1. ニュートンのゆりかご
  2. #44 azzu → PLYLIST
2023-04-22 31:14

#44 azzu → PLYLIST

【ニュートンのゆりかご】

ニュートンのゆりかごは、毎回パーソナリティがいま話してみたいゲストと対談を行い、

そのゲストに次回のパーソナリティを託す、リレー形式の番組です。


今回は、tokiniさんからバトンを受け取った私、あじゅ子/azzu が

PLYLISTとしてご活躍されている木工家の小尾口さんをお迎えして、木のことなどをお聞きした回です。



【今回の内容】

芸術家と職人の話

小尾口さんのルーツ ひいおじいちゃん!お父さんも!?

木を彫りたいけれど、初心者はまずどうすればいいのか

木以外にも様々な素材を取り入れているが

お気に入りの工程は

あじゅ子はなぜ木を彫りたいのか

大学時代からサラリーマン時代を経ての、運命的な出会い

将来について



【PLYLIST】 

小尾口達貴さん

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#ニュートンのゆりかご


#樋口塾

00:05
ニュートンのゆりかごは、毎回パーソナリティが今話してみたいゲストと対談を行い、そのゲストに次回のパーソナリティを託すリレー形式の番組です。
本日のパーソナリティは、ときにぃさんからバトンを受け取った私、あじこが務めさせていただきます。
そして、本日のゲストは、ポッドキャストプライリストFMと、真の木工家ラジオ、それからYouTubeプライリストも配信されていらっしゃいます、プライリストさんをお迎えしました。
ようこそ、はじめまして。
よろしくお願いします。はじめまして。
プライリストさんとご紹介したんですけども、お名前が、プライリストっていうのはヤゴーなんですかね。
そうですね、ヤゴーですね。
お名前はコーグチさんですかね。
コーグチと言います。ちょっと珍しい名前ですけど。
ちょっと読めなかったんですけど、コーグチさんとお呼びした方がいいんですかね。
その方がもしかしたらやりやすいかもしれないですね。ヤゴーで呼ぶより、もしかしたらあじこさん的には呼びやすいかもしれないので、コーグチで全然大丈夫です。
わかりました。じゃあコーグチさんとお呼びしていこうかなと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、プライリストさんのコーグチさんの自己紹介とか、番組の紹介をちょっと軽くいただけますか。
はい、わかりました。プライリストというヤゴーで木工作品だったりとかですね、革の作品、お財布とか名刺入れとかそんなものを作ってます。
木工のものは割とキッチン系のものを、スパイスミルとかコーヒードリッパーとかそんなものを小物類を作ったりしてます。
番組の方はプライリストFMという一人がたりのホットキャストなんですけども、結構一人で喋ってるんで割と暗い感じなんですけど、日々思ったこととかをつらつら、特にテーマとか決めてなくて毎回違うテーマで話したりしてます。
もう一個、真の木工家ラジオというのを最近始めまして、2月からかな、2023年の2月から始めまして、こちらは僕のバイト先の家具屋さんの親方と2人で、木工家向けというか家具屋向けというかに完全に特化して、専門用語バンバン、仕事で使うような専門用語をバンバン出してその説明は一切しないという非常に不親切な番組をやっております。
でも中身は結構すごい仕事に使えるネタが多いと思うので、いいコンテンツ作れてるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。ありがとうございます。今まで全然絡みもなかったのに急にお声掛けしちゃってびっくりされましたね。
でもすごい嬉しかったです。本当ありがとうございます。
よかった。なんでプライリストの神口さんにお声掛けしたかというと、木工家でいらっしゃるじゃないですか。
03:07
なんかわかんないんですけど、昔から私は木を掘りたいみたいな、木をなんかしたいみたいな、全然やってこなかったくせに、いつかはやりたいなみたいな憧れ的なものがありまして。
そうなんですね。
そうなんですよ。それで木のこととかいろいろ聞きたいなと思って、プライリストさんのこの作品とかすごい見て、すごい素敵っていつも思ってたので。
ありがとうございます。嬉しいです。
この機会に思い切って声掛けさせていただきました。
