小説家、海猫沢めろんと、滝本竜彦のラジオ「人間改革」。
この番組は、人間を改革し、豊かでクリエイティブかつ健康な人生を送るためのラジオプログラムです。
ということで、第27回ぐらいかな。前回ですね、ついに公開録音を中野で我々を行いました。
やりました。
どうでしたか、滝本さん。
すごい人来ましたよね。
いやそう、思ったより人来た。
正直俺ね、一人も来ない可能性高い。
いや俺はね、5人ぐらいかなと思ってた。10人ちょい来てた気がする。
Kカフェが満杯になったから10人以上いなかったな。
そうだね、Kカフェ満杯になりましたね。いやーありがたかったですね。
なんかね、そんなに来ると思ってなかったらお手なしの準備をしてなくて、なんかステッカーとかをあげたらよかったなと思って。
作ってね。
また2回もやると思うので、その時はもうちょいホスピタリティを大事にしていきたいです。
あげましょう。
はい、そうなんですよ。
でですね、いつも通り最近楽しかったことなんですけど、いやでもちょっと待てよ。
なんかあれですね、もうちょっと公開録音の思い出をね。
そうですね。
いやなんかあの後コメントが来てて、女性が2人いたのは驚きましたよ。
びっくりしました。
女性の方は1人私の瞑想を前もって聞いてくれてたみたいな話を聞いてたような気がして。
すごい。瞑想か。
私の聞き間違いでなければ、あの瞑想とかを聞いてやってきてくださったらしいです。
うーん、なんか1人エリさんって方からとても楽しかったです。
また公開録音してくださいってメッセージが来てます。ありがとうございます。
ありがとうございます。
すぐにね、公開をして、5万円得する瞑想を前回しているんで、前回の放送聞くと5万円得するんですよ。
そうです。また人間改革でも瞑想のコーナーやっていくというか。
若い人多かったの。
そうですよね。
若い人多かったのはね。
まあそれはね、私たちがなんかおかしいというところがある。
あれはね、ファウストのことを知らなかったのが意外だった。
意外だった。
いやそんな。
Kカフェってやっぱファウストのね、コーナーショボックスから出てくるから。
昔のことは。
カフェだからね最初。
忘れていきましょう。
コーナーショボックス。
うん。ね。
すごい入れ替わっているのがいいことですね。
うーん、そうなんですよ。
まとなべさんもゲストに来てくれて、来てくれてっていうかいたんだけど。
来てくれてっていうか。
いろいろ話をして。
そう。よかったですね。
で、またね、やってくださいというリクエストも多いので、ぜひやりましょうということで。
ぜひぜひやらせていただきたいです。
ほんと。
まあそんな感じで。
久しぶりに行ったんじゃないですか、あそこ。
たけもこさん、何年ぶり。
いや、公開録音の前にもね、一回行ってるから。準備で。
前に一回行ったよね。
あの時、何年前あれ。何年ぶり。10年か。
いやー、なんかで行ったかもしれない。
10年ぶりくらい。
なんか、たまに2、3年ぶりくらいかな。
何かだって言ってる気がするんだけど。
いや、俺結構ぶりだったよ。
うーん。
俺がまさに10年ぶりくらいだったからね。
うーん。
めっちゃ久しぶりだったな。
理解度をね、理解度テストをしたいんですけど。
あー、はい。
今度しましょう、理解度テスト。
しましょう、はい。
まあ、あのー、ね、みんなでレベルが上がっていけるといいですよね、ちょっとずつ。
エリーツは結構アマチュア感を大事にしてるとは言ってもね、そうはいえない。
最低限のレベルがあるからね。
5年やってるんだっけ?
