1. RYO-Z & 柴崎竜人の新しいフォルダー
  2. #60『フリーソロ』RYO-Z & 柴..
2020-08-01 43:23

#60『フリーソロ』RYO-Z & 柴崎竜人の #新しいフォルダー

spotify
出演:
RYO-Z from RIP SLYME
柴崎竜人

【宿題映画】ありませんか?

人から「面白いよ!」と勧められて、いつか見ようと思ったまま、まだ見れずに宿題として積まれている映画の数々。
RYO-Z と 柴崎竜人がそれぞれの宿題映画を一緒にこなし、飲み屋でトークするポッドキャストです。

今回の宿題は『フリーソロ』。

あなたも一緒に宿題映画を(ホロ酔いで)楽しみませんか?

出演:
RYO-Z from RIP SLYME
twitter.com/ryoujinarita

柴崎竜人(小説家)
twitter.com/ryuto_shibazaki

スタッフ:
砂流恵介
twitter.com/nagare0313
00:06
新しいフォルダー
新しいフォルダー
いきなり噛んだね
新しいフォルダー
はい、乾杯
よろしくお願いします
はい、というわけでですね
祝ザッキー復活でございます
ありがとうございます
すみませんでした、先週は
いやー、素晴らしい
ザッキー復活は素晴らしいなと思うんですけど
僕個人的には
非常に恐縮な思いがありまして
なんで恐縮?
前回、ザッキーが
ちょっと病欠がありまして
で、ゲストリルミちゃん
来ていただいて
やったんですけど
録画
そして録音
を始めて
30分くらいザッキーがいないことを
言うの
ザッキーは
初めから存在しないんじゃないか
初めからそういうバウンドを
生まれたんじゃないか
もし新しいフォルダーをね
お連絡聞いていただいている方がいらっしゃったら
おい、りょうくん
どうした?ザッキーいないけど
なんか不穏、何かあったのか
なかったのかなっていう
大人の事情話
みたいな気持ちにさせてしまう
ザッキーが完全に失恋しているだけ
っていうね
リルミーちゃん
ゲストを迎えて、俺一人でやるにはならんと
そういうことに対してものすごい
前のめりになって
リルミーちゃんね、こういう子でね
ずっとやった結果
ザッキーが言うこと何も説明しなかった
むしろ気づいたときの
それが知りたいわ
その瞬間の
それはね、なかなかの
冷や汗をかいているはずなので
その辺多分音声だけで座ってくるとこ
それは楽しもう
多分にあると思いますので
それちょっとね、放送の
放送というか
収録の方をチェックしていただいてですね
ただ、ザッキーには本当にすみませんでした
こちらのことは全然
祝福復活ということで
本当にめりたいことで
復調してね、もう
腫れ抜けて
夏風なんか腫れ抜けて
やらないぞって
今週は
フリーソロという
フリークライミングの
ドキュメンタリー映画ですね
そちらの方で
がっつり語り
倒していこうと思うんですので
皆さん最後までお付き合いよろしくお願いします
じゃあここにして
はい
というわけで
新しいフォロワーですけども
りんみぃさんは
俺がいなかろうが
03:00
初めて新しいフォロワーに来てるから
そういうもんだと思って始まってるわけですよね
りんみぃちゃんは若干
聞いてたとは思うんだよね
ザッカーの
柴崎竜属ということでやってますよ
って言ってあるから
しかも多分
始まる前に
話してる
延々と俺が
話さないっていう
りんみぃさんもあれいらねーぞ
どういうことなんだ
話さない体でやるのかなっていう
私がザッキーさんの
役の体でいくのかな
みたいな感じにちょっとなってるし
流井くんどうだった?
撮りながら流井くんもどうだった?
