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91|指定校推薦(上)
2026-07-24 13:29

91|指定校推薦(上)

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

大学受験では学力検査の「一発勝負」となる一般選抜が注目されがち。でも実は私立大では入学者の3割を指定校推薦が占めています。
大学側は理念にあう受験生を獲得でき、受験生にとっても早期に合格がもらえるというメリットも。
大学受験の「指定校推薦制度」について、取材した記者が解説します。

◆出演:四宮淳平(報道センター記者)、黒田加那(MC/報道センター記者)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:井上知哉(ビジネスマーケティング部)、三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日:2026年6月23日

◆今回の記事
https://www.nishinippon.co.jp/item/1486024/

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このPodcastは、読者の調査依頼に応える 西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材派の果敢な挑戦を紹介する番組です。
こんにちは、あなたの匿名取材派の倉田香菜です。
今日は、報道センターの篠宮淳平記者をゲストにお呼びしています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回、大学受験にまつわるテーマということなんですけれど、
篠宮さん、大学受験の思い出とかありますか?
そうですね。私は徳島県の公立高校に通ってまして、
大学受験といえば国公立受けるだろうみたいな、そんな風な感じで自分自身も思っていて勉強していたので、
センターを開けて、一般入試を受けるというルートでしたね。
そうですね。割とスタンダードなルートで。
はい、そうです。
公立だとカバーする科目数も多いし、結構大変ですよね。
そうですね。ただその時は、それ以外の選択肢があるとかですね、
何かそういったことを考える余地もなくというか、余裕もなくというか、
ただ単に当たり上げた勉強をして大学を選んでいくみたいなことしかなかったので、
そんなに深く考えてはいなかったですね。
分かりました。今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今日のエピソードは、大学と生徒のウィンウィン、指定校推薦制度です。
大学受験というと先ほど忍さんがおっしゃったように、一般選抜のイメージが強い方もいらっしゃるかと思うんですけれども、
この指定校推薦の制度というのはどんなものなんでしょうか?
一般受験であれば、生徒が希望するような大学を選んで、その試験に合格したら入れるという、すごく単純な仕組みだと思うんですけれども、
指定校推薦の場合は、まず大学がドコドコ高校であれば、自分たちの大学の利益に行かないような生徒が来てくれるんじゃないかというふうなことから、
大学がそれぞれの高校に対して、ドコドコ高校から何人推薦してくださいみたいな感じで枠号をお願いするんですよ。
それで高校側は校内選考をやって、自分たちが推せる生徒を大学に推薦するみたいな、そんな制度ですね。
そうですね。生徒側からすると一発勝負になってしまう試験じゃなくて、普段の成績とかも含めて見てもらえるっていう、そういう良さもあるんですかね?
そうですね。それはかなりあると思います。
校内選考が高校側であるんですけれども、その時に定期テストだとか、普段の学習態度だとか、提出物だとかですね、学外のボランティアとかそういったものが考慮されることになるので、
03:07
一般的な試験だけではなくて、いろんなものが考慮されるというところから、一発勝負ではないということですね。
そうですね。実際、この指定校推薦で入る生徒というのはかなりいるんでしょうか?
そうですね。文部科学省が2025年度の大学入試に関する調査というのをやってまして、そこに基づくデータなんですけれども、
帰国生徒だとか、社会人経営だとかを除くような選抜方向で大学に入学した人たちを対象にしているんですけれども、その人たちの大体8割というのが私立大学に進学しているんですよ。
その私立大学に進学した8割のうち、大体3割ぐらいの人がこの指定校推薦を使って入学したというところがこのデータではわかってますね。
そうですね。私立大の個性とか不特の一つの割合を占めているというところですね。
そうですね。
実際、九州でもかなりそういった指定校推薦を使っている大学というのは多いんでしょうか?
そうですね。今回の取材にあたっていろんな大学に取材したんですけれども、私立大学に聞いたところ、基本的には取材した大学は指定校推薦の枠はありますよというような話でしたね。
そうですね。例えばどんな大学?
やっぱり福岡の私立大学といえば、福岡大学とか清南大学というところが一番に前に上がってくるような大学なんじゃないかなと思うんですよ。
福岡大学は学生数が九州で一番多い、約2万人というところで、どれくらいの枠があるんですかと聞いてみたら、ここ数年は増加傾向にありますよというふうな回答でして、清南学院大学も同じでした。
それ以外に細かな人数だとか、どこの大学にどこの高校にどれくらいの枠があるんですかみたいなことも聞いてはみたんですけれども、その辺については教えてはくれなかったというふうなんですね。
結構九州の私立大でも進んでいるということなんですけれど、大学側としてはメリットみたいなのはあるんでしょうか?
