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75|Fのミカタ/福岡工業大の「音とモノづくりの歴史資料館」
2026-04-03 19:07

75|Fのミカタ/福岡工業大の「音とモノづくりの歴史資料館」

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

3月末に閉館した福岡工業大学(福岡市)の「音とモノづくりの歴史資料館」。昭和レトロ、平成レトロがブームとなる昨今、古今東西の音響機器や映像機器がずらりと並ぶ資料館の人気は高まっていました。100年以上前のろう管式蓄音機に至るまで、ほぼ全てがいまだに使用可能という貴重な展示物について、解説しています。

◆出演:星野楽(報道センター記者)、黒田加那(MC/報道センター記者)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)、三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日:2026年2月25日

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サマリー

福岡工業大学の「音とモノづくりの歴史資料館」が3月末に閉館するにあたり、その貴重な展示物について紹介するエピソード。100年以上前の蓄音機から最新のデジタル機器まで、約1300点の音響・映像機器が展示されており、その多くが現在も使用可能である。館長の秀崎氏が30年以上にわたり個人的に収集・管理してきたコレクションであり、昭和・平成レトロブームの中で来館者も増加していた。閉館後のコレクションの行方についても触れられている。

番組紹介とゲスト紹介
西日本新聞Podcast
西日本新聞あな特Podcast
このPodcastは、暮らしの疑問や地域の困り事から不正の告発まで、読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材班の果敢な挑戦を紹介し、リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおうという番組です。
こんにちは、あなたの匿名取材班の黒田香菜です。そして今週のゲストは、星野岳記者です。
星野 どうもこんにちは。
あな特Podcast 喋り用のリスナーにはお馴染みですけど、改めて自己紹介してもらっていいですか?
星野 あ、ご存知の方はお久しぶりです。写真部におります星野岳と申します。
簡単な自己紹介をしますと、2018年に西日本新聞に入社しました。なので黒田さんの後輩、3期後輩ですね。
で、初任地は佐賀県の都通支局で記者を3年間やりまして、その後2021年に本社の今の写真部に移動になりました。
現在は5年目ですね、になってます。先日はちょっと野球の取材とかで1週間、1ヶ月ぐらい宮崎だったり大阪だったりとかいろいろ行っていたので、ちょっと今体調が、風邪気味ということでちょっと聞き苦しいところがあるかもしれないんですけれども、よろしくお願いします。
星野 よろしくお願いします。
福岡工業大学「音とモノづくりの歴史資料館」の紹介
星野 今回のエピソード、私呼ばれたということなんですけれども、どんなテーマでお話をされるんですかね。
星野 福岡工業大の音とものづくりの歴史資料館というところに私が取材しまして、見方面に掲載した記事なんですけれど、実はこれちょっとアナトクのいつものワッペンをつけてないんですが、アナトクに情報提供こういった施設があって、3月末に閉まってしまうっていうのをいただいてですね、それが取材のきっかけで。
そうなんですね。これ読んだ時も、これどこから情報をもらうのかなとか思って、読んですごく面白かったので、すごい話を聞きたかったんですけど、黒田さんが書いたということで、ちょっと今日楽しみにしてきたので、いろいろねほりはほりお願いしますね。
いやいや、実は星野君をゲストに呼んだのが、星野君バンド経験があるということで、歴史資料館音響機器とか映像機器とか、ここ東西の約1300点ですかね、並んでるようなそういった施設なんで、ちょっとバンド経験者として。
ちょっと無理くりに近いような。私は高校時代はバンドを3年間しておりましたんですけれども、ボーカルでただ歌ってるだけだったので、そんな何も機材について詳しくないです。大学時代もギターを使って弾き語りとかを友達としてたんですけど、あんまりアンプとか繋がずにアコースティックギターの弾き語りだったので、そんなにちょっと力にはなれない。
