福光しげゆきの漫画とジレンマについて
おはようございます。グッドモーニング・ボイスです。
ただいま3月20日、月曜日の夜の21時ですね。
もうだいぶこの方式にも慣れてきて、こういう風に撮っていくのが一番スムーズかなというのがなんとなく見えてきた感じです。
明日旬分の日なんですね。
つまりこれ以降は中夜で昼の方が長くなるということになるわけですよね。
今日までかもしれないので、もしかすると明日までだと僕は思っているんですけど、明日までだった場合は意味のあるこの4月1日のテミナー。
リアルでのご参加の募集は多分この番組ではこれが最終になるかなと思っています。
もっと来ていただける企画を考えつくように頑張ろうと。
これは結構僕の中ではいい感じかなと思ってたんですけれども。
でもポツポツと申し込みはありましたから、大変助かりましたというか、何とか会場費はいけたという感じで大変ありがたい限りです。
当日はここのところを話しているようなお話が極力メインにしたいなとは思っています。
つまりこれって前提の説明が多少必要にはなると思うんですよ。
でも時間は結構長くとってありますので、3時間ぐらい。
これだけあればですね、3時間丸々この話だけするというわけにもするという気にはならないので、1時間超この話がじっくりして、
その場でご参加いただいている方のパーソナルな自己事情に合わせた形でどう解釈すればいいのかのお話をできれば一番いいかなと思っています。
言い方は抽象的ですけど、そういうことなんですよねつまりは。
それで、先送りという言い方もありますけど、おそらくは、例えば第三期始まりましたけど、100日チャレンジなんかでもですね、
運動がせずダラダラとお酒飲んじゃうとかね、そういったことが参加している方の問題と言えるかどうかわからないんですけれども、そういった話になるんだろうと思うんですよ。
で、どうしてそういうことが一見問題に見えるのかといったこととともにですね、例えばダラダラしているときに何かしようかなと思うと家族に何か嫌味を言われるとかね、そういったことが結構何かのモチベーションを削ぐとか、そういった話にもまたなっていくと思うんですよね。
で、このところずっとそういう話をしてきているつもりなんだけど、今日たまたまですね、漫画が届きまして、福光さんという僕がずっとある意味応援していると言いますか、この人には僕は身につまされるですね。
実は全然彼と私とは似たとこないなって思うんですけど、福光しげゆきさんという漫画家がいらっしゃいまして、これで僕の小規模な生活とか、僕の小規模な失敗とか、この方の最新刊に僕の小規模な育児っていうのがあって、現在第8巻がさっき読み終わったところなんですね。
で、今回の本で、僕は全然ここは身につまされないんですけど、福光さんはですね、自分自身がもう主人公というか、登場してはですね、奥さんがいて奥さんにいろいろ攻撃されて、今度お子さんがいてお子さんがいろいろ難しい問題を抱えて、その都度いつも悩みまくってるっていう、そういう芸風なんですね、言ってしまえば。
で、彼はお子事ばっかり言う自分というものを今描いてるんだけど、お子事を言わなければならない、言いたくないんですよ彼は。
理解のある父親像というものが彼の中にあって、それを示したいんですね。
なんだけど実際にはそういうわけにいかない。
このジレンマをですね、延々漫画に描くと。
私はこういうのが多分好きなんですよね。
自分が抱えてもいないジレンマだと、ますます気楽に読めますよ。
それで男の子2人だからね。
うちはそうじゃないから楽なもんなんですよね、この件に関しては。
で、お子事ばっかり言っているというその心理的葛藤をギャグ風に描くということなんですよね。
ここでこういうことを親に言われたくはなかったけど、俺は親になるとこんなことばっかり言わなきゃならないんだなーって言うんだけど。
で、そこで甘い顔をすると今度奥さんに怒られると。
もっとちゃんと怒れと。
奥さんめちゃくちゃ怒るんですよね。
で、ちゃんと怒るフリをしようみたいな。
その辺が非常にですね。
こと細かく、しかも何て言うんですかね。