ありがとうございます。
それで初めてお声掛けさせていただいたときに、アーティストとクラフトマンみたいなところで。
そうそう、そんな話をね、ちょこっとしましたよね。
なんかね、私のイメージではこのアーティスト的な感じで見てたんですけども、でもそもそもそのアーティストとクラフトマン、職人と芸術家みたいな。
その違い自体も私の中では認識してなくて、そうなんだ、違うものなんだっていうふうに初めて思ったんですけども。
なんかぶっちゃけ僕もその辺は、なんていうんですかね、詳しいわけではないし、多分なんかちゃんとした定義があるわけでもないし、曖昧なところもあるし、
人によってはかなり、特になんか最近は結構その境界がどんどんどんどんグラデーションになって、なんかグレー、なんかわかりにくくなっているような感じがするんですけど、
なんとなく一般的に言われているのは、そのなんか道具とか生活で使うようなものを作るのが一応なんていうんですかね、工芸とか言われているもので、
使わなくて、なんか鑑賞とかの目的のものが美術品とかって言われることが多い気がしますね。
その工芸品を作る人が多分クラフトマンで、道具じゃないけど鑑賞するとか彫刻とかは多分アーティストになるのかなっていう気がしますね、なんとなく。
でも工芸品、そうか、でも使うものってことか。
工芸品の中でもなんか結構鑑賞するようなもの。
そうですね、そうですね。そうそう、それは確かにありますね。
なので、なんかもうちょっと多分いろんな定義の仕方というか、なんかいろんな項目、その人が職人なのかアーティストなのかっていうのをなんか見る項目ある気が個人的にはなんとなくして、
いくつかあると思っていて、その一つが多分、仕事を受け負いでやるかどうかとか、
あと1ロットあたりの生産個数とか、あとは分業制でやってるかとか。
分業、ほうほうほうほう。
例えばですけど、漆器とかあるじゃないですか。漆器はかなり分業制が進んでて。
06:03
え、そうなんだ。
はい、なので、例えば、お椀作るとするじゃないですか、汁椀。汁椀作るのも木を加工する専門の人がいて、その人から漆を塗る人は仕入れて、漆を塗る人もいるし、その研ぐだけの人とかもいるし、
えーーー。
巻き屋とか絵を描くだけの人とかもいるんですよね。装飾だけをする人とか。
で、結構分業制でやってることがなんとなく工芸とかクラフトマンは多い気がしますね。
あともう1つは、その本屋に卸してるかどうかとか。
自分の名前がその商品についてるかどうか。
アーティストの場合は多分自分の名前でギャラリーとかで売ったりすると思うんですけど、職人の場合は自分の名前が出なくて、お椀だけがいっぱいお店に並んでるみたいな。
えーーー。面白い。
感じてないイメージですね。
ただやっぱりその作ってる道具でも、もちろんその自分の名前で直接ギャラリーとかで売られてる人ももちろん今の世の中にはいますし、
その辺の境界っていうのはかなり曖昧になってきてる気は個人的にはしますね。
すごーい。面白ーい。
なんか奥が深いというか、そうですね、でもそっかそっか。
でもじゃあ、見るものが芸術だとしたら、北海道のお土産のクマは。
そうですよね、木彫りのクマとかですよね。
でもあれ、どうだろう、名前つかないんですよね。
そうですね、名前がつかないし、あれも多分結構かなり量産してるし、
あと多分元をたどっていくと、農艦機の、本当かどうかわからないですけど、
お土産品の木彫りのクマとかって、うちの火おじいさんとかが、
宮台区やってたんですけど、シーズンオフの時にそういうのを掘って売ってたみたいですよね。
屯野に卸してたらしいんですよね。
なのでたぶん農艦機のシーズンオフの時とかに、農家の人たちが掘ったりとかしてたとかっていう民芸品って結構お土産品とか、
結構たぶんたくさんあるので、そのルーツをたどると、
アーティスト的なところよりも名もない人たちが農艦機の収入を得るためにやってたみたいなことを考えると、
もしかしたらそれは工芸品なのかなっていう感じがしますね。
面白い。
たぶん木彫りのクマもめちゃめちゃ特徴的な木彫りのクマを作っていらっしゃって、
自分の名前でギャラリーとかガローとかで売られてる方って場合は、たぶんアーティストになるんじゃないかなって。
下混じりクマみたいなね。
そうそう、めちゃめちゃリアリティのあるとか、めちゃめちゃでかい木彫りのクマとか。
確かに言ってものですよね。
とかじゃないかなって思いますね。
あのですね、聞いてもいいですか。
そもそも、
なんだっけ、