いやいや。
かもしれないですけど。でもすごい好きというか、ビンテージカメラだったりこういうちょっと昔の機材とかは個人的に好きではあるので、見るのが楽しいなと思っているので、だからこそ色々知りたいこともたくさんあるなと思ったので、よろしくお願いします。
お願いします。やっぱり後世代的にレトロへの憧れみたいな。
そうですね。
昭和平成レトロへの。
私も音楽、最初小学校5年生、6年生の頃は昭和歌謡とかをずっと聴いていて、家には父親が使ってたようなカセットテープのレコーダーであったりとか、一番最初にCDレコーダー、イヤホンつないでCDを聴く用の。
プレイヤー?CDプレイヤー。
プレイヤーか。プレイヤーをずっと親から譲り受けて、今はCDショップというかレンタルショップに行って、自分の好きな昭和歌謡アルバムみたいなのを借りて、自分の部屋がなかったんですけど、兄と共用の部屋で色んなようなこう聴いていたりとか、昔が好きな感じの小学生だったので、興味がありますね。
さらに昔に言って、蓄音機とかって現物見たことあります?
いや、ないんですよね。全然。その辺が、なんかこの記事に載ってる写真で、すっごい古い喫茶店とかに置物として置いてあるのは見たことあるんですけれども、これ結構まだ使えるとか動いたりするんですよね。
そうなんですよ。この今YouTubeで見てる方は写真写ってるんですけど、写真の一番右がここで多分最も古いもので、1900年代の発明王のエジソンが手掛けた老漢式の蓄音機なんですけど、これ横にレバーみたいな回すものがついてて、それを実際館長のこの秀崎さんが回してくれたら、普通に音楽が再生されて、
100年以上経ってるんですけど、何の問題もなく再生されて、すごいですよね。
管理がやっぱりちゃんとされてるんでしょうね。
そうなんですよ。
音聞いてみて違ったりしました?
一番最初に聞いたのがこの一番右のもので、それがさらにちょっと何年か経った後に出たダイヤモンドディスクっていうエジソンが独自に発明したディスクを使って、レコードを使って再生する蓄音機もあるんですけど、そっちに行くと一気に音がクリアになってて、
もうそんなに年数は経ってないんですけれど、圧倒的に技術が進歩していった様子がわかるという。
面白いですね。
ちょっと写真だと見切れちゃってるんですけど、記事の中で館長の秀崎さんが手を置いてるところがダイヤモンドディスクを使った蓄音機なんですけど。
これだけ並んでると確かに時代の変遷というか、ここで音が変わるんだとか、ここでちょっとコンパクトになるんだっていうのが見てて楽しい。その辺も楽しいですよね。
そうなんですよね。私もちゃんとリアルに蓄音機で音楽を再生してもらったのって初めてで、それがここの特色でもあるんですけど、すべてのものが未だに現役、動体保存と呼ばれてましたけれど、全部再生できたりとか全部使えるものばかりなんですよ。
だからレコードとかも置いてくださってるので、聴き比べとかもできたりして。
資料館設立の経緯と展示物の特徴
めちゃくちゃいいですね。知らなかったんですけど、こういう資料展示室みたいなのがあるっていうのを行ってみたいなって思いましたもんね。
この館長さん、館長が秀崎さんなんですよね。この方はこの大学に勤められたんですか。
そうなんです。もともとドイツ語の教員をされていてですね。30年くらい前にこの福岡工業大の大学祭で教職員の趣味も学生たちの企画だけじゃなくて教職員の趣味を披露する企画もやってみようじゃないかっていうのが持ち上がったときに、
音響映像機器が好きだっていう趣味が講じて、当時音響部の顧問をされていたので、秀崎さんに白羽の矢が立ってですね。この音響機器のコレクションを展示したらすごい大好評で、学祭だけじゃちょっともったいないんじゃないかっていう声を受けて、
学内に展示スペースが設けられて、そこが始まりで、今の場所に移転したの2010年からなんですけれど、そしてリニューアルされてですね、ずっと30年以上ずっと展示をされていたわけですね。
音響部ってまたなんかそんなことするんだろうね。 やっぱ工業大っぽいところがありますよね。展示物もですね、ビデオカセットで分かります。ビデオカセットを分解して中が見られるようにして展示してあったりとか、その構造が分かるようにしてあったり。
なんか工業大学らしいそういう展示もあったりして、すごく面白いなあと思いましたね。
そうなんですね。これ音響とかカメラとかもいっぱい並んでるんですかね。
記事だと音響機器の方にスポーター当てたんですけど、映像に関係する機器もすごくいっぱいあってですね、カメラにしてもアポロ11号ありますよね。