情けだーく描写するんですよね。
その辺がこの人のギャグセンスっていうのかな。
ギャグなんですよ。
これで売れてるわけですからね。
このお子事というのも、こういう人ははっきり言って字じゃないんですよね。
字では子事言えない。
字で子事言うっていう人もよくいらっしゃるわけじゃないですか。
この人の奥さんもそうなんだけど。
手も出るんでね。
すごいんですけれども。
で、しかもこの奥さんたぶん喧嘩すごい強いんですよね。
殴られると福道さんめちゃくちゃダメージ受けてるみたいな感じなんですけど。
そういう風に一方的に割とやられるみたいな感じの話もあって。
そこも他人事だとおかしいですむんですけどね。
同一化と怒る側の人間について
これを読んでいて思ったのはここのところずっとしているお話ですが、
誰に私たちは同一化すると自分の万能感が発揮できるのかというのを
すごく選んでやってるんだよなっていうのを
これを読んですごく痛感したんですね。
昨日は逆の話をしましたよね。
いわば親に怒られるということが問題であって
ほとんど虐待なんじゃないかという親がいると
どういった問題が起きるのか。
それをハーローの猿の話でお伝えしてみたんですけど。
怒る側の人間って何をやってるのかというと
実はほとんど同じことをやっているんですよ。
私は怒られてずっとひどい目に遭ってきたんだっていう人が
意外に他人に対して厳しいのと
私はもうそんなことは言わずにガンガン怒るっていう人が
やっぱり意外と私はこう見えて気が弱いんだってことを
やけに言うっていうのは
僕はよく見ていつもこれをですね
この二者はタイプが違うのに言うことは同じだということで
どういう構造になってるのかをそこで見たくなるっていうのが
とにかく僕にはあったんですね。
うちの母がこのタイプなんですよね。
私は大人しくてやられっぱなしだみたいなことを言って
めちゃくちゃ人を言ってるっていうね。
で、面白いなと思うのは
年をとってそうだな70過ぎてからは
異様に人が丸くなったんですよねうちの母。
そして異様に忘れっぽくなったんですよ。
ちょっと心配になるレベルでね。
最後の話
もうさっきそこに物を置いたことを
2分後には忘れるくらいな勢いになってきて
昔はそういうこと絶対ない人だったんですよ。
非常に緊張感が高かったんだろうなって思うんですよね。
最近は本当にですね、やや不安になります。
70代後半であれが生じると
多分性格的なもので字が出てるだけなんですけどね今のところ。
その認知症みたいな雰囲気というか
そういうものでないっていうのは
医者にまだ言われている段階で
ただ性格が、人格が変わっちゃったみたいな感じがするんですよね。
色々ありましたからね。
それでそれはどうでもよい話に近くてですね。
この怒る怒られるという関係性の中って
結局その本人の中で起きている現象なんだけど
そこにはやっぱりここのところずっと言ってる
万能空想というものがベースに多分あってですね。
この万能感でやりたいことはただ一つなんですよね。
たった一つの目的しかない。
ストレスを追い出したい。これしかないんですよ。
ストレスを追い出すことが万能感に浸ることによって
一時的にできるんですね。
私ここのところこれも何度も言ってますが
お酒でしょ、タバコでしょ、ギャンブルでしょ。
あとこれは今概ねですね。
東秀さん一人でも全部まかなえるんですね。
お酒とギャンブルとタバコ。
彼はギャンブルあんまりしないんだな。
ギャンブルはあれですね。
ドコンジョーガエルの娘のお父さんの方ね。
ドコンジョーガエルを描いた人。
あの人はもうむちゃくちゃすごいですからね。
死ぬまでギャンブル漬けだろうなみたいな
そういうところありますよね。
漫画に書いてある通りであれば
多分通りなんでしょうね。
月曜から金曜までの予定表が
まじゃんまじゃんまじゃんまじゃったっていうね。
それを予定表に書く必要が全然ないなっていう感じがするんですよ。
私のポッドキャストのやつを5倍に長くして
全てを麻雀にすればこと足りるような予定表なんで
予定表の意味がない気がするんだけど
なぜか彼は書くんですよね。
それはまあいいとして
