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121|【後編】西日本新聞 新チーム「MDU」始動!
2026-09-28 15:10

121|【後編】西日本新聞 新チーム「MDU」始動!

西日本新聞の記者が取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれこれをお話しする「西日本新聞me Podcast」。

前編に続き、メディア戦略局兼編集局上級専門委員の坂本信博さんと報道センターの金澤皓介記者が登場。

今回のテーマは、2026年8月に創設された西日本新聞の新チーム「機動展開ユニット(MDU=Mobile Deploy Unit)」です。

MDUの使命は、データ報道や動画・音声などの「リキッドコンテンツ」の制作・配信、野心的なコンテンツづくり、そして「報道の持続可能性に資するメディア事業の開発」の3本柱。メンバーはデータ報道の求道者、元テレビマンのDX専門家、ソフトバンクホークスを取材してきた運動部記者など、経歴も専門性も異なる多士済々の顔ぶれです。

なぜこのチームが生まれたのか。新聞社がリキッドコンテンツに力を入れる意味とは何か。チームリーダー・坂本さんのビジョンとともに語り合います。

#西日本新聞 #西日本新聞me #ポッドキャスト #天神地下街 #データ報道 #リキッドコンテンツ #メディア #ジャーナリズム

◆収録日:2026年9月15日

◆出演:坂本信博(メディア戦略局兼編集局上級専門委員)、金澤皓介(報道センター記者)、宮﨑真理子(MC/あなたの特命取材班事務局長)/ 音声編集:伊東朋宏(メディア戦略局)

