学生諸君、バイトしろ
横山です。
大樹です。
学生向けにお話をしたいと思ってます。
学生聞いてんのかな?
わかんない。
新しく大学に入った、入学したってこの環境にもなり始めましたと。
で、友達も増えてきて、趣味も増えてきて、
いよいよお金ねえなってなり始めてる時期だと思うんすよ。
学生諸君、バイトしろと。
いいからバイトしろと。
で、とはいっても困ってると。
じゃあ何のバイトすりゃいいんだって。
だからここで横山がやってきたバイトっていうのを、
いくつか紹介しつつ、それにつくと一体将来どうなるのかっていうところまで話ができればと思います。
うん、楽しみ。
はい。いくつかバイトやってましたね。
4つぐらいかな、種類にしたら。
で、1個目、サイゼのバイトですね。
ああ、そうなんだ。
はい。で、ちょっとざっと言っちゃうんすけど、2個目、Amazonの倉庫のバイトですね。
3個目、イベントの設営の気雇いのバイトですね。
で、4つ目、塾講師ですね。
で、この中で塾講師だけはちょっと経路が違うんで、まとめづらいんで。
まあ塾講師ってバイトもあるよぐらいで終わっちゃうんすけど、
他3つ、これいいっすよっていうのを1個1個伝えられたらと思います。
おすすめなんすか?
おすすめっていうか、これやるとこうなるぞっていう。
なるほど。
そういう話です。
その上で選ぶかどうかはお前次第だっていう。
はい。
バイトの紹介と将来について
まずね、大学入って僕はお金がねえと。
自家だったんですけど、親からお小遣いがもらえるってわけでもないんで、
遊ぶんなら自分で稼がなきゃいけないっていう状況が発生したんですよ。
だから近所にあった、時給が高かったサイゼのバイトを始めました。
サイゼいいっすよ。
ぜひサイゼで1回飲食の現場を体験してもらいたいっす。
業務効率化されてるみたいな話は聞きますよね。
それの極致です、ほんと。
サイゼやっぱ安いじゃないですか。
何にも関わらず成功してる業態じゃないですか。
いかにして効率的に仕事をするかっていうところが、
僕結構もうサイゼのイズムから引き継がれてるんですよ。
だから今の仕事、プログラマーというかエンジニアとしてやってるっていうこの状態っていうのは、
まずサイゼで培われたなっていうのがあるんです。
すごいな。
そのレベルで効率化の大切さを教えてくれます。
いくつかサイゼがどう効率的かっていうのを紹介していきますね。
サイゼでバイトしすぎると家にいるときっていうか日常生活でも、
効率化の重要性と具体的な例
1回の動線の動きに対して何もアドがない状態っていうのを許せなくなりますね。
アド?
はい。例えばトイレ行くとします。
おしっこ行きたいなって言って、机に座ってた状態から家のトイレに移動するっていうタイミング。
僕んちはトイレに行くまでの動線に台所がある。
そういうことは台所に行くっていうタイミングで、
机の上に置いてあるもう飲み終わったコーヒーが入ってるグラスっていうのは、
そのタイミングで持ってくべきなんですよ。
これがだから移動に伴うついで作業っていうのを強制的に発生させることで、
常に何か仕事が発生してるって状態になるんですよね。
サイゼで例えば1回お客さんに呼ばれたから席に行きます。
そのまま厨房に帰ってくる。
これやると殺されます。
殺伐としてんの?