そうや、5年やってる。
こんだけやれば上手くなるだろう、さすがに。
ね、5年やってこれはね、なかなかの怠け者ですよ、我々。
バンドで5年続けて結構さ、長寿バンドですよ。
長寿バンドやで。
そう。
阿佐ヶ谷時代を含めたらもっとあるからね。
阿佐ヶ谷時代を含めたら、やばい。
歴史的なバンドになってしまう。
すごいよ。
そう、楽しいよね。なんかいいですね。
無理せぬ範囲で練習して、うまくやっていけるといいですね。
うん。
最近楽しかったこと、俺何かなー。
ループに乗って中野まで行ったらめっちゃ近かったってことですね。
どっから行ったんですか?
俺の家からループに乗って、近所にステーションあるからピーって行ったら、
電車よりも明らかに早かったのがびっくりした。
そりゃそうかもしれないね。
いやそうかもって結構でも、高円寺挟んで。
俺の家が多分駅前で遠いから、その分もう、加算ですよ。
中杉通りみたいな。
そう、中杉通りの、早稲田通りね。
早稲田通り?
早稲田通り、そうなんですよ。やっぱそれだったらもう移動しちゃった方が早いんですよね。
ループってね、危ない危ない言われてるけれど、やっぱり楽しいよね。
世の中から憎まれてますけど、楽しいよね。使う方からすると。
それ思うとさ、私やっぱりスケボーやりたくなってさ、ひしひしと。
うん。スケボーやりますか?
スケボーやりたいんだよね、危険なアクティビティ。
なんかこう、制御された危険がいいんだよ、制御された。コントロール下にある危険みたいな。
あー、それで言うとスノボが一番安全っぽいよね。こけても雪だし。
そう、なんか失敗しても、なんかこう、障害を負わない危険な何かをやりたい。
そうだね。そうやね。なんかね、柔らかボールで柔らかサッカーみたいな。
この歳になるまで、一応ね、五体満足で生きてきたから、引き換え非能力みたいなのさ、ある程度あるのかな?
まあ、運が良かったって言った可能性もありますけどね。
加護があったのかもね。
そう思うと、ちょっとスケボー怖いけどやりたいね。
スケボーね、ちょっとね、やってみたい。
エリーツでやるかってさ、俺はいいとしてさ、誰かが。
やりますよ。
俺やっぱりね、ミュージシャンのジェイ・マッシスをリスペクトしてて、ジェイは結構スケボー上手いんでね、やってやりたいですね。
誰かがさ、なんかちょっと回復不能な何かを。
そうだな、容易に骨が折れてる人が想像つくね。
ね。
パキって。
そんなね、危険とね、リスクの楽しさのね、綱渡りをね、常に続けていくような人間かもしれませんね。
では、次のコーナー行ってみましょう。
はい、次のコーナーも早速ドラゴンランス特集から行きますか。
行きましょうか。
僕はね、これはね、やっぱり反響があってですね、ネットを見るとですね、ツイッターを、ドラゴンランス特集会に向けて本を買ってる人が何人か参見されましてですね、
前回僕はですね、全く買わないという無行動だったんでね、反省してね、僕買ったんですよ。
偉い。
電子書籍で。
偉いです。
1000円したんや。
皆さんもね、買ってください。絶対これ損しないんでね。
電子書籍は、注釈がね、すごい丁寧に入ってて、これ読むだけでも面白いし、あとそのオリジナルの小説も読めるので。
じゃあ、やっていきましょうか。
僕は今回読みましたよ。まずはですね、序文を読みました。
安田ひとし先生が結構長めの序文を書いてるんですよ。
これだけでも面白いよね。
結構おもろいんですよ。なるほどーと思って、なるほどなるほど、ドラゴン戦記、そういうことかーってなって、
俺、D&Dがあって、AD&Dみたいな。
アドバンスとダージョンズ&ドラゴンズ。
そうそう、その原著者による序文があってですね、根底にあるものを説明しなければ十分に理解していただけないでしょうとか言って、
この辺の序文のこの2つがね、へーって結構感心しましたね、なるほどーと思って。