幸口さんが、木って何、昔から触れてきたんですか?
09:01
そうですね、僕実家がログハウスなんですよ。
父親がログハウス、僕が中学生ぐらいの時に父親が、
DIYみたいなやつの延長で自分でログハウス建てたんですよね。
お父さんは?
はい。
すごい。
ほぼ一人で建てたんですよ。
もちろん基礎とかはね、やったりしてもらったりとかしましたけど、屋根とかね。
でもほぼほぼ自分で一人でやったんですよ。
その時に僕中学生で土日に部活に行くのが嫌だったので、
父親の手伝いとかしてたんですね。
そういうのもあって、丸のこ使ったりとか電動工具、
ちょっとその頃から使ったりしてはいたので、
割と小さい人からそういう意味では木に触れるというか、
実際に加工する機会は多分多かったんだと思います。
そういえば先ほど、おじいさまも宮代子って言われていたじゃないですか。
そうですね、ひいじいさんですね。
ひいおじいさん。
すごい、じゃあ結構木に触れる環境にもともといらっしゃった。
たぶんうちの父親もそれでそのひいおじいちゃんが
木彫りの熊を掘る手伝いを冬の間してたとか言ってたし、
家を建てる前は乱魔掘る仕事もちょっとしてたりとか
っていう話を聞いてたので、
家計的にそういうのに触れる機会が多い家計だったんじゃないかなと思いますね。
素敵、そうなんですね。
じゃあもう小さい頃から慣れ親しんできたみたいな環境的にあったんですね。
みんな。
そうですね。
中学校の時にフローリング張るとか断熱剤入れるとか、
そういうのを一緒に手伝ってたので。
じゃあ代子さんとかも行けそう。
でもちょっとね、代子さんの仕事は僕またちょっと違うので、
DYYの延長みたいな感じでだったらできるんですけど、
本職にはちょっと慣れないかなって感じですね。
またスキルが全然また違う。
またちょっと違うんですよ、求められるスキルが。
すごい、いっぱい。
木っていうだけでもすごいたくさんの職業がありそうですね。
そうですね。
本当に皆さん知らない、いろんな木にまつわるかなり分業の職世界なので。
すごい面白そう。
じゃあ木をいつか掘りたいと思いながらも、
何もできていない私ができないのは、
なんかね興味あるけどとりあえず全然分かんないから、
まず何すればいいのか。
なんか木って言ってもすごい掘りやすそうな木と、
すごい固そうな節目があって取りにくそうな木とか、
いっぱいいろんなのがあると思うんですけど、
なんだろう初心者はこんな木から始めたらとか、
なんかあったら。
これは難しいですね。
なんか一般的に多分彫刻で使われる、
12:00
どういう彫刻作品を作りたいかで、
めっちゃ変わると思うんですよね、サイズとか。
すごい大きいものを作りたいんだったら、
たぶん掘りにくい木だけど大型木だから、
だし値段も安いしあるよみたいのもあるんですけど、
初心者だと多分そんなに大きいのじゃないと思うので、
かつらとかかつらの木っていうのがあるんですけど、
それは割とたぶん柔らかくて掘りやすいし、
彫刻用の材料としてよく使われるものだと思いますけど、
なんか最近なかなか取れないらしくて、
材料を仕入れるのがちょっと、
初心者の人がいきなりかつらの木をゲットしようと思ったら、
ちょっと難易度が高い気がしますね。
ホームセンターとかに売ってるような感じではちょっとないので、
もしかしたらホームセンターとかに、
ほうの木とかだったらギリギリあるかもしれないですね。
ほうの木。
そう、ほうばま木とかあるじゃないですか。
あれのほうの木ですね。
ほうの木。
そうそう、初心者が全然知らない人が木をゲットしようと思っても、
どこ、そもそもどこみたいな。
そうですよね。
そうなんですよね。
ホームセンターによく売ってるのは、
その通売材って言われる、いわゆるその何て言うんですかね、
もみの木みたいなのとかが、
白っぽいもみの木とか、
そういうのはめちゃめちゃ、
SPFとかってよく書いてあるんですけど、
ああいうのはめちゃめちゃ買いやすいんですけど、
彫刻向きかって言われると、
彫りにくいイメージが。
柔らかいんですけど、
あんまり綺麗に仕上げられないというか、
節とかも結構多いですし、
っていうのもあって、
難しいですね。
難しい。
そっか、
とりあえず手に入るものを掘りながら自分で探していく。
そうですね。
あとは、もしかしたら、
あと多分、
どこで道具とかを買おうかなっていうのがあると思うんですけど、
木工屋さんでよく使うオンラインショップは、
オフコーポレーションっていう、