はい、ありましたね。
その月に持ってたカメラと同系のカメラが置いてあったりとか、あとは軍事用のカメラ、新聞記者用、よく昔の映画とかでアシャンアシャンとかすごい光が出る。
でっかいの。
そうなんですよ、でっかい。あれがそのまま置いてあって。
そうなんですね。
本当に写真部の人とかが行ったらすごく面白いショーだと思います。
そこは写真部的には突っ込まないといけないところかなと思って。
そうなんですよ。
私は小学校の時、小学生の頃に初めて親から誕生日で買ってもらったカメラが、チェキ買ってもらったのが。
インスタントカメラ、アポロライドカメラ。
そうです、ビーンって出て、5分ぐらい振ってないと出てこないっていう。チェキとかも飾ってあったりとか。
そうなんですよ、チェキも置いてあって、ちゃんとフィルムも置いてあるので、撮ろうと思ったら撮らせてもらえたんですけど。
ワークですね。
そうなんですよ、あとデジカメもすごく初代のデジカメ、コンパクトデジカメみたいなの置いてあったりして。
なるほど。
テレビもですね、ブラウン管テレビってわかりますか、箱型の。
記憶に、使ってた記憶とかあるのかも。
電話の生まれじゃないんで、わかります。
そうそう、箱型のテレビもあって、白黒なんですよ、ちゃんと。それも使える状態で。
すごいですね、そのレベルの古さのテレビ、まだ使えるっていうのもまた珍しいというか。
そうなんですね、これも一個一個ですね、展示物全部この秀崎館長が手入れしていて、メンテナンスや故障があったら直してっていうのをずっとされているので、だから100年以上経っても使えるものとかもあるという。
コレクション収集のきっかけと人生
お一人でされてるんですか。
そうですね、ほとんど一人でメンテナンスとかされていて。
すごいな、それは。
秀崎さんが集めるきっかけになったというか、いうのはどういう経緯なんですかね。
そうですね、もともとですね、ご出身が博多区のかなりシティボーイの方なんで、お家がかなり当時としてすごく輩からなお家だったそうで、蓄音機がですね、お家にあって結構日常的に音楽を聴いていらっしゃって、だから3歳の時から蓄音機を自分で回して音楽を聴いてたという。
すごいな、それ。
だからずっと音楽っていうのはすごくなじみがあったそうだったんですけれど、ちょっと戦争とかも挟んでですね、戦後に当時のイタズキ基地、米軍のイタズキ基地に勤められて、その時にアメリカから来た方がラジオだったりとか、日常的に本当にずっと音楽に触れてるんだなというのがすごく秀崎さん印象的だったそうで、
自分もいつかこんな音楽に一日中触れる生活をしたいと強く決意をして、それがきっかけで音響機器ちょっとずつ集められたということで。
そうなんですね。
そうなんです。
じゃあその軍事用のとかそういうのは結構その関係兵隊さんというかから譲り受けたりとかも。
そうですねあのラジオとかは結構あのまあ移動というか帰国されたりする方もいるので帰国置きにもう国に帰るからこれは置いてからあげるみたいな感じでもらったラジオとか場合あってですね。なのでラジオのコレクションもかなりすごくいっぱいあるんですけれど。
これだけの品数というかってなるともう好きだからできたというか仕事だったらなかなかもう途中で大変だしめげちゃうんですけど、やっぱり好きなんですよね。
そうですね本当に知識もすごいですしまたあの基地で働いた後にドイツ語を勉強するためにドイツに留学されててですねその時もあのやっぱりドイツなので結構カメラだったりとかいろんなあの映像機器とか音響機器とかがあったりするのでそういうのはの翻訳のバイトをしながら大学に通いながら翻訳のバイトをしてそのバイト代でちょっとずつコツコツ買い集めたということでした。
なるほど面白いですねこの平崎さんのストーリーも人生を延長そう。
閉館とコレクションの今後
そうなんですねそれであのまあ今年で88歳になられるっていうことであのちょっとご高齢にもなるのでいよいよ引退を決意されたということでですね。
引退となるとこの資料館はどうなるっていう話になりますね。
そうなんです3月のですね31日についに閉館してしまうということで。
そうなんですかもったいないというか。
そうですね今ちょうどやっぱりあの平成昭和のレトロブームがあるので例年は来館者は年間で言うと600から700人程度で推移してたんですけど昨年はもう1000人の大台を超えたということで。
すごいですね。
はいあのご本人もですねちょっとあの上り調子の時に辞めてしまうから忍びないっていうのをおっしゃったんですけど。
