今日のエピソードは、
家なき留学生1件に30人についてお届けいたします。
見出しを見ただけで大変驚いたニュースだったんですけれども、
福岡市内の民家に、
ネパールからの留学生約30人が詰め込まれているという情報が、
あなたの匿名取材班に寄せられました。
この取材を黒田記者と坂本記者が追いかけることになったのですが、
学生たちの住環境だけでなく、
外国人の住まい探しをめぐる課題も見えてきたとありますが、
黒田さん、坂本さん、まずこの情報を聞いた時どう感じましたか?
やっぱり、みわかには30人1つの家にというのは、
本当に信じられなかったんですけれど、
実際、現場も見ると、
本当にかなり苦しい厳しい環境で、
不便な生活を強いられている現状を見えて、
結果的に改善されたので良かったですけど、
短期間でも、こういう環境に日本語を勉強しようと思って来てくれた留学生が、
押し込まれつながれているというのは、心苦しい方です。
新日本新聞は、2016年から、
新移民時代という、外国にルーツを持つ方々、
外国から来られた労働者の方と、
共生を地域から考えるキャンペーン報道を展開してきましたが、
一番最初の発端も、2016年、10年前の秋、
ちょうど今の時期だったと思うんですけど、
ある同僚の記者が、南区の大橋というところに、
リトル・カトマンズとも言われる、国際通りという呼び名もついているぐらい、
デパルトからの留学生たちが、たくさん寄り添い合いながら住んでいるアパートがあると。
アパートを取材してみると、
一部屋に7、8人とかベッドを並べて、
一つの部屋にベッドの所を狭い所を並べて、
そこに留学生たちが暮らしながら、コンビニで働いたり、
弁当工場で働いたりしているという話があって、
デカセギ留学生という最初の企画をスタートしたんですけど、
それから10年経って、
一軒家に30人もの留学生が押し込められているというのは、
本当にびっくりしましたし、何も変わっていない。
携帯は少しずつ変わっているんですけども、
今、日本の経済とか支えてくれている留学生、
海外の若いアジアの若者たちが、
本当に意気揚々と国から送り出されてきた、
本当は日本に憧れたりとか、
日本にいい印象を持ってくれている人が多かったと思うんですけど、
その留学生たちが30人も暮らしているって、
ちょっと最初びっくりしましたよね。
黒田さんが主題に言ってくれたという主題でしたね。
黒田さん、まず今回の情報提供を受けて、
どのように取材を進めていかれたんですか?
まずは、実際に関係者の方からの話を聞いたりとか、
現場も行かせてもらって、
どんな状況かというのを見たりして、
学校側にも坂本さんと一緒に取材させてもらいました。
これ、いわゆる普通の民家なんですよね。
もともと何かの寮だったところではなくて、
本当に普通の民家で、
今住まわれていないところで貸し出されている民家ですね。
4LDKの間取りということでしたけど、
普通だったら多分住んで5、6人とか、
そういう感じの家に30人の女性がいました。
ちょうど黒田さんがこの日現場に行くって言われてたのは聞いてて、
帰ってきた時に、現場から帰ってきた時の
黒田さんの顔はちょっと曇ってたというか、
すごく表情が印象的だったんで、
ちょっと気になってたんですけど、
実際に行ってみて、訪れてみて、
一番驚いたこととかっていうのはどんなことでしたか?
