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94|日本でも広がる「静かな退職」 4パターン別の傾向と注意点 業務は最低限、働く人の6%とのデータも
2026-07-27 15:07

94|日本でも広がる「静かな退職」 4パターン別の傾向と注意点 業務は最低限、働く人の6%とのデータも

西日本新聞の記者が取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれこれをお話しする「西日本新聞me Podcast」。今回のテーマは、日本でも広がりつつある「静かな退職」です。最低限の業務だけをこなし、出世は目指さず、定時退社して休みはしっかり取る。そんな働き方を2年ほど前から実践する東京都内のIT会社勤務の男性(40)は、副業で月平均10万円ほどを得ています。無理な働き方で精神を病む人もいる中、男性は「静かな退職は、そうなる前の身を守るスキル。人生を充実させる戦術の一つとして知ってほしい」と語ります。
 パーソル総合研究所の調査では、該当する正社員の割合は過去10年で1.7倍に増加。同じ静かな退職でも「戦略型」「割り切り型」「自己満足型」「無気力型」という四つのタイプがあるといいます。なぜいま日本で浸透しているのか。それぞれの傾向と注意点を、報道センターの山下真記者が話します。

#西日本新聞 #西日本新聞me #ポッドキャスト #静かな退職 #QuietQuitting #働き方 #ワークライフバランス #キャリア #副業 #働き方改革

◆収録日:2026年6月30日

◆出演:山下真(報道センター)、横山智徳(MC/メディア戦略局)/音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)

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サマリー

本エピソードでは、日本でも広がりを見せる「静かな退職」について解説します。これは、会社に勤め続けながらも、必要以上に仕事を引き受けず、出世を目指さずに定時退社やプライベートの時間を大切にする働き方を指します。取材対象となったIT企業の男性は、リストラ経験などを経て、自己防衛と人生の充実のためにこの働き方を選択。パーソル総合研究所の調査によると、静かな退職に近い働き方をする人の割合は過去10年で1.7倍に増加しており、「戦略型」「割り切り型」「自己満足型」「無気力型」の4つのタイプに分類されることが紹介されています。背景には、人手不足、働き方改革、価値観の変化などがあり、企業側は単純な怠慢と決めつけず、個々の能力を引き出すマネジメントの重要性が指摘されています。