りょうじさんは
ずっと勧められてるから
二人の
元々の関係地が10年以上
あって
すごく仲良くお話されているのを
楽しみながら作る
でも私自体は
めっちゃ盛り上がってるわけですよ
アジョシ自体も
アジョシだしね
イケメンの話で
盛り上がる
私が大好きな映画でもありますし
ゲストを一人で
無事返さなきゃいけない
という
使命感の強さなのか
なぜか完全にザッキーのこと失礼してる
すごく失礼な
いやいやそんなことはない
番組を進行してしまった気がして
ならないということで
今週久しぶりにやったら
それはもうザッキーすいません
言わないと
なんか失礼なことした
超楽しみでした
嘘だろ
なぜここまでザッキーのこと
全く触らずに
30分くらい気づいたんですよね
そのくらいかかってる
そこからどれくらいあったんですか
本編基本1時間くらい回したもんね
結構回したの
結構長かった
感想全部ちゃんとやって
みたいな状態だったけど
本編の半分くらいまで気づいて
話すところ
それはちょっと楽しみ
これ聞いてる方は
毎週聞いてる方は先週聞いてる
そうですね
収録の加減で
我々聞いてないんですけど
楽しみ
お疲れさまでいて
ちゃんとすいませんでした
そして祝ザッキー復活
ということで
しっかりと今回は元気にやっていこうかな
という通常通りの
新しいフォルダですが
フリーソロという
これはたまたま
宿題どうしますと
ザッキー流れ君と
LINEなんかで
どうしましょう
話をしてる時に
お店のバーで
たまたま隣で飲んでる方が
映画の話をしてたの
結構ご覧になる方なんだな
って話してて
例えばどんな映画
06:00
おすすめですかって言ったら
ちょっといろいろ出たんですが
その中で
フリーソロっていう
ドキュメンタリーの映画なんですけど
これが本当に
僕最近めちゃくちゃ面白かったんで
よかったなっていう話で
本当に飲みの席で
擦り合う中での
おすすめだった
初対面の方からの
初対面ではない
よくいらっしゃる常連さんの一人ではあるんだけど
映画の話を
バリバリ
語り合った感じはなかったので
今回ちょっとおすすめられて
そんだけ言うならば
しかも映画の買い付けの
仕事を手伝ってたことがある
そういう会社で働いてたことがあるぐらいの
方なんで
映画のことに関しては相当
明るい方だと思うので
そんな人がおすすめする映画ということで
ちょっとこれはいい意識でもらったんじゃないかなと思いまして
フリーソロ
俺も友達に
今週次の映画
フリーソロだよって話をしたら
彼はむちゃくちゃ映画好きなんですけど
当然のようにチェック済みで
激アツだよみたいな
すごい楽しみ
見てきた
ということで
今回やらせてもらいますけれども
どんな映画でしょうか
フリーソロは
2018年の
アメリカのドキュメンタリー映画
2年前ですね
主人公が
テーマになっているのが
アレックス・オノルドというロッククライマー
彼が
2017年の6月
当時31歳の時に挑戦した
岩壁のロッククライミング
フリーソロというスタイルで
挑戦したんですけれども
この挑戦に密着したドキュメンタリーの
映画です
アレックスが登ったのは
ヨセミテの国立公園にある
エルキャピタン
という岩なんですけど
これが花崗岩の一枚岩
あれ
お二人も見てると思うんですけど
どでっかい岩壁じゃないですか
あれ一枚なんだって
高さが
約1000メートル
1キロある一枚岩
花崗岩の一枚岩としても
世界最大の大きさ
映画の
パケにも映ってるんじゃないかな
足場という足場がないんですよね
この岩
壁に張り付くようにして登っていく
それだけでも十分
超人的なんですけど
このアレックスが挑戦する
フリーソロというスタイルは
命綱なし
本当に
体一つ
単独党犯と言われる
体一つで一人で登っていく
スタイル
1キロの岩を登っていく
スーパーエクストリームなロッククライミング
指が滑っただけで死に直結する
この挑戦を密着して
映画の中で
09:00
アレックスの老いたちとか
恋人との人間関係とか
前の人間関係
精神性を深掘りしながら
フリーソロの挑戦を
追っていくという
正直
僕あんまり
前情報分からずに
フリーソロという
映画が面白かった
そのくらいの情報でみんなに
流れ君にも
ザッキーにも言って
そっか
今回の宿題はフリーソロだから
やらなきゃいけないと思いながら
ほとんど前情報なく
進めてくれた方も