マジで。
何手ぶらで帰ってきてんの?ってなって、
外に出たってことは、外っていうかその客席に出たってことは、
絶対に片付けべき皿があるだろうし、
整ってないドリンクバーの状態とか、あとはその補充すべきものっていうのがあるはずなのに、
もう関わらず手ぶらでこうウロウロするっていうのは、
非効率極まりないと。
だからそれやると即死なんで、家の中でも若干それが染み付いた状態になるから、
ちょこまか移動するときに何かしてるって状態が常に発生しますね。
サボるときはサボるんですけど、効率的に動けるようになります。
これ結構仕事にもどんどん反映されていって、
ここにああしてああ行くときはこうで、あそこに動線がこうあるから、
これで行こうっていうのがピッて結構定まるんですよ。
そのままパッパッってこっちについでに行くときはこれやってこうしてっていうの。
そういう1回段取り組んで、この時についでにこれやろうっていうのが非常に上手くなります。
なのでテキパキ何か物事こなしたいなっていう場合は、
最善のこのイズム、無駄な動きすんなっていうものはかなり重宝しますね。
他のファミレスとかの店員を結構観察してたら、全然そうは動いてないんですよ。
普通にお盆持って帰っていくし、
なんか今無駄な動きしたなっていうのが目につくんで、
1回最善通すことでだいぶ法律化とは何なのかっていうのが全部身に染みて得られますんで、おすすめっすね。
最善行ってみたくなりますね。
ちょっと店員さん実際手ぶらで帰ってないかなっていう。
だから最善お盆ないんですよ。
お盆持ってるとそれが邪魔で帰りに何もできないんですよ。
その代わり最善の人って利き手の方に3枚ぐらいお皿持ってると思うんですよね。
最大4枚持てるんですよ、あれ。
観察してもわかるんですけど、ポッポッポッポって腕も使ってお皿を運ぶんですね。
で、それを利き手を使って下ろしていって手ぶらっていう状態が作れるんで、
戻るときに何か作業ができるんですよ。
これ強いっすよ、ほんと。
最善の皿ってそういうふうに運べるように設計されてるんで、
そのレベルで作ってますね。
これ最善の効率的な部分の一つですよね。
他にも結構効率的な部分ってあるんですけどね。
最善なんでこんな法律化にこだわってるかって話なんですけど、
まあ当たりますけど安くするためですよね。
で、レストランの経営において一番お金がかかってることってなんだと思います?
人件費とか?
と思いますよね。
土地なんですよ。
へー、そうなんだ。
不動産賃貸とかそういうものの価格っていうのがやっぱ一番高くて、
壺単価を高い場所でいかにそこの中から収益につながる面積を確保するかなんですよ。
収益につながる面積っていうのは客席の量なんですね。
客席の量を増やすっていう風にするためには、
厨房を最高に最適化した状態で一番小さくしなきゃいけないんですよ。
だから最善の厨房すげー合理的になってて、
マジで無駄がないんですよね。
例えば包丁がないとか火を使わないとかっていうのもあるんですけれども、
皿洗いの洗い終わったものを移動させるための動線とか、
厨房で使うオーブンの設置場所とかっていうのも全部完璧に設計されてて、
これありきでレストランを回すことで客席の面積を最大化できるんですよね。
これ他の飲食と圧倒的に違う部分らしくて、
一番ボトルネックになってるお金の部分を潰すっていうか、
ちょっとこの話いいや、説明したい。
最善の凄さが伝わるっていうことですよね。
そうですね。だから一番伝えたいのはとりあえず、
その動線、移動する際の無駄がなくなりやすいっていうか、
そこの段取りが異常に上手くなるっていう、
その部分において最善、めっちゃ良かったです。
その能力が身につくという観点でお勧めですと。
効率化もろもろの概念がそこで身についたって感じですね。
で、変なことから辞めて、次に行ったバイトなんですけど、
短期的なバイトでAmazonの倉庫に行こうってことで、
潜伏しに行ったんですね。
潜伏って言うと悪いことしに行くみたいな。
で、Amazonの倉庫、市川塩浜ってとこにあるんですよ。
浦安の隣なんですけど。
千葉。
千葉。
うち実家が浦安だったんで、