これってどういう共通点なんだろうと思うんですけど
別に考えるまでもないなと。
これってある意味大人の象徴なんだなって思うんですよ。
で、ここに小言って加まるよなって思ったんですよね。
これが私のそれこそ小規模な発見で
これは小規模な、僕の小規模な育児で
ふと思いついたことなんですけど
そっか、この奥様は小言が万能感なんだ。
そういえばですね、このようにものすごく怒らなくても
小言っぽさを出すっていうのが
習慣化している人がいたなと思って
うちの母だったんですよ。
うちの母は怒らないと仮にしてもですね
ほんと困ったものよね、ほんと困ったものよね
って言ってたんですよ。
これは僕が中学高校の頃ほんといつも言ってたんですよ。
常に何かに困ってるんですよ。
僕はこれがいつも見てて
ナルシスティックだなって思ったんですよね。
格好をつけてるなっていつも思ってたんですよ。
そういう人っているよなっていうのもまたよく思ってたんですよね。
困っていることはかっこいいみたいなね。
あれが何に近いかなと思って考えると
すぐやっぱり連想しちゃうのが
高校生でやたら煙草を吹かしていて格好をつけている人
あれと困っている姿ってすっごいよく似てる。
ただ困ってる方がいささか健全で生産的ではあるけれど
内心で感じている自己満足みたいな満足感は
よく似てるんじゃないのかなっていう感じがしたんですよ。
子供が大人の真似をして格好をつけるってあるじゃないですか。
女の子が化粧をしたがるみたいなあれと
化粧といつも困ってる姿っていうのは
すっごい僕はよく似ている感じがいつもしてて
ちょっと子供っぽいっていうか
ちょっと悪ぶってるみたいなものを感じるんですよ。
あれを見ていると。
社会人って必ずいらっしゃるじゃないですか。
いやー困ったもんだよね。
何か困りごとを見つけてないと格好がつかないみたいに見える人。
その人の観点からすると
ネクタイをつけるのと締めるのと困ることが
ほとんど似たような意味になって
大人とは困るものなんだみたいな。
なんて言うんですかね。
人の世話をしてるんですよね。ある意味。
問題が何もないという状態はダメなんですよ。格好が悪い。
だから何故かというと問題が何もないというのは
問題を認識し損ねている感じがして
バカ臭く見えるんですよ。たぶん。
だからやっぱりこう
問題を認識している自分という状態でいつもありたいから
その人はほんとこいつらは困ったもんだって。
ちなみに困ったものなのは常に他人なんですよ。
何かしでかして言ってみればケアする私は格好がいいっていうか
大人なんだっていう感じ。
ここに万能感をたぶん僕は感じるんだと思うんですよね。
だからその人にとってはたぶん全然違うストレスがあって
それを他の人の困りごとを真剣に考えている自分というものに同一化すると
たぶんそれが自分の親の態度なんだと思うんですけど
自分のストレスがそれによって解消されるっていうところがあるんだろうという気がするんですよね。
酒と小言
それが僕は酒っていうものとやっぱりですね
それはつまりおっぱいなんだけど
酒っていうものとすごくかぶるんですよね。
そして永田上さんが
そうか私はお酒を注文できるんだと思ってから
なんか注文するために酒を飲んでたっていうね居酒屋で
これが何か依存症の入り口だったみたいなことを漫画で書かれていて
こういうやっぱりこの方はよっぽど意向対象を見つけるのに壊しちゃったなみたいな
つまりおっぱいからお酒に飛んじゃったんだなっていう間があるじゃないですか。
大人ぶりたい人間って大体大人ぶりたいところが
小学校の高学年あたりから如実にもっと前からですよね。
もう幼稚園児からやりますよね。大人ぶりたい。
私あのチョコレートのなんだっけな
チョコレートと野球にまつわるストレス解消
ちょっとうまいなんていうのかもう記憶の彼方なんだけど
なんかねタバコっぽい風語したチョコレートっていうものを
やたら買いまくっては
大人ぶってた時代があれね僕多分幼稚園入る前なんじゃないかっていう
多分そうなんですよね青森県に住んでた頃だから
よくて4歳もしかすると3歳の頃に
シガレットっぽいチョコレートなんですよ