なんかドキュメンタリーだよ
というのをなんとなく
分かってはいたんですけど
とにかく見出して
ドキュメンタリーなんですけど
僕はなんか
ドキュメンタリーの体を取った
そのエンターテインメントなのかな
って途中思うくらい
いやないだろ
そんなことがあり得るわけがない
正直
物を知らない男でも
ありますけど
ロッククライミングの世界がどうか
っていうことがあったとしても
そんなことは
あるわけがないって
途中から思っちゃった
いわゆるドキュメンタリー
風に加工した
ものなのかもしれない
というくらいの意識の離れ方で
見てはいたんですけど
後からちゃんと見ると
わかるわけですが
ゾッとしかしない
怖かったですね
怖いでしょ
ああいう恐怖というか
ああいう
スリルな感じ
スリリングなものって
今まで僕感じたことないです
見てられないよっていう
画面から目を逸らしたい感じって
初めてです
ホラーで
全然怖いから
落ちたら死ぬんだもん
しかも映画撮ってる最中の人たちは
死ぬかもしれないと思って撮ってる
その緊迫感も伝わってくるしね
全員怖いっていう
全員怖くてしょうがない
みたいな
一人の男の凶器なわけじゃないですか
だからゾッとしかしないなっていう
こんなことあり得るわけないって
疑いながら見ちゃうくらい
わかる
嘘だろ
なるほどね
そういうすごくダイナミックな
いかにもリアリティを高めた
ファンタジーなんだろうと思わせるくらい
本当だったら恐ろしすぎる
だってホラ
見終わるまでは
俺もこれそんな深く調べないでみようと思って
だから
これ外国
アカデミーのドキュメンタリー
基本通り撮ってるんですよね
だからそれだけで
すごい映画だって分かってるんだけど
見ながら彼が
本当に成功するのか
12:00
滑落するのか知らない場面もあるから
僕もお前情報なしだったんですよ
どうなっちゃうのって思いながら
何の情報もないからね
これが本当
素晴らしい映画で
彼が
ものすごく
今回の映画の
成功でも分かるように
すっごい
ベリーフェイマースな
スターロッククライマーになったわけで
トップクライマーになったわけでしょ
だからそういうのすら分かってたら
いやそれはもうあいつだもん
アレックスだもんみたいになるけど
知らねえから
これ自己紙によって有名になった映画かもしれない
あり得るから
しかも俺半信半疑のドキュメンタリーみたいな感じで見てるから
信じるかもしれない
あり得る
そんなわけないんだけど
そしたらもう事故だし
ただの映画としては全員知らないから
こんなドキュメンタリー
本当によく制作なさったなと思います
とにかく主人公
主人公から派生する
すべての物語だから
普通の映画にはない緊張感
と面白さっていうか
しかもチャレンジしてることが
上級を意識してるから
共感できないですよね
できない
前言ってくるとクソ面白いんですよ
めちゃくちゃ面白い
ドキュメンタリーだったら最高に面白いけど
全然共感できない
共感できないんだけど
やってることが
なんだろう
人間関係を描くパートももちろんあるけど
実際に登ってるシーンはラストで
どれくらい使ったか忘れた
20分30分使ってやってるのかな
それ以外は練習のシーンが結構あった
練習のシーンでバンバン滑落するでしょ
練習はロープ使って練習するから
別に滑落してもいいんだけど
本番でロープなしで登る時のために
前もって何度も何度も練習してる最中で
足滑らしたり指滑らしたりして
なんなら怪我とかね
すごいするじゃん
しかも彼女と知り合ってから
彼女が出てくる
3人だっけ
彼女出てくるんだけど
彼女も結構インタビューに答えてるし
一緒に映ってるし
結構重要なパートになってるんだけど
意外と歴史浅いんですよね
半年前に出会った彼女みたいな
あれを撮り始めてから出会ってるみたいな
映画の企画の時に彼女いたのかな
ぐらいの立ち上げの時に
だけどすごくしっかり喋る彼女で
綺麗だし可愛いし
彼女どう思ったかも結構人によって
違うんじゃないかなと思ってて
俺は初め
描かれ方としては
彼女と一緒に登ってる時に限って
15:00
怪我するじゃないですか
それでそれによってアレックスもちょっと
キレるじゃないですか
別れようかなと思った
彼女はいなかったな
他の関係者も
恋人ができるとちょっと精神が脆くなるから
あの二人の関係は素晴らしいんだけど
それがこのクライミングにおいて