あの、このドラゴンランス戦記って本は、今ので言えば、例えば、ナロー異世界ブームとかあるじゃないですか。
そこに続く、なんていうかな、ゲームと小説を結びつけた初めての試みなんですよ。
まずその現代のファンタジーってのが、トールキーの指輪物語から始まってるんですけれど、
その指輪物語を元に、みんながなりきってテーブル上で遊べるロールプレイングゲームっていうのが作られまして、それがダンジョンズ&ドラゴンズ。
そのダンジョンズ&ドラゴンズっていうテーブルトークRPGがちょっと進化して、アドバンスとダンジョンズ&ドラゴンズになりまして、
そのアドバンスとダンジョンズ&ドラゴンズっていうテーブルトークRPGを小説にしてみたのが、このドラゴンランスなんですね。
というわけで、まさにゲーム、それと小説というのが結びついた初めての作品でありつつ、
同時にまさに誰も超えることのできない金字塔になってるんです。ゲーム小説の。
素晴らしい。その重みを感じますね。
しかも、このドラゴンランスのテーブルトークを小説にしようという試みが、日本でロードストーセンキという形で、
ちょうどこの本役者がいる安田ひとし先生が所属しているグループSNEというグループがありまして、
そこで日本のファンタジー小説の金字塔と言われているロードストーセンキが生まれたんです。
そしてそのロードストーセンキをもとに、あれですよ。日本のファンタジー小説ブームが起きた。
起きたね。まさに俺の世代だからね。
それがパロディになって、パロディ化されて、スレイヤーズ、さらにあの当時のフジミ、ファンタジア文庫かな。
いや、そうですよ。ファンタジア文庫はみんなそんなもんでしたからね。
今のライトノベルの源流がそこで生まれたんです。スレイヤーズとか、あとフォーチュンクエストとかね。
あの頃のやつ全部読んでましたよ。
そのあの時の日本のファンタジー小説が今のライトノベルにつながってるんですけれど、その源流を正せばこのドラゴンランス戦記に至るんですよ。
どっちかっつーと指輪物語よりもこのドラゴンランスの方が日本のライトノベルの源流といってもいい。
なるほど。
なのでこれを読むということは、今のそのライトノベルからナロー系に続く日本のね、なんていうんだろう。
小説シーンのいわば一番アクティブな部分の源流を体験できるということなんです。
なるほど。
そういう歴史的意義とともに、あのこの安田ひとし先生の序文にも書かれてますが、これをね、まだ読んでない人は本当に幸せだ。
なぜなら、この面白い小説をね、これから初めて味わえるんだから。
いやそうだよな。
正直ね、私この小説以上に面白い本をね、私まだ読んだことない。
すごいすごい。
何度読んでも本当に面白い上に拡張が高い上にキャラクターがね、全員生きてるんだよね。
そんなに押されてるのに、俺今回地図の絵しか見てないから、序文と。
でこれね、アンサロン大陸っていうのが出てくるんだけどさ、その次にアバナシニア地方があるんだけど、これアバナシニア地方がどこかを調べるので終わってしまったんだよ。どこなのこれ。
地図が最初この本に載ってて、アンサロン大陸っていう全体でっかい地図と、それの一部を拡大したアバナシニア地方っていう地図が2つ載ってます。
で、アバナシニア地方の地図を見てください。
そこにクォリネステとか、ニューポートとか、ヤミノモリとかありまして、ヤミノモリの北の方にソレースってあるじゃないですか。
あるある。
クリスタル都の南にソレースってのがありまして、ここが主人公たちの実家です。実家っていうかホームタウン。
で、そのソレースっていうのを覚えて、アンサロン大陸の全体地図見てください。
で、アンサロン大陸の全体地図の左側に各地方の名前が載ってて、8番にソレースってありますね。
パランサス、大司教の塔、カラマン、カミヤドリ、ネラーカ、サンクション、フロッタさん、ソレース、8番。
名前ついてないけど番号ついてる。