オフコーポレーションっていうオンラインショップがありまして、
木工関係のアマゾンみたいな感じなんですけど、
素敵!ちょっと!
木工関連の道具とか資材とか、
刃物とか塗料とか、
接着剤とか、
固定するクランプとか、
そういうのがいっぱい売ってるっていうお店があるので、
そこは結構よく使いますね。
めっちゃ楽しそうです。
永遠見ちゃいますね。
永遠見ちゃうやつですね。
素敵!
あるんですね。
やっぱり専門のみたいな。
ありますね。
たぶんね、
革だったらやっぱり革屋さんのオンラインショップが結構あったりするし、
たぶん金属加工する人だったら、
チョーキン向けの同じようなショップとかもあったりするので、
たぶんそれぞれ業界ごとに、
たぶんそういう人たちが使うのに楽しいサイトがいっぱいある。
楽しそうそうなんだ。
すごい。
それぞれあるんですね。
そういえば木だけじゃなくて、
革とかもやられてますよね。
そうですね。
他にもやりたいなと思ってる素材とか。
15:02
そうですね。
金属ですかね、今は。
今はどっちかというと、
個人的な興味は革よりも金属の方に向いてますね。
そういうの?
すごいすごい。
それってさ、ごめんなさいね。
そもそも学んでる?
学んでないですね。
ほぼ独学ですね。
木工以外は基本全部独学ですね。
革も独学だし、金属も独学ですね。
楽しみながら、独学しながらどんどん挑戦してる。
そうですね。
最近だと金属使ったのはコーヒードリッパーとか作りましたけど、
あれは木に金属の棒をいっぱい刺して受ける、
ロートみたいなところの部分を作ったりしてますけど、
そういうの、やっぱり金属とかも組み合わせたものを作りたいですね、今は。
どっちかというと。
面白い。
ますます進化していくって感じなんですね。
すごい。
割と今は情報を仕入れやすいので、
プロの人もYouTubeとかInstagramとかでかなり専門的な知識、
ノウハウとかハウツーをシェアしてるので、
結構誰でもアクセスしやすい。
そういう情報にアクセスしやすいので、
だからこそできるかなっていう感じはしてます。
もちろんプロの人のレベルには到底たどり着かないんですけど、
浅く広くいろんなのを組み合わせたものを作るっていうのは、
またそれはそれであんまりできる人も少ないのかなと思ったり。
ただ今後後発でいっぱい出てくると思いますけどね、そういう人は。
確かにね、そうだね。
そうか、ってことは私もそういうのを見ながら、
ちょっとずつ学んでいけるってことですよね。
できると思います。
インスタとかで多分好きなものを作ってる人とか作家さんがフォローしたりとか、
あとはギャラリーとかのアカウントあるので、
そういうところから好きな作家さん見つけて、
どんどん芋づる式にフォローしていくと。
作り方の動画までたどり着いてね。
そうだね。
確かに。
素敵な時代ですね。
本当に助かりますよね。
めちゃめちゃありがたい。
いい時代に生まれたなと思いますね。
DIYとかちょこっとするにしても、
例えば家の建具の襖の立て付けがちょっと悪いなとかいう時も、
YouTubeとかでちょっと検索したらすぐに直し方とか出てくる時代なので、
仕事にしなくてもちょっと家のここを直したいんだけどなみたいな時に、
すごく今便利な時代ですよね。
そうですね。
すごいな、すごいな。
それと同時に自分の作品もどんどん発表できる環境ですもんね。
そうですね。
すごいな、すごいな。
あとはね、いっぱい聞きたいなと思ったことを用意してたんですけどね。
18:02
いっぱいありすぎてね。
いろんなことをされてるんですけど、
木工一つにしてもいろんな工程があると思うんですけど、
一番お気に入りの工程とか何してるのが一番好きとかあるんですか?
木工で関して言うと、最近はですね、ちょっとマニアックなんですけど、
軟筋がんなっていうちょっと変わったカンナがあって、
カンナで削ってる時が個人的に一番マインドフルネスに近い状態になりたいな。
無心でひたすらリズム、
作業してると自分で作業のリズムができてくるんですよ。
削るリズムとか。
シャカシャカ削る音とリズム感と、
独特なテンポが生まれるんですよね。
そういうのを何も考えずに無心でひたすら削り続けていくっていうのが個人的には好きですね。
それYouTube上がってますか?
多分ね、上がってます。
それだけでは上がってないけど、
スパイスミルを作ってる動画があるので、
それ見ていただけると変わった、
普通のカンナって縦長だったんですけど、