彼女がいるというのが
よく影響するかとは思えない
結構言うんだけど
実際に彼女も喋ってて
すごい心配してるとか
始めは見て
ちょっとこの人
アレックスと邪魔なんじゃないのとか
思ってみてたんだけど
最後さ
本番になって
マジで身一つで登っていって
岩の裂け目に片腕ガッて突っ込んで
そこだけで体支えて
もう一歩
腕突っ込んでまたそこだけで体支えて
信じられないことやって
というのを見ながら
ほんとやめてほしいとか心配とか
って思ってる彼女の方が正常だな
正常だよ
明らかに
これ心配するわ
あれ異常だもん
マジで
はいすいません
いつものいただきます
ポテトが入りました
何本あっても構わない
ポテトがやってまいりました
すいません
これ
すいません
名前の呼び捨てになりましたけど
別にいいんだろうけど
呼んだところでいいんだろうけど
そうですね
いやー
どうよ
いや
俺これね
実は
また外国人
外国のアカデミーも好きなんだけど
ドキュメンタリー上映部も
ドキュメンタリー上映部も俺結構好きだから
これのね
10年とか12、3年前かな
アカデミー賞取った
確かThe Wireっていうタイトルの
上映ドキュメンタリー
はい
分かりました
ニューヨークのツインタワー
今は無きだけど
911で
倒れちゃった時
ワールドトレードセンター
あの双子タワーの頂上に
糸とか綱を張って
そこで綱渡りするっていう
正気じゃない男の
映画が
ドキュメンタリーであって
それめちゃくちゃ
面白かった
今回みたいに見てらんないのよ
トレードセンターの上に
綱張って
そこで綱渡りする
しかもその映画めちゃくちゃ良くできてて
まだ彼が若い時の
挑戦だったんですけど
結構古い挑戦
動画で記録を残してたから
それを映画化して
当時のことを
あれは違法なんですよね
18:00
ザ・ワイヤー
警察が追ってくる
綱を渡るのも
違法に綱を渡して
どうやって誰にも言わずに綱を向こう側に渡すか
綱渡りしてる最中に
警察官が登ってきて
警察官は綱の上に行けないから
綱渡りする
彼は自由を満喫する
そういう映画を作る
正気の沙汰じゃない
映画化されたよね
ザ・セブ・ゴードン・ルビー
そうそう
ドキュメンタリーじゃなくて
上編ドキュメンタリーの方が
ザ・ワイヤー
それに匹敵する
正気の沙汰じゃ
なさ加減
なんでそんなことやん
これ見て思ったのは
家族関係はちょっと
いびつに
そこはあるだろうな
お母さんの言ってることとかも
やっぱり
ちょっと変だよね
十分と思うのが不十分
とか
いわゆる完璧主義みたいなことを
結局
ずっと教育してきたみたいな
お母さんみたいなところがあったりとか
そこも
不思議で
お母さんのインタビューでは
やめろとは言えない
心配してる
やめてほしい
みたいなことを言うんだけど
その後の
ダレックス本人のインタビューでは
インタビューでは
親父親は
応援してくれましたけど
母親はずっとプレッシャーを
かけられていて
何だっけ
自尊心じゃないな
自分のことを
好きになれないみたいな話を
だからこれがモチベーションになってる
ってのがあると思う
そのお母さんと
本人との話の食い違いとか
写真では4人家族で
お母さんお父さん
ダレックスお姉さんがいるんだけど
お姉さんは出てこない
そこの人間関係が
その後で
脳のMRIを取って
変動体っていう
危機を感じた時に
活発に
反応する脳の一部分があるんだけど
そこは彼が全然
日常生活は機能しない
恐怖に関する体制が強い
というか別の言い方をすれば
そういう
理由もあるんだろうけど
根っこにはその人間関係によって
彼が
どういう位立ちで
こういう風になっていったか
ってのもまあまあ描かれていて
そうなんだけども
すごい
とんでもない変態とか
とんでもないスーパースター
でもあるんだろうけど
手放しで喜べない
っていうのが文字通り
21:00
盗聴した時に
すごいホッとした
だけど
そのなんかこう
嬉しいとかじゃなくてとにかくホッとして
映画見終わった後に
むちゃくちゃ疲れたんですよね
ホッとするし
絶対こいつ次もやるから
ってゾッともあるのよ
ホッとするしゾッとするし
こんな感じで味わったことないんだよね
今まで
彼はこの2017年の盗聴後
翌年2018年に
二人組でまた同じエルキャピターに登って
二人組で登って
世界最短時間
2時間キルとかで
それもフリー?