その紙を取ると全部チョコレートになるというね
そういうお菓子をやたら好んでいた時期があって
あれが多分僕の皮膚病に良くなかったんじゃないかと思うほど
有料に食べてたんですよ
あれは多分タバコを吸う大人というものに
あれを食べてるとチョコレートなんだけど
俺は大人になれてるみたいな
それによって僕は万能空想を持ってですね
当時のストレスをうんち漏らしそうとかね
そういうストレスを吹き飛ばしてたと思うんですよね
これが大人になるとですね
小言を言うという形を取るケースが多分あるんですよ
これって全部他愛のない話ですよ
別に全然どんどんやってくださいとは言わないけれども
どってことはないとも言えるじゃないですか
いやもう本当会社の連中困ったもんだよねっていうあれですよね
これを常に口にしていることによって
その人の些細なストレスが色々と解消されるのであれば
基本的には良いことじゃないですか
多分その人はかなり問題解決能力も持っているでしょうし
みんなまた始まったと思ってもいるんだろうけれども
いくらかはみんなにとって良いこともあるから
多分それで釣り合いが取れてるってところがあるんだろうと思うんですよ
これがまた面白いことにですね
酒を飲んで管をまくってあるじゃないですか
つまりみんなにとってこれは
すっごく大歓迎ですってもんではないんだけど
まあまあ耐えられないものではないっていう部分もあるんだと思うんですよ
そしてこれで本人が軽い万能感を得て機嫌が良くなるなら
安いもんだくらいの感じがきっとあると思うんですよね
こういうのって多分他にもいくつかあって
僕の中では野球中継を見るっていうのもこれに相当するんですよ
実は実はというか発見したんですよね
こういう大人ぶった子どもがやれる子どもがやりたがることっていうのを探していくと
いちいち見つかるなと思ったんですよね
野球中継おっさんって見てたんですよ
私が子供の頃だいたいおっさんは絶対見てるものだったんですよ
巨人半身とかね
でやっぱり僕もあれを最初に見て大人ぶってると
何か大人の問題解決能力がゲットできたような野球見てるだけなんだけど
気がしてですね
それで万能感を得たもんだから
野球がすっごい見てるの好きになったんだろうと思うんですよね
今思うとテニスとかでは全然ダメだったんですよ
テニス見てるおっさんって僕の周りには誰もいなかったんで
みんな野球だったんでね
だから僕サッカーは全くね
ルールはわかりますよ
自分もやってましたしね
小学校中学年高学年中学1,2年の頃までサッカーって結構夢中になってやってたんで
ルールは全然わかるんで
野球サッカーでも全然いいようなもんなんだけど
他サッカーは全くダメなんですね
サッカーが意向対象にならないなれない
小言によるストレス解消
なぜならばサッカーはおっぱいになれない
どうしてかというとサッカーは万能感を僕にもだらさないからなんだろうと思うんですよ
野球はもだらすんですよね
あのタバコをねポンポンとやりながらビール飲んで野球見てるんですよ
そういう光景がもうなんていうんだろう
夕方になればあらゆる場所で目にしていた時代なんですね
当時の埼玉県旭市のよくわからないホルモン焼きとかを焼いていて
酒飲んでるおじさんたちが野球見ながらなんか喋ってて
タバコを吹かしてるんですよ
こういう光景って今考えてみるとほとんど見なくなりましたよね
ああいうベッドタウンでは
あれみんな一体どこ行っちゃったんだろうっていうくらい
ほんと昔は駅前とか行くとそれしかないんじゃないかくらいに
そういう光景が広がっていたもんなんですけどね
僕が小学校中学年か低学年の頃ですね
だから僕は多分その頃から野球をやたら見るようになって
そこでルールを覚えたんですよね
それと紙で巻いてるチョコレートはほとんど同じ
そういえば感触も似ている
それが多分もっと麹でいくとですね
僕はやんなかったけどタバコになりパチンコになり酒になっていくんだと
そんな感じがするんですよ
そして小言になるんですよね
なんかそういう感じで見てみると
部活の先輩ってそれやってましたよね
やたら後輩に小言を言う
