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2021-12-18 13:00

【銭湯・サウナ裏話】日本の重工業を支えた元・老舗銭湯 朝日湯源泉ゆいる

サウナシュラン2021に選ばれた人気サウナ施設「朝日湯源泉ゆいる」の裏話をご紹介します。

リニューアル後の朝日湯源泉ゆいるの魅力を知りたい方はこちら!

◆ブログ「【サウナ】朝日湯源泉ゆいる|黄金色にかがやく湯船」

http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2367/

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今回は銭湯・サウナ裏話です。 日本の重工業を支えた元・老舗銭湯 朝日湯源泉ゆいるというテーマでお届けいたします。
人気のあるスーパー銭湯が、実は深い歴史があって、 日本の重工業を支えていたかもしれない。
そんなお話をお届けしていきます。 まず朝日湯源泉ゆいるという施設なんですけれども、これは川崎にあるスーパー銭湯です。
サウナシュラン2021にも選ばれた人気施設です。 サウナシュランというのはサウナ版のミシュランガイドのようなもので、
そのサウナシュランに選ばれたというのは人気施設の証になります。 こちらは2021年にリニューアルオープンしたばかりの施設なんですけど、
実はリニューアル前は銭湯として営業されていました。 銭湯としては本当に歴史が古くて、実は創業は1946年、昭和21年創業です。
そんな今をときめく人気施設朝日湯源泉ゆいるなんですけれども、 サウナの魅力だけじゃなくて、歴史的にも魅力のある施設でした。
その歴史には湯源がある川崎の歴史が絡んできます。 そもそも湯源のホームページを見るとアクセス案内がちょっと不思議なんですね。
バスの場合の案内なんですけれども、JR川崎駅から臨港バス川24系統交換循環に乗車して臨港中学校前下車という案内があります。
これを見ると最寄駅がJR川崎駅なんだなっていうことがわかるんですけれども、
実はグーグルマップを見ると一番最寄駅は川崎駅ではなくて浜川崎駅という駅になります。
浜川崎駅からは徒歩9分です。 わざわざバスに乗らなくてもゆいるまで行けるわけですね。
なんで最寄駅が浜川崎駅なのにわざわざ川崎駅からバスを乗車してお越しくださいという案内をしているのか、そこに私個人的に引っかかりまして色々調べてみました。
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そんな中で今日のタイトルでもある日本の重工業を支えてきたというゆいるの歴史が見えてきました。
そもそもこの最寄駅の浜川崎駅なんですけど、3線乗り入れています。
JRの鶴見線、それから南武線、そして貨物路線が乗り入れています。 いつでも本線ではなくて支線なんですね。
支線というのは本線から枝分かれしている路線なわけです。
支線ですので実はですね運行している本数がすごく少なくて、通勤時間以外の時間帯になると1時間に1本から3本程度しか運行していません。
私もですね実はゆいるに行った時に行きは川崎駅から案内通りバスに乗ってゆいるさんに行ったんですけど、
帰りにもっと近い駅があるから歩いて浜川崎駅から帰ろうと思って浜川崎駅から帰ったんですけど、全然電車が来なくてですね。
それはそうですよね。支線で1時間に1、2本しかない時間帯だったので全然電車が来なくて、帰るのがかなり遅くなってしまったという経験をしました。
そういうこともあってゆいるさんのホームページでは最寄駅は浜川崎駅ではなくて、JRの川崎駅を案内されています。
そもそもじゃあ何のためにそんな本数の少ない支線が走っているか、これもすごく興味深いんですけどもともと浜川崎駅の成り立ちっていうのは
スタートは貨物線、貨物駅としてスタートしました。 川崎といえば景品工業地帯がありますよね。
景品工業地帯は東京、川崎、横浜を中心とした一大工業地帯で、1900年代までは生産額日本一を誇る大工業地帯でした。
そんな工業地帯にあったので、工業製品だったり資材を運搬するための駅、路線としてスタートしたということです。
その後から旅客もスタートするわけなんですけど、こちらも目的としては工業地帯で働く労働者の足として運行していたということになるかと思います。
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実際に浜川崎駅にはJFEスチール東日本製鉄所という会社の専用出入り口があります。
こちらは一般の人は入れなくて、従業員とか関係者しか使えない駅に直結した専用の出入り口です。
そういったことからもこの浅洋原線ユイルの本当の最寄り駅である浜川崎駅というのは工業と深い関係があるということがわかると思います。
そしてこのJFEスチールという会社なんですけれども、旧社名は日本交換と言います。
日本交換、この交換という言葉、頭からこの配信を聞きの方は聞き覚えがあるんじゃないかなと思います。
私が冒頭でご紹介した浅洋原線ユイルさんのアクセス案内に交換という言葉がありました。
バスの案内で川崎駅から林高バス、交換巡回に乗って林高中学校前で下車してくださいねという案内、交換巡回というバスの路線、ここに日本交換の交換と同じ交換という言葉が入っています。
この交換ってあまり聞き慣れない言葉なんですけど、私はこの交換巡回っていう不思議なバスの路線の名前すごく引っかかりました。
ここに今回のテーマである日本の重工業を支えた元老舗船頭浅洋原線ユイルの歴史が隠れているわけです。
交換っていうのは鋼の管と書くんですけれども、いわゆるパイプのことですね、鋼で作られた管のことを交換と言います。
日本交換はその名の通りですね、交換を制徹していた会社になります。
創業はとても古くて明治45年、1912年設立の会社です。
そしてユイルに向かうバスは交換巡回、そしてユイルがある所在地の住所は交換通りという地名がついています。
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ここからですね、日本交換という会社がこの土地でどんなに重要だったかということがよくわかると思います。
交換通りという地名、これはもともと日本交換に向かう労働者が通勤する道だったので、そこから交換通りという名前がつきました。
そしてこの日本交換の川崎製鉄所が創業したのが1946年、昭和21年のことです。
ここでいう創業は会社の設立とは違って、操る業務、創業ですね、製鉄所が動き始めた、この年が1946年、昭和21年のことでした。
そしてなんと、朝日湯原船ユイルの創業、こちらは作る業ですね。朝日湯原船が生まれたのが1946年、昭和21年。
なんと、日本交換の川崎製鉄所の創業とユイルの創業、この2つは同じ年に創業しました。昭和21年なので終戦の翌年ですね、2つの施設が誕生したわけです。
私はこの2つの創業時期が全く同じ年というところに行き着いた時に、本当に大きなドラマを見た時のような感動がありました。
朝日湯原船が製鉄所で働く労働者を癒す船頭だったということがここから想像できます。
そして終戦の翌年ということで、戦後の疲弊した人々を癒すために地域に愛されていたんじゃないかなと思います。
はい、というわけで日本の重工業を支えた元審理生船頭朝日湯原船ユイル、船頭サウナの裏話をお聞きいただきました。
この配信を聞いて朝日湯原船ユイルについて興味を持った方、リニューアルオープン後はどんな施設になったのか知りたい方は概要欄からブログをチェックしてみてください。
12:00
こちらの方でリニューアル後の新しい朝日湯原船ユイルの魅力をたっぷりお伝えしています。
船頭サウナの裏話をお届けするニューヨークシティ。
この配信は世界60箇所以上の入浴施設をめぐったサウナスパプロフェッショナルが船頭サウナにまつわる雑学や、船頭サウナで出会った人々のほっこりする会話をお届けするポッドキャストです。
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