8番のソレースがあるとこがさっきのアバンナシニア地方。
クォリネスティの辺ね。
クォリネスティの北にソレースがあって、全体地図で見るとクォリネスティのほぼ同じ場所にあるということです。
この辺や。
ただ、これは小説を読むのに一切必要のない情報なんで、一旦ね、忘れていいです。
やっと位置関係が分かった。
とりあえずその物語はこのソレースっていうところから始まります。
俺ね、ロードストウ戦記もすげーこのマップ不思議でさ、ロードストウ戦記ってさ、全体の中のめっちゃちっちゃい島じゃん。
こんなちっちゃいところで展開するのって思ってたんだよね、昔。
こっちのタイで行くのがでかいじゃん、みたいな。
こっちに行かないんだって。
やっぱ小説ってさ、今思うとさ、ほんとに小さいことしか書けないんだよね。
そうだな。
広げないほうがいいんだろうな、きっとな。
ていうわけで、まずこの地図の説明を終えまして、
今日はこの後最初の詩があります。
ドラゴンの消化っていう詩と、
これがなんかすごいね。
その後に序文の序章の老人っていう序章があります。
この2つを見ていきたいと思います。
これ老人長いよ。
全部読まないでね、かいつまんで説明しますんで。
じゃあ詩がまず長いね。
これ何を言ってんのこれ。
全部読むの大変なんで、頭だけ今朗読させていただきます。
なんか拡張高いけど。
ドラゴンの消化
耳傾けよ賢者の歌に
そは天の雨
天の涙が如く降り注ぎ
そは過し年月
ドラゴンの孤単に積もりたる古き誇りを清めたり
記憶も言葉も届かぬ古のこの世の始めの夕映に
三つの月ぞ月ぞ
森の端より昇り絹
たちまちものすごきドラゴンの群れ
九輪の大地に攻め寄せり
この詩は何かと言いますと
詩という形でこれまでの物語が始まる前に
どんな世界で出来事が起きてたのかとか
どういう世界観なのかというのを説明しています。
ざっと読んでいくと
まずこの三つの月ぞ森の端より昇り絹ってあるじゃないですか。
三つの月っていうのがあるんですこの世界に。
月が三つありまして
それぞれこの三つの月が三つの神を象徴しているんです。
善の神、悪の神、忠律の神という三つの神がいて
この三つの神が均衡を保っていると
世界はバランスをとっているんですけど
バランスが崩れると大戦争が起きたり大変なことが起きたりするよという
そういう世界観なんですね。
この詩をもうちょっと読んでいきますと
ドラゴンランスという武器を持って
ヒューマーという騎士が
暗黒の女王を駆逐するという物語がこの詩で書かれています。
ジョジシってやつなんですかね。こういうスタイルは。
ヒューマーがドラゴンランスで暗黒の女王を駆逐したと。
ところがその後
善がこれによって勝つんですけど
今度は善の勢力が調子に乗りまして
ヒューマーってヒューマンなんですか?人の名前なんですか?
違います。ヒューマーは人の名前です。個人名です。
ヒューマーが悪の神を駆逐したことで
善が強くなりすぎて
善が調子に乗って
昔のローマみたいな
すごい調子に乗った文明を作っちゃうんですよね。
そのせいで善に傾きすぎたがゆえに
世界がもう一回やばいことになっちゃう。
それによって大変動というものすごいね
天変地異が起きるんですね。大変動。
それによって絶望の時代という時代が始まります。
人鱗は乱れ
殺し合い奪い合いが当然のような
非常に殺伐とした世界が始まります。
しかもこの大変動が起こるまでは
神々は結構近くにいたんです。
人間の僧侶が祈ると癒してくれたんですよ。傷を。
ところが大変動になると
この善の神々がいなくなっちゃった。
声が届かなくなっちゃって
僧侶が力を失っちゃったんです。
そのためにこの地では人間だけが
なんで神に見捨てられたんだと嘆きながら
生きているそんな厳しい時代に
そんな中でも幾人かの英雄となる
今はまだただの若者ですが
そういう若者が真の神々を求めて
旅したりしていたというところから
物語が始まっていきます。