違うじゃないかな
二人で登ったから
二人で登ったってことは
二人で大変だよ
もう一人の一緒にいた彼じゃないかな
彼はね
すごいクライマーで
全部ずっと山を
彼を登らすために
いろいろ
トレースしてくれてるみたいな
ポジションだよね
伝説のクライマー
彼も
主人公もアレックスも一緒に登るのは
すごい光栄だ
言ってるくらいだから
彼も盗聴した後に
本当にホッとした
しかもアレックスが
登る途中に
テント張って止まってるやついたでしょ
着ぐるみ着て
紫の
ユニコーンみたいな
そこで止まってるのも
幅が
50センチとか1メートルくらいの
ギリギリのところでしょ
登ってる途中なんだろうけど
この映画に出てくる人
本当にみんな
おかしい
エキストラですらおかしい
エキストラしかいない
でも演出で考えたら
考えられないでしょ
着ぐるみ着たやついるぞみたいな
なんかゾクゾクする
というか
なんだこの怖さ
考えられないな
普通じゃあの演出ないっすもんね
脚本でも思いつかないもん
ちょっとここに
着ぐるみ着たキャンパーとか置いてみましょうか
全力で止めますよ
ありえないんだよね
とんでもないなって思います
ドキュメンタリーの途中に
彼女と知り合っていくとかさ
そういうことも含めて
それでなんか
家とか借りちゃおうとするじゃない
借りるんだけど
買ったんじゃないの?
買ったかな?
だって結構
成功した仕返しぐらいの
儲けがあるもん
ドキュメンタリーの最中に
24:00
いくら稼ぐんですかって学生から聞かれて
結構成功した仕返しぐらい
結構成功した仕返しぐらい
相当だよ
でもやりたくない
やりたくねえよ
だって実は結構冒頭の方だったけど
その
自分はこんなに命がけのことだから
死ぬまでやるつもりはない
死ぬまでやるつもりはない
と言いながらやってるから
気づいてないだけかもしれない
みたいなこと言わない?
もう一回言って
俺はこれを死ぬまでやるつもりはないんだ
ってこういうふうに語ってんだけど
死ぬまでやるつもりはないと言いながら
また向かっていくから
山にね
それで結局
気づいてないだけかもしれない
それが一番怖いみたいな話をして
本当だよ
しかもそれ
繋がってないんだけど
その後あと
フリーソロをやってる
アスリートぐらいは
だいたいみんな死んでる
生き延びたやつがいない
もしかして
脳も調べたけど
ちょっとした異常によって
そういう
行動に出てしまう
エクストリーム系のスポーツの選手に
多いっていうのは
危険な
すごい危険な
挑戦をする人に
多いっていうのは
ずいぶん前から
簡単に言うと
線が一本足りない
聞いたことはあるけど
ひじゃねーぐらい突きつけられた
すげーこいつ
超怖い
本当ですよ
しかも多分
変動体って
ちょっとずつ変わってくるんですよね
制御できるんですよ
訓練できるんですよ
そのサイトが迷走であって
もともとその変動体が
あんま活性化しないように
できる人だったとしても
それをさらに
フリーソロとかやっていって
どんどん
一瞬集中途切れたら
死んじゃうから
一回だけ途中でやめたじゃない
あったね
一回挑戦して途中まで
結構序盤で今日はやめる
ってやめちゃったけど
ちょっとの心のブレとかで
すぐ死にますみたいな
超極限の状態
それをずっと体験すると
変動体もそこに
アジャストしていく
どんどん麻痺していって
恐怖を制御できるようになっていって
なるんだと思う
だからアンナよりキャピタみたいなところに登るんだと思うけど
マインドフルエンスの先にはあれがあるの?