そうですね。大学側としてみると、まず大学が掲げる理念というのがあると思うんですよ。その理念に合致した生徒さんが入ってくれるというところが大きくあるということでした。
それから高校側で校内選考を行ってから押されて上がってくる、受けるというようなことになるので、大学側が選抜しなくても高校側が選抜してくれる。それだけ一緒にいる人が上がってくるということでもありますし、それに加えて最近は少子化ということで子どもの数が減っているという状況にあると思うんですよ。
06:22
そういう中で一定数の学生さんをこの試験で入学してもらうということが見込めるというふうな利点もあるというふうに言えると思いますね。
確かに校内での選抜が減って決まっているということで、途中でやっぱり辞退しますというのは少なくなるそうですよね。
そうですね。基本的にこの試体考推薦で合格したらその大学に入学するということが前提ですので、途中でやめた、合格したけど別の大学も合格したんで別の大学を選びますとかっていうケースはなくなるというかほとんどないんじゃないかなと思いますね。
逆に生徒からしても早めに決まるっていうのはすごくいいメリットですよね。
そうですね。年内に決まるどこの大学が入学できるかということが決まる入試ですので、そのあたりは生徒さんにとっても親御さんにとっても安心して選びやすい入試なんじゃないかなと思います。
そうですよね。大体大学入試というと1月になってセンターになりますけど、共通ですとかあって、その後にまた次第であれば2月ぐらいですかね。一般入試はありますけど、それよりも前に年内に決まって安心して途中越せるみたいなところがあるんですね。
そうですね。時期的に言えば大体11月を中心に行われるということになっているので、11月に行われてそこで卒業後の進路が決まると。で、12月以降は安心してビスパスとか年末年始とか迎えられるんじゃないかなと思います。
自分の話ですけど、私自分の家では高校の卒業式が結構早くて、2月下旬ぐらいになったんですよ。その日がちょうど入試の日で卒業式出られなかったんですけど、結構卒業時点でまだ進路決まっていない子がいましたもんね。
福岡県であれば割と3月1日に高校の卒業式を行う学校が多いかと思うんですけれども、やっぱりその時点でも進路が決まっていないというような生徒さんもいらっしゃいますので。
そうですね。先ほど少子化の影響みたいなところも言ってましたけど、やっぱり大学間の競争っていうのが激しくなってきてるっていうのもあるんですかね。
09:03
そうですね。これも文部科学省の調査なんですけれども、2024年度入試ではですね、全国の私立大603校の総募集定員っていうのが49万5700人だったということなんですよね。
これに対して欠員っていうのが1万6000人以上あったっていうことで、もう既に定員割れが起きてる、総数を見ても定員割れが起きてるというような状況があると。
さらに長期的に見ると18歳人口っていうのは減少してますし、現時点でも平均的ではなくて、どこの大学は割と定員割れが厳しいというようなところがあるというふうに聞きますね。
そうですね。そうすると指定甲推薦で結構生徒を獲得していた大学も、あまり安心できないというか、ちょっと自分の大学のブランドレベルを上げていったりしないといけないみたいな、そういう声もあったんでしょうか。
そうですね。これはある地方の大学の職員の方から聞いた話なんですけれども、そこは指定甲推薦でできれば5割ぐらいは学生さんを取りたいと、定員の5割ぐらいですね。
ただ、実際のところ3、4割ぐらいしか指定甲推薦を使って入学してくる学生さんがいないということだったので、いくら本枠を増やしたとしても活用されないということで、また別のやり方を考えないといけないということは言われていましたね。
そうですね。またちょっと新しい入試の形だったり生徒獲得の策を考えていかないといけないということですよね。
やっぱり特に地方の大学ほどそういう切迫した状況はあるんですかね。
そうですね。それは本当によく聞きますね。というのも、やっぱり大学を卒業した後にどこに就職するかということは、大学を選ぶときにも意識すると思いますし、いざ大学に入った後で卒業をどうするのかというのはすごい切実な問題になってくると思うんですよ。
そのときに大学の立地場所の近くに就職できる会社が多いとかって言うんであれば、割と選びやすいというような雰囲気にあるみたいなんですけれども、なかなか地元に雇用先がなくて遠くに行かないといけないとかっていうことになると、やっぱりそれが大学の選ばれに行く際にもかなりつながってくるっていうのを聞きますね。
そうですね。就職活動をするにも遠方にしか就職先がないとなると、いろいろ交通費とかかかるお金も全然違ってきますもんね。
そうですね。
12:00
大学には厳しい状況かもしれないですけれども。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
大学受験の指定校推薦について、篠宮記者に聞きました。来週も引き続き、指定校推薦にまつわるお納得の記事について、篠宮記者に解説してもらいます。
今回の記事は、西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞ミーでお読みいただけます。記事のリンクは概要欄に貼っています。ぜひご購読や番組のフォロー、高評価をお願いいたします。
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ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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