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映画「もしもの愛」
2026-10-25 09:13

映画「もしもの愛」

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サマリー

映画「もしもの愛」を劇場で鑑賞した感想。イ・チャンドン監督の約8年ぶりの新作で、リストラされた工場労働者の家族と、労働問題を取材する裕福なドキュメンタリー監督夫婦が接近していく物語を紹介する。異なる社会階層の交差や、取材する側と撮られる側の危うさ、劇中のカメラと観客の視点が混ざる演出について語る。万人向けではないが、監督らしい謎めいた展開や印象に残る人物造形を楽しめたと評価し、配信後も興味のある人に見てほしいと述べている。

イ・チャンドン監督の新作を劇場で鑑賞
こんにちは、ninjinkunです。 今日は、映画「もしもの愛」を見てきました。
これは、イ・チャンドン監督という韓国の巨匠、有名な監督の最新作で、どうも来月の11月上旬にネットフリックスで公開されるんですけど、
それに先立って、劇場公開がいくつかの劇場で行われているというので、私はネットフリックスで見ることもできますが、
このイ・チャンドン監督の大ファンなので、ここは劇場で見ておこうというので、劇場に足を運びました。
ネットフリックスでやるので、上映観や回数を増やさないという可能性があるのでしょうが、
毎日1回しかやっていなくて、イ・チャンドン監督のファンってすごく多いので、毎日満席なんですよね。
そういう感じで、昨日も行こうと思ったんですけどチェットが取れなくて、昨日の夜に今日の文を予約して、それで何度か滑り込んで見てこれました。
イ・チャンドンの作品は、なんですかね、だいたい変な作品ばっかり。
そんなにストレートに話が進むこともないし、最後こんな終わり方なんていう終わり方も多いし、
でもなんかめちゃくちゃ心に残ってしまうっていう、そういうかなりアート寄りの監督ですけど、
前作がバーニングという村上春樹の苗を焼くという作品をベースにした、原作にした、でもだいぶ違っている。
それが2018年が前作だったんで、かなり過剰な監督なんですけど、今回8年ぶりの新作ということで、
喜んでいってきまして、結果的にはイ・チャンドン作品の中では過剰ぐらいじゃないかな。
ベストということではないけど、ちゃんと楽しめるという感じかな。私は楽しみましたね。
あと多分、かなり見やすい方かなとは思いますね。イ・チャンドン作品の中では。
ストーリーの説明がどういう感じなんだろう。
二組の夫婦と異なる社会階層
ストーリー的には、ある大企業の工場に勤めていた夫がですね、
工場に勤めている夫とその妻と息子の家族がいるんですけど、その夫がリストラに会ってしまって、
韓国ってリストラ物多いですね。リストラに会ってしまって、その時にストライキとかをやって労働運動を行って、
その時に結構警察とかに暴力を受けた、そういう影響でかなり心理的にダメージを負っている夫と、それを支える妻と。
さらに、そこにもう一組夫婦がやってくるんですけど、それがドキュメンタリー監督の妻と、それをサポートしている夫。
明らかにいい車に乗っていたり、いいものを着ていたり、いいカバンを持っていたりする、そのドキュメンタリー監督夫婦が、
このリストラとか、そこからまだ傷ついたりしている労働者たちに取材をしてドキュメンタリーを作ろうというので、
取材を始めて、その過程でどんどんこの二組の夫婦が接近していくんですけど、どちらも社会階層が全然違っていると。
そのリストラされた方は夫婦どちらも多分大学は出ておらず、ずっとかなり頑張って働いて、夫婦とも働いているんですけど、工場で労働していると。
家はあるんですけど、借屋なのか持ち屋なのかわかんないですが、結構私から見ると立派な家に見えますけど、
韓国の中ではそんなに上の階層ではなさそう。
それこそソウルでマンションとか買える人に比べたら全然、ちょっと郊外の田舎のところで一軒家を構えていますと。
そうは言っても、ちゃんと庭とかあったりするし、いい生活に見えなくもないんですが、でかいサムスの冷蔵庫とかあるしね。
なのでイメージするような貧乏では全然ないんですけど、そうは言っても生活は多分苦しいであろうと。
交差する視点と謎めいた展開
一方でドキュメンタリー監督夫婦は、夫は何がしかのファンドを相続したボンボンであって、
しかも二人ともアメリカに留学した経験があって、完全にアッパー8層なわけですね。
でもその監督、女性監督は、そういう労働問題とか労働者にもっと志で持って映画を撮り始めるのだがという、
そういう二つの交わらない階層が交わっていくところの危うさとかヒリヒリ感とか、
そういうドキュメンタリーを作る人間のメタな視点みたいなところも一つテーマですね。
まあでもね、そんなにストレートに足は進まなくて、こう行くのかなと思ったところにだいたい行かないし、
タイトルのね、もしもないっていう英語だとPossible Loveか、これもね、なんとなくわかるんだけどよくわからんっていう、
はい、そういう感じで全然説明ができないんですが、
あとね、イチャンドン作品は途中でだいたい、なんかそうはならんやろみたいなね、
えーみたいな謎の展開があって、それが史上に強烈に残るんですけど、今回もそれがあります。
はい、ていうので、多分見た人はイチャンドンファンであれば、
あ、イチャンドンやってるなという気持ちになると思いますんで、
ちゃんとファンであれば楽しめる、そういう展開もあります。
まあこれを聞いて、この作品を見ようと思う人がそんなにいるとは思わないし、
全然万人向けの作品じゃないからいいんですけど、私はとても楽しかったですね。
作品としては、そのバーニングの方が好きだけど、
これもちゃんとイチャンドンのフィルモグラフィーとして記録されていくんだろうなというぐらいしっかりした劇ではありました。
手持ちカメラが作る観客の混乱
このドキュメンタリーを撮ってるっていう設定の性質上、結構手持ちカメラが多用されてて、
なんか今自分がその映画のカメラを見てるのか、ドキュメンタリーで撮られているその、
劇中の監督のカメラを見てるのかが、なんとなくその手持ちで表現されていたり、画質で表現されたりしてるんですけど、
たまにどっちを見てるか分からなくなるんで、それは意図的なのか分からないですけど、
なんとなくその自分が観客なのか、撮っている側なのかっていうのがね、入り組んでごちゃごちゃになっていくような、
そういう不思議な体験も味わえる作品になっています。
印象に残るイケメン夫と鑑賞後の評価
はい、そしてこの劇中で完璧なイケメンとして描かれる、そのドキュメンタリー監督夫婦の夫の方もね、
これはすごいですね、イケメン役のイケメンっていうのは、いや見てて面白かったし、
本当にかっこいいんですけど、なんだでしょうね、見ててすがすがしくなるぐらい、
素、なんていうんですかね、素肌りというか、顔良し、身長高し、金持ちみたいなね、
英語も喋れるみたいな、そういう人がどういう、とかね、そういう人が、しかも性格もいいんですが、
しかしそれが故に意図しない加害性を持っていたりとか、あとは最後の方で示唆されるこの人の持つ多少の暴力性みたいなね、
こととかも結構残る感じなんで、このイケメン夫役は結構頭に刻まれましたね。
この人多分有名な人なんだろうな、俳優はチョ・インソンかな、多分。
はい、という感じで面白かった。
2時間半ぐらいあるんで、まあネットフリックスでもいいと思いますが、私はこういう長い映画こそ集中してみたいから映画館に行くというのは好きなので、
今回やっているうちに映画館で見れて良かったかなと思います。でもネットフリックスに来たら興味がある人には見てほしいかなと思います。
それではありがとうございました。
09:13

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