オープニングと「静かな退職」の定義
西日本新聞 podcast 西日本新聞 me podcast この番組では西日本新聞の記者が取材の裏側やニュース解説
福岡の街のあれやこれをお話ししています。 こんにちは、福岡のニュースアプリ西日本新聞 me の横山智則です。
今日は報道センターの山下さんに来てもらっています。 本日はよろしくお願いします。よろしくお願いします。山下です。
前回は、クルメの広告代理店さんがクリーニングが終わった洋服に、ちょっと気の利いたタグニックをつけて、ちょっと面白い動きになってますみたいなお話をしましたよね。
あれ、youtube 流れてて、お子さん見てもらった? あの子供がyoutube 大好きで、家で流して見てもらったんですけど、
子供は私だというふうに信じていなくて、これ父ちゃんじゃないというふうに思ったんですけど、これは違うというふうに。
お子さんはいつですか? 今5歳です。 5歳はyoutube もう見るもんなんですね。youtubeが大好きで、本当はあまり見せたくはないんですけど。
時間を決めてとかなんかしたいところですけど。 youtube ばっかり見ててですね。
5歳が見るyoutubeってどんなのが流れてるんですか? 例えばヒッカキンとかですね、あとゲーム実況のテキストとかですね。
そんなの見てますね。 本題にしましょうかね。今日は静かな退職。
これ静かな退職って聞いて、ああって思う人が僕の中では多分半分ぐらいはいて、静かな退職って何?って思う人もまた半分ぐらいいるような気がするんですよ。
最近ちょっと、それこそ山下さんも書かれたし、あちこちのメディアでちょっとこれキーワードで記事を目にすることあるんですけど、
そもそも静かな退職って何からいきましょうか? そうですね。名前だけ聞くとですね、会社を辞めることかなと。
そんなふうに思う方もいらっしゃるんですけど。 静かに退職していく人みたいな。
ただ実際に退職するわけではなくて、会社にちゃんと勤め続けながら、必要以上に仕事を抱え込まなかったり、
出世のために無理をしたり、会社中心の生活になったりするんじゃなくて、自分に求められた仕事をこれをきちんとやりつつ、
仕事と生活のバランスを大事にする。そんな働き方を指す言葉なんです。
なるほど。 定時で帰る、その勇気をしっかりと取る。プライベートの時間を確保する。
そんな考え方が広がる中で静かな退職という言葉が注目される。
なるほど。そういった働き方をする人のことを静かな退職という呼び方をしているんですか?
退職者ですね。
ちょっと呼び方がキャッチーだから、キャッチーって言っていいのかな?
そうです。ネガティブなアレですけども、そういった方が注目を集めているということで、
「静かな退職」の実践者インタビュー
一人の男性を取材されたと。
そうなんです。私がお聞きしたのは、東京都内のIT企業で働く40歳の男性。
この方にお話を聞きました。2年くらい前から。
この方は、私は静かな退職をやってるんですっていう方なんですね。
そうなんです。SNSで静かな退職を実践しているということを発信しています。
それがきっかけに繋がって見つけたんですけど。
営業のお仕事をされていて、お客様対応、こういった担当業務はしっかりやるんですけども、
ただ上司からですね、例えば、さらに売り上げを伸ばすために新しい企画もやってほしいと。
こんな風に言われたとしても、時間が足りないのでというふうなことで無理には引き受けず、
同僚とのランチ、飲み会、この3日も必要最低限にして、
残業が大体月10時間から20時間ぐらいになっているということです。
なるほど。ある意味ほぼ定時で帰っているみたいなイメージですかね。10時間とか。
定時で帰って仕事終わった後は、副業で年収書籍を書いたり、動詞の勉強をしたりしているというようなことです。
へー、そうなんですね。
意外だったのはですね、この方はもともとはかなり真面目な性格で、
そんなにサボったりするようなタイプじゃないということでした。
新卒で入った会社でリストラを見たり、転職先でも方針変更を繰り返されたり、
青原を経験したり、そういった中で会社のために自分の人生を犠牲にするのは違うんじゃないかというふうに考えるほどに。
今はですね、副業でも一定の収入があって、そして会社だけに依存しなくなったというふうなことで、
出世のこだわりも薄れていったと。
特に取材で印象的だった言葉がありまして、
静かな退職はサボるためじゃなくて、自分を守るための働き方だと、こんなふうに言われていました。
なんとなく、今の話を聞いて納得した感もある気がするんですが、こういう方たちが増えているということなんですか?
「静かな退職」の広がりと背景
そうなんです。実はですね、少しずつ増えているというふうに見られていまして、
労働市場を調査するパーソナル総合研究所というところがあるんですけど、ここが毎年やっている1万人規模の労働者調査。
この中でデータを分析するとですね、静かな退職に近い働き方をしている方の割合、これがこの10年でおよそ1.7倍になったというわけです。
2倍は言い過ぎですけど、増えているってことですね。
そうですね。もちろんですね、やっぱり全体から見ればまだまだ少数だというか、
ただ確実に増えている傾向が確認されていまして、特に高齢層ですとか女性、こういった方の増加が目立っているということです。
よく先ほどおっしゃったメディアなんかで出てくるニュースでは、静かな退職がZ世代に広がっているんじゃないかと。
若い方たちですかね?
そうです、若い方。こう言われてますけど、研究者によると実際にはある程度経験を積んで、ベテランと言いますか、自分で働き方をコントロールしやすい世代、
この方々にも広がっているということです。
へー。なんかこう聞くと、単に仕事をサボっている人が増えてるんですという話でもない気もするんですけど。
かといって、こういう方たちが増え続けていくというのも、お一人お一人はいいかもしれないけど、
社会全体としてはどうなのかなという気もしますよね。
そうですね。
いわゆる背景みたいなことを言うと。
そうですね。やっぱり誤解されやすいように、静かな退職って言葉があんまり良くないとかネガティブなんで、