27:00
登らない登らない
俺がいくら迷走してもあれはやらない
やらない
本当?
最近それはそれで興味あるんだけど
あれは
残らないから大丈夫
とにかく
見たらものすごく興奮する
とんでもない
ドキュメンタリー
面白いっていうのは間違いない
どうなんだろう
これ好き嫌いって言うと
どうですか?
面白い面白い
別軸で好き嫌いって言うと
二度見れるかなっていう
映画の一本ではあるかもね
ただ
半信半疑みたいな感じで見てるから
これフィクションなんじゃないの?
フィクションなんじゃないかな
だっておかしいもんね
ずっとお互いだから見てたから
そう考えるともう一回見る余地もあるのかな
まだアマゾンプライム
仮に48
まだね
初めて見始めただけだから
まだ一回ぐらい見れるチャンスある
ぐらいの感じはあるけど
ものすごく面白いけど怖い映画
俺は大好物なんですよ
大好き
ギリギリの人たちの
ドキュメンタリー
やっぱなんか
それが
なんだろう
憧れるとはちょっと違うんですけど
こういう人たちが
何考えてるか知りたい
っていうのがワーッと湧いてきちゃって
さっき言ったザ・ワイヤーもそうなんだけど
だからアカデミーの
ドキュメンタリー部門がすごい好きで
他にも色々良作あるんですけど
これもなんか
唸る一本というか
ドキュメンタリー好きには本当に
意味がないし
あとね中途半端のホラーを見て
ちょっと夏だからホラー見ようぜ
なんて言うぐらいだったら
絶対これ見た方がいい
もうむちゃくちゃひんやりできるから
ハラハラなんていう表現じゃ
止まんない
ぜひね新しい表現方法を見つけたい
ハラハラに変わる
あんな気持ちになるって
あんまないから
最上級の
とんでもない感じ
これはもう一回見れるんですけど
見たいなと思うんですけど
この人の
次のドキュメンタリーがあったら
見れない
そっちは見れない
なんでなんで
もうわかったもんね
もう助かるの知ってるから
すげえでっかい山の方に
おられるんだったらもう無理です
でもそれはさ
現在進行形じゃん
あの人もやるじゃん
もう一回やるじゃん
やってるもんね
もう一回やってんだから
30:00
あの山の方登ってんだ
次二人で登らねえって登ってるわけじゃん
怖え
ほんとその
どういう登り方をしてるか
伝えられないのがもどかしい
一応
見てるという人の前で
ログまでして
やってるもんだからそれはそうなんだが
ちょっとね
スパイダーマンでも危ういんじゃねえの
っていうような
スパイダーマン片腕突っ込んで登らないでしょ
登らない
あるから糸が
蜘蛛の糸があるし
自分の手足がちゃんと
スパイダーマンは命綱があるから
命かけじゃないの
本当の命かけだから
どんなヒーローよりすごい
あのさ
両足で
足場に掴んで
両手掴んでるじゃない
片手で腰の粉つけると
やめてって思う
なんか
練習のときに何度も
落ちてる
ところの片足をバンって
あれのときにさ
見てて
空手キックが出たみたいな
そんなパワーじゃねえから
なにを言う
声で
超怖い
普通に考えたら
かなりの序盤で1キロでしょ
1キロ登ってて
かなり序盤の30メートルぐらいの地点
まだ低いって思っちゃうけど
そこから失敗したら死ぬわけじゃない
だからもう嘘なんだな
って思っちゃう
こんなことやりやすいねって思っちゃった
俺は
本当の格闘技
だからって
口ずっぱく言われてたりしたら
えーって思いながら
いやーなになになにこんなこと
って恥がきんないくらい
恐ろしかった
いやー
本当ですよ
俺なんか騙されてるなーって思って
こんなことやるわけねえじゃん
って思っちゃう
これクラスのね
これこそこれぞ超人
超人
ちょっと
イカれた
でそれ超人だし
マーチライン行きますか