こんなチャリで行けるわってことで、
当時Amazonにも結構世話になってたから、
どうなってんだろう実際ってことで、
Amazonの倉庫に潜入しましたと。
最善の上を行ってましたね。
そうなんですね。
てか思想が一緒でしたね。
効率化の極限でした、あれも。
1日に10万個とかそんなレベルで物が行き交うんですよ。
それを捌くためのソリューション半端なくて、
別に僕が何をしたってわけじゃないんですけれども、
一つの歯車となって、
その無限に動き続ける荷物たちを捌く機械となって、
Amazonでバイトしてましたね。
まあとりあえず効率的なんですよ。
で、多分この効率的っていうのはAmazonに限らない、
一般的に僕らが考える倉庫業における、
ちょっと荷物取ってきて、
それをトラックに積んでっていう次元からはるかに違うような、
本当無限にベルトコンベから流れてきて、
言われるがままにテキパキと運んでは仕分けてはっていうのをやるっていうものですね。
最善に行くと効率化するっていう考え方が身につきますと。
その意味で最善おすすめですと。
Amazonはそのさらに上を行ってましたと。
Amazonの倉庫バイトをやれば最善別にやらなくていい。
いや、この2つを知ったことで、
効率化そのものが価値なんだっていうのに気づけます。
なるほど。ケーススタディその1その2みたいな。
まあAmazon、今の状態もわかんないですけど、
当時これ最善上行ってんなってぐらい効率的だったんですね。
僕がやってたのは商品が流れてきたら、
それをピッて押したら画面に出てくる数字を見て、
その数字の棚に移すっていう本当の機械みたいな仕事なんですけど、
で、ピッてやった時に、
なんか黒い画面にアスキーアートみたいな感じで数字がパッて出てくるんですね。
で、それでまたピッて押すと、
次のやつがアスキーアートが出てきてっていうような、
なんでこんな画質悪いっていうか、
バイトで学ぶ効率化とITの力
変な数字出すんだろうなっていう思いでその画面見てたんです。
ある日ピッてやったらなんかエラーみたいなのが出て、
これどうなんだっていうふうに思ったんです。
そしたら、おばちゃんが来てそのチーフの、
何々言っててカチャカチャってやって、
変なコマンドを打ち始めて、
あれ直ったよって言って直してくれたんですね。
で、その黒い画面、
僕MacとかWindowsっていうもののそのユーザーインターフェースを見たことあったけど、
このパソコン何なのってなってたんですよ。
ペンギンのマークついてるわみたいな感じで。
あ、Linuxだったのかこれって思って。
で、その時そのいたチーフのおばちゃんが、
うーんって言ってその黒いターミナルの画面を映しながらカチャカチャってやって、
何かコマンド打ってピッてやったら直すっていう、
その一連の騒ぎをやってたみたいなんですね。
で、普段は多分バーコードピッてやったら、
それがそのままコマンドとして入力されて、
計算結果が返ってきて数字がでかく表示されるってものだったと思うんですね。
はいはい。
ババアがLinuxコマンドを打つっていう、
何か異常な現場に居合わせて。
ババアLinux。
そうLinuxババア。
うん。
Linuxババアいたんでね、
あの、何て言ったんだろうこれ。
でも多分別にそれ後付けなんですけど。
聞いた話だ。
あの、潜在的にこれITの力大事だなっていうふうに思ったのかもしれないっていうことで。
まずその飲食現場での最強の効率化っていうものと、
Amazonっていうその巨大IT企業のソフトウェアテクノロジーを使った効率化っていうものが相まって、
うん、これは俺はもうソフトウェアエンジニアになるしかねえなっていうふうに思ったっていう後付けっすね。
まあでも少なくとも、今何でか分かんないけど、
このエンジニアになったっていう時に、
やっぱ神話性はありますね。
頭の使い方というかその思考プロセスに。
結局詰まるところエンジニアって効率化の作業じゃないですか。
俺どういう風に自動化しようかなみたいな。
なので、最絶Amazon。
これらやればソフトウェアエンジニアになれますっていう話がした。