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西日本新聞me Podcast
この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュースの解説、福岡の街のあれやこれやをお話ししていきます。
こんにちは。福岡のニュースアプリ、西日本新聞meの宮崎真理子です。
前回に引き続き、メディア戦略局兼編集局上級専門人メディア戦略担当部長で、起動展開ユニットのチームリーダーでもある坂本信弘さんと、報道センター記者の金沢浩介さんにも来てもらっています。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
こんにちは。よろしくお願いします。
前編では、金沢さんがまとめた開業50年の天津地下街の入り口に、データ報道とは何かというお話を伺いました。
後編では、前編でもちらっと名前が出た起動展開ユニット、MDUモバイルディプロイユニットについて詳しくお聞きしたいと思います。
実は、今日のゲスト2人も、私もこのMDUのメンバーなんですよね。
MDUって初めて聞きましたよね。
いやいや、何度も社内ではお伝えしているんですが、もう少し何人か出てくる時間が経てば。
どんなチームで、どんな使命を担っているのかもしよかったら教えてください。
正式名称は、起動展開ユニットモバイルディプロイユニット楽勝MDUということで、2016年の8月にメディア戦略局内に創設をされました。
主な使命の一つとしては、データ報道とか動画音声などリキッドコンテンツというテキストだけではなくて、動画音声とかSNSとか、まさに液体のように読者に報道を届けていくリキッドコンテンツの制作・配信。
それから新聞社の持続可能性、報道の持続可能性に資するような野心的なコンテンツ作りを実験的にやっていくチームであり、
さらには報道の持続可能性に資するメディア事業、新聞社の生き残りに向けたいろんな新しい事業も開発していくという壮大な使命を担ったもので。
メンバーはタシサイサイですね。データ報道の旧同社と私は呼んでますが、金澤浩介記者。それから福間新一記者。それから中山美希記者。また元テレビマンのDX専門家、伊関孝行さん。
それから福岡ソフトバンクホークスを長年主宰してきた運動部の出身の松田達也記者。それから我らがあなたの匿名主宰派の事務局長である宮崎真子さん。
タシサイサイの本当にいろんな分野、スポーツからデータから福間新一記者は福岡の街の歴史とかにすごく詳しい記者だったり、中山記者もデータ報道の知見があって、いろんな例えば福岡の県立学校の進学率とかを集めて一覧できるサイトを作ったりということをやってますし、
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伊関孝行さんは西日本新聞民意の立ち上げを一貫して司令塔になってこられた方なんですが、元テレビマンで大河ドラマーで照明さんをしていたという経歴があり、その後いろいろいろな仕事を経られて、今は西日本新聞の未来を照らしているという方なんですけど、そういった方などなどで集まっているメンバーです。
金田さんはデータ報道の求動者として加わっているようですが、どんなことをやっていきたいですか。
どうしても新聞記者の仕事というのは、やっぱり台弁がデジタルが浸透していく中でも、紙の記事をどう作るかみたいなところでどうしてもやっぱり、今は昔もすごく大事なことであることに変わりはないんですけど、
いろんなお客さんがいたりとか、いろんな関心があったりだとか、データ報道の話なんかでもしましたけど、我々ってほんとすごく他の人よりこういうお仕事をさせていただくことでもらえている情報とかそういうのがある一方で、
それをまだ十分にせっかくある情報をもっとみなさんに多く見てもらえるようなものとかっていうのを作っていけることができるんじゃないのかなと思っていて、そういうのを紙面とはちょっと違った聞き出口でとか、報道というよりかは膨大なデータをちゃんと上手に見せるみたいなことをやりたいなみたいなふうにはなっていますね。
なんかメンバーの顔ぶれがほんと様々で面白いなっていうのと、リキッドコンテンツっていう言葉がちょっと気になったんですけれども、動画と音声データの可視化とか文字とか文字記事とは違う形で情報を届けていきたいっていうことだと思うんですけど、そこに新聞社が力を入れる意味っていうかどういうところがありますか?
そうですね。紙の新聞の発行数というのは残念ながら年々減っていっていまして、また読者の方のほぼ高齢の方が一緒に増えている。端的に言うと若い方で新聞を読んだことがない、見たことがないという人もかなりいるという状況があります。ただ新聞社っていうのは紙の新聞ももちろん一番大事で発行はしてるんですけども、紙の新聞だけを発行するのが新聞社ではなくて、私以前中国に行ったことがあったんですが、中国の新聞っていう言葉はニュースという意味なんですよね。
なので言ったら新聞社っていうのは紙の新聞を発行する会社ではなくてニュースを届ける会社。その原点に帰ると紙の新聞も出しつつウェブとかウェブだけでもなく、例えば音声とか動画とかスマホの立て方とかいろいろな出し先があると思うんですけど、報道をどう届けていくかみたいな工夫をもっとしていかないと研究していかないといけないなと思うので、研究するだけじゃなくて日々の実践をしていかないと
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行き詰まってしまうなという危機感があったので、どっちならかっこいい名前がいいだろうということで機動展開ユニットで、なおかついろんな経験を持ったいろんな得意分野を持つ記者が集まってやる。記者だけじゃなく報道に志のある社内のメンバーが集まって突破口を開けたらいいなということで今回このメンバーが集まったというところですね。