そもそももうこの資料館はもう一般の人にも全然入れるようになってますね。
そうなんですはい。
そうなんだ知っとけば通っていたのにという。
確かに今レコードとかも割と若い世代の人たちであえてそれを選んで買ってちょっとざらついた音の雰囲気とかを楽しむとかもありますもんね。
そうですよねそのさっきおっしゃってたあのチェキとかも今またリバイバルブームとか。
そうですよね。
あえてこうスマホとかですごい高画質の絵を撮れる時代だけどあえてっていう方いらっしゃいますもんね。
すごいなんですね。黒田さんレトロブーム来てます?
レトロブームはあんまり来てないね。
来ておらん。
話のご承知だった。
来ていない黒田さんでもこの資料館は結構見ててワクワクする。
そうですね私はやっぱり一番面白かったのはラジオのコーナーがすごく面白いなと思って。
そういうのもすごくデザインがいろいろなんですよ。写真がちょっとあるんですけれど。
なんかもうハンドバックみたいなピンクの可愛らしいちょっと女性向けでデザインしたのかなみたいなものもあれば。
なんていうんですかねクロコダイル側みたいなちょっと高級感のあるものもあったりして。
当時は多分おしゃれアイテムとかファッションアイテムの一部だったんじゃないかなっていうところがお伺いしれてですねすごく面白いですね。
ちょっと記事で確かに写真載ってますけど並んでますもんねカラフル。
そうなんですよ。だからね日本で今まで自分が使ってきたのだとだいたい四角、普通の四角柄でね黒とか銀色とかそういうのがイメージだったんですけれどすごくカラフルでデザインも多様で面白かったですね。
なんか思い返すとちょっと一昔前というか私が子供の頃とかの方が家具であったり携帯であったりって割とデザインが豊富だったっていう。
今割とそのiPhoneとか結構絞られてしまうという感じはありますもんね。昔の見てるとそのいかにこんな遊び心というかもうファッションの一部みたいな感じで作ってたんだなっていうのもわかりますもんね。
そうなんですね。
その辺がなんかレトロブームの面白いところとかみんなが食いついてるところかもしれないですもんね。
確かにですね。またなんかそれだけ昔のものでもメンテナンスとか手入れをすれば今に至るまでずっと使えるっていうところがすごくSDGsにもつながるような感じがしてですね。
あえて今デジタル化の時代なんですけどアナログっていうのもいいなと改めて思いましたね。
これで資料化を閉館しちゃうってなった時のこの行き先とかは今は今後はどうしていきたいみたいなのはおっしゃってるんですかね。
行き先はですねまだちょっと決まっていなくてですね。ただバラバラにしてしまうのはやっぱりちょっと忍びないせっかくのコレクションなのでということでまとめてこう展示してくださる団体だったり場所っていうのを探しているんですね。
そうなんですね。じゃあ今募集をかけているというか。
そうですね。
どうですか。自宅に資料化を作るの。
1300点ありますからね。またちょっとちゃんと手入れをして常に動かせるようにして展示をしてほしいという希望もあるので、ちょっとなかなかそういった技術だったりですね。理解のあるところがあるといいんですが。
そうですよね。全品となるとやっぱりちょっとしっかりした場所も必要だし。
そうですね。
管理も必要だしですね。なるほど。面白いですね。
ありがとうございます。
番組告知とメッセージ募集
今日は昭和レトロを感じる福岡工業大の音とものづくりの歴史資料館についてお伝えしました。星野さんありがとうございました。
星野 どうもありがとうございました。
今回の記事は西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞MEでお読みいただけます。記事のリンクは概要欄に貼っています。皆様ぜひご購読をお願いします。また番組のフォロー高評価もお願いいたします。
情報提供はあなたの匿名取材犯の投稿フォームやLINE公式アカウントで受け付けています。文末にハッシュタグ西ポキャの記入をお願いいたします。
ここでメッセージ募集とプレゼントのお知らせです。番組でメッセージが紹介されました方から抽選で毎月3名様に移動販売のお豆腐屋さん東吉郎の900円分のギフト券をプレゼントします。
メッセージの受付フォームは概要欄に貼っています。リスナーの皆様からのメッセージお待ちしています。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
19:07

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