なので学生たちは将来ITエンジニアになりたいんであれば、
最絶でバイトをしAmazonの倉庫に行き、
なんか一つプログラミング言語をかじるっていうふうにやれば、
もうキャリア完成するんで。
これおすすめです。
イベント設営のバイトの現場とエンジニアの適性
で、スポットでやってたライブの設営の現場のバイトなんですけど。
一番効くやつっすね。
これ最悪っすね。
効率化の欠片もねえわ。
仕事バカみたいにつまんねえわっていう。
やるべきじゃない仕事ナンバーワンだと思ってます。
ああいう現場って、
個々の現場に最適化されたプロセスっていうのがないわけじゃないですか。
だからこっちが機械になろうとしても、
バイトとして、
何やればいいんだ俺みたいな感じになって、
みんなオロオロしだすんすよ。
だからあれやってこれやってっていう指示する人も大変そうだし、
その指示がうまく行き渡らないしっていうことで、
みんな何やっていいんだ俺みたいな感じになるし、
急に仕事の量が増えてパンクするしっていうのが起きやすい、
ストレスフルな場所なんですよね。
なのでやらないほうがいいっすこれ。
よく聞きますよね。
イベントバイトやりましたとかもそうだし、
募集してますとかっていうのも聞くし、
でもそうやってたくさん聞くってことは、
みんなやってるってことで、
みんなやってるってことは、
そこにいる人材のレベルって結構まちまちで、
しんどいってことですよね多分。
そうです。
で、イベント設で、
これ真面目にやった人が負ける現場なんですよ。
みんな指示待ちなんで、
指示食らった人が死ぬんですよね。
だから、
いかに指示食らわないようにするかの勝負であって、
そのバイトの兄ちゃんのスレがあったんですよ。
派遣会社みたいなののスレ。
で、そこの二カ所みたいなのがあって、
で、働くときの。
適当にやれ、
余計なことはするなっていうのが、
みんな胸に刻んだ状態で仕事してるらしくて、
ほんと最悪っすよ。
適当にやって余計なことをしない人が、
一番特効する現場なんですよ。
友達と一緒に行ったんですけど、
だから僕らは、
適当にやって余計なことをしないまま、
お金だけもらって帰りましたね。
でもこれも全部後付けっすけど、
今の仕事に生きてると思ってて、
適当にやれ余計なことをするなって思ってる人は、
エンジニアにやっぱ多いと思うんですよ。
ありますよね。
平らであることが美徳みたいな。
そのライブの設営のバイトを頑張れちゃう人は、
エンジニアに向いてない。
これめんどくさとか、
不毛じゃねとか、
そういう仕事に目が行きづらい人は、
言われてるからやろうってなる人は、
エンジニアに向いてないんで、
そのライブ設営のバイトを、
一生懸命やりましたって人は、
あんまちょっと、
僕たちの文化が遠いところにある気がするんで、
そこに魅力を感じないで欲しいなっていう。
なので、余計なことをしないで、
適当にやるのがバイトは正解です。
管理者側には、
合理化の考え方って、
必要とされそうだなっていうのは、
すごい思いますよね。
逆にその人たちを管理しろって言われた時に、
いかに働けるかみたいな。
そういう人材はだから、
あんまりいないんだと思う。
現場マネジメントめちゃくちゃ得意ですっていう人が、
仮にいたとしたら、
ライブ設営、
あんまり儲けがいいところでもないんで、
やっぱちょっと上位の職業に移っちゃうんじゃないですかね。
なので、
いやほんと、
適当でしたよ。
パラダイスみたいなバイトなんで。
結局オススメなのかそうじゃないのかと思った。
そういう不真面目なマインドを持てる人であれば、
オススメっていうものですね。
真面目にやるんだったら、
もうちょっと違うバイトの方がいいよ。
それこそ塾講とかの方が、
報われるんでね、
いいですね。
で、まあちょっといろいろまとめると、
結構如実に今までやってきたバイトっていうのが、
今の仕事に思想として跳ねてる気がしてて、
特にサイゼは長くやったバイトだったんで、
そのマインドが、
染み付きやすかった気がします。
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