごく多いというのを感じてまして、
今のようなスタイル、解説ツアーというスタイルにしているんですけど、そうするとお客さんもね、
やっぱりこれ解説がないとわかりませんねって言って帰るという、そういうことになっているんですけど、
いろんな作品があるんですけど、 結局でも父のやったことって、誰もやったことがないことをやっているので、
逆に言うとラジオで映像がないと結構難しい部分もあるんですけど、
やっぱり一般的な竹細工とか、竹のクラフトとか、竹の工芸をやっている方がいっぱいいるんですよね。
それが基礎になっているんですけど、その技術が基礎になっていて、
それを芸術、アートに消化させたというには言われているんですけど、
アートの方に持っていったというのが、応用発展の作品を、誰も作ったことがないような作品をたくさん作ったということなんですね。
さっきおっしゃったように、蝶がたくさん360度出るようなランプとかですね、
かなり奇跡的な作品がいろいろありまして、
網目は蝶々になっていないのに影が蝶々になるというね、本当に皆さん、実物を見るとかなりびっくりされるんですけど、
そういう奇跡的な作品をいろいろ残したということですね。
お父さんが生きていた頃に、その芸術、頭の中で想像しながら作っているんですよね、あれはたぶんね、作品はね。
そうですね。父はもともと工業デザイナーだったので、立体のものを作るというのはもともと、立体のデザインをするということ自体はもともと専門、プロとしてずっと長年やっていたんですよね。
だけどそれは、自分で作るということは昔はしていなかったんですけど、この竹という素材で、自分でその、さっきおっしゃったその秘宝を作るところから、竹を半分に割るところから全部手作業で自分でやって、こういった芸術作品にするということなので、
一般的にはそのデザイナーさん、職人さん、アーティストというのはね、別々の、一人一役というか感じだと思うんですけど、
父の場合はその三つを一人でやっちゃったということなので、そこも非常に特殊なのかなというふうに思います。
生前は海外にも作品を持って行かれたりしていたことがあるんですよね。
そうですね。フィンランドなんかでは二度招かれて個展をしたりしてますし、やっぱりフィンランドに行ったときに、向こうで見てきたものをまた作品にしたりとかですね、そういったこともありましたね。
はい、美術館の建物は全部山梨県産の無垢の木を使っていて、
壁紙とかも和紙とか軽相同でできているので、全部自然素材の建物で、
今はもうとても建てられないお金的に、当時だったから建てられたという、
今だともう当時のたぶん3倍とか値段すると思うので、
今だともうとても建てることができないような結構だから、美術館の建物も貴重だなと思っています。
建物を見るだけでも結構見ごたえがあるというかね、と思いますけど。
大工さんがそうおっしゃるので間違いないです。
皆さんにぜひ見に行っていただきたいですけど、そこにお店もあるじゃないですかね。
お店もすごいこだわった商品ばかりをだらけでいらっしゃいますけど。
本当に和のセレクトショップギャラリーということで、ずっと工夫のうで店をやってきているので、
いろんな工芸品とか産地とか素材とかあるんですけど、
やっぱりピン切りでいうピンのものを僕がセレクトしてきているので、
やっぱり一般的なものとはレベルとか次元が違うものが多いので、
皆さん使うと感動したりとかびっくりしたりとか、ということが起きますね、それは。
前回はいつも講演されると、すべてメイドインジャパンですっていうことをおっしゃられていましたけど、まだ続けていらっしゃるんですか?