行きますかマーチライン
僕はもう決まってますよ
じゃありょうさんから
僕はもう
途中彼女と
話しながらのところかな
えっとね
人生をより長く
生きなきゃいけない義務があるなら
やめといたほうがいい
今回の挑戦はやめといたほうがいいけど
俺にその義務はない
って言ってる
こいつ何言ってんだろ
そこ俺も残った
すごいところでもある
彼を表す
そのものっていう感じなんだけど
俺にその義務はない
33:02
なんだっけその前の彼女の前振りが
なんか
私がなんか知恵を凝らしたら
あなたは引き止めることができるのかしら
そこそこ
その返事
そんなに遠回りに止めてんだよ
彼女も
私が知恵を凝らしたら
あなたはその
今の決意がいろいろことがあるかしら
みたいなことだよね
言ったときの彼のセリフだよね
長く生きなきゃいけない義務があるとするならば
できないんだけど
俺にその義務はない
俺にその義務はない
猛烈にかっこいいような
こいつ何言ってんだろ
っていうよく分からない
気持ちになっちゃうよね
なんのためにがあるんですよね
そうそう
なんのためにが
クライマーしか理解できない
なんのためにがあって
岩壁を
フリーソロで登ろうと思わない人には
分かんない
分かんないよ
それ理解したらやるから
自分も
それはやりたいと思うんだったら
やっちゃうわけでしょ
昔から有名な
そこに山があるから的な
あのマインドで
登らざるを得ない
分かんないから
確かにね
生活のことなんかも考えずに
どこにも就職せずに
いきなり音楽の道を選ぶ
なんていうのも無謀の一個ではある
とは思うけど
もっと直結した
すぐそこだよ
みたいな
そんな感じであるかな
っていう
だから
欲でもないけど人生をかけて
みたいな比喩っていうか
それって比喩じゃなくて
本当に人生をかけて物事一生懸命
やってる人っているけど
彼の場合人生をかけてるんじゃなくて
命かけてるから
死ぬんだもん
ペチャって
落ちたら
途中で怖いの
割って滑落してさ
パラシュートで
あれ怖かった
止めてよとか
あれ怖かった
マジで
死んじゃったんだよね
最終的には死ぬ
だから
ずっとそれ映してんだよ
パンチレート続けていきたいと思います
ザッキー
じゃあ永井くん
気持ち的には
下から撮ってたカメラマン
いたじゃないですか
途中から
36:00
ほぼ最後に出てくる人ですけど
本当はあの人しか
共感できる人がいなくて
目逸らしたもんね
あの人だけ
よく見てられるなと
二度とこんな仕事しない
僕は二度とやるもんか
が外れたパンチライン
共感できるのは本当そういう人しかいない
確かに
二度とやるもんかだよね
あれさ
不思議
それが普通に唯一共感できる
意味が分からないんですけど
パンチラインだなと思ったのは
アレックスが言ってた
誰でも幸福に安住できる
幸福な世界には
何も起きない
そこにいても何も達成できない
幸福じゃんって話なんですけど
その前には幸福だ
自分でも言ってんじゃんと思うんですけど
その後にちょっとしたら
戦士になるんだって
大義など必要ない
それが戦士の心髄だって話をしてて
フィンランドサガ
フィンランドサガ大好き
バルハラ着たいのかな
戦士を戦って死んだら
バルハラに行くのあれなんだろうな
ぐらいの理解的なさで
見てて
でもパンチラインなんだろうな
バルハラ思想
確かにそういう
戦士とかいらっしゃるもんね
俺もね
流れ君と一緒で
今流れ君が言ったやつ
これ前振り
どういう前振りだったっけ
彼女との会話からのモノログになってくるんだけど
アレックスが
彼女は3人は
人生に幸福を求めてるんだ
でも僕は挑戦のために生きてるんだ
誰でも幸福には安住できるけど
幸せな世界には
何も起きないだろう