そしてお前ら困ったもんだなって考えてみると
科学部とかなのにそんなことをやってましたからね
野球部とかじゃないんですよね
科学部でそれやって何にもならないじゃないですか別に
でもそれいっつも言ってる人いて
あれは絶対会社行っても同じことをやっていて
すっごいやっぱり本人の中でストレスがなくなるんだと
これを人はストレス解消って呼ぶんだけど
やっぱり僕はそういう風に考えると分からなくなっちゃうと思うんですよね
これは万能感なんですよ
いいおっぱいなんですよ
いいおっぱいを飲むと悪い空腹が外に出ていく
そしてその悪い空腹は全部外側に押し付けられて
これが投影ですね
例えば後輩がアルコールランプの消し方がなってないとかね
うちの部ではそういうことになるわけね
これが悪い部分が押し出されていて
お前教えたろうみたいなことを言って相手がシュンとしている
このシュンとしているのは自分がシュンとしている姿なんですよ
だからこれやりすぎてはいけないですね
これをやりすぎると後輩が潰れるんじゃなくて
後輩が潰れっかれないんですよ
ここが分からないんですよね僕らにはなかなか
自分の長寿が自分の子供に向かって小言を言って
小言の危険性
外に向かっているんですよ小言は
だけど結局それは自分の無力な部分とか幼い部分とか
未熟な部分を攻撃しているから
結局自分の未熟な部分が攻撃されているのと
心理的には同じ事態を生むんですよね
この構造何回説明してもピタッと来る感じがしない気がするんですよね
最初に聞いた人にはすごい伝わりにくい感じがするんだけど
この構造ほぼ確実なんで
これをやりすぎて勝手に自分が欲打つようになっている人が
いっぱいいるんですよ
昔の思えばうちの母がそうだったんですよ
お父さん困ったものよねって言っていて
格好はつくんだけどねそういうの
相手が小学生ぐらいならば
ほんと困ったものなんだから
こうこうこうこうこういうところでこういうところがだらしなくて
こういうものを忘れて
講座のお金とかがちゃんとできなくて
私がそれをやっていて
ほんと嫌になっちゃうって言っているんですけれども
これでストレスが一時的に外に押し出されて
つまり父の側に押し出されて
父に自分の未熟な部分が全部投影されて
自分は大人な女だっていう感覚を得られるんだけど
これで自己攻撃になっちゃうんで
あとで頭痛とかが起こるわけですよね
無力感と異向対象
うちの母はほんと頭痛で悩んでたんですよね
ひどいものなんですよこれがまた
いろんなこれがまた面白いことに
あの時代ってね
新聞の郵管今時あんまり見ないですけどね
新聞の郵管に健康欄っていうのがありまして
なんかこう薬用なんとかみたいなのが山のように
毎日のように書いてあって
うちの母は特に僕が
中学生になった頃はお金に結構ゆとりが出てきていたんで
片っ端から健康サプリメントっていうのがない
今でいうね当時は漢方薬ってやつがあってね
飲みまくるんですよね頭痛対策で
で効くんですよ全部
これもまた面白いこと
これは私はプラシーボが猛烈に働いてるんだと思ってるんですけど
当時もそう思ってたんだけど
効くんですよなぜか初期のうちは
必ず効かなくなるんですよ
これが万能感の大きな問題なんですよね
万能感で頭痛を外に追い出してるだけなんで
頭痛を外に追い出した時って何が起きてるかというと
僕らが怒られてる時なんですよ
何か悪いことが起こったわけですね
それに対して薬飲んでガーッと怒って頭痛吹き飛ぶんですよ
その時頭痛が消えてるってことを彼女はですね
多分知覚できてないんですよね
で薬飲んで頭痛が消えたと思ってるんだけど
そのうちまた戻ってきますよね当然ね
その万能感というのは一時的なものなんでどうしても
大人になった私がいるということは
心の中に子供のままの私もいるってことですよ
この2つの分裂がある
そもそも子供が指摘したこと
夫が指摘したことというものを見て
直ちにひたすらストレスを受けるというのは
実に子供っぽい部分がその人の中にあって
つまり無力な自分っていうのがいるわけですよ
無力じゃなかったら一言言って
例えば私に勉強しろと言って以来
毎日勉強してますよね