横型に長い羽根がついたようなので、
シャカシャカシャカシャカ削ってるっていう動画ですね。
スパイスミルのやつ、私この間見て、
永遠ずっとこうやって見てました。
ずっと見てたんですよね。
ありがとうございます。
それぞれの素材ごとに好きな工程は、
ちょっと違うような気がしますけど、
基本的に機械作業をやるのはあんまり好きじゃないですね。
機械作業っていうのは?電動工具?
電動工具ですね。
刃が高速回転してるので、
丸のことかで切ったりするときとか、
危ないっちゃ危ないんですよ。
長い時間ずっとできない。
音もうるさいし、文人とかもすごいし、
結構怖いので、
基本手道具でやってる時間が好きですね。
面白い。
作業場っていうか工房みたいなとこ、
広い?
全然広くないですね。
今うちは6畳のめちゃめちゃ小さいスペースで作業してます。
そうなんですね。
木の作業は6畳のところと、
あとはでっかい機械が手元にないので、
ざっくり製材する。
めちゃめちゃでっかい板を最初は買うわけですけど、
それを最初に製材するときは、
僕がバイトしてる家具屋さんに材料運んでもらって、
材木屋さんに。
そこでかなりでっかい機械で作業するのは、
そっちで全部まとめてやってしまって、
21:02
あと細かい手作業とか手道具使った仕事を、
家持って帰ってきて、
6畳の狭い部屋でやるみたいな感じでやってますね。
今のスタイルは。
バイト先のあれですね。
この間聞き始めて、
しっかり聞きます。
本当に初心者に優しくない番組なので。
それがいいんですよ。
ほうほうみたいな。
完全に同業者をターゲットにした番組なので、
専門用語とかバンバン出して、
その説明一切しないでやるっていうスタイルでやってるので。
分かんないことは聞きますまた。
それは全然いくらでも聞いてください。
なんか面白いな。
私も早速削ってみようかなと思うんですけど。
いいと思います。
楽しいと思います。
スプーンだとちょっと難しいけど、
バターナイフとか薄くて平たいものだったら削るの、
最初は多分簡単だと思うので、
楽しいと思います。
いいですね。やりますやります。
家を購入したときに表札だけ掘ったんですよ。
そうなんですね。
そうなんですよ。
掘った後どうするんだろうなって感じですよね。
とりあえず水がしみないように塗ってみたりとかして、
とりあえずつけてますけど。
でもそんな感じでいいと思います。
アジュさんはなんで木を掘るのに興味持たれたんですかね。
絵を描かれるじゃないですか。
芸術と言うか、
アートの中でやっぱり絵を描くのって
ちょっと違うような気が個人的にはしてるんですけど。
違うのかな。
絵は要は何もなくてもできるから、
本当に生まれたときから描いてるみたいな感じですけど、
木に木工的な掘るみたいなのに
一番興味が芽生えたのは、
記憶が残ってるのは、
たぶん絵を描くときに
絵を描くときに
記憶が残ってるのは、
たぶん小学校のときだと思うんですけど。
結構幼いときなんですね。
教科書に出てきたのかな。
仏像か何かを掘る人がいて、
すごいな、そんなの掘れるなんて、
みたいなのを言ってたら、
違うんだよ、中に仏像がいて、
それを出してあげるだけなんだよ。
よく聞きますね、そういう話は。
それが、わーすげー、私もそれ出したい、
木の中から出したいみたいな。
そっからですね、きっと。
本当にすごい小さなときから
本当に仏像を掘りたいみたいなのがある。
そうなんですね。
24:02
それだけなんですけど。
面白いですね、そこから掘りたいって思うのがすごいなと思って。
そうなのかな。
実際に行動に移してないからね。
気持ち的にそうなるのがすごいなと思って。
僕はそんなことならなかったんで、
実際に手を動かしてみて、父親の手伝いをするようになってから、
ようやく木に自分は関心があるんだって気づいたというか。
なので、
全く何もやってない状態では、
正直あんまり木に興味がなかったので。
大学入るまでは、
自分が木のことが好きだなって全然気づいてなかったので。
そうなんですか。
そういえば、全然違うことをされてた?
そうですね。
木のことをやる前は、
普通に食品メーカーでサラリーマンとして働いてましたね。
全然違うじゃないですか。
へー。
思いもしなかった?
本当にそうです。
大学入った時に、
自分はログハウスに住んでたんですけど、
急に鉄筋コンクリートのマンションに一人暮らしするようになって、
そこでやっぱり、
自分の周りに木がないって、
こんな感じに虚無感というか、