そこにいても何も達成できないんだ
ここが彼を
突き動かしてる
もしくは踏み
止まれないぐらい背中が押されてるような
モチベーションなんだろうな
ここはすごい
価値観だな
だから幸せにならなくてもいいんだ
俺は挑戦してれば
それが彼にとって幸せ
なのかもしれないけど
クライマーってこういう挨拶するんだ
1回目の挑戦
彼がエルキャプターを登り始めた時に
下でカメラマンに
地面で会おう
一緒に行って挨拶してたんだけど
これはクライマーの形が
登りきった後で
安全な場所で
39:00
もう一回安全な場所に達成するから
みたいな意味を込めて挨拶してるんだろうな
これはすごく
クライマーの世界に
触れたなっていう感じ
世界は広いね
ああいう人たちがいらっしゃるんですね
アメリカ人だよね
アレックスもね
アメリカ人なのに
あんなにハイタッチぎこちないかな
何回もハイタッチするんだけど
お互いが
躊躇し合いながら
コロナ禍でもないはずなのに
躊躇しながら
もっとスムーズにやるじゃない
アメリカの方たち
俺たちがスムーズにできないのは分かんないけど
あんなにぎこちないかなっていうぐらい
最後なんか彼女に
電話でアイラブユーって言ってたよね
言えない言えない言えないって
言ってたのに
そういうとこかな
なんかもう
極変状態じゃないの彼は
ああそうね
人間性が表現しないっていうさ
そういうとこなのかな
きっとその瞬間
なんて一瞬だよね
登りきって
そうだな
しかも彼は
むちゃくちゃ優秀な高校大学行ってるんですよ
確か
頭もいい
そもそもクライミングとか
ボルダリングって
むちゃくちゃ頭使うっていうじゃないですか
全身で動く
どういうルートをたどるとか
すごい頭使うスポーツらしくて
でもなんかフリーソロとかって
スポーツって呼べんのかって話ですよね
だって失敗したら死ぬんですよ
だからその
ツダのあたりも一緒だけどさ
意味ある?
そこは理解できない
理解ができちゃったらやりたいって思っちゃうから
そうなんだよ
できない理解は
それこそ死ぬかもしれないけど
やるって思えるような
何かに
持ってるっていうのはすごいですよね
意味あるなんて
ものはないんだけどさ
音楽やることって意味ないし
小説書くことにも意味ないだろうし
そんなことにも意味ないけど
なんかすごいなぁ
小説書いても書き損したら死ぬ
みたいなプレッシャーないですか?
ないでしょ
締め切れの時々とか
それは俺にもあるけどさ
それだけでしょ
死ぬってないじゃん
すげぇなぁ
極限状態だ
夏場にはいいじゃないですか
ゾッとしっぱなしの
ホッとするしゾッとするし
42:00
本当にとんでもない一本だと思いますので
もしご覧になってない方は
ぜひご覧になっていただいて
来週
新しいフォルダ
宿題がございまして
すいません
2週続けて申し訳ないですけど
玉坂
バーでご出演する
その方にこのフリーソロも
ご紹介いただいたんですが
もう一本
ボン・カーウェイ監督の
恋する惑星という映画
夏井
僕も
この新しいフォルダで
触ってないのかというのも
1個あるんで
ぜひ触ってみたい
この後岩井春二流れとかになるんじゃないかな
ちょっと思って
自然な流れとして
あり得るんじゃないかな
思いながらも
監督作品の中でも
だいぶピックアップすべき
一本ではないかと思いまして
袖すり合う
バーでの
紹介されましたが
来週は
恋する惑星
お届けしたいと思いますので
皆さんぜひチェックしていただいて
こちらの
放送もチェックしていただきたいと思います
本日はありがとうございました
ありがとうございました
43:23

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