無力だからこそ100回勉強しろと言っても
100日とも私が無視するという
結末を生んでるわけじゃないですか
つまり自分の中の無力な部分っていうのが
そのまま残ってるんですよ
怒るうちの母はうちの母の父ね
母方の祖母めちゃくちゃ怒る人で
めちゃくちゃ殴る人だったみたいなんで
怒る祖父に同一化すると
ものすごく自分は強くなった気に
一時的に慣れるし
その時私に対してですね
ものすごいですよ
1時間ぐらい説教しまくるとですね
勉強するようになるだろうと
その時はスッキリするんだけど
しないですね私はね
全くしないわけですよそれに対して
だから無力感が戻ってきてしまう
この時に例の
本当に困ったものだっていうのが出てくるんですよ
本当に困ってるんですよこれは
だから戻ってきてしまうんですよ
本当に困ったものだって言った時に
どっちに同一化できるかってことなんですよね
でもどっちも自分ですからね
めちゃくちゃ怒る強い自分も自分だけど
その時ものすごく無力になっていたという
直前の自分も自分なんで
結局どっちかを完全に消すことはできないんですよね
どっちか完全に消すってことは
昨日の話で言うと
完全に針金の猿に自分になっちゃうってことになってしまう
そんなことはできないですよね
自分は針金じゃないわけだから
あるいは自分は祖父じゃないわけだから
結局のところは
無力な自分というものに戻ってきてしまうので
このサイクルを回ってたわけですよね
その時に異向対象というものを見つけてくるわけです
それがさっき言ったような
順番はともかくとして
紙巻チョコレートだったり
野球だったりサッカーだったり
タバコだったりギャンブルだったりお酒だったり
それが私さっき
異向対象の影響力
涙を吸っ飛ばした感じがするって言ったのは
永田上さんの場合
いきなりおっぱいからお酒になってしまった感じが
あの漫画を読んでると感じるんですね
だから多分ですけどね
だからすごくこう
インパクトが強すぎたんじゃないかな
っていうふうには思うんですよ
途中の段階が本来はあるわけです
背伸びする恋愛とかね
そういう大人になれた気がする
異向対象が途中途中にいくつか差し挟まっている
例えばブランケットとかは
永田さんにもあったとはさすがに思うんですけど
ブランケットからお酒じゃやっぱり
なんか飛びが激しいじゃないですか
スヌーピーが
次のコマではもう酒飲んでますみたいになると
多分なんとなく無理がありますよね
でもそういう
それは決して親が悪いとかいうわけではないと思うんだけど
そういう妙な飛躍をしてしまうというケースって
多分あるんだろうという気がします
異向対象による負担
なんとなくこう運悪くと言ってはいけないのかもしれませんが
なんとなく道の中にそういう異向対象はなく
すごく幸せなお母さんとの時代から
なんか飛躍があるみたいな
途中あまり異向対象というか
背伸びして大人にならず
割と幼児期間が長く続いて
だから勉強ができないということは別にないですから
そうやっている状況的にはね
そして不意に本当に大人になっちゃったみたいな時に
ブランケットの次はギャンブルでしたみたいなね
そういうケースっていうのがあるのかなっていうのを
今回はちょっと考えてみたわけです
私は中途中にあったものが
今の趣味になってるんだっていうのを
ある意味発見したわけですよ
だから異向対象というものにのめり込んだ場合
一番何つんのかな
害がないというのかな
害がないのはですね
要するにそれが楽しめればいいんですよ
異向対象をやってる最中に
周りのいざこざを起こしてしまう
っていうことさえ避ければですね
お酒そのものが問題になるわけじゃないじゃないですか
つまり問題になるのは
二つ三つあって
一つはそれによって体に負担をかける
これを精神分析では搾取って呼ぶんですよね
体を搾取してるって言い方するんですよ
ある部分の快感をひたすら使うことで
ストレスを除去していくやり方は
搾取なんですよね
そこに負担がかかってくる
これを一つ避けるってことですよね
永田カビさんで言うところの水蔵とか
ギャンブルで言うところ
お金を失ってしまうということですよね