もちろん、全身メイドインジャパンで今日も着ています。
やっぱりいろんなものを穂坂さんに紹介してもらったこともあるんですけど、靴下とか。
和紙のね。
本当は履くと全然、冬も寒くないし。
そうなんですよね。やっぱりとにかく人って体験しないと分からないんで、その違いが。
僕の講演会とか、さっき言った美術館の工芸品の解説ツアーとかは、五感をフルに使って体験していただくんですね。
味覚、視覚、聴覚、触覚、嗅覚って。
そうするとやっぱり、こんなに違うんだっていうのが踏み落ちるというか。
例えば軽いって聞いても、どれぐらい軽いかって実際分かってないんですよね。
持ったときに初めて、こんな軽いんだってなるんです、皆さん。
なので、解説ツアーでも講演会でも体験していただくっていうことを必ずしていただいてるんですよね。
そうするとやっぱり分かるので、本当の意味で。
講演会ではどんな話をされていらっしゃるのか。
そうですね。講演会では、僕はもともと国際政治が専門なので、最終的には政治とか社会の話もするんですけど、
最初は日本の伝統工芸とか伝統がいかに素晴らしいかということをお話しますね。
そこがやっぱり日本人に伝えられていない、
日本人なのにその日本の素晴らしさを知らないっていうのがものすごい大きな損失だと思っているので、
それも体験していただきながら感じていただいて、
その後、今のこの世界とか日本の状況ですね、そんな話をして、
最終的にはその状況で私たちがどうしたらいいのかっていう。
どうしたら今の発泡ふさがりとか悪循環の社会から、
高循環発泡施設の社会に転換できるかっていう具体的な方法とか考え方とか、
そういうのをお伝えして、それをみんなでやりましょうという形で13年間、全国各地で続けています。
講演も聞いたことがありますけど、やっぱり本当に何を手にするにもかかるにも、
本当にピン切りで、石を使えるものもあれば、使い捨てのものが今溢れていますけど、
そういう現状を見てどう感じるっていらっしゃいますかね。
だから本当、自分で自分の首を絞めるようなことばっかりやっているっていうのが、
全ジャンルで行われていると思っているので、
やっぱりそこだとなかなか社会が良くなっていかないし、
みんな生活でどんどん大変になる一方だしっていうことなんで、
そこを、ただ気づきがないと人間と行動を変えようとかって思わないので、
そこに気づいていただくための講演でもありますし、
例えば単純な話、今どんどんキャスレス化っていうのは加速されていますけど、
キャスレスして本当にいいのかっていうことですよね。
いろんなデメリットが大きいんですけど、そこは伏せられたままキャスレスキャスレスってなっているので、
実はすごく良くない部分が多いので、そういうところにも気づいていただいて、
なるべく元気に使いましょうとか、そんな形のお話はしています。
売っているものは高価なものだと思うんですけど、
その高価なものほど価値があるっていうお話があれば。
結局何が高くて何が安いかっていうことなんですけど、
安いものを買ったつもりで高くついたとか、
逆に、昔よく安物買いの税入失いって言葉があったんですけど、
今の時代って税入失いで済まないようなケースも多くて、
安物買いの健康失いとか命失いとかっていうケースもあるので、
やっぱりどういうものを選ぶかっていうのはすごく大事かなと思いますし、
僕はよくうちで売っているものをお客様に見ていただくと、
非常によく言われる言葉があって、
お坂さんこれ一緒物ですよねってよく言われるんですけど、
私にいつもそう言われると、これ一緒物じゃないんですよ、
代々物ですよって言うんですけど、
そうやって代々使える、要はゴミにならないものっていうのはあるんですよね。
だからそういったものを買えば結局全然安いんですよね。
どうしても皆さん買う時の値段だけで高い安いを判断するっていうのが多いと思うんですけど、
それをどれくらいの頻度で買い替えるかとか、
あと例えば電化製品であれば電気代もかかるわけですから、
そういうランニングコストとか、そういった買い替えの費用とか、
そういうことも含めて高い安いを判断しないと、
安いものを買ったつもりがたくさんお金を払う羽目になるっていうケースもすごく多いと思うので、
うちのものはみんな僕はすごく激安だと思って売っているので、
1日1円とか2円で使えるようなものばっかりなんですよね。
そこの考え方も含めて講演会ではお伝えしています。
ありがとうございます。
じゃあここでもう1曲紹介していただこうと思いますけど。
今度は玉木浩二さんのメロディーっていう歌が好きなのでそちらをお願いします。
今日は穂坂のりお竹の造形美術館代表の穂坂幸喜さんを招きしてお話を伺っております。
今ね、日本の宝というかね、職人さんが本当に作るものとかの話を聞いてきましたけど、
なかなかそこを知る機会もなければ選ぶのもお店が限られているじゃないですかね。
そうですね。
穂坂幸喜さんはどうやってそういうものを探していくんですか?
それはもう本当に44年かけて、1年で集めるって言ったら絶対無理ですけど、
長い年数かけていろんな方法で集めてきてはいるんですけどね。
本当にだからありがたい出会いの連続というか、ということですけど。
穂坂さんが見て、これは本当に良いものだとか、これは他に作っている人がいるなとか、
そういう見極めとかはどんな感じなんでしょうか?