そのメンバーだけで完結するわけではなくて、それぞれのメンバーがそれぞれの部署にまた傾向してますので、社内新聞社、グループ社とか場合によっては社外の同業者社とか、異業種の方とも連携しながら展開していくというのが機動展開。まだ部署ではないのでユニットだという、実は結構深い思いを込めてるんですけど、なんとかMDUという言葉を浸透させていただいて、
まずはポロシャツでも作って、そのとこにMDUって書くとかですね。ついモノづくりにグッズにかかわってしまうんですけども。
データ報道とリキッドコンテンツってわりと親和性も高いだろうなと思ったりもするんですけど、どうですか?
もともとやっぱり新聞社って紙だって文章だとかっていうところでまだ手を出してないところだと思うんですけど、もちろんテレビとかインターネットのネットメディアとかもっとそういうふうに長けてるところってあると思うんですけど、
先ほど佐川さんおっしゃってましたけど、やっぱり紙の部数自体はなかなかこれからまた増えていくのってなかなか難しいところだと思いますし、一方でまだ手を出してないところだし、かつ、
昔は重たいカメラで撮ってたのが今もスマホで動画前で撮れてしまうとか温泉前で撮れてしまうとかって、やっぱりすごく新聞記者って一人で何でもできるのってすごくいいところだなと思うんですけど、
一人でリキッドコンテンツ作りってある意味完結できるのかなってところがあって、全部取材から原稿、執筆から全部完結できる新聞記者でできるリキッドコンテンツ作りっていうのは他のメディアがやるものとはまたちょっと違うことになるし、
映像を使うとか音声を使うことでまた不快にも出てくるし、出たことも同じようにまたちょっと違う角度でそういうふうなコンテンツを一気にするみたいなところにもつながると思うんで、まだ取り組んでない、そもそも伸びしろしかないとおっしゃいましたけど、伸びしろがすごくあるのではないかなという風に思います。
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さっきおっしゃってた報道の持続可能性に資するメディア事業の開発っていうのが気になったんですけど、それに活用できるような道筋が伸びしろがありますね。
改めて今は誰でも情報を発信できるようになってきて、さっき金沢記者の話もありましたけども、一人でなんだったらテレビ局になりラジオ局になりウェブメディアになりみたいなことができる時代になってきたので、もう一遍原点に帰って、そうなった時に私たちの一番の強みというか武器はなんだろうなって考えると、やっぱり取材力であり現場を知っているというか現場を歩く。
その時間とお金と体と頭、また心を使ってやる仕事を忙しい読者の代わりにやるというのが我々の原点だと思うので、そこに立ち返った時に我々にしかできないこと、それからどう我々が掴んだ一時情報を届けるかということ、そこを今までの150年か100年以上新聞がいろんな方の努力のおかげで日々読者の家に届くという素晴らしい仕組みがあったんですが、
その根底がちょっと揺られてきている中で、ただ情報を届ける、掴んできてそれを届ける、そして人々の暮らしを少しでも良くする、困っている人を助けたいみたいなところの役割を果たすための方法を考えていないといけないなと思っていて、そうすれば人々にとっての地域とか社会に必要とされるインフラ情報の道路とか水道みたいなインフラになることができれば、
いろんな形で収益化とか寄付とかいろんなことを含めて報道を支えていただける仕組みができてくるんじゃないかなと思っているので、まずは我々の報道機関ならではの強みにもう一度原点に帰って、ただ新聞の宅配制度に乗っかって安住してきたというか、もうちょっと考えていなかった部分、伸びしろの部分がたくさんあると思うので、
そこを学びながら実験しながらやっていきたいなというところで、機動力を持ち幅広い展開力を持って取り組んでいく。また一人だけでできないこともたくさんあるので、ユニットで助け合ってやっていくということでMVUです。
金澤さんどうですか?
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ちょっとせっかくこんな資料があるからみんなに見てもらいたいけど、前は新聞に書かないことはもうそれ以上、インターネットもないからそういうものを載せる場所もなかった。どっか物を引き出しの中とかにしまってたけど、それはやっぱりちょっと甘いのはもったいないよねってところが多分スタート地点だと思うんで、
今はネット上では無限にそういう場所があるし、皆さんまだ耳が空いていると今メディアとかで言われますけど、まだそういう意味ではなかなか紙を読んでもらうのが難しい時代になった中で言うとやっぱりチャレンジする価値があるのかなと。
いろんなフェイクニュースとか、いろんなアテンションエコノミーでお金を稼ぐために、いいねを稼ぐために刺激的な内容をウェブにアップしていく。それで世論が生まれていくみたいなことがありますけど、逆にそう考えると愚直に一時情報に迫っていくという、我々報道機関の役目がもう一遍注目されるというかニーズが出てくるんじゃないかなと。
あそこのメディアだったら信用できるとか、あの記者の発言だったら自分は聞いてみたいと思うみたいなところに立ち返っていけるチャンスだと思っています。
私は特攻野郎HMというアメリカの昔のテレビドラマが好きなんですけど、いろんな凸凹があるというかいろいろな人たちが集まって人助けをして課題を解決していくというドラマのイメージで、私自身で一人だとできないこともたくさんありますので、
またその展開とかも随時ポトキャストとかでもお伝えしていけたらいいですね。
ありがとうございました。前編のデータ報道の話から新チームMDUの指導まで2回にわたってたっぷり聞かせていただきました。坂本さん金澤さんありがとうございました。
皆様ここまで聞いていただきありがとうございます。今後とも番組の応援と西日本新聞スマホアプリ西日本新聞MEのご協力をお願いいたします。本日はありがとうございました。
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