冷たい感じになるんだなっていうのが、
冷たいんですよね、あらゆるものが。
なので、
そこで初めて知って、
一人暮らしの時に木のアロマとかを嗅いだすようになって、
木に触れたいから、香りとかを感じたいから。
でも、そうは言っても、
木工の仕事とかで、
飯は食っていけないだろうなと思ったので、
普通にサラリーマンになって、
開発職に就いたんですけど、
1年半くらいでうつになってしまって、
働けなくなってしまったので、
そこで辞めた時に、
ブラブラしてたんですけど、1年半くらい薬を飲みながら、
体調を徐々に戻していくみたいな感じで、
その時に木で作ってるスピーカー職人さんに会ったんですよね。
木のスピーカーを作ってる人が、
同じ住んでる町内にいて、
その人に会った時に、
自分もこういう生き方をしたいなって思って、
もう1回自分の過去を振り返って、
どんなことに興味があって、
どういうのをやってることが好きだったのかなって振り返った時に、
DIYとかして木のものを作ってる時が、
自分の中では減体験としてあったので、
そこで木工の仕事をしようと思って、
学校に入りましたね。
職業訓練校に。
そういうふうに立ち止まって振り返る時があったんですね。
はい、そうですね。
今はこの仕事をやられてて、
27:02
幸せな感じですか?
そうですね。
お金は全然ないですけど、
金の余裕は全くなくなっちゃいましたけど、
気分的にはすごいいいですね。
毎日学祭の準備してるみたいな感じですね。
学祭の準備?
学祭の準備ずっとしてるみたいな感じ。
めっちゃ楽しいじゃないですか。
ただお金はないので、
常にカツカツの、
サラリーマンの時とは違う心配事が増えましたけど、
気持ちは常に前向きには慣れてる感じですね。
対人関係のメンタルでやられるとかは、
個人事業主になってしまったので、
全然そういうこともなくなりましたし、
そういう意味では、今の仕事の方が
メンタル的にはとても調子がいいですね。
すごいですね。
職人さんとのスピーカー職人?
スピーカーを作ってらっしゃる方との出会いとか、
結構大きかったのか?
そうですね、めちゃめちゃでっかかったですね。
メンターみたいな感じなのかな?
感じですかね。
今もその人とはすごい縁があって、
2人ともそこから引っ越したんですけど、
引っ越し先がまたすごい近くで、
今4軒先です。
超仲良し。
別に何の意図もなく、
実は引っ越すんだよみたいな話をしてたら、
たまたま4軒先だったっていう。
運命的だな。
そうなんですよね。
面白いですね。
ずっと話したいんですけど、
そろそろお時間が経ってきちゃってますので、
最後に一つ質問で、
例えばこれからこんなの作ってみたいなとか、
もしくは将来的にこういうのできたらいいなとか、
そういう希望みたいなのってあったりする?
夢みたいな。
夢みたいな。
夢みたいなというと、
もうちょっとちゃんと作業場を整えたいという。
県のギャラリーみたいな感じで、
実際に作ったものを見てもらえて、
お客さんが作ってるところも見てもらえるみたいなところを、
いずれはできたらいいなとは思ってますけど、
まだ夢のまた夢って感じですけどね。
すごい遅くなっちゃったんですけど、
どこに今いらっしゃいますか?
長野県にいますね。
いいですね。
ショップ兼工房みたいなのも長野県の方に。
ところでできたらいいなと思いますね。
いずれは。
いいですね。
行きたいです早く。
30:02
できたらぜひ遊びに来てください。
期待して、これからもご活躍を本当にお祈りしてます。
ありがとうございます。
今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
何回か前から次回のゲストさんのことを誰も聞いてないんですけども、
私はまた戻して聞きたいなと思うんですけども、
次のゲストの方って決まってらっしゃいますか?
職業訓練つながりで、
あいこさんを次のゲストに呼びたいなと思っております。
あいこさんってあのあいこさんですか?
まにまに日記のあいこさん。
職業訓練校つながりなんだ。
今は職業訓練校に通われてるらしくて。
そうなんですね。
楽しみですね。
次回もあいこさんとの対談楽しみにしています。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
バイバイ。
31:14

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