まずは、暑さですとかね。
実際、中にはクーラー、エアコンが入っている部屋っていうのも
いくつもあるはあるんですけれど、
エアコン、そもそも配線的に置くことができない部屋も
4人ぐらい出してたりとかで、
窓もほとんどないような部屋もあったりとか、
それだけ人がいるっていうのもあるんでしょうけど、
クーラーをつけてても、やっぱり外と変わらないこと。
変わらない暑さだったんですよ。
その日も多分最高気温が35度とかでしたけど、
本当に暑くて、取材してても汗がこっちの中で出るぐらいでしたし、
衛生環境ですね。
トイレがちょっと壊れているというか、
多分最初から壊れてたというよりは使っているうちに
それだけ人がいるので何かの拍子に詰まってしまって、
直す道具とか掃除用具も置いてないので、
そのままになってしまうのでしょうけど、
もう床まですごいトイレの小びらが水浸しになっていて、
こっちもそもそもトイレの水があふれているのを掻き分けて、
水を掻き分けて見て、
写真も一応撮りはしましたけど、結局使わなくなってしまいました。
これ何月ぐらいの話だったんですか、取材に行かれて。
取材というのは7月の下旬でしたので、
もう本当に暑い連日ですね。
もう暑日ぐらいの頃でしたね。
近所の住民から騒音のクレームとかもあっていたらしいですね。
そうですよね。
騒音だったりゴミ出しについても言ったんですけど、
やっぱりそういうふうに窓を開けているので、
本人たちは気をつけて生活するとしてもやっぱり30人もいて、
窓を開けていたら周りの気になるぐらいの声がしてしまうかもしれない。
窓を開けないと夜も眠れないぐらい暑さということですね。
当然近所の住民の方はまさかそこに留学生が
そんな状況で住んでいるなんて知らないから、
やっぱり外国の人が騒いでいるみたいな印象を受けたということですね。
最初は特にこれだけの人数が留学生に住まわせますという説明も
なかったということでしたので、周りからすると急に人が、
しかも外国から来たような人たちばかりが何重に申し込められて、
なんか犯罪協定にでもなっているんだろうかみたいに
ちょっと心配されたりもしていたそうなんですけれど。
特にこういう劣悪な環境の中で留学生の皆さんって
どんな思いで生活されている感じだったんですか?
そうですね、やっぱりすごく不安が強いみたいで、
もちろん留学生たちの話を聞くと、やっぱり最初は元定員で言うと
4人とかそれぐらいの部屋で共同生活をするっていうので
説明を受けてきていることだったんですけど、
こんなに大勢一つの部屋に入れられて、
しかも部屋によってエアコンとかがなかったりするようなところとは知らないで来たから
動揺もすごいですし、かといってこれを学校側に伝えて
それで問題を起こしていると思われて帰国させられるんじゃないか
っていうのもすごく気にしていたんですよね。
彼女らからするとそれなりの大金を集めて
学校に入学するためのお金を用意してきているわけなので
これで返されたり、しんどいから他でも暮らしたいとか
もうちょっと学校にも行きたいけど何か行って返されてしまったりするのが一番怖いっていうのをすごく言っていたので
ネパールは世界でも最も貧しい国の一つで
日本と当然年収の格差もありますし
その年収の何倍にも当たるような金額で留学の費用を賄って
一族から借金をしたりとかみんなで一族からお金を出し合って
若者、自分の家族を送り出すという形で来ているんですよね
今回の場合も27万円の寮費を全納して
7月下旬に黒田さんが行きましたけども
数日前に初めて来日した生徒がほとんどということなんですよね
右も左もわからないところに学校側から案内されて
ここが寮ですよと言われて住んだ
日本の寮のイメージも知らないままに来たのかもしれませんけど
ホームページを見ると寮を完備しているということが日本語学校だっていて
確かにさっき黒田さんの話にあったみたいに4人部屋がありますとか
寮が揃っているのかなという書き方にはなっているんですよね
見てみたらこういう状況で留学生というのは在留資格ですね
いわゆるビザがないとこの国に滞在できなくて
そのビザの発給というのは留学生の場合は
日本語学校とか学校の認可といいますか
学校がちゃんとこの学生の在留を保障するということが不可欠なので
学校に対して留学生は立場が非常に弱いんですよね
さっき黒田さんの話があったみたいに
学校側から何か言われてこの学生は退学だとなると
帰国しないといけなくなってしまうという非常に不安定な状況の中で
こんな現象が起きていたということですよね
これあれですねさっきトイレの話もあったけど
台所も一つしかなくて
そうですね
お風呂とかもどんな感じになったんですか
そうですねお風呂も一つで
お風呂はそこまであれではなかったですけど
ちょっと汚いところがありましたよね
結構お風呂私たち日本の人のように湯船に浸かるというよりは
シャワーを浴びる人が多いので
なんとか回していたそうなんですけど
特に台所は一つしかないので
みんなで調理ができたらいいんでしょうけど
いきなり集められてこうしましょうとか指導も
特に学校側からない中で
そういう交番とかでききっていなくて
だから順番にするにしても
深夜12時とか11時とかにならないと
順番が回ってこなくて6人ご飯食べれてないみたいな
そういう学生もいたみたいです
自分の子供とか自分の友人とかがこんな目にあったら
どう思うだろうかって思うと
日本人として恥ずかしいというか
申し訳ない気持ちになりますよね