そうですね。長年見ていくといろんなことが分かってくるというのもありますけど、
あともう一つ大事にしているのは、極力自分で使ってまず見る。
着てみる。着るものだったら着てみる。履くものだったら履いてみる。
自分で良いと思ったものをご紹介するという。
自分が使ってみてあまり良くないなと思ったものを売るのはできないですから。
自分で使って良かったと思えば本当に自信を持ってお勧めできるので、そこは一つ大事にしていますね。
そういう商品を見て感じることもあるんですよね。
そうですね。お客さんの反応もやっぱりありますね。
僕も使いますけど、お客さんが購入されて、例えば感動するスプーンとかってあるんですけど、
それをお客さんが買った後に使ってお店にいらして、
この間買ったスプーン感動しましたって言ったので、感動するスプーンという名前になったんですけど、
そういうお客さんからもちろん反響も見ながらというのはありますね。
うちのものはほとんどロングセラーばっかりなので、本当に間違いがないというか、
ずっと売れ続けている商品が本当に多いので、
それは使った方が良いと思わなかったらロングセラーにならないので、
本当にそういった良いものを少しでも皆さんに知っていただいてという風には思っています。
そういうものが日本にはまだまだ溢れているということですね。
そうなんですね。でもそれに結局、僕はいつも言うんですけど、
出会わないと億万長者でも買えませんよって言うんですけど、
うちに来たお客さんの言うことって大体4つに決まっています。
もっと早く来ればよかった、ここで買えばよかった、
こんな良いものあるの知らなかった、欲しいものだらけ、
この4つのセリフを何度聞いたか分からないんですけど、
結局良いものがあっても出会わないと買いようがないので、
やっぱり出会いが大事だなというふうには思います。
足元の宝ということを僕はいつも言っていまして、
日本に良いものがいっぱいあるんですけど、
それは知らされていないんですよね。
例えば霧ダンスとかも、本当に世界に誇る日本の家具なんですけど、
今、若い方も霧ダンスを見たことがないとか、
引き出しがこういうふうになるとか、それも知らないとかですね。
そんな状態なので、それはやっぱりなぜかというと、
子供のとき教わっていないから、だから大人も知らないということになっちゃうんですよね。
僕がやっているのは小中学生向けの寺小屋で、
地元の良さとか日本の良さをちゃんと子供たちに伝えるということと、
大人向けには講演会というのをやっていまして、
日本の足元の宝をみんなが知ってもっと活かすということで、
日本が地域は元気になるというふうに思うんですね。
父の作品なんかも、見た方はこのポスターにもあるんですけど、
神の領域とか人間国風衣装とかって言ってくださるんですけど、
この評価が全然世間に広まっていないんですよね。
父も生前言っていたのが、俺が評価されるのは死んでからだと言っていたので、
私が何とかしなきゃいけないのかなというところなんですけど、
息子は私一人しかいないので、僕がそういった使命とか役割があるのかなと思って、
今も美術館でそういった解説をさせていただいているんですけど、
本当に父のこととか父の作品を山梨の方々が、
山梨にはこういう大阪の領っていうすごいアーティストがいるんだとか、
すごいこんな奇跡的な作品を作った人がいるんだとかっていうふうに、
自慢してもらえるようになるといいのかなというふうに思います。
寺川の話が少し出ましたけど、どんなことをやられているんですか。
寺川は小中学生対象に、さっきも言ったように日本のこととか地元のことをちゃんと学ぶ場というところでやってまして、
いろんな先生が入れ替わり立ち替わり授業をしてくださっていて、
プロとか専門家が先生になっているということで、
その辺が学校と大きな違いかなと思うんですけど、
週5回、月、火、水、木、土と授業をしてまして、
学校よりも寺川のほうに行きたいという人を対象に基本やっているんですが、
ただ今実際問題、不登校のお子さんも増えているので、もちろんそういう方の受け入れもしてはいるんですけど、
そちらは甲府のほうで、甲府の富竹二丁目っていう、
結城村さんっていうお店の近くあたりなんですけど、
そちらで民家を借りて授業を、小中9年間一貫教育ということでやってます。
今生徒が、ちょっと3月に卒業生が出たりした関係で減っているんです。
今3人になっているんですよ。
3人だと非常に運営が大変で赤字がすごいので、
今生徒の募集を一生懸命やっているようなところですね。
ただ、本当に今その3人のうちの1人が横浜から移住してきて、
わざわざ寺川に入りたいということで入ってくれた生徒がいるんですけど、
その保護者の方なんかは、こんなすごい先生が揃っている学校どこにもないって言って、
月何十万払ってもいいぐらいだって言ってくださっていて、
また寺川の価値がわかっていただければ入りたいという方ももっと増えるのかなと思うんですけど、
いかんせんまだ存在も知られていなければ、なかなか価値も伝わっていないというところがあるのかなと思うんですけど。
それは見学とかも自由に。
見学とか体験もできるので、それももしご希望の方がいたら私の方にご連絡いただければ。
寺小屋で検索すれば出てきますかね。
本物寺小屋で検索すれば出ると思います。
一応今、FacebookページとInstagramとYouTubeチャンネルとブログノートとホームページと5つネットのメディアがあるので、
検索していただくと見ていただけて、それで連動して探していただけると思います。
その寺小屋、本物寺小屋ですか。
子どもたちを育てて、どんな子どもたちになってほしいってあるんですか。
そうですね、やっぱり自分の力で生きていける人を育てたいということでやってますね。