それも当初想定しているよりも
はるかに多くっていうような意味ですよ
お酒だって同じですよね
ものすごくお金かけるということは
先日ブドウ屋っていう
ワインの通販ののにやってましたけど
高いですもんね
高いお金お酒ってのはものすごく
そういうことはあるかなって思うんですよね
もう一つが
人間関係のいざこざですよね
個々とというものに
思いっきり意向対象として
個々とを選んでしまうと
やっぱり親子関係はかなりまずい
月末になることも当然あるわけです
そこは本当に難しくて
子供はまともに受けてしまうんで
これはいやーあれ意向対象で
カッコつけてるだけだからとか
なかなかそうは思えないんでね
特に幼いうちは
だからこういう意味で
結局
なんていうのかな
困った困った言ってるぐらいだったら
そんなことにはならずに済むわけですよ
また始まったぐらいに周りは思っとけば
それで済むわけですからね
それにそういうのって
そんなに身体的な負担はないじゃないですか
困った困った言ってるうちに
喉がやられるとか
そういうのはあんまない
もう一つが
今のが身体的負担
罪悪感による影響
あと周りとのいざこざ
あと金銭の的な喪失か
あとはあれですね
その意向対象を楽しんでる間中
そのことに罪悪感を抱く
これもやめたほうがいいと思いますよね
これはやるぐらいだったら
もう一切それを思わずに
やったほうがいいんじゃないかと思うんですよ
例え何であれ
ギャンブルであれ
なんかこう
罪悪感を抱きながら小言うとか
罪悪感を抱きながら野球を見るとか
ほんとね
良くないと思うんですよねそれは
これをやることによって
自分が同一化している時に
同一化している対象とともに
罪悪感を抱き
しかも無力感というものもそのまま
よく万能感によって
自分が無力であるというものを
完全に押し出すことは
そっち言った通りできないので
無力感を抱えたまま
罪悪感を抱えるということになって
これをやるから
人は抑鬱的になるんだとしか
思えないんですよ
何か怒られながら
ずっと野球を見ている子供みたいになっちゃうじゃないですか
それをやると
怒ってるのは自分なんだけど
これは私は
界隈ですよね
ライフ界隈で一番よく見かける
一番まずいやり方だって思うんですよね
早くやめなきゃと思いながら
何かをやるという
これは必要ないと思うんですよ
それだったらのめり込んでしまったほうがいい
その時に気をつけるべきは
時間を使い込んでしまうことではないと思うんですよ
時間は問題ないと思うんです
全然
どうせ失うことは何もないから
その間何もしなくたって同じだし
お金は若干は気をつけたほうがいいと
だから野球を見るとかは全然いいと思うんですよ
あと人間関係ですよね
そして身体への負担を
過剰にしてしまうのは
避けられれば避けたほうがいいと思うんですよね
野球を見ているのなら問題ないんだろうけど
テニスとかだと結構深夜になっちゃうんで
時差がありますからね
明日
明日というかこれをアップしている頃には
今日朝早くから
あれ良かったな
WBCは朝早くからやるんですよ
だから見られる人は
あれを見ている限り
あれを見て人にやつ当たりすることないでしょ
あれを見てお金を失うこともないし
あれを見て身体に負担もかからないわけですよ
だからあれを見て罪悪感さえ抱かなければ
問題ないので
ジャパン応援していても全然大丈夫
あれを見てこの3時間の間に収録できたのに
とか思うからいけないんですよ
いけないってこともないんだけれども
でも
意向対象を楽しんでいる最中というのは
意向対象との境界線について
僕らは分裂不組であるということは
覚えておいたほうがいいような気が
今はするんですね私は
特に小言を言っているときっていうのは
グッドファイブス的にはね
小言自体を言わなきゃいいんだけど
言っているときというのがあったとした場合
これに罪悪感を持ちながら
やるっていうのは
そしてこれを激しくやるとですね
後で必ず欲打つ的な自分が
舞い戻ってくるというか
やられるんで
多分漢方薬とかでは
直せない話なんじゃないかなと
私思うんですよね
今回はそういうお話でした