静かな退職イコールサボりというふうに思いがちですけども、実際はちょっと違ってて、背景にはですね、働く人たちを取り巻く環境の変化がありまして、
例えば人手不足の中で高齢者の就業が増えてますし、育児・介護しながら働く人も増えてます。
こういった方々、誰もが長時間労働前提に働けるわけではないと。
あとは働き方学の影響ですね。これで残業を減らそうという流れもありますし、
あとはですね、昔ほど出世こそ成功だというような価値観も強くなくなってます。
こういった状況で、仕事だけじゃなくて家族との時間や趣味、自分らしい生き方も大切にしたいという人が増えていると。
価値観の変化が静かな退職という働き方の広がりに繋がっているんじゃないかと見られています。
なるほどですね。
「静かな退職」の4つのタイプ
名前がある種、メディアとしてはわかりやすいように引き付けるようなネーミングですけども、
やっぱり一口に言えない気もして、
YouTubeをご覧の方は山下さんの記事にそれこそ付けてあった、いわゆる表?
4分割の表になってます。いわゆるいろんなタイプがあるってことですよね?
そうなんです。静かな退職というと一まとめにされがちですけども、中身を見るとかなり違いがあると。
先ほどの研究所の話では大きく4つのタイプに分けていまして、
1つ目がまず戦略型。
戦略型。戦略的に静かな働き方。
仕事はしっかり成果を出しながら効率よく働いて定時で帰る。
空いた時間は趣味や勉強、副業などに充てる。
仕事も生活も充実して、ある意味では理想的な働き方と言えると思います。
高い貢献や充実感も得ている。60代や専門系の職種に多い。
これは悪い意味ではないですけど、新聞記者もある種ベテランと言われる人たちは
こういうスタイルに近い人が多い気がするんですよ。
そうですね。サクッと取材して原稿を早めに出して帰るというか、
残りの時間は自分の時間に充てる。
ある意味どの会社もそうかもしれませんけど、若い頃はある種必要量で頑張りました。
その積み重ねによってベテランという域になった時に、
ある種このスタイルで働けるようになりました。
もちろん年を取ると、若い頃より長時間労働もあるし、
ここはそうなんですね。
かなり理想的な働き方かもしれないですね。
次が割り切り方です。
この方々は仕事はきちんとやる。仕事はできるんですけど、
職場だったり仕事内容に不満を抱えて幸福度が低い。
求められた仕事はやる。でもそれ以上はやりませんよと。
そういったスタンスで働いている方々。
これは割り切り方です。
今縦軸・横軸でいくと山下さんの表は、
縦軸が上が幸福度が高い、下が低いになっていて、
右・左でいくと仕事の成果が右が高いになっていて、
左が低いになっています。
今ご紹介したのは、戦略型は仕事の成果も幸福度も高い。
ベテラン記者がサクッと仕事をして帰る戦略型。
割り切り型は仕事の成果は高いものの、
あなたは幸せですか?というと、そこには疑問符がつく。
幸福度はちょっと下がるパターンということになるんですね。
続いて。
3つ目は自己満足型です。
職場環境や人間関係は満足している。
本人も比較的幸福感もある。
一方で、成果やスキルの面で課題が残る。
仕事があまりできないという方がここにハマっている。
笑ったらいかんけど、これはちょっと笑えんね。
横山さんどこにいますか?と言われたら、
なんとなく自己満足型というのは困っている。
今僕が笑っているのは、自分のことを言われているようではないです。
これが自己満足型ですね。
そして最後が無気力型ですね。
仕事の成果も低く、そして満足度・幸福感も低い。
企業側からは最も懸念される。
いわゆるサボリューマンとかですね。
そういった方に当たるのかどうか。
最近は無気力型が増えている傾向もある。
「無気力型」への企業側の対応とまとめ
無気力型が増えているんですね。
それは確かに本人も幸せじゃないし、
会社にとってもどうにかならんもんかってこともあるでしょうから。
ただですね、その研究者の方によりますと、
この人たち実はですね、向上心が決してゼロというわけじゃないと。
必ずしもですね、仕事に対する日が消えているわけじゃないと言われてまして、
実は内心ですね、責任ある仕事をしたい、成功したいという気持ちを持っているケースも多くて、
だからこそ単純にやる気がないというふうに決めつけるんじゃなくて、
どういうふうに成長機会を与えるか、能力を引き出すか、
マネジメントをどう図っていくかが企業にとって重要だと指摘されました。
なるほど。取材されていましたらどうですか?
いろんなタイプもありますし、
自分の仕事の向き合い方を考えた時に、
共感できる部分もあるかなというふうには正直思っています。
そうですよね。
幸福度が高いとされる戦略型っていうのは、
それぞれ人の生き方ですからっていう意味では、
静かな退職が良い悪いというよりも、
今やっぱりいろんな働き方があって、
それが認められるような世の中になってきているという流れは、
全然良いのかなと思うんですよね。
戦略型は効率よく働いて、定時で成果もきっちり出して帰っている、
生産性の高い方々というふうなことも言えると思うんですね。
だから言葉のイメージ、静かな退職ってどうしても印象を抱きがちなんですけど、
人くくりにしてはいけないということですね。
分かりました。
今日は静かな退職のお話を報道センターの山下さんからお伺いいたしました。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
今後とも番組の応援と西日本新聞、スマホアプリ、西日本新聞Wiiのご協力をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
チャンネル登録はいいですか?
そうですね。息子さんに言われるんですか?
チャンネル登録はこちら。
なるほど。ぜひチャンネル登録の方もよろしくお願いいたします。
こちら。
ありがとうございました。
西日本新聞Wiiです。
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